JPH0340368Y2 - - Google Patents

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JPH0340368Y2
JPH0340368Y2 JP17458184U JP17458184U JPH0340368Y2 JP H0340368 Y2 JPH0340368 Y2 JP H0340368Y2 JP 17458184 U JP17458184 U JP 17458184U JP 17458184 U JP17458184 U JP 17458184U JP H0340368 Y2 JPH0340368 Y2 JP H0340368Y2
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resin
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は塗装時に複数の樹脂液を混合して吹
きつけする塗装機等に適用されて樹脂液を混合す
る際に使用されるミキシングヘツドに関する。
従来、例えば2液型の塗料であるウレタン樹脂
(又はエポキシ樹脂)を混合するミキシングヘツ
ドとしては、第4図に示すようにヘツド部32の
ボス部32aにスタチツクミキサ33の一端がね
じ込まれて、両者は一体的に結合されていた。そ
して、ヘツド部32に塗料の主剤を供給する供給
管34はその一端にチエツク弁35が取り付けら
れており、またその内側端部がスタチツクミキサ
33の上部内側に突出していた。同様にして主剤
を硬化させる硬化剤を供給する供給管36もその
一端にチエツク弁37が取り付けられており、ま
たそ内側端部はスタチツクミキサ33の上部内側
に突出していた。そして、樹脂塗料の塗装時にお
いては、ヘツド部32の主剤供給管34に対しチ
エツク35弁を介して主剤が圧入され、また硬化
剤供給管36に対しチエツク弁37を介して硬化
剤が圧入されていた。この様にして、スタチツク
ミキサ33内に圧入された主剤と硬化剤とはスタ
チツクミキサ33内に配設された多数の邪魔板4
0を通過する際に分割と乱流を繰り返して互いに
混合された後、その先端に取り付けられた吐出口
38から吐出させられていた。しかし、従来のミ
キシングヘツド31では上記の様にヘツド部32
とスタチツクミキサ33とが直接結合されていた
ため、主剤及び硬化剤の合流する箇所において主
剤供給管34と硬化剤供給管36とに圧力差が生
じると、混合液が供給管34あるいは36に逆流
して両管の他端にあるチエツクバルブ35及び3
7内に流入し、各バルブのボール35a,37a
及びばね35b,37bを固着させていた。ま
た、塗装を中止した時、主剤及び硬化剤の供給管
34,36側の圧力が下がると、スタチツクミキ
サ33側の圧力が塗料の邪魔板40を通過する際
の抵抗により高くなつているので、主剤供給管3
4及び硬化剤供給管36へ逆流して両管の他端に
あるチエツクバルブ35及び37内に流入し、各
バルブのボール35a,37a及びばね35b,
37bを固着させていた。この様にボール35
a,37a等の固着するのを防止するとともに、
スタチツクミキサ33の内部及び吐出口38の詰
るのを防止するため、ヘツド部32の洗浄液注入
口39から洗浄液を注入していた。しかし、この
様に洗浄液を注入すると、洗浄液と塗料との混合
液がチエツク弁35,37側に逆流してボール3
5a,37a及びばね35b,37b部に溜ま
り、各ボール及びばねを固着させるということが
あつた。この様にボールやばねが固着すると、チ
エツク弁35,37の作動不良が生じ、各チエツ
ク弁35,37を通して主剤および硬化剤がミキ
シングヘツド31に入ることができず、塗装機に
よる塗装が出来なくなるという問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記に鑑み、運転時に主剤と硬化剤
の混合液が逆流した際、また塗装修了後にミキシ
ングヘツドを洗浄した際、ヘツド部に設けられた
チエツク弁の詰まるのを防止して、塗装の再開を
常時可能にすることのできる複数液混合型樹脂機
のミキシングヘツドの提供を目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、この考案の構成は
次のようになされる。すなわち、ミキシングヘツ
ドを構成するヘツド部とミキサの間に両者を気密
に連結する中空筒状の接続管を介在させ、該接続
管の長さを、前記ミキサの樹脂液流入側に停滞す
る樹脂液により圧縮された接続管内の空気が前記
供給管の吐出端側に、前記停滞する樹脂液面が吐
出端に到達しないように樹脂液面を押圧する空気
溜りを形成し得るような長さに設定したものであ
る。
(作用) 混合型の樹脂のミキシングヘツドのヘツド部に
対して樹脂液の複数の供給管からそれぞれ樹脂液
を送り込むと、各樹脂液は接続管を経てミキサ内
に流入し、該ミキサ内で混合される。この場合、
両樹脂液の流入前から接続管内にあつた空気は、
前記ミキサの樹脂液流入側に停滞する樹脂液の液
面が接続管内まで上昇することによつて前記供給
管の吐出端側に圧縮され、空気溜りを形成する。
この空気溜りは、前記停滞した樹脂液面が前記吐
出端に到達しないように押圧することにより、樹
脂液は空気溜りに妨害されて供給管へ逆流するこ
とが無い。また使用後にミキサに洗浄液を送り込
んでも、塗料及び洗浄液の混合液は空気溜まりに
妨害されて供給管側への逆流が防止される。従つ
て、ヘツド部のチエツク弁が固着することがな
く、当該ミキシングヘツドは常時使用することが
可能である。
(実施例) 次に、この考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。なお、本実施例は、混合によつて硬化
する合成樹脂塗料を混合して吐出する2液混合型
の樹脂塗装機のミキシングヘツドとして本考案を
適用した例を示す。
第1図、第2図において、2液混合型の樹脂塗
装機のミキシングヘツド1は、ヘツド部2と、接
続管7と、スタチツクミキサ(これは、モータミ
キサでも良いことは勿論である)9とを、気密状
態で一体に接続したものである。前記ヘツド部2
には主剤Aの供給される第1チエツク弁3と、硬
化剤Bの供給される第2チエツク弁4とが取り付
けられている。第1チエツク弁3は内部にボール
3aを有しており、ヘツド部2には一端が第1チ
エツク弁3に接続された主剤供給管5が設けられ
ている。第2チエツク弁4も内部にボール4aが
有しており、ヘツド部2には一端が第2チエツク
弁4に接続された硬化剤供給管6が設けられてい
る。ヘツド部2の中央部には接続管7の上端がヘ
ツド部2を貫通する適数のボルト8によりヘツド
部2に対して気密に取り付けられている。接続管
7は耐圧性を有する透明な樹脂やガラス等により
製作されており、そのヘツド部2側端部(図中上
端部)内に主剤供給管5及び硬化剤供給管6の各
他端5b,6bが突出している。接続管7のヘツ
ド部2と反対側の端部(図中下端部)には、内部
に邪魔板21を複数有するスタチツクミキサ9
が、金属製の連結部材22を介して気密に取り付
けられており、スタチツクミキサ9の先端には吐
出口10が設けられている。ヘツド部2は接続管
7と反対側(図中上端面)に洗浄液の注入口11
が設けられている。
上記のように形成されたミキシングヘツド1は
第3図に示すように、主剤タンク12と硬化剤タ
ンク13とに第1通路14及び第2通路15によ
りそれぞれ接続されている。また、第1通路14
及び第2通路15にはそれぞれ主剤Aおよび硬化
剤Bを計量して送るギヤポンプ16,17がそれ
ぞれ設けられている。そして、各ギヤポンプ1
6,17は無段変速モータ18により駆動される
ようになつている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
無段変速モータ18を作動させると、ギヤポン
プ16,17がそれぞれ駆動されて、主剤タンク
12及び硬化剤タンク13内の主剤A及び硬化剤
Bが第1通路14及び第2通路15を経て送り出
される。そして、主剤Aはミキシングヘツド1の
第1チエツク弁3を経て主剤供給管5から、又硬
化剤Bはミキシングヘツド1の第2チエツク弁4
を経て硬化剤供給管6から接続管7内に流入す
る。この時、主剤Aと硬化剤Bとは、第1図に示
すように主剤供給管5及び硬化剤供給管6から
別々に接続管7内に流入する。そして、この接続
管7内において合流した主剤Aと硬化剤Bとはス
タチツクミキサ9内に流入し、このミキサ9内に
設けられた複数の邪魔板21を介して混合され
る。スタチツクミキサ9内において両液の混合液
が邪魔板21を通過する際、混合液は邪魔板21
の通路を塞ぐような形で通過するので、邪魔板2
1が抵抗となり、混合液が接続管7側に溢れる。
このため、接続管7内に充満していた空気が、前
記スタチツクミキサ9の樹脂液流入側に停滞し接
続管や内に溢れてきた樹脂液の液面上昇に伴つて
圧縮され、供給管の吐出端5b,6b側に空気溜
りCを形成する。すなわち、接続管7内にあつて
空気溜りCとなつた空気はスタチツクミキサ9か
ら混合液が吐出口10側へ押しだされる圧力とバ
ランスする圧力になるまで圧縮される。そして、
主剤供給管5と硬化剤供給管6とから空気溜りC
に流出する2液は別々に滝のように流れる。従つ
て、混合液は第1チエツク弁3及び第2チエツク
弁4方向に逆流することがない。そして、スタチ
ツクミキサ9の吐出口10から吐出された混合液
はホース19を経てスプレーガン20へ圧送さ
れ、ここで噴射されて塗装が行なわれる。
塗装作業が終了して無段変速モータ18が停止
すると、ミキシングヘツド1に対する主剤Aおよ
び硬化剤Bの圧送が止まる。このとき、接続管7
内には空気溜りCがあるので、その内部の混合液
は主剤供給管5の吐出端5b及び硬化剤供給管6
の吐出端6bまで逆流することはない。そして、
吐出口10側の圧力が低下すると、空気溜りC内
の空気は膨張して接続管7内に広がる。
ついで、ミキシングヘツド1に対してその洗浄
液タンク23から供給された洗浄液を洗浄液注入
口11から注入すると、洗浄液は接続管7を通り
スタチツクミキサ9へ流入して、接続管7及びス
タチツクミキサ9内を洗浄する。ここで、接続管
7には塗装時と同じく空気溜りCができるので、
混合液と洗浄液の混合した液はヘツド部2方向へ
流れず吐出口10からホース19へ流れる。この
ように、混合液は主剤供給管5及び硬化剤供給管
6へ逆流しないので、第1チエツク弁3、第2チ
エツク弁4の各ボール3a,4aが固着して詰ま
ることがない。
なお、この実施例においてスタチツクミキサ9
接続管7とは別体であるとしたが、両者は一体的
に製作してもよい。
また、この実施例は2液混合形の樹脂塗装機に
ついて説明したが、この考案が2液混合形に限定
されるものでないことは勿論である。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、この考案によ
ると、ミキシングヘツドを構成するヘツド部とミ
キサの間に両者を気密に連結する中空筒状の接続
管を介在させ、該接続管の長さを、前記ミキサの
樹脂液流入側に停滞する樹脂液により圧縮された
接続管内の空気が前記ヘツド部に挿通された供給
管の吐出端側に、前記停滞する樹脂液面が吐出端
に到達しないように樹脂液面を押圧する空気溜り
を形成し得るような長さに設定したことにより、
従来のようにミキサの樹脂液流入側に停滞した樹
脂液の液面が前記吐出端に到達して前記供給管内
に樹脂液が逆流するようなことが無くなる。従つ
て、ヘツド部に設けたられた液の供給管やこの供
給管に取り付けられたチエツク弁の詰まるのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図はミキ
シングヘツドの一部断面を示す正面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は塗装装置の要
部を示す全体図、第4図は従来のミキシングヘツ
ドの一部断面を示す正面図である。 1……ミキシングヘツド、2……ヘツド部、3
……第1チエツク弁、3a……ボール、4……第
2チエツク弁、4a……ボール、5……主剤供給
管、6……硬化剤供給管、7……接続管、9……
スタチツクミキサ、11……洗浄液注入口、A…
…主剤、B……硬化剤、C……空気溜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 混合することにより硬化する複数の樹脂液を
    別々に送るとともにその吐出端が近接して同一方
    向に突出する複数の供給管を備えるヘツド部と、 該ヘツド部に気密に連接して前記供給管の吐出
    端から圧出される樹脂液を混合して吐出するミキ
    サとを有する複数液混合型樹脂のミキシングヘツ
    ドにおいて、 前記ヘツド部とミキサとの間に両者を気密に連
    結する中空筒状の接続管を介在させ、 該接続管の長さを、前記ミキサの樹脂液流入側
    に停滞する樹脂液により圧縮された接続管内の空
    気が前記供給管の吐出端側に、前記停滞する樹脂
    液面が吐出端に到達しないように樹脂液面を押圧
    する空気溜りを形成し得るような長さに設定した
    ことを特徴とする複数液混合型樹脂のミキシング
    ヘツド。
JP17458184U 1984-11-17 1984-11-17 Expired JPH0340368Y2 (ja)

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JPH0622472Y2 (ja) * 1988-07-22 1994-06-15 株式会社大阪防水建設社 管内補修器用シール剤定量供給装置
KR100385285B1 (ko) * 1995-10-21 2003-08-25 명진산업 주식회사 2액 혼합 경화성 수지의 주입기 및 주입 믹서 노즐

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