JPS6337230A - 液体試料の吸引及び注入方法 - Google Patents

液体試料の吸引及び注入方法

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JPS6337230A
JPS6337230A JP18172086A JP18172086A JPS6337230A JP S6337230 A JPS6337230 A JP S6337230A JP 18172086 A JP18172086 A JP 18172086A JP 18172086 A JP18172086 A JP 18172086A JP S6337230 A JPS6337230 A JP S6337230A
Authority
JP
Japan
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specimen
gas
liquid
solvent
liquid sample
Prior art date
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Pending
Application number
JP18172086A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Wada
直樹 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液体試料吸引部材を用いて液体試料を吸引し
、分析製画の試料注入室に注入する方法に関する。
(従来の技術) 試料気化室内に注入した液体試料を低沸点化合物から順
次気化させてカラムに送流し、カラムで分離溶出された
各試料成分の定性、定量を行なうガスクロマトグラフに
おいては、マイクロシリンジを試料容器に挿入し、プラ
ンジャを引上げ駆動して液体試料を計量、吸引した後、
試料注入室にマイクロシリンジを刺通しプランジャを押
下げ駆動して注入し、分析試料として供するようにしで
いる。
(発明か解決しようとする問題点) ところか上記した注入方法によると、注入終了時に表面
張力の影響を受けて液体試料の一部がマイクロシリンジ
の針先に吸着残留するか、この液体試料は試料気化室の
室温により低沸点化合物から高沸点化合物への順で徐々
に気化して行くため、液体試料の各試料成分の組成比が
マイクロシリンジを試料気化室に刺通させたまま放冒し
ておく時間長に関係して変化してしまい、正確な分析結
果が得られなくなるという問題を有しているほか、吸着
残留した液体試料がすべて気化し終えるようにマイクロ
シリンジを試料気化室に刺通させたままにしておくと、
次の分析対象となる別の液体試料の注入に支障を来たし
、装置の稼動効率か低下するといった問題かある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは液体試料吸引部材に吸引した液体試料の全
部を手早く注入し得るとともに、液体試料の組成比に変
動を与えることがない新たな液体試料の吸引及び注入方
法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) すなわち本発明の特徴とするところは、液体試料吸引部
材に該吸引部材の吸引針を介して溶媒液、気体及び液体
試料の順に吸引し、該液体試料吸引部材内にその下方か
ら順に液体試料層、気体層及び溶媒液層を形成する工程
と、 上記液体試料吸引部材から試料注入部に上記液体試料、
気体及び溶媒液の順に次々に注入する工程とよりなる液
体試料の吸引及び注入方法にある。
(作用) 液体試料吸引部材を用いて溶媒液、気体、液体試料の順
に吸引し、液体試料吸引部材の下方から順に液体試料層
、気体層及び溶媒液層を形成し、次に試料注入部に液体
試料を注入した際、液体試料吸引部材の針先に吸着残留
した液体試料を次に注入する気体の吐出圧により吹飛ば
し、さらに続けて注入する溶媒液により液体試料吸引部
材及び針の内面に膜となって付着した液体試料を洗い流
し、液体試料の全部を試料注入部に注入する。
(実施例) 以下に本発明の詳細を図面に基づいて説明する。
第1図(A)乃至(D)は溶媒液、気体及び液体試料の
順に吸引し、次に試料気化室に次々と注入する本発明の
一実施例をなす吸引、注入の各工程を示すもので、図中
符号]はマイクロシリンジで、その内部には往復摺動す
るプランジャ2が、その一端には吸引針3がそれぞれ設
けられている。このマイクロシリンジ1に最初に吸引さ
れる溶媒液5は沸点温度既知で、不純物を含まない例え
ば蒸溜水等の既知溶媒が用いられ、次に吸引される気体
6は清浄な空気もしくはキャリアガスのような不活性ガ
ス等が用いられ、そしてこの気体6は最初に吸引した溶
媒液5と後述する最後に吸引する液体試料8との間に気
体層を形成し、両液が相互に混じり合わないようにする
ものである。
最後にマイクロシリンジ1に吸引される液体試料8は、
これをガスクロマトグラフの試料気化室9に注入する際
、その一部が針3の先に吸着残留するが、液体試料8の
注入後に引続いて注入される気体6の吐出圧(こより吹
飛ばされ、ざらに最後に注入される溶媒液5によりマイ
クロシリンジ1及び針3の内面に膜となって付着する液
体試料8は洗い流されて注入される。
なお、図中符号4は溶媒容器、7は液体試料容器、]O
は試料気化室9に嵌着したキヤ・ンブ、11は気体6の
注入により吹飛ばされる液体試料の液滴をそれぞれ示し
ている。
次に本発明の方法について説明すると、 まずマイクロ
シリンジ1の針3を溶媒容器4に挿入し、プランジャ2
を上方に駆動して一定量の溶媒液5を吸引した後、マイ
クロシリンジ1を図示しない気体源に移動し挿入し、プ
ランジャ2を上方に駆動して一定量の気体6を吸引し、
最後にマイクロシリンジ1の針3を試料容器7に挿入し
、プランジャ2を駆動して一定量の液体試料8を吸引す
る。このとき、液体試料8と溶媒液5とは吸引した気体
6により形成される気体層により隔絶され、マイクロシ
リンジ1の下方から順に液体試料層、気体層及び溶媒液
層が形成される。次に、マイクロシリンジ1の針3を試
料気化室9のキャップ10に刺通し、ブラシジャ2を下
方に駆動すると、まず液体試料8が注入され、その終了
時に針3の先に吸着残留した液体試料8は、引続いて注
入される気体6の吐出圧により吹飛ばされ、液滴11と
なって注入され、ざらに引続いて注入される溶媒液5に
よりマイクロシリンジ1及び針3の内面に膜となって付
着する液体試料8を洗い流す。このようにして液体試料
8の全部が手早く注入される。
なお、本実施例は液体試料層、気体層及び溶媒液層の3
層形成の場合について説明しであるが、この3層形成後
に気体を吸引させ、引続いて溶媒液、気体及び別の液体
試料の順に吸引して新たに3層を形成させ、試料気化室
に上記した別の液体試料、先に吸引した液体試料を注入
させることも可能となるほか、自動又は手動注入の何れ
にも適用することかでき、また液体クロマトグラフ等の
分析装置にも用いることかできる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、液体試料吸引部材に
溶媒液、気体、液体試料の順に吸引してその下方から順
に液体試料層、気体層及び溶媒液層を形成した後、試料
注入部に液体試料、気体、溶媒液の順に次々に注入する
ようにしであるため、液体試料注入終了時に液体試料吸
引部材の吸引針の先に吸着残留した液体試料を次に注入
する気体により吹飛ばし、さらに引続いて注入される溶
媒液により液体試料吸引部材及び針の内面に膜となって
付着した液体試料を洗い流して注入することかでき、こ
のため液体試料が針先に吸着残留することがなくなり、
吸引した液体試料の全部を分析試料としで供することか
可能となり、これ(こより各試料成分の組成比に変動を
与えることかなくなり、正確な分析結果が得られるよう
になるほか、液体試料の全部を手早く注入することかで
き、このため次の液体試料の注入に支障を来たすことが
なくなって装置の稼動効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)乃至(D)は本発明の方法に基づき、溶媒
液、気体及び液体試料を順次吸引する各工程と試料気化
室に注入する工程とを示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液体試料吸引部材に該吸引部材の吸引針を介して溶媒液
    、気体及び液体試料の順に吸引し、該液体試料吸引部材
    内にその下方から順に液体試料層、気体層及び溶媒液層
    を形成する工程と、上記液体試料吸引部材から試料注入
    部に上記液体試料、気体及び溶媒液の順に次々に注入す
    る工程とよりなる液体試料の吸引及び注入方法。
JP18172086A 1986-07-31 1986-07-31 液体試料の吸引及び注入方法 Pending JPS6337230A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07311187A (ja) * 1994-05-13 1995-11-28 Shiseido Co Ltd 液体クロマトグラフィ装置における試料注入方法及び注入装置
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JPS6232365A (ja) * 1985-08-06 1987-02-12 Japan Spectroscopic Co 分析装置における液体試料の吸引方法

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