JPH02150468U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案による密封装置を対象部材間に
組み込む前の概略断面図、第２図は本考案による
密封装置をピストンの外周の環状溝内に組み込ん
だ状態を示す概略断面図、第３図ａ，ｂはそれぞ
れ本考案による密封装置の構成部材を示し、第３
図ａは第２の弾性リングの概略断面図、第３図ｂ
は第１の弾性リングの概略断面図、第４図は従来
の密封装置の概略断面図である。 １……第１の弾性リング、１ａ……環状凹所、
１ｂ……側面、１ｃ……開口端部、２……第２の
弾性リング、２ａ……摺動面、２ｂ……側面（他
の面）、３……ピストン、４……シリンダ、５…
…環状溝、５ａ………底面、１１……Ｏリング、
１２……シールリング、Ｓ……本考案の密封装置
の厚み、Ｈ……シール部深さ、Ｇ……環状溝の幅
、Ａ……環状溝の深さ、Ｆ……第１の弾性リング
の厚み、Ｄ……第１の弾性リングの幅、Ｅ……環
状凹所の開口端部の幅、Ｊ……環状凹所の深さ、
Ｂ……第２の弾性リングの厚み、Ｃ……第２の弾
性リングの幅、θ_１……環状凹所側面のテーパ角
、θ_２……第２の弾性リング側面のテーパ角。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 相対的に移動する部材３，４間をシールす
   るための密封装置であつて、この密封装置は、一
   方の部材３に形成した環状溝５内に配設されて他
   方の部材４に面した側に環状凹所１ａが形成され
   た第１の弾性リング１と、他方の部材４に面した
   側が摺動面２ａで、また、他の面２ｂ，２ｂが所
   定の傾斜角度に形成されて、断面が略扇状の第２
   の弾性リング２とからなり、前記第１の弾性リン
   グ１の環状凹所１ａの開口縁部１ｃで前記第２の
   弾性リング２を支持することを特徴とする密封装
   置。 (2) 前記第１の弾性リング１に設けられる環状
   凹所１ａは、その対向する側面１ｂ，１ｂが、前
   記第２の弾性リング２の他の面２ｂ，２ｂの傾斜
   角度より小さな角度に形成されている請求項１記
   載の密封装置。