JPS6338101Y2 - - Google Patents

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JPS6338101Y2
JPS6338101Y2 JP1981167562U JP16756281U JPS6338101Y2 JP S6338101 Y2 JPS6338101 Y2 JP S6338101Y2 JP 1981167562 U JP1981167562 U JP 1981167562U JP 16756281 U JP16756281 U JP 16756281U JP S6338101 Y2 JPS6338101 Y2 JP S6338101Y2
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JP
Japan
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seat
cover
locking
seat cover
cushion
Prior art date
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JP1981167562U
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JPS5873161U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は後席乗員が前席シートバツクの一部ま
たは全部を後倒し、足を伸ばして安楽姿勢をとる
場合に、運転者または車外から足が直接見えない
ように、足カバーとしても使用できる足カバー兼
用座席カバーを有する座席に関する。
従来の座席カバーは見栄えの向上もしくはシー
ト生地保護等の目的のみであり、前席シートバツ
クの一部または全部を後倒して後席乗員が足を伸
ばして安楽姿勢をとる場合に、足カバーとなる機
能をもつたものは未だ見当らない。しかし、上記
の如く足を伸ばして安楽姿勢をとる場合には、運
転者に不快感を与えないためにも、また車外から
の見栄えの点からも伸ばした足が直接見えないよ
うな足カバーの必要性は高い。このような場合、
一般的には足カバーなしで我慢するか、さもなく
ば掛毛布的な特別な足カバーを準備する等が考え
られるが、そのためには特別な足カバーを作る必
要があり、かつ、不使用時の格納等についても特
別な配慮が必要となる。
本考案は上記の点に鑑み、シートバツクの一部
または全部が後倒でき、かつシートクツションか
らシートバツクにかけて可撓性に富む材料で作ら
れた座席カバーが取り付けられている座席におい
て、該座席カバーの主体が、シートクツション座
面およびシートバツク前面との間に足載置空間を
形成できるようにしたもので、商品性としての見
栄えおよび使用性に勝れ、しかも構成簡単で安価
な足カバー兼用座席カバーを有する座席の提供を
目的としている。
次に、図面に示す実施例に基づいて本考案の構
成を具体的に説明する。
第1図ないし第4図はシートバツクの一部が後
倒する座席の場合の第1実施例で、第1図は座席
カバーを足カバーとして使用した状態を示す斜視
図であり、第2図はその状態でカバーのみを取出
した斜視図である。図中1は布地等、可撓性に富
む材料で作られた座席カバー、2はシートクツシ
ョン、3はシートバツクで、その中央の一部3a
が後倒可能となつており、後席乗員が足を伸ばし
て安楽姿勢をとる場合は、シートクツション2の
座面とほぼ平行に後倒され、足受部を形成すると
同時に、シートバツク3に足の挿入窓4が形成さ
れるようになつている。
一方、座席カバー1はシートクツション2の座
面前端部とシートバツク3の窓4の上縁との間
に、斜めに張設されたとき、第2図に示されるよ
うに、ほぼ長方形をなす座席カバー1の主体1a
が遊離部分となつて天井部を形成すると共に、下
部のシートクツション2の座面との間に形成され
る足載置空間の両側を遮断する、三角状の袖部1
bが両側に垂設されるように成形されており、主
体1aの上端部両側には係止部5が設けられ、さ
らに下端部両側にはシートバツク3の後傾度に追
従し易くするために、伸縮性に富む連結材、例え
ばゴムバンド6が取付けられ、その先端部に係止
部7が設けられている。
上記係止部5,7は、比較的厚手の布地に多数
の輪奈が設けられたものと、多数の鉤部が設けら
れたものとの係合による係止部であり、輪奈と鉤
部のいずれか一方の係止具が座席カバー1側の係
止部5,7に用いられ、他方の係止具が、係止部
5に対応してシートバツク3の窓4の上縁に設け
られた係止部(図には省略されている)と、係止
部7に対応してシートクツション2の前端面に設
けられた係止部8とに用いられており、これら係
止部の係合により座席カバー1の主体1aは、上
下端を係止された遊離部分とされ、第1図に示さ
れるように、シートクツション2とシートバツク
3との間に張設されてシートクツション2の壁面
上部を隠蔽し、挿入される後席乗員の足カバーを
形成するようにされている。
そして、足カバー不使用時は、シートバツク3
の一部3aが起こされて窓4が閉じられるので、
座席カバー1の主体1aの上端部は係止のまま、
窓4の上縁とシートバツク3の一部3aの上縁と
の間に挾み込み、下端は係止部7をはずしてゴム
バンド6をその付け根から裏側に折込み、また、
両側の三角状の袖部1bは主体1aの側線に沿つ
て裏側に折畳み、かくして、座席カバー1の主体
1aをシートバツク3の前面に沿わせながらシー
トクツション2の座面に展張すれば、第3図に示
されるように、座席カバー1はシートクツション
2およびシートバツク3のカバーとなり、また、
シートクツション2の座面に展張せずに該部分を
折畳んで、シートバツク3の下端とシートクツシ
ョン2の後端部との隙間に挾み込めば、シートク
ツション2のカバー部分は格納され、第4図に示
されるように、座席カバー1はシートバツク3だ
けのカバーとなる。
上記構成において、座席カバー1とシートクツ
ション2およびシートバツク3との適所に、前記
係止部と同じ補助係止部を増設すれば、上記状態
をより確実に保持することができる。
上記第1実施例は極力コンパクト化を図つたも
のであるが、第5図ないし第8図に示す第2実施
例は、座席カバーとしてより豪華さを向上させる
と共に、足カバーとしての隠蔽効果をより向上さ
せることを目的として、シートバツク前面および
シートクツション座面全体をカバーするように大
型化したものの一例であり、座席カバー10の遊
離部分を形成する主体10aの上端部が袋状に形
成され、前記係止部5に代えられた以外は、前記
第1実施例と構造、作用共にほぼ同じである。
すなわち、座席カバー10は、第5図および第
6図に示されるように、その遊離部分を形成する
主体10aがシートバツク3の上部横巾とほぼ等
しい巾の長方形に形成され、その上端部後方にシ
ートバツク3の頂部とほぼ同形の袋状部10cが
設けられ、該袋状部10cの口縁から主体10a
の両側に、三角状の袖部10bが垂設されるよう
に成形されており、下端部には前記第1実施例と
同様にゴムバンド6が取付けられ、その先端部
に、シートクツション2の前端面に設けられた係
止部8と係合する係止部7が設けられている。
従つて、座席カバー10を足カバーとして使用
する場合は、座席カバー10の袋状部10cを、
第5図に示すようにシートバツク3の頂部に嵌合
すれば、カバー10の上部はシートバツク3の頂
部に係止されるから、下端の係止部7をシートク
ツション2の係止部8に係止張設すれば、座席カ
バー10は第1実施例の場合と同様に後席乗員の
足カバーを形成する。
そして、足カバー不使用時は座席カバー10の
下端の係止部7をはずし、第1実施例の場合と同
様に操作すれば、第7図に示されるように、座席
カバー10はシートクツション2とシートバツク
3の頂部および前面のカバーとなり、また、下部
を折畳んで、シートバツク3の下端部とシートク
ツション2の後端部との隙間に挾み込めば、第8
図に示されるように、シートバツク3の頂部およ
び前面だけのカバーとなる。
第9図ないし第12図に示す第3実施例は、座
席カバー不使用時の格納に巻取り装置を用いた場
合の一例である。
この場合は第9図に示されるように、シートク
ツション2の前端面に、前記係止部8に代り巻取
り装置108が取付けられると共に、シートバツ
ク3の上端面と前面下部の各両側に前記同様の係
止部118と補助係止部119とが設けられ、一
方、座席カバー100は、第10図および第11
図に示されるように遊離部分を形成する主体10
0aが長目に形成されて、その下端が巻取り装置
108の巻取棒に固定されており、上端には中央
に引出し用撮み101と、その左右裏側に上記係
止部118と係合する係止部105が設けられ、
さらに両側袖部100bの表面に該袖部100b
が折畳まれ、シートクツション2およびシートバ
ツク3をカバーするときに、補助係止部119と
係合する補助係止部120が設けられた構造とさ
れているが、基本的には第1実施例と同様の構成
である。
すなわち、撮み101を用いて巻取り装置10
8から座席カバー100を引出し、上端部の係止
部105をシートバツク3上部の係止部118に
係止すれば、座席カバー100は、第11図に示
されるように巻取り装置108の巻取り力によつ
て張設され、第1実施例の場合と同様に、後席乗
員の足カバーとなり、またこの状態で、両袖部1
00bを裏側に折畳み、座席カバー100の巻取
り装置108側を引張り気味にシートクツション
2の座面およびシートバツク3の前面に沿わせ、
補助係止部120を巻取り力に抗して係止部11
9に係止すれば、第12図に示すように、座席カ
バー100はそのままシートクツション2および
シートバツク3のカバーとなる。従つて、座席カ
バーとしての使用状態からは、単に補助係止部1
20をはずすのみで足カバーが形成される。また
座席カバー不使用時は、両側の袖部100bを折
畳んだ状態で、シートバツク3上部の係止部10
5と補助係止部120をはずせば、座席カバー1
00は装置108の巻取り力で巻取られ、第9図
に示されるように巻取り装置108内に格納され
る。
この場合、巻取り装置108の巻取り棒を爪と
爪車を用いた一般カーテン巻取り棒のように構成
すれば、座席カバーの引出し、巻取りが任意の位
置で止められるので、シートクツションだけのカ
バーとすることもできるし、補助係止部119,
120を省略することもできる。
第13図ないし第15図に示す第4実施例は、
前記各実施例が、シートバツクの一部が後倒でき
る構造の座席に適用したものであるのに対し、部
分的にはシートバツクは後倒できないが、シート
バツク全体がほぼ水平に後倒できる構造の座席に
適用した一例である。
この場合、座席カバー130の遊離部分を形成
する主体130aは、第13図に示されるように
シートバツク132が通常の状態にあるとき、シ
ートクツション131の前端からシートバツク1
32の上端面まで完全にカバーできるように、こ
れら座面および前面とほぼ同形の連続体に形成さ
れ、そのシートクツション131側の先端に、シ
ートクツション131の前端部と同形の袋状部1
30cが形成されており、他端には、シートバツ
ク132の頂部に対応する部位に係止部133
と、先端部に係止部134が設けられた比較的こ
わい材質の連結帯135とが、前後に並んで両側
にそれぞれ設けられ、さらにシートバツク132
の前面下部に対応する部位に、座席カバーとして
の使用状態を保持するための補助係止部136が
両側に設けられる。
一方、座席のシートバツク132には、係止部
133に対応して頂部に係止部137と、両側端
面の適所、すなわち第15図に示されるように、
足カバーが必要とされるシートバツク132の後
倒時に、連結帯135が座席カバー130の主体
130aをほぼ垂直状態で支えるに適する部位
に、係止部134と係合する係止部138とが設
けられ、また前面下部には、補助係止部136に
対応する部位に補助係止部139が設けられてい
る。
第14図は座席カバーとしての使用状態を示す
もので、座席カバー主体130aの前端は、袋状
部130cがシートクツション131の前端部に
被嵌されることによつて係止され、後端部は、連
結帯135が裏側に折込まれた状態で係止部13
3と137の係合により係止され、さらに中央部
が補助係止部136,139の係合により係止さ
れることによつて、座席カバー主体100aは、
シートクツション131の前端面と座面およびシ
ートバツク132の前面から頂面までの全面を被
い、座席カバーとしての役目を完全に果してい
る。
この状態で、係止部133と136の各係合を
はずしてシートバツク132を後倒し、連結帯1
35を起こして、その先端の係止部134をシー
トバツク132の両側端面の係止部138に係止
すれば、座席カバー130の主体130aは遊離
部分を形成し、第15図に示されるように、後席
乗員が足を伸ばして安楽姿勢をとる際の足カバー
を容易に形成させることができるのである。
この実施例では、座席カバー130の主体13
0aの上端部に足カバーとして使用する際に、よ
り確実にシートバツク132と座席カバー130
とを係止装着するための係止部134を有する連
結体135を設け、また主体130aのシートク
ツション131側の端部を、シートクツション1
31の前端部に被せて係止するように袋状に形成
し、さらに足カバーとしたとき、その両側面カバ
ーの必要性が少ないことから座席カバー130の
袖部を省いたが、これらの点を除けば、上記第4
実施例は基本的には第3実施例と同様の構成であ
る。
本考案は上述の構成、作用のものであるため、
従来の座席カバーの機能のみならず、シートバツ
クの一部または全部を後倒して、後席乗員が足を
伸ばし、安楽姿勢をとる場合に、後席乗員用足載
置位置相当部分が、運転者に不快感を与えず、か
つ車外からの見栄えも損わず、気楽に安楽姿勢を
とることができる足カバーとしての機能を併せも
つ、実用性の高い足カバー兼用座席カバーを有す
る座席を安価に得ることができ、しかも構成は簡
単で、座席カバーから足カバーへ、また足カバー
から座席カバーへの変換および着脱操作も、単に
係止部を着脱するだけで簡易にできるので、座席
カバーの汚れた場合の洗濯も容易かつ便利であ
り、特に座席カバーと足カバーが兼用となつてい
るので、当該座席以外の座席カバーと同材質、同
模様で統一することができ、商品性としての見栄
えの向上も図れる等、優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案足カバー兼用座席カバーを有する
座席の実施例を示すもので、第1図は座席カバー
を足カバーとした場合の斜視図、第2図は同上足
カバーを形成した座席カバーの斜視図、第3図お
よび第4図は座席カバーとした場合の斜視図、第
5図は座席カバーを足カバーとした場合の斜視
図、第6図は同上足カバーを形成した座席カバー
の斜視図、第7図および第8図は座席カバーとし
た場合の斜視図、第9図は座席カバーを格納した
場合の斜視図、第10図は足カバーを形成した座
席カバーの斜視図、第11図は足カバーとした場
合の斜視図、第12図は座席カバーとした場合の
斜視図、第13図は座席カバーの斜視図、第14
図は座席カバーとした場合の斜視図、第15図は
足カバーとした場合の斜視図である。 1,10,100,130:座席カバー、1
a,10a,100a,130a:座席カバー主
体、2,131:シートクツション、3,13
2:シートバツク、3a:シートバツクの一部、
4:窓、5,7,8,105,118,133,
137:係止部、10c,130c:袋状部、1
08:巻取り装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバツクの一部または全部が後倒できる座
    席において、布地等、可撓性に富む材料で作ら
    れ、シートクツションからシートバツクにかけて
    取り付けられた座席カバーのうちの、シートクツ
    ション座面上からシートバツク前面上に至る主体
    が、シートクツション座面およびシートバツク前
    面との間に足載置空間を形成できるよう、少なく
    とも上端部においてシートバツクの上部に係止さ
    れ、下端部においてシートクツションの前端面に
    係止された遊離部分とされている足カバー兼用座
    席カバーを有する座席。
JP1981167562U 1981-11-10 1981-11-10 足カバ−兼用座席カバ−を有する座席 Granted JPS5873161U (ja)

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JPS5873161U JPS5873161U (ja) 1983-05-18
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JPS5873161U (ja) 1983-05-18

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