JPS6336301B2 - - Google Patents

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JPS6336301B2
JPS6336301B2 JP57033704A JP3370482A JPS6336301B2 JP S6336301 B2 JPS6336301 B2 JP S6336301B2 JP 57033704 A JP57033704 A JP 57033704A JP 3370482 A JP3370482 A JP 3370482A JP S6336301 B2 JPS6336301 B2 JP S6336301B2
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JP
Japan
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pressure
curing agent
liquid
agent
unit
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JP57033704A
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JPS58150462A (ja
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Yoshio Michizoe
Hiroshi Mihara
Masayuki Nemoto
Kunio Kondo
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Dai Nippon Toryo KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2液性の塗料や接着剤、あるいは合成
樹脂と発泡剤といつた2液、あるいは数液を混合
吐出するための混合吐出システムに関するもので
ある。
混合すべき液体が主剤と硬化剤とからなる2液
性の塗料である場合、近年、超速乾性のポツトラ
イフの短いものが要求されていることから、2液
の混合を混合槽内において撹拌することで行なう
従来システムでは混合槽から吐出装置までの混合
液用の配管がどうしても長くなるために、配管中
における硬化、混合液の不安定等の種々の不都合
が生じる。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは超速乾性の2液性塗
料や接着剤等の液体を混合吐出する場合にも配管
中における硬化や混合液の特性の不安定化等を招
くことがない混合吐出システムを提供するにあ
る。
以下本発明について説明すると、本発明は各液
を個別に圧送する第1のユニツトと、この第1の
ユニツトと各液用個別配管で接続された第2のユ
ニツトとで構成して第1のユニツトにはタンクや
ポンプ、圧力調整装置を、第2のユニツトには吐
出装置とこれに配管を経ることなく直付けされた
混合装置や調整装置を配置した構成を有して、こ
の構成にて液の混合を混合液の吐出装置の前段で
行なつて混合後に種々の配管を経ることなくただ
ちに吐出装置から混合液を吐出する点に特徴を有
するものである。
以下本発明を図示実施例に基づき詳述する。図
示例はウレタン系やエポキシ系の2液性塗料の主
剤及び硬化剤を混合すべき液体として、混合吐出
するものを示しており、第1図に示すフローシー
トから概略を説明すると、図中27は主剤タン
ク、28は硬化剤タンクであり、これらに夫々納
められた主剤と硬化剤とは、一対のエアレス型の
定量吐出用のポンプ3,4によつて各別に圧送さ
れる。両ポンプ3,4における吐出量の比は、両
ポンプ3,4を一端が軸支され且つ他端が動力で
あるエアモータ1で駆動されるリンク2に連結す
る際の軸支点からの距離によつて生じるストロー
クの差で定めている。17は圧力計、18は減圧
弁である。主剤及び硬化剤は夫々アキユムレータ
20,21を経て圧力調整弁6、ヒータ5を通
り、これら各部材を納めた本体フレーム22に設
けた各接続口42,43から個別のホース16,
19を介して逆流防止用の逆止弁14,15、流
量調整と圧力安定化のための絞り弁12,13を
夫々経た後、無駆動のスタテイツク型ミキサー7
において混合され、混合液がスプレーガン9、静
電塗装機のヘツド等の吐出装置に供給される。2
6はボールコツク、38,39,40,41及び
31,32,33はストツプバルブ、29,30
は圧力計であり、ストツプバルブ31は硬化剤を
ヒータ5に通さない時に使用する硬化剤用のバイ
パス路に設けられており、ストツプバルブ32,
33は管路内の主剤及び硬化剤の温度やその他の
条件が安定するまで主剤タンク27及び硬化剤タ
ンク28からこのストツプバルブ32,33まで
の管路内の主剤及び硬化剤を循環させる際に使用
するものである。第2図に第1のユニツトとして
の本体フレーム22の正面図と破断側面図とを示
す。図中24は固定車、25は自由車である。
さて、本システムにあつては上記説明及び第1
図のフローシートから明らかなように、主剤及び
硬化剤はポンプ3,4や圧力調整弁6、ヒータ5
等を備えた第1のユニツト内で混合されるのでは
なく、本体フレーム22から個別にホース16,
19にてスプレーガン9の前段に配置したミキサ
ー7まで導びかれてミキサー7において初めて混
合されるものであり、殊に、ミキサー7をスプレ
ーガン9に取付けて直結とすることで、つまり配
管を経ることなく直付けすることで混合液がただ
ちにスプレーガン9に供給されるようにして、混
合液が流れる管路をミキサー7とスプレーガン9
とを接続するきわめて短いものだけにしているわ
けであるが、次に吐出装置であるスプレーガン9
とともに第2のユニツトを構成するミキサー7等
の具体的な構造について説明する。
まずミキサー7であるが、これは手持型のスプ
レーガン9にも取付けられる小型のものとして無
駆動のスタテイツク型のものを用いている。この
種のミキサー7としては、特公昭54−27985号公
報に示された次の構成、すなわち、送入口と排出
口とを夫々設けた二個の端盤間に、これら各端盤
に設けた適当長さの数個の流通溝の両端を交互に
連通する適当長さの数個の貫通孔を同心状に穿設
した中間盤を介入し、これを一体的に結合して両
端盤間にジグザグ状の流通路を形成したものが知
られているが、本システムにあつては上記構成の
ものよりも小径とすることができて、手持型スプ
レーガン9に取付けた時にもスプレーガン9の取
扱いの邪魔になることがなく、しかも混合の均一
化をより期待できるものとして、第3図に示す構
造のミキサー7を用いている。図中51は内径が
20mm程度の管であつて、その内部は隔壁52によ
つて軸方向に複数個の空間53,54に仕切られ
ている。隔壁52は第5図に示すように両端面で
開口する小径の貫通孔55を複数個有するもの
で、特に各貫通孔55を円盤状の隔壁52の軸と
平行とするのではなく、一端開口の位置する部分
の径が他端開口の位置する部分の径よりも大き
く、しかも一端開口を他端開口よりも隔壁52の
軸のまわりに回転させた位置に配置して隔壁52
の軸と貫通孔55の軸とが3次元的に交叉しない
ようにしてある。この隔壁52を数枚、面が交互
に逆になるように、また一方の隔壁52の中央の
軸孔56に一端の小径軸部58がさし込まれる軸
体57と、リング状のスペーサ59とを交互に隔
壁52間に配置して軸体57のまわりと、スペー
サ59の内部とに夫々空間53,54を形成して
いるものであり、そして軸体57と管51内周面
との間の円筒状の空間53にはビーズのような粒
体60を充填することによつて、3次元的な網状
流路を形成してある。この3次元的な網状流路を
形成するものとして、図示例では平均粒径2mmほ
どのビーズのような粒体60を示しているが、ビ
ーズ以外にもたとえば砂粒、鋼球等の粒体を用い
ても良く、更には粒体に代えて針条体を多数個充
填したり、あるいは細いセルを有する合成樹脂の
連続発泡体を充填したりすることで3次元的な網
状流路を形成しても良い。しかし、この3次元的
な網状流路形成体をミキサー7に洗浄液を通して
行なう洗浄性の点から鑑みれば、ガラスやセラミ
ツクのビーズ、つまり球状粒体を用いるのが好ま
しい。しかして、このミキサー7に一端から流入
する主剤と硬化剤との混合液は、第1段の隔壁5
2の貫通孔55を通つて空間53内に流入する際
に貫通孔55の軸の方向から旋回流となつてお
り、そして3次元的な網状流路を通過する間に細
分化と合流とが幾度となく繰り返された後、第2
段の隔壁52の貫通孔55を通過してスペーサ5
9で囲まれた空間54に至る。この時には混合液
がやはり貫通孔55の軸の方向のために求心方向
に向かう旋回流として空間54内に各貫通孔55
から流入することから、混合が促進され、次いで
再度空間53内の3次元的な網状流路を通つてス
プレーガン9と接続される排出口61に至る。空
間53の長さやその数は第4図にも示すように何
ら限定されるものではない。尚、第4図において
は3次元的な網状流路形成体を省路している。
上記のようにスプレーガン9に取付けられるミ
キサー7において、主剤と硬化剤とを初めて混合
するとなると、主剤及び硬化剤につき、混合の直
前に夫々絞り弁12,13、逆止弁14,15及
びストツプバルブ32,33を設ける必要があ
り、またこれらも吐出装置の中でも手持型のスプ
レーガン9にミキサー7とともに直結で取付けら
れるような小型のものであることが吐出装置の形
態からして好ましい。このために上記各部材を1
つにまとめて小型化を図つた調整装置としての弁
装置8を第7図及び第8図に示す。両側下面に
夫々ホース接続口62,62を、両側端面に開口
を、上面中央にミキサー7との接続用孔63を備
えたこの弁装置8は、そのホース接続口62,6
2内に夫々ばね64とこのばね64で付勢された
弁体65とで構成される逆止弁14,15を内装
し、開口にストツプバルブ32,33を、また接
続用孔63に連通するオリフイスとしての絞り弁
12,13と前記側端面の開口との間に下端が上
記逆止弁14,15に連通する3位置切替型の切
替弁66を配置したものであり、主剤及び硬化剤
に夫々対応する各弁は対称に配置形成されてい
る。ただし、両絞り弁12,13であるオリフイ
スの径は前述のような定量化で混合すること、後
段のミキサー7が無駆動のスタテイツク型であつ
て混合液自体のエネルギーで混合を行なつている
こと、そして各絞り弁12,13を通過した主剤
及び硬化剤は接続用孔63内において混ざること
等から、定量比に比例した径とし、接続用孔63
からミキサー7に流入する主剤及び硬化剤の流量
比が変動することがないようにしている。
次に主剤及び硬化剤を個別にホース16,19
を介して送り出す第1のユニツトの本体フレーム
22内に装備された部材のうち、圧力調整弁6に
ついて説明する。この圧力調整弁6は、一般的に
用いられる絶対圧力を基準としてある絶対圧力値
を越える時に弁が開いて液体の一部乃至全量をも
どり側へ逃がすリリーフ弁を使用し、主剤及び硬
化剤を各別に圧力調整するものではなく、主剤及
び硬化剤が互いに他方の圧力を基準として圧力が
上記圧力より設定圧以上に高くなれば、高くなつ
た方の液体の一部をもどり側に逃がすようにし
て、主剤乃至硬化剤の吐出圧力が変わつても、無
調整で両者の圧力を略等しくしておけるように、
またある圧力以下で圧力差があつても圧力を略等
しくしておけるようにしたものであつて、第9図
に一例を示す。各一端を一端開口より突出させて
互いに突き合わせた一対の同径のピストン70を
夫々備えた器体71,71はベース72上に間隔
をおいて固定されていて各他端に主剤と硬化剤と
の管路に接続される接続口72を有し、また接続
口72とピストン70との各間には互いに他方の
ピストン70に対して背圧を与えるばね73を
夫々配置している。74は圧力計29,30の接
続口である。そして各器体72,72には両ピス
トン70,70がバランスしている時に閉じら
れ、両ピストン70,70にかかる主剤及び硬化
剤の圧力が不平衡となつて圧力が他方の圧力より
も背圧以上に高くなつた際にピストン70,70
の移動で開いて主剤タンク27乃至硬化剤タンク
28にもどり管を介して器体72,72内を連通
させるもどり孔75,75を夫々設けてある。た
だ、この構成では主剤及び硬化剤の絶対圧力によ
つてはばね73のばね力との関係で動作が鋭敏す
ぎたり、鈍くなりすぎたりする。
この点を改善した例を第10図及び第11図に
示す。ベース80上に間隔をおいて固着された一
対の器体81,81のうち主剤が流れる一方は、
流入口82とストツプバルブ39,41が設けら
れ、硬化剤が流れる他方は流入口82とストツプ
バルブ40,38が設けられるとともにストツプ
バルブ31が接続されており、各器体81,81
には夫々2個のシリンダー83,84が各一端が
主剤乃至硬化剤の流路に連通し且つ他端が他方の
器体81のシリンダー84,83に相対するよう
に設けられて、夫々にピストン85,86,8
5,86が配設されている。そして、両器体8
1,81に設けられた各一対のピストン85,8
6のうち、一方が他方よりも大径とされ、また各
一方の器体81における大径のピストン86の一
端が各他方の器体81における小径のピストン8
5の一端と相対して突き合うようにしてあり、各
小径のピストン85,85の他端は主剤乃至硬化
剤の流路と、ストツプバルブ39,38を夫々バ
イパスしてもどり管に連通するもどり孔87との
間の連通を制御する弁を器体81との間で構成し
ている。しかして、ストツプバルブ39,38が
閉じられるとともにストツプバルブ41,40が
開かれて各ポンプ3,4により送られて流入口8
2,82から夫々流入する主剤及び硬化剤は夫々
ピストン85,86,85,86をその圧力で押
圧する。この時、互いに押し合う2対のピストン
85,86,85,86の径が異なることから、
主剤及び硬化剤の圧力がその絶対圧力の大小に関
係なく互いに等しければ、印加される全圧力が大
きい大径側のピストン86が小径側のピストン8
5を押して、各流路と各もどり孔87との間を共
に閉じているが、主剤乃至硬化剤のうち一方の圧
力が高くなつてこの一方の小径側のピストン85
にかかる全圧力が他方の大径側のピストン86に
かかる全圧力よりも大きくなれば、この一方の小
径側のピストン85が突き合つている大径側のピ
ストン86を押圧して一方の流路ともどり孔87
との間を開き、高くなつた方の圧力を有する主剤
乃至硬化剤の一部を主剤タンク27乃至硬化剤タ
ンク28にもどして圧力を下げるのである。
こうして互いの圧力が略等しくされた主剤及び
硬化剤はヒータ5で加温された後、第1のユニツ
トへと送り出される。ヒータ5も第12図に示す
ように、シーズヒータ90の周部に一対の独立し
た熱交換パイプ91,92を軸方向にずらして配
置し、全長の長い熱交換パイプ91に主剤を、短
い熱交換パイプ92に硬化剤を通すものであつ
て、主剤及び硬化剤は夫々個別に加温される。
以上のように構成された本システムによつて塗
装を行なうにあたつては、二液性の塗料における
主剤及び硬化剤を夫々主剤タンク27及び硬化剤
タンク28に投入し、ストツプバルブ32,33
を通じて主剤及び硬化剤が安定するまで主剤タン
ク27及び硬化タンク28に循環させる。この準
備期間を経て実際の混合吐出を行なうのである。
尚、主剤と硬化剤との各配管は、主剤と硬化剤と
の混合比に応じた内径としておくことが好まし
い。また実施例においては2液性の塗料を混合吐
出するものについて説明したが、吐出装置のみを
変更するだけで接着剤等の種々の液体の混合吐出
に用いることができるのはもちろんである。
以上のように本発明にあつては圧力が調整され
て第1のユニツトから個別に圧送される各液は、
第2のユニツトにおける無駆動型の混合装置にお
いて混合された後、種々の配管を経ることなくた
だちに吐出装置から吐出されるものであり、混合
すべき液体が超速乾性の2液性塗料や接着剤であ
つても配管中における硬化や特性の不安定化等の
不具合を招くことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のフローシート、第2
図a,bは同上の第1のユニツトの破断正面図及
び破断側面図、第3図は無駆動型の混合装置(ミ
キサー)の一例の断面図、第4図a,bは同上の
他例の断面図、第5図a,b,cは同上の隔壁の
断面図及び平面図、第6図は同上の軸体の正面
図、第7図a,bは弁装置の正面図及び側面図、
第8図は同上の半断面図、第9図は圧力調整弁の
一例を示す断面図、第10図a,bは同上の他例
の正面図及び側面図、第11図は同上の断面図、
第12図a,b,cはヒータの概略縦断面図、横
断面図及びシーズヒータの正面図であり、3,4
はポンプ、6は圧力調整弁、7はミキサー、8は
調整装置としての弁装置、9は吐出装置としての
スプレーガン、27,28はタンクを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 混合すべき液体を夫々収納するタンクと、各
    タンクから液体を圧送するポンプと、各液の圧力
    を調整する圧力調整装置とで第1のユニツトが構
    成され、各液の流量調整や逆流防止用の調整装置
    と、各液をその圧力にて混合する無駆動型の混合
    装置と、混合液を吐出する吐出装置とで第2のユ
    ニツトが構成されたものであつて、第2のユニツ
    トは吐出装置に混合装置及び調整装置が配管を経
    ることなく直付けされており、第1のユニツトと
    第2のユニツトとがホースのような各液用個別配
    管で接続されていることを特徴とする混合吐出シ
    ステム。
JP3370482A 1982-03-03 1982-03-03 混合吐出システム Granted JPS58150462A (ja)

Priority Applications (1)

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