JPS6335432A - 磁気ヘツドの製造方法及び磁気ヘツド用ガラス組成物 - Google Patents
磁気ヘツドの製造方法及び磁気ヘツド用ガラス組成物Info
- Publication number
- JPS6335432A JPS6335432A JP17800986A JP17800986A JPS6335432A JP S6335432 A JPS6335432 A JP S6335432A JP 17800986 A JP17800986 A JP 17800986A JP 17800986 A JP17800986 A JP 17800986A JP S6335432 A JPS6335432 A JP S6335432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- magnetic head
- glass
- sio2
- glass composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims abstract description 18
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 title abstract description 44
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 9
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 8
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 16
- 229910011255 B2O3 Inorganic materials 0.000 abstract description 10
- WMWLMWRWZQELOS-UHFFFAOYSA-N bismuth(iii) oxide Chemical compound O=[Bi]O[Bi]=O WMWLMWRWZQELOS-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- JKWMSGQKBLHBQQ-UHFFFAOYSA-N diboron trioxide Chemical compound O=BOB=O JKWMSGQKBLHBQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 abstract description 8
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 abstract description 8
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 abstract description 3
- FUJCRWPEOMXPAD-UHFFFAOYSA-N Li2O Inorganic materials [Li+].[Li+].[O-2] FUJCRWPEOMXPAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- KKCBUQHMOMHUOY-UHFFFAOYSA-N Na2O Inorganic materials [O-2].[Na+].[Na+] KKCBUQHMOMHUOY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- XUCJHNOBJLKZNU-UHFFFAOYSA-M dilithium;hydroxide Chemical compound [Li+].[Li+].[OH-] XUCJHNOBJLKZNU-UHFFFAOYSA-M 0.000 abstract 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract 1
- 239000006060 molten glass Substances 0.000 abstract 1
- NOTVAPJNGZMVSD-UHFFFAOYSA-N potassium monoxide Inorganic materials [K]O[K] NOTVAPJNGZMVSD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 15
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 5
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 5
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- AOWKSNWVBZGMTJ-UHFFFAOYSA-N calcium titanate Chemical compound [Ca+2].[O-][Ti]([O-])=O AOWKSNWVBZGMTJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 1
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 125000002887 hydroxy group Chemical group [H]O* 0.000 description 1
- 239000006247 magnetic powder Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 238000005191 phase separation Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/10—Structure or manufacture of housings or shields for heads
- G11B5/105—Mounting of head within housing or assembling of head and housing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、非磁11材料よりなるスライダーに設けたス
リット内に配置したチップコアをガラスモールドし、前
記スライダーとチップコアとを固定したコンポジットタ
イプの磁気ヘッドの製造方法及びこの製造方法にて磁気
ヘッドを製造する際に用いるカラス組成物に関するもの
である。
リット内に配置したチップコアをガラスモールドし、前
記スライダーとチップコアとを固定したコンポジットタ
イプの磁気ヘッドの製造方法及びこの製造方法にて磁気
ヘッドを製造する際に用いるカラス組成物に関するもの
である。
従来の技術
]ンボシットタイブ磁気ヘットは、第1図に示すように
ボンディングガラスlによりギャップ部を補強し、所定
の形状に加工したフェライトチップコア2を、第2図に
示す非磁性体セラミックススライダー3に設けたスリッ
ト部4内に、第3図に示すように挿入し、そしてフェラ
イトチップコア2上にボンディングガラス1より作業温
度が低い低溶融ガラス5を設置し、所定の熱処理により
低溶融ガラス5をスリット4中に溶融・浸透させてフェ
ライトチップコア2をガラスモールドせしめた後、所定
のラップ加工を施して第4図に示すような磁気ヘッドを
得る。この場合、モールド温度は少な(ともボンディン
グカラス1の軟化温度より低い温度で行わなければ、ギ
ャップ長が大きくなったり、実効トラック幅が小さくな
る可能性がでて(る。従って、従来はPbOを多量に含
有した低溶融ガラスを用いてモールド処理を行っていた
。
ボンディングガラスlによりギャップ部を補強し、所定
の形状に加工したフェライトチップコア2を、第2図に
示す非磁性体セラミックススライダー3に設けたスリッ
ト部4内に、第3図に示すように挿入し、そしてフェラ
イトチップコア2上にボンディングガラス1より作業温
度が低い低溶融ガラス5を設置し、所定の熱処理により
低溶融ガラス5をスリット4中に溶融・浸透させてフェ
ライトチップコア2をガラスモールドせしめた後、所定
のラップ加工を施して第4図に示すような磁気ヘッドを
得る。この場合、モールド温度は少な(ともボンディン
グカラス1の軟化温度より低い温度で行わなければ、ギ
ャップ長が大きくなったり、実効トラック幅が小さくな
る可能性がでて(る。従って、従来はPbOを多量に含
有した低溶融ガラスを用いてモールド処理を行っていた
。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、PbOを多量に合資する低溶融カラスで
フェライトチップコアをカラスモールドさせたコンポジ
ットタイプ磁気ヘッドを湿度の高い環境下に放置させた
場合、モールドカラス表面に水分子の吸着層が形成され
、化学量論的以上に含有されたPbOもしくはPb2+
イオンが水酸基と反応しカラスが風化(浸食)し始め、
外観的不良となる変色(やけ)が生じたり、化学反応に
より生じた析出物が記録媒体を損傷させたり、析出物の
剥離した空孔部分に媒体の磁性粉が付着しノイズを発生
させたりするという問題点があった。
フェライトチップコアをカラスモールドさせたコンポジ
ットタイプ磁気ヘッドを湿度の高い環境下に放置させた
場合、モールドカラス表面に水分子の吸着層が形成され
、化学量論的以上に含有されたPbOもしくはPb2+
イオンが水酸基と反応しカラスが風化(浸食)し始め、
外観的不良となる変色(やけ)が生じたり、化学反応に
より生じた析出物が記録媒体を損傷させたり、析出物の
剥離した空孔部分に媒体の磁性粉が付着しノイズを発生
させたりするという問題点があった。
そこで、本発明はモールドガラスの組成並びにそのモー
ルド方法を工夫することにより耐環境性に優れた高信頼
性のコンポジットタイプ磁気ヘッドを提1%することを
目的とする。
ルド方法を工夫することにより耐環境性に優れた高信頼
性のコンポジットタイプ磁気ヘッドを提1%することを
目的とする。
問題点を解決するための手段
上記した従来の問題点を解決するため、本発明はBi2
O3,SiO2,B2O3の3成分を主成分とし、且つ
それぞれを Bi2O3: 13〜30(mol%)SiO2:
30〜50(mol1%)B203 + 1〜2
0(mol%)の範囲内で、しかも SiO2(mol%)+B2O3(mol%)>45(
rnol?石) S i02 (mo l”、;)/B203(mol%
)〉2 なる関係式を満足するよう合資し、また残部にL i
20.Na 20.に20のうち少なくとも1種をそれ
ぞれ L i 20 : 1〜20 (no 1?g)N
azO: 1〜18 (+no 1%)K2O:
1〜10 (mo l′!g)の範囲内でλ有するガラ
ス組成物を用い、しかもそのガラス組成物の粘度が10
ポイズから1045ポイズとなる温度範囲でチップ
コアとスライダーとの間に溶融・浸透させて、デツプコ
アをモールド形成せしめる。
O3,SiO2,B2O3の3成分を主成分とし、且つ
それぞれを Bi2O3: 13〜30(mol%)SiO2:
30〜50(mol1%)B203 + 1〜2
0(mol%)の範囲内で、しかも SiO2(mol%)+B2O3(mol%)>45(
rnol?石) S i02 (mo l”、;)/B203(mol%
)〉2 なる関係式を満足するよう合資し、また残部にL i
20.Na 20.に20のうち少なくとも1種をそれ
ぞれ L i 20 : 1〜20 (no 1?g)N
azO: 1〜18 (+no 1%)K2O:
1〜10 (mo l′!g)の範囲内でλ有するガラ
ス組成物を用い、しかもそのガラス組成物の粘度が10
ポイズから1045ポイズとなる温度範囲でチップ
コアとスライダーとの間に溶融・浸透させて、デツプコ
アをモールド形成せしめる。
なお、上記カラス組成物において、B i 203を1
3〜30(m01%)としたのは13(m。
3〜30(m01%)としたのは13(m。
1%)より少なくすると化学的耐久性が劣化するためと
、モールド作業温度か高くなるためであり、また30(
molθら)より多くすると溶融・浸透させる際に結晶
化し易くなり流動I生が妨げられるためである。また、
5102を30〜50(mat%)としたのは、30(
mol%)より少なくするとガラスが失透し易く、且つ
化学的耐久性が劣化するためで、また50(mat%)
より多くするとモールド温度が高くなり、熱膨脹係数か
80X10’℃−1より小さくなり、他コンポジット素
材とのマツチング性が悪(なるためである。
、モールド作業温度か高くなるためであり、また30(
molθら)より多くすると溶融・浸透させる際に結晶
化し易くなり流動I生が妨げられるためである。また、
5102を30〜50(mat%)としたのは、30(
mol%)より少なくするとガラスが失透し易く、且つ
化学的耐久性が劣化するためで、また50(mat%)
より多くするとモールド温度が高くなり、熱膨脹係数か
80X10’℃−1より小さくなり、他コンポジット素
材とのマツチング性が悪(なるためである。
更に、B2O3を1〜20(mol%)としたのは融点
を低下させるためで20(mol%)より多くすると分
相し易く耐水性が劣化するためである。
を低下させるためで20(mol%)より多くすると分
相し易く耐水性が劣化するためである。
古ころて、L i 20.Na 20.及びに20のう
ち少なくとも1成分の含有を必須条件としたのは作業温
度を低くするためであり、特にこれらの成分が複合添加
されていれば、いわゆる混合アルカリ効果により融点を
更に低下させると共に化学的耐久性を向上させることが
できるからである。
ち少なくとも1成分の含有を必須条件としたのは作業温
度を低くするためであり、特にこれらの成分が複合添加
されていれば、いわゆる混合アルカリ効果により融点を
更に低下させると共に化学的耐久性を向上させることが
できるからである。
また、モールド作業温度をモールドガラスの粘度で10
40ボイスから104.5ポイズとなる範囲にしたのは
、10 ポイズより小さくなる温度でモールドせしめ
た場合、流動性が大きくなりすぎ、その後に行う巻線作
業に支障をきたすことになり、逆に粘度が104.5ボ
イスより大きくなる温度でモールドせしめた場合、流動
性が低下し、その結果処理時間が長くなったり、モール
ドガラス内に気泡が残ったりするからである。
40ボイスから104.5ポイズとなる範囲にしたのは
、10 ポイズより小さくなる温度でモールドせしめ
た場合、流動性が大きくなりすぎ、その後に行う巻線作
業に支障をきたすことになり、逆に粘度が104.5ボ
イスより大きくなる温度でモールドせしめた場合、流動
性が低下し、その結果処理時間が長くなったり、モール
ドガラス内に気泡が残ったりするからである。
作 用
上記のガラス組成物を用い、モールドする際の粘度を上
記のように管理することにより、得られたコンポジット
タイプの磁気ヘッドは耐環境性に優れた信頼性の高いも
のとなる。
記のように管理することにより、得られたコンポジット
タイプの磁気ヘッドは耐環境性に優れた信頼性の高いも
のとなる。
実施例
以下、本発明の実施例について説明する。
まず、第1図に示すようにギヤツブ部補強用ガラスとし
て620℃以上の軟化温度を有したボンディングガラス
1により形成せしめたフェライトチップコア2を、第2
図に示すチタン酸カルシウムセラミックススライダー3
のスリット部4に、第3図)こ示すように挿入し、フェ
ライトチップコア2の上部に第1表に示す組成のガラス
棒を設置し、このカラスの粘度が10 ポイズから1
045ボイズになるように、ガラスを加熱し、溶融させ
、スリット部4中にモールドせしめた。
て620℃以上の軟化温度を有したボンディングガラス
1により形成せしめたフェライトチップコア2を、第2
図に示すチタン酸カルシウムセラミックススライダー3
のスリット部4に、第3図)こ示すように挿入し、フェ
ライトチップコア2の上部に第1表に示す組成のガラス
棒を設置し、このカラスの粘度が10 ポイズから1
045ボイズになるように、ガラスを加熱し、溶融させ
、スリット部4中にモールドせしめた。
また比較のためにガラスの粘度が1o3.5ボイスにな
る作業温度でもフェライトチップコアをモールドせ1−
めた。このようにしてモールド形成せしめた後、所定の
ラップ加工を施したものをサンプルとした。なお、次頁
の第1表に示したカラス組成のうちN001〜N014
は本発明の組成範囲内のカラス組成物であり、N o
、 5 、N o −6は比較のために阜備した従来の
高鉛含有ガラスであり、フェライトコア材には熱膨脹係
数が135×10 ℃ のMn−Znフェライトを用い
、チタン酸カルシウムセラミックススライダーには熱膨
脹係数が120X10−7℃−1のものを用いた。
る作業温度でもフェライトチップコアをモールドせ1−
めた。このようにしてモールド形成せしめた後、所定の
ラップ加工を施したものをサンプルとした。なお、次頁
の第1表に示したカラス組成のうちN001〜N014
は本発明の組成範囲内のカラス組成物であり、N o
、 5 、N o −6は比較のために阜備した従来の
高鉛含有ガラスであり、フェライトコア材には熱膨脹係
数が135×10 ℃ のMn−Znフェライトを用い
、チタン酸カルシウムセラミックススライダーには熱膨
脹係数が120X10−7℃−1のものを用いた。
次に本実施例にて作製した磁気ヘッドにおいて、モール
ド作業温度が、モールドカラスの粘度で10 ポイズ
から10 ポイてとなる温度で処理したものについて
その流動状況を第5図aに示した。第5図aよりわかる
ようにモールドガラスは巻線部6の上部で止まっており
、巻線作業に支障をきたすことはなかった。それに対し
モールドカラスの粘度がIQ ボイスとなる温度で処
理したものについてその流動状況を第5図すに示す。第
5図すよりわかるようにモールドガラスは巻線部6のと
ころまで流動しており、その後に行う巻線作業に支障を
きたし作業性が低下してしまった。次にモールドガラス
部の化学的耐久性を調べるために60℃−相対湿度95
%の雰囲気中ての240時間の耐湿試験を恒温恒湿槽を
用いて行った。ここで、耐湿試験の評価方法としては第
4図のモールドガラス部、フェライトチップコア部、セ
ラミックススライダ一部を含む鏡面仕上げ面7を触針式
表面形状測定器を用いて耐湿試験前後の状況を調べた。
ド作業温度が、モールドカラスの粘度で10 ポイズ
から10 ポイてとなる温度で処理したものについて
その流動状況を第5図aに示した。第5図aよりわかる
ようにモールドガラスは巻線部6の上部で止まっており
、巻線作業に支障をきたすことはなかった。それに対し
モールドカラスの粘度がIQ ボイスとなる温度で処
理したものについてその流動状況を第5図すに示す。第
5図すよりわかるようにモールドガラスは巻線部6のと
ころまで流動しており、その後に行う巻線作業に支障を
きたし作業性が低下してしまった。次にモールドガラス
部の化学的耐久性を調べるために60℃−相対湿度95
%の雰囲気中ての240時間の耐湿試験を恒温恒湿槽を
用いて行った。ここで、耐湿試験の評価方法としては第
4図のモールドガラス部、フェライトチップコア部、セ
ラミックススライダ一部を含む鏡面仕上げ面7を触針式
表面形状測定器を用いて耐湿試験前後の状況を調べた。
また光学顕ia鏡を用いてガラス部の変色状況も観察し
た。
た。
耐湿試験前後のモールド部近傍の表面形状について、本
実施例の磁気ヘッドのものを第6図に、また本実施例と
の比較のために用意した高鉛含有カラスにてモールドし
た磁気ヘットのものを第7四に示した。第7図かられか
るように、高鉛含有カラスの表面形状は著しく粗くなっ
ており、媒体との慴動の際ノイズ、媒体及びヘッドの損
傷等の原因になるという危険性がある。またモールドガ
ラスの表面は青色の干渉色を示し、いわゆる「青やけ」
現1!が発生し外観不良となった。それに対し本発明の
一実施例のヘッドについては、第6図に示すとおり耐湿
試験後のモールドガラスの表面状態は、試験前の状態と
比べてもほとんど変化しておらず、モールドガラス表面
の変色も全(みられなかった。
実施例の磁気ヘッドのものを第6図に、また本実施例と
の比較のために用意した高鉛含有カラスにてモールドし
た磁気ヘットのものを第7四に示した。第7図かられか
るように、高鉛含有カラスの表面形状は著しく粗くなっ
ており、媒体との慴動の際ノイズ、媒体及びヘッドの損
傷等の原因になるという危険性がある。またモールドガ
ラスの表面は青色の干渉色を示し、いわゆる「青やけ」
現1!が発生し外観不良となった。それに対し本発明の
一実施例のヘッドについては、第6図に示すとおり耐湿
試験後のモールドガラスの表面状態は、試験前の状態と
比べてもほとんど変化しておらず、モールドガラス表面
の変色も全(みられなかった。
発明の効果
上述したように、本発明のカラス組成物を使用し、しか
らカラスの溶融・浸透の際の粘度を1040〜10
ポイズとなるように管理することにより得られた磁気ヘ
ットは、チップコアのモールド後に行う巻線の作業性か
容易となり、しかも得られた磁気ヘットの信頼性ら優れ
たものとなり、極めて有効なるものである。
らカラスの溶融・浸透の際の粘度を1040〜10
ポイズとなるように管理することにより得られた磁気ヘ
ットは、チップコアのモールド後に行う巻線の作業性か
容易となり、しかも得られた磁気ヘットの信頼性ら優れ
たものとなり、極めて有効なるものである。
第1図、第2図、第3図、第4図は磁気ヘットの製造過
程を説明するための図、第5図(a)は本発明の一実施
例の磁気ヘッドの要部側面図、第5図tb)は本発明で
指定したカラス粘度範囲外でモールドを行った磁気ヘッ
ドの要部側面図、第6図は本発明の一実施例の磁気ヘッ
ドにおけるカラスモールド部の表面形状断面図であり、
(a)燭は耐湿試験前の断面図、(b)aは耐湿試論後
の断面図、第7図は高鉛含有ガラスでモールドした磁気
ヘッドにおけるカラスモールド部の表面形状断面図であ
り、(a) 濁は耐湿試験前の断面図、(b)※は耐湿
試験後の断面図である。 1・・・・ボンディングガラス 2・・・・フェライトチップコア 3・・・非磁性セラミックススライダー4・・・・スリ
ット部 5・・・・低溶融ガラス代理人の氏名
弁理士 中尾敏男 はが1名第1匡i 第2〆
1 第5図 (Cス、ン
(bン第6図 第7図 (b] <b+ 手続補正書く自船 昭和61年1り月/θ日
程を説明するための図、第5図(a)は本発明の一実施
例の磁気ヘッドの要部側面図、第5図tb)は本発明で
指定したカラス粘度範囲外でモールドを行った磁気ヘッ
ドの要部側面図、第6図は本発明の一実施例の磁気ヘッ
ドにおけるカラスモールド部の表面形状断面図であり、
(a)燭は耐湿試験前の断面図、(b)aは耐湿試論後
の断面図、第7図は高鉛含有ガラスでモールドした磁気
ヘッドにおけるカラスモールド部の表面形状断面図であ
り、(a) 濁は耐湿試験前の断面図、(b)※は耐湿
試験後の断面図である。 1・・・・ボンディングガラス 2・・・・フェライトチップコア 3・・・非磁性セラミックススライダー4・・・・スリ
ット部 5・・・・低溶融ガラス代理人の氏名
弁理士 中尾敏男 はが1名第1匡i 第2〆
1 第5図 (Cス、ン
(bン第6図 第7図 (b] <b+ 手続補正書く自船 昭和61年1り月/θ日
Claims (2)
- (1)Bi_2O_3、SiO_2、B_2O_3の3
成分を主成分とし、且つそれぞれを Bi_2O_3:13〜30(mol%) SiO_2:30〜50(mol%) B_2O_3:1〜20(mol%) の範囲内で、しかも SiO_2(mol%)+B_2O_3(mol%)>
45(mol%) SiO_2(mol%)/B_2O3_(mol%)>
2 なる関係式を満足するように含有し、残部にLi_2O
、Na_2O、K_2Oのうち少なくとも1種をそれぞ
れ Li_2O:1〜20(mol%) Na_2O:1〜18(mol%) K_2O:1〜10(mol%) の範囲内で含有してなる磁気ヘッド用ガラス組成物をそ
の粘度が10^4^.^0ポイズから10^4^.^5
ポイズとなる温度範囲内でフェライトチップコアとスラ
イダーとの間に溶融・浸透させ、両者を固定することを
特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - (2)Bi_2O_3、SiO_2、B_2O_3の3
成分を主成分とし、且つそれぞれを Bi_2O_3:13〜30(mol%) SiO_2:30〜50(mol%) B_2O_3:1〜20(mol%) の範囲内で、しかも SiO_2(mol%)+B_2O_3(mol%)>
45(mol%) SiO_2(mol%)/B_2O_3(mol%)>
2 なる関係式を満足するように含有し、残部にLi_2O
、Na_2O、K_2Oのうち少なくとも1種をそれぞ
れ Li_2O:1〜20(mol%) Na_2O:1〜18(mol%) K_2O:1〜10(mol%) の範囲内で含有してなる磁気ヘッド用ガラス組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17800986A JPS6335432A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 磁気ヘツドの製造方法及び磁気ヘツド用ガラス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17800986A JPS6335432A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 磁気ヘツドの製造方法及び磁気ヘツド用ガラス組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6335432A true JPS6335432A (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=16040962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17800986A Pending JPS6335432A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 磁気ヘツドの製造方法及び磁気ヘツド用ガラス組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6335432A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05319864A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Sharp Corp | 磁気ヘッド溶着用ガラス組成物 |
WO2011108691A1 (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-09 | 日本山村硝子株式会社 | 鉛ガラス組成物及びそれを含む導体形成用組成物 |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP17800986A patent/JPS6335432A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05319864A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Sharp Corp | 磁気ヘッド溶着用ガラス組成物 |
WO2011108691A1 (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-09 | 日本山村硝子株式会社 | 鉛ガラス組成物及びそれを含む導体形成用組成物 |
JP5784004B2 (ja) * | 2010-03-04 | 2015-09-24 | 日本山村硝子株式会社 | 鉛ガラス組成物及びそれを含む導体形成用組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0502159B1 (en) | Glass fiber compositions | |
JP2003095697A (ja) | 封着用組成物 | |
France et al. | Strength and fatigue of multicomponent optical glass fibres | |
US3499787A (en) | Method of manufacturing low thermal-expansion porcelain | |
US4008094A (en) | High durability, reinforcing fibers for cementitious materials | |
JPS6335432A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法及び磁気ヘツド用ガラス組成物 | |
US2685526A (en) | Glass composition | |
WO1998050315A1 (en) | Organic lens molds in inorganic glass and novel inorganic glasses | |
US5224001A (en) | Magnetic head | |
JPS63148405A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法及び磁気ヘツド用ガラス組成物 | |
CA1049238A (en) | Method of bonding ferrite blocks | |
JPS6335433A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法及び磁気ヘツド用ガラス組成物 | |
JPH054836A (ja) | 磁気ヘツド組立用ボンデイングガラス及び磁気ヘツド | |
JPH0640456B2 (ja) | 接合磁器碍子 | |
JPS63206330A (ja) | 磁気ヘツド用耐湿性低融着ガラス組成物 | |
JPS62288133A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPS6146417B2 (ja) | ||
JP2740697B2 (ja) | 磁気ヘッド用耐湿性低融点ガラス組成物および磁気ヘッド | |
JPS62288132A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPS6353712A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPS62230646A (ja) | フエライト接合用ガラス組成物 | |
SU1165651A1 (ru) | Глазурь | |
SU949689A1 (ru) | Способ изготовлени магнитной головки | |
JPS61151036A (ja) | ボンデイング用ガラス | |
JPH0826769A (ja) | 磁気ヘッド接着用ガラス |