JPS633715Y2 - - Google Patents

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JPS633715Y2
JPS633715Y2 JP11409982U JP11409982U JPS633715Y2 JP S633715 Y2 JPS633715 Y2 JP S633715Y2 JP 11409982 U JP11409982 U JP 11409982U JP 11409982 U JP11409982 U JP 11409982U JP S633715 Y2 JPS633715 Y2 JP S633715Y2
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JP
Japan
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plate
folding
caps
upper plate
hole
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JP11409982U
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JPS5920920U (ja
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Publication of JPS633715Y2 publication Critical patent/JPS633715Y2/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被覆ステンレス材の端部等の折り込
み作業が一度に広幅に簡易且つ迅速にできる折り
込み工具に関する。
従来より、被覆ステンレス材の端部a等を折り
込んで立上げ作業をするのには、ツカミ箸具で行
つていた。ところが、第7図に示すような多数シ
ーム溶接された被覆ステンレス材の長手方向の端
部aを該長手方向に直交するような立上り部を形
成するのに、そのツカミ箸具では幅狭のため、多
数回に亘つて折折り込むと、折れ皺が複数連続し
て付き、極めて外観が悪いのみならず、シーム溶
接が完全にできない等の欠点があつた。
そこで本考案は、略方形状の上板、下板の一側
を枢着し、それらの他側には幅広の折り込み口金
を夫々形成し、その上板には貫孔を穿設し、その
下板に軸受板の下端を固着して該上側をその貫孔
に遊挿しつゝ上板の上面に突出させ、該突出した
軸受板に板カムの軸杆を軸支し、その板カムの回
動にて上板、下板の他側の折り込み口金相互を挾
持するようにし、常時は開放バネの弾発にて折り
込み口金相互を開放するようにしたことにより、
被覆ステンレス材の端部a等の折り込み作業が一
度に広幅に簡易且つ迅速にでき前記の欠点を解消
したものである。
その構造を図面にて説明する。
1は方形状の上板、2は方形状の下板であつ
て、同等の大きさで、その長手方向(第2図の紙
面において直交する方向)が幅が広く形成されて
いる。実施例では、約30cm乃至約50cmである。そ
の上板1下板2の一側(第2図、第6図において
右側)が枢着3されている。該枢着3は、具体的
には第1図に示すように、それらの中央箇所にL
形状の軸受杆を介してヒンジにて構成されたり、
或いは第6図に示すようにその上板1下板2の一
側が蝶番のように構成されることもある。その上
板1下板2の他側(第2図、第6図において左
側)には折り込み口金1a,2aが夫々形成され
ている。その折り込み口金1a,2aの対向する
内面端は弧状(約5R)に形成されている。4は
長孔状の貫孔で、上板1の他側(第2図、第6図
において左側)寄りに穿設されている。5は軸受
板であつて、該下端は下板2の他側寄りの前記貫
孔4位置に対応して固着され、その上側は貫孔5
に遊挿されつゝ上板1の上面に突出され、該突出
した軸受板5に板カム6の軸杆7が軸支され、該
軸杆7端のボス部にロツクハンドル8が固着され
ている。また、その板カム6の外面に固着するこ
ともある。9は開放バネであつて、この弾発力に
て折り込み口金相互1a,2aが常時開放するよ
うに構成されている。実施例では、第1図、第2
図、第6図に示すように上板1下板2の間隔内に
圧縮バネとして設けられている。或いは、図示し
ないが、前記枢着3部にコイルバネ等を設けるこ
ともある。また、その開放は板カム6の回動角度
の変位の範囲内に規制される(第2図実線位参
照)。そのロツクハンドル8を第2図または第6
図において反時計方向に回動させると(第2図点
線位、第6図点線位参照)、軸杆7板カム6が回
動して開放バネ9の弾発に抗してその上板1が閉
じ、上板1下板2の他側の折り込み口金1a,2
a相互が挾持するように構成されている。10は
押圧杆で、略T字状をなし、その下面は上板1の
上面に固着され、且つ板カム6の下面に位置する
ように設けられている(第1図、第2図参照)。
また、その上板1の板厚等を厚くした場合には、
その押圧杆10は設けない(第6図参照)。11
は折り込み幅の調整杆で、上板1に設けた長孔1
2に挿入され、その取付板片13を介して適宜調
整可能に構成されている。図中14は取手であ
る。
次に作用効果について説明する。
本考案においては、略方形状の上板1下板2の
一側を枢着3し、それらの他側には幅広の折り込
み口金1a,2aを夫々形成し、その上板1には
貫孔4を穿設し、その下板2に軸受板5の下端を
固着して該上側をその貫孔4に遊挿しつゝ上板1
の上面に突出させ、該突出した軸受板5に板カム
6の軸杆7を軸支し、その板カム6の回動にて上
板1下板2の他側の折り込み口金1a,2a相互
を挾持するようにし、常時は開放バネ9の弾発に
て折り込み口金1a,2a相互を開放するように
したことにより、被覆ステンレス材の端部a等の
折り込み作業が一度に広幅に簡易且つ迅速にでき
作用効果を奏する。
該作用効果を詳述すると、開放した折り込み口
金1a,2a間に被覆ステンレス材の平坦状の端
部aを挿入し、板カム6をロツクハンドル8等に
て回動させることで上板1下板2の他側の折り込
み口金1a,2aで被覆ステンレス材の平坦状の
端部aを挾持させつゝその上板1下板2を垂直状
に起すことでその端部aの折り込み作業が簡易且
つ迅速にできる。特に、従来のようなツカミ箸工
具による折り込み作業とは異なり、一度に広幅に
でき、さらに広幅のため、折れ皺が発生すること
もなく、極めて外観が良好であるのみならず、整
然と折り込み作業ができることでその折り込み片
(立ち上り部)と、他の被覆ステンレス材の立上
り部とのシーム溶接が確実にできる。
また、開放バネ9の弾発にて折り込み口金1
a,2a相互を常時開放するようにしたことで、
その折り込み口金1a,2aを被覆ステンレス材
の端部aに極めて挿入しやすく作業性を良好にで
きる。
なお、折り込み幅の調整杆11を上板1または
下板2に設ければ、その被覆ステンレス材の端部
aを比較的狭い幅L1(第4図参照)から比較的広
幅L2(第5図参照)まで等の所定幅の折り込みが
正確且つ迅速にでき、作業性、外観性等を勝れた
ものにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図は第1図の断
面図、第3図はカム機構箇所の断面図、第4図、
第5図は折り込み幅の調整箇所の一部断面図、第
6図は本考案の別の実施例の断面図、第7図は被
覆ステンレス材の端部を折り込んだ斜視図であ
る。 1……上板、2……下板、1a,2a……折り
込み口金、3……枢着、4……貫孔、5……軸受
板、6……板カム、7……軸杆、9……開放バ
ネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略方形状の上板、下板の一側を枢着し、それら
    の他側には幅広の折り込み口金を夫々形成し、そ
    の上板には貫孔を穿設し、その下板に軸受板の下
    端を固着して該上側をその貫孔に遊挿しつゝ上板
    の上面に突出させ、該突出した軸受板に板カムの
    軸杆を軸支し、その板カムの回動にて上板、下板
    の他側の折り込み口金相互を挾持するようにし、
    常時は開放バネの弾発にて折り込み口金相互を開
    放するようにしたことを特徴とした折り込み工
    具。
JP11409982U 1982-07-29 1982-07-29 折り込み工具 Granted JPS5920920U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11409982U JPS5920920U (ja) 1982-07-29 1982-07-29 折り込み工具

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JP11409982U JPS5920920U (ja) 1982-07-29 1982-07-29 折り込み工具

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Publication Number Publication Date
JPS5920920U JPS5920920U (ja) 1984-02-08
JPS633715Y2 true JPS633715Y2 (ja) 1988-01-29

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JP11409982U Granted JPS5920920U (ja) 1982-07-29 1982-07-29 折り込み工具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217710Y2 (ja) * 1985-08-06 1990-05-17
JP5339206B2 (ja) * 2009-09-25 2013-11-13 スズキ株式会社 パネルの接合部構造

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Publication number Publication date
JPS5920920U (ja) 1984-02-08

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