JPS6335750Y2 - - Google Patents

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JPS6335750Y2
JPS6335750Y2 JP1983193865U JP19386583U JPS6335750Y2 JP S6335750 Y2 JPS6335750 Y2 JP S6335750Y2 JP 1983193865 U JP1983193865 U JP 1983193865U JP 19386583 U JP19386583 U JP 19386583U JP S6335750 Y2 JPS6335750 Y2 JP S6335750Y2
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JP1983193865U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、電気バリカンに関し、本体ケース
の前部に設けたヘツドケースに対して、可動刃お
よび固定刃を有する刃ユニツトをいかにして着脱
可能に装着するかの点に改良を加えたものであ
る。
〔背景技術〕
この種の電気バリカンにおいては、第1図に示
すごとく本体ケースの前部に設けたヘツドケース
に固定刃23および可動刃24を有する刃ユニツ
ト11を備えており、刃の手入れや毛屑を除去す
るために、ヘツドケース2に対して刃ユニツト1
1がヒンジ34を介して着脱可能に枢着されてい
る。そして、ヘツドケース2は本体ケース1に対
して首振り可能に枢着し、頭への刃先の当て角度
を適正に調整できるものとしている。
問題はこの刃ユニツト11の着脱構造である。
従来の刃ユニツト11は、刃先とは反対の後端側
がヘツドケース2に着脱可能なヒンジ34を介し
て前後揺動自在に枢着され、例えば前端側がヘツ
ドケース2にロツク手段35を介して係脱自在に
保持されるものとなつている。そのため、ヘツド
ケース2から刃ユニツト11を取り外すにはヘツ
ドケース2の前方に突出する刃ユニツト11の刃
先に指を掛けて刃ユニツト11を下方に強く押し
て前記ロツク手段35による係合を外し、ヒンジ
34まわりに下向き後方に揺動させたうえで、該
ヒンジ34での係合個所を分離していた。そし
て、刃ユニツト11を使用状態に装着するには、
刃ユニツト11のヒンジ34を接合したうえで、
刃ユニツト11をヒンジ34まわりに上方へ揺動
させてロツク手段35を係合ロツクすれば、可動
刃24に設けた受動ピース27の上向き係合突起
27bがヘツドケース2内から前部外方へ突出す
る振動レバー9の先端の上下貫通状の係合孔9b
に下方から係入する構造を採つていた。
しかし、かかる従来形態では刃ユニツト11の
取り外しに際し、これを下方に強く押すものであ
るため、刃先に付着の毛屑や油が指先に付く不快
感を与え、指が刃先に触れて痛く、特に婦女子は
恐怖感を招き取扱い上に難があつた。また、ヒン
ジ連結部が損傷したり、不測に落として刃ユニツ
ト11が損壊したりする。更にはヘツドケース2
が首振り式の場合、この押下げ時にヘツドケース
2の前端部をも下方に強く押すことになつてヘツ
ドケース2の首振り軸部や首振り角規制部に過度
の負担をかけたり、こじれを加えてそれら首振り
軸部および首振り角規制部の外れや破損を招きや
すかつた。
更に、刃ユニツト11の上方回動で受動ピース
27の係合突起27aを振動レバー9の先端の係
合孔9aに係入させる形態であるため、ヒンジ3
4のガタつきなどにより係合突起27bが係合孔
9aに確実に係入しないで振動レバー9を突き上
げたままの状態となる不具合が生じることがあ
り、これが可動刃24の駆動を不確実なものにし
ていた。
〔考案の目的および概要〕
この考案は、かかる事実に着目して刃ユニツト
をヘツドケースにこれの前方からスライド嵌合で
着脱操作できるものとし、以て刃先に指を触れな
くとも刃ユニツトが簡単に抜き外せるようにする
ことを第1の目的とする。また、振動レバーの先
端部に対する刃ユニツト側の受動ピースの抜き差
し方向が刃ユニツトの着脱方向と平行になるもの
とし、以て刃ユニツトの着脱に伴い受動ピースが
振動レバーの先端部に確実に連結できるようにす
ることを第2の目的とする。更に、ヘツドケース
は首振り式に限定するものではないが、これを首
振り式にするときはヘツドケースの首振り軸部や
首振り角規制部に過度の負担をかけずに済むよう
にしたものである。
〔実施例〕
第2図ないし第9図は本考案に係る電気バリカ
ンの実施例を示しており、これの本体ケース1は
前後方向に長い長箱状で、これの前部にヘツドケ
ース2が左右の支軸3a,3bまわりに上下方向
に首振り自在に枢着されている。具体的には、ヘ
ツドケース2は本体ケース1の前方に一直線状に
なる基本姿勢(第6図実線状態)と、上向き姿勢
(第6図仮想線状態)とに切換え操作可能である。
左右の支軸3a,3bのうち一方の支軸3aは本
体ケース1側に一体形成してあり、他方の支軸3
bは、ヘツドケース2の首振りロツクボタンを兼
ねていて、ヘツドケース2を前述の一直線状にな
る基本姿勢と上向き姿勢とにそれぞれ保持する。
第5図および第6図において、本体ケース1に
は可動刃駆動機構の動力源であるモータ4や電池
5などが内蔵される。ヘツドケース2の内部には
振動子6を装備し、この振動子6の後端面に形成
された上下方向に長い凹溝7に前記モータ4の軸
上に固着した偏心ピン8が係合し、振動子6の前
端に一体形成した振動レバー9の先端部9aがヘ
ツドケース2の前部外方へ水平に突出し、モータ
4の駆動で振動子6が偏心ピン8を介して左右に
往復振動すると、これと一体の振動レバー9が同
方向に往復振動する。
ヘツドケース2には、すき刈り櫛10がヘツド
ケース2の前端から出退操作可能に、また刃ユニ
ツト11が着脱可能にそれぞれ組み付けられる。
第5図において、すき刈り櫛10はその前端に
浅溝12と深溝13とが左右方向に交互に列設さ
れたすき歯14を有し、このすき歯14がヘツド
ケース2の上壁2aの前端と刃ユニツト11の刃
先との間隙から出退する。第9図において、その
出退操作機構は、すき歯14の後端にくの字形状
のすき刈りレバー15を連結し、該レバー15の
中間に前後方向に長く形成したスロツト16を本
体ケース1側に支軸3bと同軸線上に位置すべく
形成されたピン17に摺動自在に嵌合し、レバー
15の後端に突設したガイドピン18を本体ケー
ス1の外表面上に前後スライド自在に装着したス
イツチボタン19の内面側に形成したくの字形状
のガイド溝20に摺動自在に嵌合してなる。そし
て、すき刈り櫛10はヘツドケース2が支軸3
a,3bまわりに首振り回動するときガイドピン
18がガイド溝20内を摺動してピン17まわり
にヘツドケース2と一体となつて同方向に回動す
る。ヘツドケース2が一直線状の基本姿勢にある
とき、すき刈り櫛10はガイドピン18がガイド
溝20の円弧状の上半溝20aの上端に位置して
いて、スイツチボタン19を「切」の文字位置か
ら前方の「スキ刈多」の文字位置にまでスライド
させると、すき歯14がヘツドケース2の上壁2
aから前方に少し突出する。この突出状態では浅
溝12と深溝13の両方が刃ユニツト11の刃先
とラツプするため、浅溝12と深溝13の両方に
導入する毛がすき刈りされる。更にスイツチボタ
ン19を「スキ刈少」の文字位置にまで前方スラ
イドさせると、すき歯14の浅溝12が刃ユニツ
ト11の刃先より更に前方に突出して深溝13の
みが刃ユニツト11の刃先とラツプする。この突
出状態では深溝13に導入する毛のみがすき刈り
されることになる。
ヘツドケース2が上向き姿勢にあるとき、すき
刈り櫛10はガイドピン18がガイド溝20の直
線状の下半溝20bに位置して、この状態でスイ
ツチボタン19を「切」の文字位置から「スキ刈
多」の文字位置にまでスライドさせると、前述の
ように浅溝12と深溝13の両方に導入する毛を
すき刈りする。更に「スキ刈少」の文字位置にま
でスライドさせると、深溝13に導入する毛のみ
がすき刈りされる状態になる。
刃ユニツト11は、その左右に側壁21,21
を有する断面コ字形のユニツト台22の内部に櫛
形の固定刃23をこれの刃先が前方に突出するよ
う固着してあり、同じく櫛形の可動刃24がユニ
ツト台22にばね軸25を介して取り付けたばね
26にて固定刃23の上面に押圧付勢されてい
る。そして、可動刃24の上面側に固着した受動
ピース27に前記振動レバー9の先端部9aを抜
き差し可能に係合してあり、可動刃24はモータ
4の回転で振動子6を介して固定刃23の上面を
左右方向に往復摺動する。
かかる構造の電気バリカンにおいて、本考案は
ヘツドケース2に刃ユニツト11をヘツドケース
2の首振り方向と直交する前後方向にスライド自
在で着脱可能に装着するとともに、受動ピース2
7と振動レバー9の先端部9aとを前後対向状に
配置し、受動ピース27の振動レバー9の先端部
9aに対する抜き差し方向を刃ユニツト11の着
脱方向と平行にする点に特徴を有する。
具体的には、第7図および第8図に示すごとく
刃ユニツト11の左右側壁21,21の各上端内
面に突条のガイド28,28を前後方向に形成
し、ヘツドケース2の左右側壁2b,2cの各外
面にガイド28,28が前後方向にスライド自在
に嵌合するガイド溝29,29を設ける。
刃ユニツト11とヘツドケース2間には、第5
図に示すごとく、刃ユニツト11を装着姿勢に保
持するためのロツク手段30を有する。図示例の
ロツク手段30としてはユニツト台22の左右側
壁21,21の後端内面に係合凹部31,31を
前記ガイド28,28の後方に位置するよう形成
し、ヘツドケース2の左右側壁2b,2cのガイ
ド溝29,29の後方部位に係合子32,32を
ばね33,33を介して出没自在に装着し、刃ユ
ニツト11の着脱操作に伴い該係合子32,32
が係合凹部31,31に係脱するものとなつてい
る。
第7図において、受動ピース27は後方および
下方が開口せる受口27aを有し、該受口27a
の後方開口部が振動レバー9の先端部9aの前方
に対向している。受口27aの後方開口部および
振動レバー9の先端部9aにはそれぞれテーパー
あるいはアールをつけて両者の差し込みがスムー
ズに行われるようにしてある。
しかるときは、刃ユニツト11の左右側壁2
1,21を把持して刃ユニツト11のガイド2
8,28をヘツドケース2のガイド溝29,29
に前方から差し込んで後方へ真つ直ぐに押し込む
と、刃ユニツト11の左右側壁21,21のテー
パ後端部21a,21aの押力で係合子32,3
2が一旦ばね33,33に抗して没入したうえで
係合凹部31,31に突出係合するとともに、振
動レバー9の先端部9aが受動ピース27の受口
27a内に係入し、刃ユニツト11はこれの刃先
がヘツドケース2の前方に突出する使用可能な姿
勢に保持される。
刃ユニツト11を取り外すには、刃ユニツト1
1の左右側壁21,21を把持して刃ユニツト1
1をガイド溝29,29の案内下で前方に引き出
すと、左右側壁21,21の係合凹部31内の後
面壁の押力で係合子32がばね33に抗して没入
することにより、その係合ロツクが解除されると
ともに、受動ピース27が振動レバー9の先端部
9aから抜き出され、刃ユニツト11がヘツドケ
ース2から前方へ取り外される。
〔別実施例〕
図示例の全容は以上のようになつているが、本
考案はこれに限られるものではない。例えば、ヘ
ツドケース2に対する刃ユニツト11のスライド
嵌合手段は前述のガイド28を部分突起状にして
もよいし、ヘツドケース側にガイド28を、刃ユ
ニツト11側に該ガイド28が嵌合するガイド溝
29をそれぞれ設けるようにしてもよい。また、
受動ピース27と振動レバー9の先端部9aとを
互いに抜き差しするについて、振動レバー9の先
端部9a側に前方開口状の受口を設け、受動ピー
ス27に該受口に係入する突部を後向きに設けた
ものでもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によればヘツド
ケース2にこれの前方側から刃ユニツト11がス
ライド嵌合で着脱自在に装着されるものとした。
したがつて、ヘツドケース2に対して刃ユニツト
11がこれの刃先に指先を直接に掛けなくても刃
ユニツト11の左右側壁21,21の外面を掴ん
で簡単かつ安全に脱着でき、取扱いが便利であ
る。
また、刃ユニツト11の着脱に伴い、互いに抜
き差しされる可動刃24上の受動ピース27と振
動レバー9の先端部9aとを前後に対向するよう
設け、振動レバー9の先端部9aに対する受動ピ
ース27の抜き差し方向がヘツドケース2の着脱
方向と平行になるようにしたから、刃ユニツト1
1の装着と同時に受動ピース27を振動レバー9
の先端部9aに確実に連結できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気バリカンを示す要部側面図
である。第2図以下は本考案に係る電気バリカン
を例示しており、第2図は全体平面図、第3図は
全体側面図、第4図は全体底面図、第5図は要部
の拡大横断面図、第6図は要部の縦断側面図、第
7図は刃ユニツトを取り外した状態の縦断側面
図、第8図は第6図における−線断面図、第
9図はすき刈り櫛の組み付け部分を示す縦断側面
図である。 1……本体ケース、2……ヘツドケース、3
a,3b……支軸、9……振動レバー、9a……
振動レバーの先端部、11……刃ユニツト、23
……固定刃、24……可動刃、27……受動ピー
ス、28……ガイド、29……ガイド溝、30…
…ロツク手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動刃駆動機構を内蔵した本体ケース1の前部
    にヘツドケース2を有し、該ヘツドケース2内か
    ら振動レバー9の先端部9aがヘツドケース2の
    前部外方へ突出され、固定刃23およびこれに摺
    接する可動刃24を有する刃ユニツト11がヘツ
    ドケース2にこれの前方から着脱操作可能にスラ
    イド嵌合して装着され、該刃ユニツト11の着脱
    に伴い互いに抜き差しされる可動刃24上の受動
    ピース27と振動レバー9の先端部9aとが前後
    に対向するよう設けられ、振動レバー9の先端部
    9aに対する受動ピース27の抜き差し方向を刃
    ユニツト11の着脱方向と平行にしてあることを
    特徴とする電気バリカン。
JP19386583U 1983-12-15 1983-12-15 電気バリカン Granted JPS60101066U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19386583U JPS60101066U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 電気バリカン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19386583U JPS60101066U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 電気バリカン

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Publication Number Publication Date
JPS60101066U JPS60101066U (ja) 1985-07-10
JPS6335750Y2 true JPS6335750Y2 (ja) 1988-09-21

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ID=30416862

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JP19386583U Granted JPS60101066U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 電気バリカン

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752076A (en) * 1980-09-12 1982-03-27 Omron Tateisi Electronics Co Guide display unit for trade handling device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752076A (en) * 1980-09-12 1982-03-27 Omron Tateisi Electronics Co Guide display unit for trade handling device

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JPS60101066U (ja) 1985-07-10

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