JPS633616Y2 - - Google Patents

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JPS633616Y2
JPS633616Y2 JP1983028289U JP2828983U JPS633616Y2 JP S633616 Y2 JPS633616 Y2 JP S633616Y2 JP 1983028289 U JP1983028289 U JP 1983028289U JP 2828983 U JP2828983 U JP 2828983U JP S633616 Y2 JPS633616 Y2 JP S633616Y2
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JP
Japan
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bottle
drinking water
cooling container
water
ice
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JP1983028289U
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English (en)
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JPS59133125U (ja
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Priority to JP2828983U priority Critical patent/JPS59133125U/ja
Publication of JPS59133125U publication Critical patent/JPS59133125U/ja
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Publication of JPS633616Y2 publication Critical patent/JPS633616Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、冷たい紅茶やアイスコーヒー等の冷
飲料水を抽出する抽出器に関する。
[考案の技術的背景] 従来の抽出器が第1図に例示されている。同図
中1はボトル、2はボトル1の上端部に底部を着
脱自在に載置して設けられる冷却容器、3は冷却
容器2上に着脱自在に載置されるフイルター装置
である。ボトル2は底部に通水孔4を有し、内部
に氷5を収納するようになつている。フイルター
装置3は底部に抽出孔6を有し、内部に収納され
た被抽出材料7への給湯により、飲料水を抽出す
るものである。
この従来の抽出器によれば、フイルター装置3
内の被抽出材料7に給湯することにより、抽出孔
6から飲料水を抽出し、この飲料水は、冷却容器
2内で氷5との接触により冷却された後、通水孔
6を通つてボトル1内に溜められる。
[背景技術の問題点] しかし、従来の抽出器によれば、冷却容器2が
その底部をボトル1の上端部に載置して設けられ
る構造であるため、全体の背丈が高い。したがつ
て、使用時等に転倒するおそれが高いとともに、
収納・保管に大きな場所を必要とする欠点があつ
た。また、飲料水の抽出量が少ない場合等フイル
ター装置3から流下する飲料水が一個所に片寄る
場合、特に著しいが、飲料水の流下位置に対向し
て氷5群の一部に縦方向に沿う穴ができ易い。こ
のため、フイルター装置3によつて抽出された飲
料水と氷との接触が十分になされないままに、飲
料水がボトル1に落ちる欠点があつた。さらに、
冷却後の飲料水はボトル1内に単に溜つているだ
けで撹拌作用を受けないから、ボトル内の飲料水
の上下の温度差が可成り生じる欠点があつた。
[考案の目的] したがつて本考案の目的とするところは、上記
従来の諸欠点を解消することができるようにした
冷飲料水の抽出器を提供することにある。
[考案の概要] すなわち、本考案に係る冷飲料水用の抽出器
は、ボトルと、このボトルの底部側まで深く挿入
して着脱自在に支持され、内部に水が収納される
冷却容器と、この冷却容器の底部および下部周側
面に夫々設けられるとともに上記ボトル内に溜め
られる飲料水に対して浸される通水孔と、上記冷
却容器上に着脱自在に設けられ、内部に収納され
た被抽出材料への給湯により飲料水を抽出するフ
イルター装置とからなることを特徴とする。
この特徴によれば、冷却容器の少なくとも底部
がボトル内の底部側まで深く挿入されることか
ら、全体の背丈を低くできる。このため、使用時
等の安定性が増して転倒のおそれを防止できると
ともに、収納・保管に要する場所も小さくて済
む。そして、冷却容器の通水孔がボトル内の飲料
水に浸されるので、フイルター装置で抽出された
飲料水は、冷却容器を通る間だけでなく、ボトル
内においても冷却容器の底部および下部周側面に
夫々設けられた通水孔を通つて冷却容器内を対流
して、なお引き続いて冷却作用を受ける。このた
め、冷却容器内の氷群の崩れも容易で、氷群の一
部に縦方向に沿う穴ができることも防止されて、
飲料水の冷却容器を通る間の氷との接触も増え
る。すなわち、これらの理由で飲料水の冷却効率
を向上でき、十分に冷却された飲料水を抽出でき
る。さらに、抽出後には冷却容器はボトルから取
除かれるが、この取除きに伴つてボトル内の飲料
水は撹拌作用を受ける。このため、上下の温度差
をなくし均一化された冷飲料水をボトル内に得る
ことができる。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例を第2図および第3図を
参照して説明する。
図中11は透明耐熱ガラス等からなる有底筒状
のボトルで、注ぎ口12が上端縁に形成されてい
るとともに、外面には把手13が取付けられてい
る。14は内部に氷15が収納される冷却容器で
ある。この容器14は合成樹脂又はガラス等によ
り有底筒状に形成されていて、その上縁部には把
手16が一体に突設されているとともに、底部及
び下部周側面に通水孔17,18を有している。
なお、本実施例では通水孔18は底面および下部
周側面にわたつて形成されているが、下部周側面
のみでも良い。そして、この冷却容器14は、そ
の通水孔が少なくともボトル11内に溜められる
飲料水に対して浸されるように、深く挿入されて
ボトル11に対し着脱自在に支持されている。な
お、19は冷却容器14の上部に形成された環状
の係合部で、これがボトル11の上縁に載置され
るようになつている。また、20は冷却容器14
上に着脱自在に設けられるフイルター装置で、そ
の内部には粉砕されたコーヒー豆等の被抽出材料
21が収納される。この装置20は被抽出材料2
1への給湯によりコーヒー液等の飲料水を抽出す
るものであつて、本実施例の場合は底部に抽出孔
22を有したフイルター容器23と、この容器2
3の上面開口に着脱自在に施蓋される蓋状の拡散
部材24とから形成されている。フイルター容器
23には使い捨て形の紙フイルター25とともに
上記材料21が収納され、かつ拡散部材24は給
湯される湯を拡散して上記材料21に注ぐ拡散部
26を有している。また、第2図中27は給湯装
置で、本考案の抽出器を着脱自在に支持できると
ともに、上記拡散部26に給湯するものである。
なお、この装置27は、給水タンク28と、この
タンク28から供給される冷水を加熱沸騰させそ
の沸騰圧力で熱湯を吐出通路29に吐出する加熱
送湯機構30と、沸騰圧発生時に給水タンク28
への逆流を阻止する逆流防止手段31とを具備し
て形成されている。
以上の構造の抽出器を使用するには、内部に氷
15を収納した冷却容器14をボトル11に挿入
支持させるとともに、冷却容器14上に被抽出材
料21を収納したフイルター装置20を載せた状
態で、この抽出器を給湯装置27にセツトして給
湯装置27を動作させればよい。そうすると、給
湯装置27の吐出通路29から拡散部26に向け
て給湯がなされるから、この給湯により被抽出材
料21からの飲料水の抽出が行われ、飲料水は抽
出孔22を流下して冷却容器14内の氷15に注
がれる。したがつて、飲料水は氷15との接触で
冷やされて通水孔17,18を通つてボトル11
内に溜められるとともに、冷却容器14内にも溜
められて、ここにおいて更に引き続いて冷却され
る。この場合、ボトル11内に溜められた飲料水
は、冷却容器14の底部および下部周側面に夫々
設けられた通水孔17,18を通つて、冷却容器
内14を対流するとともに、このような対流によ
り冷却容器14内の氷15群を容易に崩すことが
できるから、抽出された飲料水と氷15との接触
の機会が増えて、飲料水の冷却が促進される。そ
して、以上のようにして冷飲料水の抽出が行われ
た後に、冷却容器14がボトル11から取除かれ
る。この場合、冷却容器14内の冷飲料水が通水
孔17,18を通つてボトル11内に移りなが
ら、ボトル11内で冷飲料水が撹拌される。な
お、必要に応じて冷却容器14を数回上げ下げし
て、積極的に撹拌を行わせた後に冷却容器14を
ボトル11から取除いてもよい。この後に、ボト
ル11内の冷飲料水を適当なカツプに移して、飲
料に供するものである。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、例えば冷却容器14はその底面をボトル11
の内底面に当接させて支持するようにしてもよ
く、また冷却容器14はその略全体がボトル11
内に挿入される必要はなく、要すれば少なくとも
通水孔がボトル内に溜められる飲料水に浸される
挿入状態に支持されればよいものである。そし
て、上記一実施例ではフイルター装置20は使い
捨て形の紙フイルター25を用いるものを使用し
たが、洗浄により再生可能な布フイルター等を用
いる構造のものを使用しても差支えないととも
に、給湯装置27とともに使用する場合には、こ
の装置27にフイルター装置20を着脱自在に支
持させてもよい。さらに、本考案の使用に当つて
は給湯装置27は省略し、その代わりにやかん等
で湯かした熱湯を直接フイルター装置20に注ぐ
ようにしてもよい。その他、本考案の実施に当つ
ては、考案の要旨に反しない限り、ボトル、冷却
容器、通水孔、フイルター装置等の具体的な構
造、形状、位置および材質等は、上記一実施例に
制約されることなく、種々の態様に構成して実施
できることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明した本考案は上記実用新案登録請求の
範囲に記載の構成を要旨とするから、全体の背丈
を低くできることにより、安定性が増して転倒の
おそれを防止できるとともに、収納・保管が小さ
な場所で済む効果がある。そして、抽出された飲
料水は氷群を一度通過するだけでなく、ボトル内
での対流作用によつて氷群と十分に接触するか
ら、十分に冷却された飲料水を抽出できる効果が
ある。さらに、冷却容器のボトルからの取外しに
よつて冷飲料水を撹拌できるから、ボトル内に上
下の温度差が極めて少ない冷飲料水を得ることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断側面図である。第2
図および第3図は本考案の一実施例を示し、第2
図は縦断側面図、第3図は分解斜視図である。 11……ボトル、14……冷却容器、15……
氷、17,18……通水孔、20……フイルター
装置、21……被抽出材料、22……抽出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボトルと、このボトルの底部側まで深く挿入し
    て着脱自在に支持され、内部に氷が収納される冷
    却容器と、この冷却容器の底部および下部周側面
    に夫々設けられるとともに上記ボトル内に溜めら
    れる飲料水に対して浸される通水孔と、上記冷却
    容器上に着脱自在に設けられ、内部に収納された
    被抽出材料への給湯により飲料水を抽出するフイ
    ルター装置とからなる冷飲料水の抽出器。
JP2828983U 1983-02-28 1983-02-28 冷飲料水の抽出器 Granted JPS59133125U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2828983U JPS59133125U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 冷飲料水の抽出器

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JP2828983U JPS59133125U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 冷飲料水の抽出器

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Publication Number Publication Date
JPS59133125U JPS59133125U (ja) 1984-09-06
JPS633616Y2 true JPS633616Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30159170

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JP2828983U Granted JPS59133125U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 冷飲料水の抽出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597732B2 (ja) * 1977-04-27 1984-02-20 ノ−ドソン コ−ポレ−シヨン 発泡熱可塑性材料の製造方法

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JPS597732B2 (ja) * 1977-04-27 1984-02-20 ノ−ドソン コ−ポレ−シヨン 発泡熱可塑性材料の製造方法

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