JPS6338292A - プリント配線基板の半田付け保護膜形成方法 - Google Patents

プリント配線基板の半田付け保護膜形成方法

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JPS6338292A
JPS6338292A JP18304786A JP18304786A JPS6338292A JP S6338292 A JPS6338292 A JP S6338292A JP 18304786 A JP18304786 A JP 18304786A JP 18304786 A JP18304786 A JP 18304786A JP S6338292 A JPS6338292 A JP S6338292A
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JP
Japan
Prior art keywords
protective film
soldering
printed wiring
wiring board
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP18304786A
Other languages
English (en)
Inventor
住谷 亭三
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PIKUSESU INTERNATL KK
Original Assignee
PIKUSESU INTERNATL KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プリント配線基板の半田付は工程の省力化を
図ることのできるプリント配線基板の半田付は保護膜形
成方法に関するものである。
(従来技術) プリント配線基板に搭載部品を半田付けして実装済みの
プリント配線基板を製造する際に、コネクターとか表面
実装部分については半田付けからこれを保護する必要が
ある。
この表面保護手段としては、通常マスキングテープが用
いられる。マスキングテープは紙に耐熱性を有する樹脂
を含浸させ、その裏面にバインダーを塗布したもので、
これを半田付けしたくない部分に貼り、゛F田付は作業
の終了後人手によって剥すようにしている。
従って、この種のf法による場合、プリント配線J、L
板の所定の位置にマスキングテープをいちいち人手を介
して貼らなければならないために、而倒であるばかりで
なくコスト高となり、半[l付は工程の完全な自動化を
行い得ない問題点を有すまた、マスキングテープを貼る
場合に、注意しないとその接着面と配線基板表面との間
に空気が入ってしまい、マスキングの効果を充分に発揮
できないことがある。
更に、マスキングテープに使用されるバインダーは半田
付は後に硬化し、マスキングテープを剥した際にも配線
基板側に若ト残ってしまって接触不良の原因となる。こ
れを解消するためにはマスキングテープを剥した後にト
リクレン等の溶剤によって配線基板表面等を充分に洗浄
する必要があるが、これが半田付は工程に更にL間をか
けさせる結果となり、また配線基板表面を傷つけるおそ
れがある。
(目的) 本発明はこのような点に鑑み、゛r−田付けしたくない
部分に保護膜を確実に形成することができ、また、半田
付は作業の自動化の支障とならず、しかもコストの低減
化を図ることのできるプリント配線基板の半田付は保護
膜形成方法を提供することを目的とするものである。
(構成) 本発明は上述した目的を達成するために、プリント配線
基板の電子部品等の半田付は工程において、水溶性と半
田付けに要する温度以上の耐熱性とを備えた樹脂を主成
分とするインキをプリント配線基板表面の半田付けした
くない部分に塗布して保護膜を形成する点に特徴を有す
るものである。
(実施例) 以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
本発明では、半田付は工程における保護膜はインキを塗
布することによって形成される。即ちエツチング法ある
いはめっき法によって製造されたプリント配線基板に電
子部品や電子デバイス等を搭載する前に、配線基板表面
の半田付けしたくない部分、例えば、コネクタ一部ある
いは表面実装部に特殊樹脂から成るインキによって保護
膜を塗布する。このインキは、水溶性及び耐熱性を備え
た樹脂を主成分とし、本実施例ではl’、V、A、L。
(Poly vinyl alcohol  通称p、
v、八、以へmにP。
V、A、という)の粉末を水100に対して60乃至7
0重量%溶融させて成る。
P、V、八、の固形分の溶解試験データを次に示す。
[試験方法] 粉末状(7)P、V、A、60 gを70’C(7)水
100g中に拡散させ、これをガラス板に塗布した後、
50°Cの雰囲気下で充分乾燥させ、固形分を摘出させ
る。
固形した樹脂を1CI112切出し、各温度に設定され
た水中に入れて、目視にて充分に分散するまでの平均時
間を測定した。
[試験結果] 206C10分: 溶解せず 30”C5分: 40@C2分: 50’C1分: 606C40秒ニ ア0’C25秒: 80°C瞬時に溶解 尚、上記結果は各温度において20枚のサンプル数を用
いた平均値である。この結果によれば、30°C以上の
温度の水によって固化されたインキが容易に溶解される
ことが解る。
P、V、八、と水との混合比率は別設制限されるもので
はないが、インキとして粘性を考慮した場合、上記した
比率が適当である。
このインキを保護膜として塗布する手段は、へヶ塗り、
スタンプ等であっても良いが、実装済みプリント配線基
板を大量生産する場合には所定のパターンにシルクスク
リーン印刷する方法が採られる。尚、スタンプ印刷する
場合にはインキの濃度を薄くして用いても良く、例えば
水100に対して、P 、V 、A、を40乃至60重
量%の範囲内で充分である。
保護膜用インキを塗布した後は、これを乾燥させる。
乾燥1段は、勿論自然乾燥に依っても良いが、次の1段
を採ると111一時間で乾燥を行うことができ、省力化
を図ることができる。
インキを塗布して保護1112を形成した直後に、この
保護膜にエチルアルコールと若トの水を混ぜた液体を霧
状にして散布し、その後高温の空気を吹き付ける。エチ
ルアルコールが揮発するときにインキ中の水分の蒸発を
助けるため、乾燥時間が短縮される。エチルアルコール
を散布することなく高温の空気を吹きつけた場合には、
保護膜中の水分が沸騰して保護膜自体が破損する場合が
ある。
尚、高温の空気を吹きつける前にエチルアルコールのみ
を散布するようにしても良い。
次いで、従来通り、プリント配線基板のラウンドに電子
部品や電子−デバイスなどのリード線または端子類を所
望の方法によりrITI (=Iけ接続する。
上記したインキによる保護被膜の耐熱試験結果を示すと
次の通りである。
[試験方法] 粉末状ノP、V、A、60gを70’C(7)水100
g中に拡散させ、これをメツキコネクタ部に塗布して3
0〜100ミクロン程度の被膜を形成シ、50°Cの雰
囲気下で10分間乾燥させる。この被膜に半ITIごて
にて溶かした半田(280” C1簡易半田槽240°
C)を付着させてその状況を見た。
[試験結果] ザンブル数40について、その全てが被膜性能を損なう
ことがなかった。
半田付は作業の終了後、保護膜を次の要領で剥離する。
上記したように保護膜を形成しているインキは乾燥して
固形状になっていても、水溶性を備えているから水中に
浸漬すれば容易に溶解剥離される。この剥離作業を更に
効率良く行うためには、乾燥した保護膜にエチルアルコ
ールを霧状にして散ノ[1し、しばらくの時間(約1程
度度)をおいて70°C前後の水中で超音波振動のよう
な機械的振動を与えながら行うと良い。エチルアルコー
ルの親水性によって水中での剥離作用が一層短時間で行
われ、しかもある程度の面積ごとに容易に剥れることと
なる。
また、この他、保護膜を剥離するにあたっては、上記し
た程度の温度の水を保護膜に対して一定水圧で噴射して
溶解しつつ配線基板表面から剥ぎとるようにしても良い
最後に、保護膜が剥離された実装済みのプリント配線基
板を剥m梢から出してエチルアルコールを散布し、高温
空気を吹付けて強制乾燥させる。
尚、保護膜形成用のインキに着色料を添加して着色すれ
ば、保護膜の部分が視認でき、作業が一層容易となる。
また、本発明に用いられるインキは半田付けに要する温
度以上の温度に耐えることができ、かつ水溶性を備えた
樹脂であれば、その他の樹脂を用いることができる。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、プリント配線基板に
電子部品を半田付けする際に、耐熱性を備えた樹脂を成
分とするインキを用いてこれを半田付けしたくない部分
に塗布して保護膜を形成するようにしているので、テー
プ状のものを用いてマスキングをするのとは異なり、保
護膜を確実に形成することができるばかりでなく、その
形成も印刷手段等によって自動化でき、保護膜の形成を
短時間でしかも低コストで行うことができるものである
また、上記したインキは水溶性であるから、半田付は終
r後には水槽中で容易に溶融剥離させることができるも
のである。
特許出願人  ピクセス・インターナショナル株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、プリント配線基板の電子部品等の半田付け工程
    において、水溶性と半田付けに要する温度以上の耐熱性
    とを備えた樹脂を主成分とするインキをプリント配線基
    板表面の半田付けしたくない部分に塗布して保護膜を形
    成することを特徴とするプリント配線基板の半田付け保
    護膜形成方法。
  2. (2)、上記インキは、P、V、A、L、(Poly 
    vinylalcohol)の粉末を水100に対して
    40乃至70重量%溶融させて成ることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のプリント配線基板の半田付け
    保護膜形成方法。
  3. (3)、上記保護膜は、上記インキをシルクスクリーン
    印刷によって印刷塗布することによって形成されるもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の実
    装済みプリント配線基板の製造方法。
JP18304786A 1986-08-04 1986-08-04 プリント配線基板の半田付け保護膜形成方法 Pending JPS6338292A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02169668A (ja) * 1988-12-22 1990-06-29 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンオイルコンパウンドの製造方法
JP2008007106A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Catem Gmbh & Co Kg 電気加熱装置

Cited By (3)

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JPH075838B2 (ja) * 1988-12-22 1995-01-25 信越化学工業株式会社 シリコーンオイルコンパウンドの製造方法
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