JPS6340591B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6340591B2
JPS6340591B2 JP3982783A JP3982783A JPS6340591B2 JP S6340591 B2 JPS6340591 B2 JP S6340591B2 JP 3982783 A JP3982783 A JP 3982783A JP 3982783 A JP3982783 A JP 3982783A JP S6340591 B2 JPS6340591 B2 JP S6340591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
air
paint
valve
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3982783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59166262A (ja
Inventor
Kunio Kondo
Masayuki Nemoto
Yoshio Michizoe
Hiroshi Mihara
Takahiro Yuasa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo KK filed Critical Dai Nippon Toryo KK
Priority to JP3982783A priority Critical patent/JPS59166262A/ja
Publication of JPS59166262A publication Critical patent/JPS59166262A/ja
Publication of JPS6340591B2 publication Critical patent/JPS6340591B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はスプレイ器によつて塗料を霧化させて
被塗装物体に吹き付ける塗装システムに関するも
のである。
〔背景技術〕
スプレイ器には空気圧にて塗料を噴射霧化させ
るエアスプレイタイプと、塗料自体の静水圧によ
つて噴射霧化させるエアレススプレイタイプと、
噴射霧化は塗料自体の静水圧を利用するものの塗
料の噴流を空気圧にて制御するエアミツクススプ
レイタイプとの3種が主としてあり、またこれら
に静電霧化機能を組み合わせたものがある。とこ
ろで、これら各種タイプのスプレイ器にあつて
は、塗料の加える静水圧が異なつている。たとえ
ばエアレススプレイタイプでは通常100Kg/cm2
上、エアミツクススプレイタイプではエアレスス
プレイタイプに準じ100Kg/cm2前後、そしてエア
スプレイタイプではきわめて低くて通常3Kg/cm2
以下である。これら各種のタイプのスプレイ器は
夫々塗装用途に応じて適不適があり、でき得れば
スプレイ器をとりかえるだけで各種スプレイ器を
使用できるようにするのが好ましいのであるが、
上述のようにエアレススプレイタイプとエアミツ
クススプレイタイプに対し、エアスプレイタイプ
ではその塗料の圧力がきわめて低いことから、実
際には各タイプに応じた塗料供給装置を使用して
いるのが現状である。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは塗料供給装置である
ところの本体ユニツトに各種タイプのスプレイ器
をつなぎかえるだけでこれら各種のスプレイ器を
使用することができ、塗装用途や目的に応じた塗
装を簡便に行なうことができる塗装システムを提
供するにある。
〔発明の開示〕
本発明は塗料を圧送するポンプと、塗料の圧力
を管理する圧力管理部と、スプレイ用エアの圧力
を制御する空気圧制御部とを備えた本体ユニツト
と、この本体ユニツトにホースを介して夫々接続
自在とされたエアスプレイ器とエアミツクススプ
レイ器とエアレススプレイ器とから構成されて、
上記複数種のスプレイ器のうち少なくともエアス
プレイ器には塗料の液圧を下げる液圧降下手段と
圧力緩衝手段とが組み込まれていることに特徴を
有するものであり、各種のスプレイ器を本体ユニ
ツトに接続するだけでスプレイ器のノズルにはそ
のタイプに応じた圧力の塗料が供給されるように
したものである。
以下図示の実施例に基いて本発明を詳述する。
図示例はウレタン系やエポキシ系の2液性塗料の
ためのシステムであつて、塗料の主剤及び硬化剤
は夫々タンク(図示せず)からポンプ7,8によ
つて各別に圧送される。これら両ポンプ7,8は
空気圧にて作動するピストンモータ6によつてリ
ンク22を介して駆動されるものであり、各ポン
プ7,8における吐出量の比は、上記リンク22
の支点21からの距離によつて生じるストローク
比及びボア比で定めている。いずれか一方で吐出
量比を定めても良いのはもちろんである。主剤及
び硬化剤は、圧力管理装置としての液圧安全装置
9,9と圧力バランサ11、次いでヒータ12、
逆止弁14,14、絞り弁16,16を通り、ミ
キサー17において主剤と硬化剤と混合がなさ
れ、接続口25から各種スプレイ器へとホース2
8を介して送られる。
さて、接続口25までの機器が本体ユニツト1
内に納められているのであるが、この本体ユニツ
ト1内の機器について具体的に説明すると、まず
液圧安全装置9は第2図に示すように可動ピスト
ン32を摺動自在に収納したシリンダー36の両
端に取付けた一対のヘツド部37,38のうち、
一方のヘツド部37には塗料用の流路40を設け
てある。41は流入口、42は流出口、43は圧
力計接続口である。そしてこのヘツド部37の中
央軸部には可動ピストン32よりも小径のプラン
ジヤー31を軸方向に摺動自在に配設して、プラ
ンジヤー31の一端を流路40に臨ませ、またプ
ランジヤー31の他端を可動ピストン32の中央
に当接させている。可動ピストン32と他方のヘ
ツド部38との間は背圧空気室35とし、可動ピ
ストン32の軸部33をヘツド部38中央に気密
的に挿通してある。ここで、背圧空気室35に充
填する圧縮空気は、被制御流体である塗料用ポン
プ7,8の制御用の流体を兼用しており、このた
めにヘツド部38に設けた制御用の流体の流出口
45と背圧空気室35とを通気路46で接続して
いる。そして軸部33が挿通されている軸孔47
の内周面に軸方向にずれた位置で設けた一対の環
状溝48,49のうち一方に流出口45を連通さ
せ、他方の環状溝49に流入口44を連通させて
おり、更には可動ピストン32の軸部33に、両
環状溝48,49間を連通させる状態と、流出口
45に連なる環状溝48を大気に連通させる状態
とを選択することになるスプール弁としての弁3
4を形成してある。尚、軸部33先端の開口は別
途の栓によつて閉じられる。図中50は可動ピス
トン32及び軸部33のストロークを規制するス
トツパ、51は可動ピストン32及び軸部33の
復帰用のばねである。
しかしてこの一対の液圧安全装置9は、圧縮空
気源であるエアコンプレツサーユニツト5に各流
入口44を直列接続して流出口45を3ポート2
位置切換型のスプリングオフセツト式の切換弁2
0のパイロツト部に接続し、エアコンプレツサー
ユニツト5と前記ピストンモータ6との間に配置
したこの切換弁20を制御できるようにしてお
く。2つのポンプ7,8で圧送される2液性塗料
の主剤及び硬化剤は、各液圧安全装置9の流路4
0を通つて流れていくわけであり、夫々プランジ
ヤー31の一端に圧力を加えているのであるが、
この全圧力が、可動ピストン32に加えられてい
る復帰ばね51のばね力及び背圧空気室35内の
圧縮空気の圧力とによる全圧力よりも低い場合に
は、両液圧安全装置9,9は第2図に示す状態を
維持して切換弁20にパイロツト圧を加えている
ために、ピストンモータ6には圧縮空気が供給さ
れ続ける。しかし、今何らかの原因で主剤若しく
は硬化剤あるいは両者の圧力が高くなつてプラン
ジヤー31に加える全圧力がこれに対抗する可動
ピストン32に加えられた全圧力よりも高くなれ
ば、プランジヤー31及び可動ピストン32が第
2図中の下方へ移動して可動ピストン32の軸部
33の弁34が大気に連通する。このために背圧
空気室35はこの弁34を通じて大気に解放され
て可動ピストン32に加えられる圧力は復帰ばね
50によるきわめて弱い圧力のみとなり、プラン
ジヤー31に加えられる塗料の圧力が略ゼロとな
らなくては可動ピストン32が復帰しなくなるも
のであり、自己保持がなされるわけである。そし
て同時にこの弁34以後の空気管路も大気に解放
するために切換弁20におけるパイロツト圧もな
くなり、切換弁20が切換わつてピストンモータ
6への圧縮空気の供給を止めるので、ピストンモ
ータ6は停止するものである。
以上のように構成された液圧安全装置9ととも
に圧力管理部を構成する圧力バランサ11につい
て次に説明する。この圧力バランサ11は、絶対
圧力を基準としてある絶対圧力値を越える時に弁
が開いて液体の一部乃至全量をもどり側へ逃がす
リリーフ弁を使用し、主剤及び硬化剤を各別に圧
力調整するものではなく、主剤及び硬化剤が互い
に他方の圧力を基準として圧力が上記圧力より設
定圧以上に高くなれば、高くなつた方の液体の一
部をもどり側に逃がすようにして、主剤乃至硬化
剤の吐出圧力が変わつても、無調整で両者の圧力
を略等しくしておけるように、またある圧力以下
で圧力差があつても圧力を略等しくしておけるよ
うにしたものであつて、第3図に一例を示す。ベ
ース60上に間隔をおいて固着された一対の器体
61,61のうち主剤が流れる一方は、流入口6
4とストツプバルブ52,54が設けられ、硬化
剤が流れる他方は流入口64とストツプバルブ5
3,57が設けられるとともにストツプバルブ5
9が接続されており、各器体61,61には夫々
2個のシリンダー62,63が各一端が主剤化至
硬化剤の流路に連通し且つ他端が他方の器体61
のシリンダー63,62に相対するように設けら
れて、夫夫にピストン55,56,55,56が
配設されている。そして、両器体61,61に設
けられた各一対のピストン55,56のうち、一
方が他方よりも大径され、また各一方の器体61
における大径のピストン56の一端が各他方の器
体61における小径のピストン55の一端と相対
して突き合うようにしてあり、各小径のピストン
55,55の他端は主剤乃至硬化剤の流路と、ス
トツプバルブ52,57を夫々バイパスしてもど
り管に連通するもどり孔65との間の連通を制御
する弁を器体61との間で構成している。しかし
て、ストツプバルブ52,57が閉じられるとと
もにストツプバルブ54,53が開かれて各ポン
プ7,8により送られて流入口64,64から
夫々流入する主剤及び硬化剤は夫々ピストン5
5,56,55,56をその圧力で押圧する。こ
の時、互いに押し合う二対のピストン55,5
6、55,56の径が異なることから、主剤及び
硬化剤の圧力がその絶対圧力の大小に関係なく互
いに等しければ、印加される全圧力が大きい大径
側のピストン56が小径側のピストン55を押し
て、各流路と各もどり孔65との間を共に閉じて
いるが、主剤乃至硬化剤のうち一方の圧力が高く
なつてこの一方の小径側のピストン55にかかる
全圧力が他方の大径側のピストン56にかかる全
圧力よりも大きくなれば、この一方の小径側のピ
ストン55が突き合つている大径側のピストン5
6を押圧して一方の流路ともどり孔65との間を
開き、高くなつた方の圧力を有する主剤乃至硬化
剤の一部を主剤タンク乃至硬化剤タンクにもどし
て圧力を下げるのである。
こうして互いの圧力が略等しくされた主剤及び
硬化剤はヒータ12で加温される。ヒータ12は
第4図に示すようにシーズヒータ69の周部に一
対の独立した熱交換パイプ68,67を軸方向に
ずらして配置し、全長の長い熱交換パイプ68に
主剤を、短い熱交換パイプ67に硬化剤を通すも
のであつて、主剤及び硬化剤は夫々個別に加温さ
れ、逆止弁14,14及び絞り弁16,16を通
じてミキサー17に送られる。ここで逆止弁1
4,14及び絞り弁16,16は1つの弁装置1
3として一体に構成されていて、第5図及び第6
図に示すように両側下面に夫々接続口73,73
を、両側端面に開口を、上面中央にミキサー17
との接続用孔70を備えたこの弁装置13は、そ
の接続口73,73内に夫々ばね71とこのばね
71で付勢された弁体72とで構成される逆止弁
14,14を内装し、開口にストツプバルブ7
4,74を、また接続用孔70に連通するオリフ
イスとしての絞り弁16,16と前記側端面の開
口との間に下端が上記逆止弁14,14に連通す
る3位置切換型の切換弁15を配置したものであ
り、主剤及び硬化剤に夫々対応する各弁は対称に
配置形成されている。ただし、両絞り弁16,1
6であるオリフイス径は主剤と硬化剤とを定量比
で混合すること、後段のミキサー17が無駆動の
スタテイツク型であつて混合液自体のエネルギー
で混合を行なつていること、そして各絞り弁1
6,16を通過した主剤及び硬化剤は接続用孔7
0内において混ざること等から、定量比に比例し
た径とし、接続用孔70からミキサー17内に流
入する主剤及び硬化剤の流量比が変動することが
ないようにしている。
次いでミキサー17であるが、これは前述のよ
うに無駆動型のいわゆるスタテイツクミキサーで
あつて、第7図に示すような構成となつている。
図中81は内径が20mm程度の管であつて、その内
部は隔壁82によつて軸方向に複数個の空間8
3,84に仕切られている。隔壁82は第8図に
示すように両端面で開口する小径の貫通孔85を
複数個有するもので、特に各貫通孔85を円盤状
の隔壁82の軸と平行とするのではなく、一端開
口の位置する部分の径が他端開口の位置する部分
の径よりも大きく、しかも一端開口を他端開口よ
りも隔壁82の軸まわりに回転させた位置に配置
して隔壁82の軸と貫通孔85の軸とが3次元的
に交叉しないようにしてある。この隔壁82を数
枚、面が交互に逆になるように、また一方の隔壁
82の中央の軸孔86に一端の小径軸部88がさ
し込まれる軸体87と、リング状のスペーサ89
とを交互に隔壁82間に配置して軸体87のまわ
りと、スペーサ89の内部とに夫々空間83,8
4を形成しているものであり、そして軸体87と
管81内周面との間の円筒状の空間83にはビー
ズのような粒体90を充填することによつて、3
次元的な網状流路を形成してある。この3次元的
な網状流路を形成するものとして、図示例では平
均粒径2mmほどのビーズのような粒体90を示し
ているが、ビーズ以外にも例えば砂粒、鋼球等の
粒体を用いても良く、更には粒体に代えて針条体
を多数個充填したり、あるいは細いセルを有する
合成樹脂の連続発泡体を充填したりすることで3
次元的な網状流路を形成しても良い。しかし、こ
の3次元的な網状流路形成体をミキサー17に洗
浄液を通して行なう洗浄性の点から鑑みれば、ガ
ラスやセラミツクのビーズ、まり球状粒体を用い
るのが好ましい。しかして、このミキサー17に
一端から流入する主剤と硬化剤との混合液は、第
1段の隔壁82の貫通孔85を通つて空間83内
に流入する際に貫通孔85の軸の方向から旋回流
となつており、そして3次元的な網状流路を通過
する間に細分化と合流とが幾度となく繰り返され
た後、第2段の隔壁82の貫通孔85を通過して
スペーサ89で囲まれた空間84に至る。この時
には混合液がやはり貫通孔85の軸の方向のため
に求心方向に向かう旋回流として空間84内に各
貫通孔85から流入することから、混合が促進さ
れ、次いで再度空間83内の3次元的な網状流路
を通つて排出口88から接続口25へと至る。空
間83の長さや数は図示例に限るものではなく、
適宜設定できるものである。
以上の機器の外にも本体ユニツト1には第1図
に示すように、コンプレツサーユニツト5から供
給される圧縮空気の制御用としての減圧弁18,
24と、流量調整弁19とを備えている。減圧弁
18と流量調整弁19とはエアスプレイ器4とエ
アミツクススプレイ器3とを使用する際にこれら
スプレイ器3,4に送る圧縮空気の圧力と流量と
を制御するものであり、減圧弁24はピストンモ
ータ6に送る圧縮空気の圧力を制御するものであ
る。第1図中23は圧力計、26,27は接続口
を示す。29は圧縮空気用のホースである。
以上のように構成された本体ユニツト1に対し
て各タイプのスプレイ器2,3,4を接続すれ
ば、いずれのスプレイ器2,3,4も使用できる
わけであるが、ここにおいて本体ユニツト1での
塗料の液圧は、最も高圧であるところのエアレス
スプレイ器2に応じたものとしており、従つてエ
アレススプレイ器2を使用する際には、通常市販
されているものをそのままつなげば良い。エアミ
ツクススプレイ器3も同様である。しかし、塗料
の液圧が他のものよりもかなり低くなくてはなら
ないエアスプレイ器4では第9図及び第10図に
示すものを用いる。図示例は手動操作型のエアス
プレイガンであり、グリツプ部75の下端には圧
縮空気用のホース29のための接続プラグ77が
取付けられ、ヘツド76の下面には塗料用ホース
28のための接続プラグ78が取付けられてお
り、上端が枢着されたレバー79がグリツプ部7
5とヘツド76との間に配設されている。ヘツド
76は、第10図から明らかなように、本体部8
0と、ノズルブロツク101と、2重リング10
2と、エアノズルブロツク100、そして締付リ
ング95とから構成されており、先端に吐出ノズ
ル91が形成された筒状のノズルブロツク101
の後端部が、本体部80に螺着されるとともに、
本体部80とノズルブロツク101のフランジ1
03との間に2重リング102がパツキン104
とともに配置され、更に上記フランジ103の周
部の傾斜面105に接する斜面106を後端開口
縁に備えたエアノズルブロツク100が、本体部
80に螺着される締付リング95によつて取付け
られている。ノズルブロツク101は、レバー7
9の操作に応動して軸方向に摺動するニードル9
6とともにニードル弁型の弁93を構成する弁座
107が後端開口に配設されており、前端の吐出
ノズル91との間に圧力緩衝室92を形成してい
るものであり、またフランジ103の外周部を貫
通する通気孔108と、内周部を貫通する通気孔
109とを備え、エアノズルブロツク100との
間に第1空気溜り110と第2空気溜り111と
を形成している。エアノズルブロツク100は、
吐出ノズル91の周囲に位置するエアノズル97
の群と、上下に延出した一対の翼部112,11
2に夫々内方に向けて設けられたスプレーパター
ン制御用のエアノズル98とを有するものであ
り、エアノズル97は第1空気溜り110、通気
孔109、2重リング102とノズルブロツク1
01との間の空気及びパツキン104によつて形
成された環状の空間を経て本体部80に設けた空
気路114に接続され、更にレバー79の操作に
よつて開閉される弁(図示せず)を介して前記接
続プラグ77に接続されている。エアノズル98
は第2空気溜り111を介して2重リング102
に形成された通気孔108及び通孔115に連な
り、空気路114内を軸方向に摺動自在で且つ空
気路114内径よりも小径なニードル116先端
が通孔115の後端開口とによつて形成する弁9
9で、エアノズル98に至る空気流路が制御され
るようになつている。一方、塗料は接続プラグ7
8から本体部80内を経て、弁93、圧力緩衝室
92、そして吐出ノズル91へと流れるわけであ
るが、ここで接続プラグ78は、液圧降下手段と
して流路直径を1/10に絞つているチヨーク94を
有している。図中117はシール、118はシー
ル押えである。
しかして、各接続プラグ77,78に、圧縮空
気と塗料との配管ホース28,29を接続し、レ
バー79を操作すればまず圧縮空気用の弁が開か
れ、次いで塗料用の弁93が開かれるものであ
り、吐出ノズル91から吐出される塗料は、吐出
ノズル91の周囲のエアノズル97から吐出され
る空気流により霧化される。この時、弁99が開
かれてエアノズル98からも空気流が出てくる時
には、スプレーパターンが楕円状になるものであ
る。そして塗料は、本来の使用圧よりもかなり高
い圧力で送られてきているわけであるが、接続プ
ラグ78におけるチヨーク94を通過する間に塗
料の液圧が大きく降下し、吐出ノズル91におけ
る位置では通常のエアスプレイ器4に供給する際
の圧力と略同じ値となつており、圧力が高い際に
生じるスピツトを招くことがなく、また弁93か
ら吐出ノズル91に至る間の圧力緩衝室92の存
在によつて、弁93の開閉時における一時的な高
圧状態の際にも、この圧力変動が緩和されること
からスピツトを生じることがないものである。
尚、図示例では圧力降下手段としてチヨーク94
を示したがこれはオリフイスであつても良い。エ
アミツクススプレイ器3に比較的塗料の液圧の低
いタイプを使用する場合には、上記エアスプレイ
器4における圧力降下手段を備えた接続プラグ7
8と同様のものを装着して使用する。
このように、本体ユニツト1の接続口25にホ
ース28を介していずれのタイプのスプレイ器
2,3,4を接続しても、塗装を行なうことがで
きるものであり、1つの本体ユニツト1のみで各
タイプの塗装に応じられるわけである。尚、エア
ミツクススプレイ器3及びエアスプレイ器4にお
ける圧縮空気の圧力及び流量は、減圧弁18及び
流量調整弁19によつて調節する。各タイプのス
プレイ器2,3,4が、静電霧化機能を備えたも
のであつても良いのはもちろんである。
〔発明の効果〕
本発明にあつては上述のように塗装目的や用途
に応じて本体ユニツトに対し接続するスプレイ器
をエアレス、エア、エアミツクスの各タイプのも
のに取り換えるだけで良く、簡便に塗装方法の切
り換えを行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の配管図、第2図は液
圧調整装置の断面図、第3図は圧力バランサの断
面図、第4図a,b,cはヒータの概略縦断面
図、横断面図及びシーズヒータの正面図、第5図
は弁装置の正面図、第6図は同上の半断面図、第
7図はミキサーの断面図、第8図a,b,cは同
上の隔壁の断面図及び平面図、第9図はエアスプ
レイ器の正面図、第10図は同上の要部断面図で
あり、1は本体ユニツト、2はエアレススプレイ
器、3はエアミツクススプレイ器、4はエアスプ
レイ器、9は液圧調整装置、11は圧力バラン
サ、12はヒータ、14は逆止弁、16は絞り
弁、17はミキサー、18,24は減圧弁、19
は流量調整弁、28は塗料用のホース、29は圧
縮空気用のホース、92は圧力緩衝室、94は圧
力降下手段としてのチヨークを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塗料を圧送するポンプと、塗料の圧力を管理
    する圧力管理部と、スプレイ用エアの圧力を制御
    する空気圧制御部とを備えた本体ユニツトと、こ
    の本体ユニツトにホースを介して夫々接続自在と
    されたエアレススプレイ器とエアミツクススプレ
    イ器とエアスプレイ器とから構成され、上記複数
    種のスプレイ器のうち少なくともエアスプレイ器
    には塗料の液圧を下げる液圧降下手段と圧力緩衝
    手段とが組み込まれていることを特徴とする塗装
    システム。
JP3982783A 1983-03-10 1983-03-10 塗装システム Granted JPS59166262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3982783A JPS59166262A (ja) 1983-03-10 1983-03-10 塗装システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3982783A JPS59166262A (ja) 1983-03-10 1983-03-10 塗装システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59166262A JPS59166262A (ja) 1984-09-19
JPS6340591B2 true JPS6340591B2 (ja) 1988-08-11

Family

ID=12563803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3982783A Granted JPS59166262A (ja) 1983-03-10 1983-03-10 塗装システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59166262A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59166262A (ja) 1984-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5072881A (en) Method of cleaning automated paint spraying equipment
US9234590B2 (en) Seal
US4075789A (en) Abrasive blast system having a modulation function
US3373762A (en) Multiple fluid delivery system with liquid and gas purging means
US6793098B2 (en) System and apparatus for foam dispensing with adjustable orifice flow regulating device and method of using same
JPH0354379A (ja) 加圧洗浄装置
KR20010071146A (ko) 가스-액적류 발생장치 및 밸브
US4005825A (en) Mixing manifold for air atomizing spray apparatus
US4633895A (en) Fluid proportioning apparatus
US4635852A (en) Hydraulic valve for spray gun
EP4048446B1 (en) Spray applicator with a stationary mix chamber
US7140559B2 (en) Spraying device for serial spraying of work pieces
US3589612A (en) Modular liquid spray gun
US3443578A (en) Color select valve for spray guns
RU2254155C1 (ru) Переносная установка пожаротушения и распылитель жидкости
US20140263700A1 (en) System, Method, and Apparatus for Mixing and Spraying Resin and Catalyst
US4350266A (en) Pumping system for unstable fluids
JPS5820662B2 (ja) 液体混合装置
EP0273677A3 (en) Flow controller and a high-pressure liquid system
JPS6340591B2 (ja)
EP1047534B1 (en) Mixing block for mixing multi-component reactive material coating systems and an apparatus using same
US4567912A (en) Multiple spray nozzles
JPH10393A (ja) 自動塗装ガン
JPS6048160A (ja) 二液混合吐出方法及び装置
JPS6336301B2 (ja)