JPS6338185Y2 - - Google Patents

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JPS6338185Y2
JPS6338185Y2 JP1984042521U JP4252184U JPS6338185Y2 JP S6338185 Y2 JPS6338185 Y2 JP S6338185Y2 JP 1984042521 U JP1984042521 U JP 1984042521U JP 4252184 U JP4252184 U JP 4252184U JP S6338185 Y2 JPS6338185 Y2 JP S6338185Y2
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JP
Japan
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shaft
discharge
hopper
fixed
blade
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JP1984042521U
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JPS60154324U (ja
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば汚水処理施設において、汚泥
を脱水処理した際に排出される汚泥ケーキのよう
な水分を含有している湿潤粉体の連続定量排出装
置に関するものである。
このような施設中のケーキの連続処理設備にお
いて、前工程に用いている脱水機が回分式の場
合、この脱水機とその後の連続処理装置の間に処
理量を調整するための連続定量排出装置が必要で
ある。
このような装置は、脱水機から間欠的に投入さ
れるケーキを一たん貯蔵するホツパ内に、ケーキ
を連続的に定量排出するための排出羽根を備えた
もので、従来から種々の装置が提案されている。
すなわち、実公昭55−46684号公報や実公昭56
−10747号公報記載の装置はホツパ内に設けた1
本の回転軸に排出羽根とかき取羽根を取付け、排
出羽根により定量排出を行ない、かき取羽根によ
つてホツパの内周に附着した湿潤粉体をかき取る
ようにしたものである。
このような従来装置の場合、前記回転軸の回転
数は排出羽根による排出量により決定される。
このことは掻取羽根は、前記排出羽根の回転数
よりも低速であつても充分な掻取効果を有するに
も係わらず、同一回転することとなる。
このことにより、前記掻取羽根は、粉体の掻取
抵抗および、掻取羽根が粉体中を回転する際の粉
体抵抗のため、大なる回転駆動力を要するという
問題がある。
この考案は、掻取羽根の回転駆動力を大巾に低
減するとともに、ホツパ下部機構の点検や手入れ
を行ない易くした湿潤粉体の連続定量排出装置を
得ることを目的とする。
前記目的を達成するために講じたこの考案の技
術的手段は、下端に排出筒を着脱自在に取付けた
ホツパ内に中空の回転外軸と、この回転外軸内で
回転する内軸とを設け、この内軸は、前記ホツパ
内に位置する長軸と、その下端に着脱自在に固定
されて前記排出筒内に位置する短軸とからなり、
この短軸に排出羽根を固定し、前記外軸にはかき
取羽根を設けるとともに、前記外軸の駆動手段と
内軸の駆動手段ともそれぞれ独立して設けたもの
である。
このような技術的手段の作用は、外軸の駆動手
段による排出羽根の回転数と内軸の駆動手段によ
る掻取羽根の回転数に差をつける。
すなわち、前記排出羽根の所要回転数に対して
掻取羽根の回転数を低速にする。これによつて、
掻取羽根の回転に伴なうホツパの内壁に付着する
粉体の掻取抵抗および粉体中を回転する際の粉体
抵抗は大巾に低下する。
この結果、掻取羽根の回転駆動力は大巾に低減
され、ランニングコストが著るしく少なくてもす
む。
この考案の特有の効果は、排出羽根と掻取羽根
をそれぞれ別々の駆動手段により回転させるの
で、掻取羽根の回転数と無関係に排出羽根の回転
数を該排出羽根の駆動手段を調節することによつ
て任意に設定でき、よつて粉体の排出量を簡単容
易に変更することができるとともに、ホツパの下
端の排出筒と内軸の下部の短軸を外してホツパの
下部機構の点検手入れを容易に行なえる点であ
る。
つぎにこの考案の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
第1図において、1はホツパで、その下端にネ
ジ止めなどの手段により排出筒2を着脱自在に固
定するがこの排出筒2は下端が小径となる浅いテ
ーパ状で、かつ、下端にリング状のオリフイス7
を着脱自在に固定する。
ホツパ1の上端開口は湿潤粉体の投入口3′を
有する蓋3により閉鎖され、その中央上部に軸受
箱4を設ける。
5は中空の回転外軸で、その上端は軸受箱4を
貫通して、上下の軸受6により回動自在に支承さ
れている。
8は内軸で、前記外軸5内に遊嵌し、上下の軸
受9により同心に支持されている。
前記外軸5の外側上部寄りには投入された湿潤
粉体の表面をならすためのかき棒10を固定し、
中間部と下部には複数(図では3本)のアーム1
1を固定し、この各アーム11の外端にホツパ1
の内面に附着した湿潤粉体をかき取るかき取羽根
12を固定するが、この羽根12は第3図のよう
にホツパ1の内周面に対する接線と角θの角度を
もたせ、かつ、羽根12の先端と本体1の内周面
間に隙間をもたせる。
また、各アーム11はバランスを取るため、第
2図のように等分間隔で放射状の配置する。これ
らのアーム11はホツパ1の下半部のテーパに合
せるために長さが異なるので、アーム11の長さ
とかき取羽根12の大きさを反比例させて重量
と、湿潤粉体内における抵抗のバランスをとるよ
うにしてある。
内軸8は長軸14と短軸15により構成し、短
軸15の上端の雄ネジ16の長軸14の下端のネ
ジ孔にねじ込んで着脱自在に結合する。
18は複数(図では3枚)のパドル型の排出羽
根で短軸15に固定する。この各羽根18は軸1
9の外端に固定したもので、この軸19を第4
図、第5図のように短軸15を横断する横孔に遊
嵌し、軸19端の雄ネジにねじ込んだナツト20
で締付けて固定する。このさい、第4図のように
角度αを付けるが、短軸15の外側に羽根18の
上部を支えるストツパピン21を固定すると取付
角度が狂うおそれがなくなる。ただし、羽根のピ
ツチを可変とする場合はピン21も着脱式とする
必要がある。
すなわち、例えばピン21に雄ネジを設け、こ
の雄ネジをねじ込む多数のネジ孔を短軸15に位
置を違えて設けておき、ストツパピン21の取付
け位置を変えることにより、羽根18のピツチを
変更して固定し得るようにする。
第1図のAは外軸5の駆動手段で、適宜のフレ
ームに固定したモータ23と外軸5の上端とを連
動させる減速伝動機構24で構成されている。ま
た、内軸8の駆動手段Bは適宜のフレームに固定
した可変速モータ25と減速伝動機構26により
構成されている。これらの減速伝動機構24,2
6は図示例ではチエンとスプロケツトで構成され
ているが、ギヤその他の各種の伝動機構を利用で
きる。
上記の構成において、脱水機で脱水された汚泥
ケーキなどの湿潤粉体は投入口3′からホツパ1
内に投入される。
また、駆動手段A,Bにより外軸5は矢印方向
に例えば約2r.p.mで回転し、内軸8は同方向に例
えば約8r.p.mで回転し、排出羽根18により下端
のオリフイス7を経て定量の排出を行なう。こう
してボツパ1内の湿潤粉体を連続的に定量排出し
つつ、ホツパ1内に湿潤粉体が残存している間に
つぎの湿潤粉体の投入を行なうようにすれば、排
出筒2からは連続排出が行なわれる。
この考案は上記の構成であるから、回転外軸の
駆動手段には定回転の比較的安価なモータと簡単
な一定比率の減速機構を用いて一定の速度でかき
取羽根を低速回転させ、内軸の駆動手段としては
可変速モータと一定減速比の減速機の組合せ、ま
たは定回転のモータと速変比が変えられる減速機
の組合せを用いることにより、かき取羽根は回転
半径は大であるが回転速度を低くして消費動力を
最低とし、排出羽根はかき取羽根より回転速度は
速いが小径であるから消費動力を少なくできるの
でランニングコストを著しく低下させることがで
きる。
また、湿潤粉体の排出量を変更する場合は内軸
の回転速度を変更することにより簡単に変更で
き、この場合、外軸の回転は変らないから外軸の
回転過多による動力の損失はない。また、ホツパ
の下端の排出筒は着脱自在とし、内軸は着脱自在
の長軸と短軸で構成し、短軸には上記排出筒内で
回転する排出羽根を設けてあるので、ホツパの上
部機構はそのままで、排出筒や短軸を外して下部
機構の点検手入れが行えるのできわめて便利であ
る。
さらに、実施例に示すように排出羽根をパドル
型とし、その取付角を調整できるようにすれば、
湿潤粉体の性状に伴なう排出量の変更を簡単に実
施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置の一実施例を示す縦断正
面図、第2図は同上の横断平面図、第3図はかき
取羽根部分の拡大平面図、第4図は排出羽根取付
部の拡大正面図、第5図は同上の拡大横断平面図
である。 1……ホツパ、2……排出筒、5……回転外
軸、8……内軸、12……かき取羽根、14……
長軸、15……短軸、18……排出羽根、19…
…軸、20……ナツト、A,B……駆動手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下端に排出筒を着脱自在に取付けたホツパ内
    に中空の回転外軸と、この回転外軸内で回転す
    る内軸とを設け、この内軸は、前記ホツパ内に
    位置する長軸と、その下端に着脱自在に固定さ
    れて前記排出筒内に位置する短軸とからなり、
    この短軸に排出羽根を固定し、前記外軸にはか
    き取羽根を設けるとともに前記外軸の駆動手段
    と内軸の駆動手段とをそれぞれ独立して設けた
    ことを特徴とする湿潤粉体の連続定量排出装
    置。 (2) 短軸の下端に取付ける排出羽根は、複数個の
    パドル型のものからなり、その軸を短軸を横断
    する横孔に回動自在に挿入してナツトにより固
    定することにより取付角度を調整できる構成と
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の湿潤
    粉体の連続定量排出装置。
JP4252184U 1984-03-24 1984-03-24 湿潤粉体の連続定量排出装置 Granted JPS60154324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4252184U JPS60154324U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 湿潤粉体の連続定量排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4252184U JPS60154324U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 湿潤粉体の連続定量排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60154324U JPS60154324U (ja) 1985-10-15
JPS6338185Y2 true JPS6338185Y2 (ja) 1988-10-07

Family

ID=30553351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4252184U Granted JPS60154324U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 湿潤粉体の連続定量排出装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132427A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Sekisui Chem Co Ltd 粉体原料計量タンク

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5094663A (ja) * 1973-12-24 1975-07-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5094663A (ja) * 1973-12-24 1975-07-28

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Publication number Publication date
JPS60154324U (ja) 1985-10-15

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