JPS6335741A - 高周波焼鈍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波を用いて、加工物（例えばモータのステ
ータ等）を加熱焼鈍する高周波焼鈍装置に関するもので
ある。

従来の技術 従来この種の高周波焼鈍を行なう場合には、第２図に示
すような容器１に被焼鈍物を複数個収納し、高周波加熱
炉内にて所定時間処理し念後に取り出すという作業者に
よるロフト処理を行なっていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような処理方法では、一定量の被焼
鈍物が加工されるのを待った後にロフト処理するために
加工から焼鈍処理終了まで時間全便するという問題点と
、作業者が介入するため工程の自動化ができないという
問題点を有していた。

また、高周波加熱炉内にコンベアを設置して被焼鈍物を
自動供給、処理する方法が考えられるが、従来のコンベ
アでは高周波の影響で加熱されたり、炉内の雰囲気にて
伸びが発生するという問題点を有していた。

本発明は上記問題点を鑑み、高周波加熱炉内に被焼鈍物
を自動供給、処理することにより、被焼鈍物を加工から
焼鈍処理まで連続して自動で行なうことを可能にする高
周波焼鈍装置全提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の高周波焼鈍装置は
、筒状に形成された高周波加熱コイルと、前記加熱コイ
ルの内部で被焼鈍物を載せて走行する非磁性体にて形成
されたチェーンとチェーン冷却水を通すパイプ形状のチ
ェーン受けからなるスラットコンベアという構成を備え
たものである・作　　用 本発明は上記した構成によってチェーン本体が非磁性体
で形成されているために高周波の影響を受けることがな
く、またノｑプ形状のチェーン受は内部を流れるチェー
ン冷却水のために、炉内の雰囲気によるチェーンの伸び
を実施例 以下本発明の一実施例の高周波焼鈍装置について、図面
を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における高周波焼鈍装置の断
面を示すものである。第１図において２はコンベア走行
方向に筒状に形成された高周波加熱コイル、３は被焼鈍
物である。４は高周波加熱コイル２内を被焼鈍物３を載
せて走行するスラットコンベアチェーンであシ、高周波
の影響を受けない非磁性体（本発明の一実施例における
高周波焼鈍装置では５ＵＳ３０４および５ＵＳｓ１ｅを
使用）にて形成されている。６はパイプ形状をしたチェ
ーン受けであり、スラットコンベアチェーン４をガイド
するとともに、パイプ内を循環する冷却水６によりスラ
ットコンベアチェーン４を冷却し熱による伸びを最小限
に抑さえる役目を兼ね備えている。

以上のように構成された高周波焼鈍装置にて被焼鈍物３
を高周波加熱コイル２内にて自動供給している。被焼鈍
物の焼鈍条件（加熱温度１時間）によシ高周波加熱コイ
ルの長さおよびスラットコンベアチェーン４の走行速度
が決定される。

発明の効果 以上のように本発明は、筒状に形成された高周波加熱コ
イルと、前記加熱コイルの内部で被焼鈍物を載せて走行
する非磁性体にて形成されたチェーンとチェーン冷却水
を通すパイプ形状のチェーン受けからなるスラットコン
ベアとを設けることにより、被焼鈍物を高周波加熱炉内
に自動供給、処理することが可能となり、被焼鈍物を加
工から焼鈍処理まで連続して自動【て行なうことが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における高周波焼鈍装置の断
面図、第２図は従来の高周波焼鈍処理にて必要であった
容器の斜視図である。 ２・・・・・・高周波加熱コイル、４・旧・・スラット
コンベアチェーン、５・・・・・・チェーン受け、６・
・・・・・冷却水。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筒状に形成された高周波加熱コイルと、前記加熱コイル
   の内部で被焼鈍物を載せて走行する非磁性体にて形成さ
   れたチェーン及び冷却水を通すパイプ形状のチェーン受
   けからなるスラットコンベアとを備えたことを特徴とす
   る高周波焼鈍装置。