JPS6337570Y2 - - Google Patents

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JPS6337570Y2
JPS6337570Y2 JP1982164602U JP16460282U JPS6337570Y2 JP S6337570 Y2 JPS6337570 Y2 JP S6337570Y2 JP 1982164602 U JP1982164602 U JP 1982164602U JP 16460282 U JP16460282 U JP 16460282U JP S6337570 Y2 JPS6337570 Y2 JP S6337570Y2
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JP
Japan
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annular
annular groove
valve
valve body
sealing material
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982164602U
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English (en)
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JPS5968869U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は超高真空の管路に用いる環状メタル
シール部を有するバルブに関するものである。
従来、環状メタルシール部を有するバルブとし
ては、弁座および弁体に楔形断面の金属製円環状
圧接部材を固定し、かつそれらの圧接部材の間に
円環状平面を有する円環状メタルシール材を介在
させた構造のものが知られている。
しかるに、この構造のバルブの場合は、圧接部
材をメタルシール材の円環状平面に強力に圧接さ
せたとき、圧接部材の尖鋭端部が円環状平面に喰
い込んでその平面に圧跡を発生させ、そのためバ
ルブを開いてから再び閉じるときに、前記円環状
平面に生じた圧跡と圧接部材の尖鋭端部とが完全
に合致しないと環状メタルシール部から漏洩する
という問題がある。
この考案は、漏洩の恐れがなく信頼性の高い環
状メタルシール部を有するバルブを提供すること
を目的とするものである。
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、流体入口8および流体出口9を有する弁箱1
0に、雌ねじ孔11および回動工具係合部12を
有する開閉用操作部材13が回転自在に嵌合さ
れ、かつその操作部材13の中間部に嵌合された
押え部材14と操作部材13のフランジとの間に
は球軸受15が介在され、さらに押え部材14は
ボルト16により弁箱10に固定されている。
開閉用移動軸17の一端部に設けられた雄ねじ
部18は前記雌ねじ孔11に螺合され、かつ移動
軸17の中間部に固定されたキー19は弁箱10
における移動軸挿通孔に設けられたキー溝20に
嵌合され、さらに移動軸17の他端部には弁体1
が回動自在に取付けられ、その弁体1の周縁部に
は截頭円錐形の押圧面2が形成され、また弁体1
および弁箱10にシール用アルミ合金製ベローズ
21の両端部が固着され、そのベローズ21によ
り弁体1と弁箱10との間の移動軸露出部分が被
覆されてシールされている。
弁箱10はアルミ合金からなる環状弁座3を有
し、その弁座3には、弁体移動方向に平行または
ほぼ平行な円環状溝側面4とその溝側面4に対し
鋭角をなす円環状傾斜溝底面5とからなる円環状
溝6が設けられ、また前記円環状溝側面4、円環
状傾斜溝底面5および押圧面2は、切削加工によ
り鏡面状態に仕上げられると共に、イオンプレー
テイング処理によつて形成した窒化チタンまたは
窒化クロムからなる硬質表面層を備えている。
前記円環状溝6内に、断面中空一部切欠円形の
円環状メタルシール材7が配置され、かつその円
環状メタルシール材7は前記円環状溝6における
円環状溝側面4と円環状傾斜溝底面5とに接触し
ており、このメタルシール材7はアルミ合金から
なる断面中空一部切欠円形の円環状シール本体2
2とその中に嵌合収容された耐圧用螺旋状スプリ
ング23とにより構成されている。
前記実施例のバルブにおいて、開閉用操作部材
13を閉弁方向に回動すると、移動軸17および
弁体1が閉弁方向に移動され、その弁体1におけ
る截頭円錐形の押圧面2が円環状メタルシール材
7に強力に圧接されると共に、その円環状メタル
シール材7が円環状溝側面4および円環状傾斜溝
底面5に強力に圧接され、弁座3と弁体1との間
が完全にシールされる。また前記開閉用操作部材
13を開弁方向に回動すると、移動軸17および
弁体1が開弁方向に移動し、弁体1が円環状メタ
ルシール材7から離反するのでバルブが開かれ
る。
この考案を実施する場合、超高真空に対する完
全なシール性を発揮させるためには、弁体移動方
向に直角な面に対する押圧面2の傾斜角θ1および
円環状傾斜溝底面5の傾斜角θ2を、θ1=10゜〜15゜、
θ2=5゜〜10゜、θ1+θ2=20±5゜に設定する必要が

る。
この考案によれば、弁体1の周縁部に截頭円錐
形の押圧面2が形成され、弁座3には、その押圧
面2に対向する位置において、弁体移動方向にほ
ぼ平行な円環状溝側面4とその円環状溝側面4に
対し鋭角をなす円環状傾斜溝底面5とからなる断
面楔形の円環状溝6が設けられ、その円環状溝6
内に、断面中空一部切欠円形の円環状メタルシー
ル材7が配置され、かつその円環状メタルシール
材7は前記円環状溝6における円環状溝側面4と
円環状傾斜溝底面5とに接触しているので、弁体
1における截頭円錐形の押圧面2を断面中空一部
切欠円形の円環状メタルシール材7に接触させた
状態で、弁体1を閉弁方向に強力に押圧すると、
前記押圧面2と円環状メタルシール材7とが強力
に圧接した状態でそれらの間に若干の滑り現象が
発生し、かつその円環状メタルシール材7が断面
楔形の円環状溝6に強力に押込まれてその円環状
溝6の楔作用により円環状メタルシール材7が前
記円環状溝側面4および円環状傾斜溝底面5に対
し著しく強力に圧接されると共に、円環状メタル
シール材7と円環状溝側面4および円環状傾斜溝
底面5との間に、前記押込みによる若干の滑り現
象が発生し、そのため円環状メタルシール材7と
前記押圧面2、円環状溝側面4および円環状傾斜
溝底面5との圧接部における極く微細な凸部が塑
性変形により潰されて、圧接部が全周にわたつて
完全に密着するので、前記円環状メタルシール材
7と弁体1および弁座3との間からの漏洩を完全
に防止することができると共に、繰返し開閉を行
なつてもシール性が確実で耐久的信頼性を向上さ
せることができ、また弁体1の押圧面2は截頭円
錐形であるので、弁体1を閉弁方向に押圧したと
き、円環状メタルシール材7を円環状溝6におけ
る楔形の頂角部に向かつて押圧して、円環状メタ
ルシール材7を円環状溝側面4および円環状傾斜
溝底面5に対しほぼ均等な力で圧接させ、円環状
メタルシール材7を円環状溝6で安定させること
ができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は環状メタルシール部を有するバルブ
が開かれている状態を示す縦断正面図、第2図は
そのバルブが閉じられた状態を示す縦断正面図、
第3図は環状メタルシール部の拡大縦断正面図、
第4図は弁体における截頭円錐形の押圧面および
弁座における円環状溝を示す縦断正面図である。 図において、1は弁体、2は截頭円錐形の押圧
面、3は弁座、4は円環状溝側面、5は円環状傾
斜溝底面、6は円環状溝、7は円環状メタルシー
ル材、10は弁箱、12は回動工具係合部、13
は操作部材、17は開閉用移動軸、21はシール
用アルミ合金製ベローズ、22は円環状シール本
体、23は螺旋状スプリングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体1の周縁部に截頭円錐形の押圧面2が形成
    され、弁座3には、弁体移動方向にほぼ平行な円
    環状溝側面4とその円環状溝側面4に対し鋭角を
    なす円環状傾斜溝底面5とからなる断面楔形の円
    環状溝6が設けられ、その円環状溝6内に、断面
    中空一部切欠円形の円環状メタルシール材7が配
    置され、かつその円環状メタルシール材7は前記
    円環状溝6における円環状溝側面4と円環状傾斜
    溝底面5とに接触していることを特徴とする環状
    メタルシール部を有するバルブ。
JP16460282U 1982-11-01 1982-11-01 環状メタルシ−ル部を有するバルブ Granted JPS5968869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16460282U JPS5968869U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 環状メタルシ−ル部を有するバルブ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16460282U JPS5968869U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 環状メタルシ−ル部を有するバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968869U JPS5968869U (ja) 1984-05-10
JPS6337570Y2 true JPS6337570Y2 (ja) 1988-10-04

Family

ID=30360830

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16460282U Granted JPS5968869U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 環状メタルシ−ル部を有するバルブ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077667Y2 (ja) * 1990-02-22 1995-02-22 エスエムシー株式会社 高真空圧バルブ
US6276186B1 (en) * 1997-10-15 2001-08-21 Gustav Klauke Gmbh Hydraulic pressing device and method for operating the same

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954120U (ja) * 1972-08-15 1974-05-13
JPS53135639U (ja) * 1977-03-31 1978-10-26
JPS53135836U (ja) * 1977-04-01 1978-10-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5968869U (ja) 1984-05-10

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