JPS6335368A - 印字装置の活字ホイ−ル駆動モ−タの駆動方法 - Google Patents

印字装置の活字ホイ−ル駆動モ−タの駆動方法

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JPS6335368A
JPS6335368A JP17973086A JP17973086A JPS6335368A JP S6335368 A JPS6335368 A JP S6335368A JP 17973086 A JP17973086 A JP 17973086A JP 17973086 A JP17973086 A JP 17973086A JP S6335368 A JPS6335368 A JP S6335368A
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JP
Japan
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type wheel
excitation
motor
phase
type
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JP17973086A
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Susumu Takeda
進 武田
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、印字装置の活字ホイール駆動モータとして4
相PM型ステッピングモータを用い、この活字ホイール
駆動モータを駆動する駆動方法に関するものである。
(従来技術) 一般に、印字装置特に活字ホイール式プリンタを備えた
電子タイプライタにおいて、活字ホイールは活字ホイー
ル駆動モータにより回転駆動され、各所望の活字が印字
ハンマに対向する位置に駆動され、それが印字ハンマに
より打撃されて印字されるようになっている。
前記活字ホイール駆動モータは、比較的低価格でディジ
タル信号により直接オープンループ制御出来、駆動制御
が簡単なステッピングモータ特にPM型ステッピングモ
ータで構成されているものが多い。
例えば、実施例に係る第4図は4相PM型のステッピン
グモータの構成を示すものである。
このステッピングモータには複数の励磁極72を有する
4つのステータS、−S、  ・S、・S4と、励磁コ
イル58・59と、複数のN極とS極の永久磁石を交互
に周方向に配設したロータ57とを備えている。そして
、実施例に係る第5図に示すように、励磁コイル58に
駆動電流を矢印60方向に流すと、ステータS1の励磁
極72にはN極が発生しステータS2の励磁極72には
skiが発生し、励磁コイル59に駆動電流を矢印62
方向に流すと、ステータS、の励磁極72にはN極、ス
テータS4の励磁極72にはS極が発生する。
前記励磁コ1′ル58及び励磁コイル59の夫々に流す
駆動電流の方向を2相励磁方式で順次交互に切換えると
、実施例に係る第6図(a)・(b)・(C)・(d)
の4つの相励磁、つまりAB相励磁、BC相励磁、CD
相励磁、DA相励磁となり、AB相励磁→BC相励磁→
CD相励磁→DA相励磁の順に2相励磁で励磁すること
により、ロータ57が回転駆動され、活字ホイールが駆
動される。
(発明が解決しようとする問題点) この種の前記4相PM型ステッピングモータにおいて、
2相励磁で駆動されるステッピングモータの理論上のト
ルクバランスは、第10図に示すように各AB相励磁ト
ルク75、BC相励磁トルク76、CD相励磁トルク7
7、DA相励磁トルク78の大きさは殆んど等しく、A
B相励磁位置、BC相励磁位置、CD相励磁位置、DA
相励磁位置の何れの相励磁位置でステッピングモータの
駆動を停止しても静止角度誤差が無く角度精度が最良と
なり活字ホイールの駆動に何ら支障はないが、実際のス
テッピングモータには次に説明する2つの誤差の要因が
有り、実施例に係る第9図に示すような静止角度誤差を
生じる。
先ず、このステッピングモータは製作コストを低くする
ために薄型に構成されておりステータS2とステータS
、との隙間が殆んど無く、第6図に示すようにステータ
S2とステータS3との励磁が同極の場合と異極の場合
とではロータ57への磁界の作用が異なることが第1の
誤差要因である。
次に、実施例に係る第5図に示すように、ステーS1と
ステータS、とで構成されるステータ組SAと、ステー
タS3とステータS4とで構成されるステータ組SBと
を組付けるときの組付誤差(位置ズレ誤差)が生じるこ
とが第2の誤差要因である。
以上の2つの誤差要因による静止角度誤差のために、A
B相励磁位置及びCD相励磁位置に対しBC相励磁位置
及びDA相励磁位置は位置ズレが生じ、文字を印字する
ときに文字抜けや2重印字が起こること、更に、選択さ
れた活字ホイールの活字を印字ハンマに対向する位置に
合わせるデイテント調整に多大の時間を費すこと等の問
題がある。
(発明の目的) 本願第1発明及び第2発明の目的は、静止角度誤差の少
ない励磁パターンで停止させ、選択された活字ホイール
の活字の停止位置における位置ズレを少なくし得るよう
な印字装置の活字ホイール駆動モータの駆動方法を提供
することである。
(問題点を解決するための手段) 本願第1発明に係る印字装置の活字ホイール駆動モータ
の駆動方法は、印字装置の活字ホイールを直接駆動する
活字ホイール駆動モータとして、円周方向に複数対の励
磁極を有するステータ組を軸方向に2組直列状に配設し
且つステップ角の偶数倍が活字ホイールのスポーク間角
度に等しい4相PM型ステンピングモータを用い、前記
活字ホイールを駆動する際に、前記2組のステータ組の
相隣接する励磁極の磁極の組合わせが同極或いは異極の
何れか一方となるように前記ステッピングモータを駆動
するようにしたものである。
本願第2発明に係る印字装置の活字ホイール駆動モータ
の駆動方法は、印字装置の活字ホイールを減速ギヤを介
して駆動する活字ホイール駆動モータとして、円周方向
に複数対の励磁極を有するステータ組を軸方向に2組直
列状に配設し且つステップ角の1倍若しくは偶数骨の1
倍が活字ホイールのスポーク間角度に等しい4相PM型
ステッピングモータを用い、前記活字ホイールを駆動す
る際に、前記2組のステータ組の相隣接する励磁極の磁
極の組合わせが同極或いは異極の何れか一方となるよう
に前記ステッピングモータを駆動するようにしたもので
ある。
(作用) 本願第1発明に係る印字装置の活字ホイール駆動モータ
の駆動方法においては、ステップ角の偶数倍が活字ホイ
ールのスポーク間角度に等しいステッピングモータから
なる活字ホイール駆動モータにより活字ホイールは直接
駆動される。
そして、前記活字ホイール駆動モータは2組のステータ
組の相隣接する励磁極の磁極の組合わせが同極或いは異
極の何れか一方となるように駆動されるので、ロータへ
の磁界の作用が異なることによる前記第1の誤差要因、
及び1対のステータ組を組付けるときの組付は誤差が生
じることによる前記第2の誤差要因を取除いたことと同
様になり、活字ホイール駆動モータは第9図に示すよう
な静止角度誤差を生じにくい位置に停止するように駆動
される。
本願第2発明に係る印字装置の活字ホイール駆動モータ
の駆動方法においては、ステップ角の1倍若しくは偶数
骨の1倍が活字ホイールのスポーク間角度に等しいステ
ッピングモータからなる活字ホイール駆動モータにより
活字ホイールは減速ギヤを介して駆動される。
そして、前記活字ホイール駆動モータは2Miのステー
タ組の相隣接する励磁極の磁極の組合わせが同極或いは
異極の何れか一方となるように駆動されるので、前記第
1発明の場合と同様に誤差要因が取除かれ、活字ホイー
ル駆動モータは静止角度誤差を生じに(い位置に停止す
るように駆動される。
(発明の効果) 本願第1発明に係る印字装置の活字ホイール駆動モータ
の駆動方法によれば、以上説明したように、ステップ角
の偶数倍が活字ホイールのスポーク間角度に等しいステ
ッピングモータからなる活字ホイール駆動モータで活字
ホイールを直接駆動するようにし、2組のステータ組の
相隣接する励磁極の磁極の組合わせが同極或いは異極の
何れか一方となるようにしたので、ステッピングモータ
の静止角度誤差を殆んど生じない位置に活字ホイールを
停止し得ることになり、印字するときに文字抜けや2重
印字を無くすことが出来、またデイテン)11整を容易
にすることが出来る。
本願第2発明に係る印字装置の活字ホイール駆動モータ
の駆動方法によれば、以上説明したように、ステップ角
の1倍若しくは偶数骨の1倍が活字ホイールのスポーク
間角度に等しいステッピングモータからなる活字ホイー
ル駆動モータで活字ホイールを減速ギヤを介して駆動す
るようにし、2Hのステータ組の相隣接する励磁極の磁
極の組合わせが同極或いは異極の何れか一方となるよう
にしたので、ステップ角が活字ホイールのスポーク間角
度より大きい、つまり分割数の少ない低価格のステッピ
ングモータを用いて静止角度誤差を殆んど生じない位置
に活字ホイールを停止し得ることになり、印字するとき
に文字抜けや2重印字を無くすことが出来、またデイテ
ン)3J1整を容易にすることが出来る。
(第1実施例) 以下、本願第1発明を電子タイプライタ1の活字ホイー
ル駆動モータに適用した場合の実施例を図面に基いて説
明する。
前記タイプライタ1の本体フレーム2の前部には、第1
図に示すように、キーボード3が配置され、キーボード
3の後方で本体フレーム2内には印字機構が配設されて
いる。
上記キーボード3には次のような各種のキーが設けられ
ている。即ち、アルファベットキー4と数字キー5と記
号キー6とを含む文字キー、スペースキー7、バックス
ペースキー8、リターンキ−9、シフトキー10.コー
ドキー11、左マージンセットキー12、右マージンセ
ットキー13、タブセットキー14、タブクリアキー1
5、タブキー16、紙送りキー18、紙戻しキー19、
リピートキー20、カーソル移動キー22、コレクショ
ンキー23などである。これら各種機能キーを操作する
ことによって得られる各機能については、既存のタイプ
ライタと同様なので説明を省略する。
前記キーボード3の後部には、文字キー4・5・6及び
スペースキー7等を操作して入力した文字や記号を表示
するためのデイスプレィ21が設けられている。プラテ
ン24は本体フレーム2の左右方向に向けて配設され、
プラテン駆動モータ25或いはプラテンノブ26により
自動又は手動で回転駆動され、印字用紙17を紙送りす
る。
また、キャリッジ27は、第2図に示すようにプラテン
軸28と平行に設けられた2本のガイド軸29・30に
支持され、キャリッジ駆動モータ31で馬区動されるワ
イヤ32によってプラテン24に沿って左右方向へ往復
移動される。
キャリッジ27には活字ホイール33を駆動する活字ホ
イール駆動モータ34が配設され、そのモータ軸にはホ
イールカセット35に収容された活字ホイール33が着
脱自在に装着されて回転駆動され、活字ホイール33の
選択された活字36が印字ハンマ37に対向する印字ポ
ジションにセットされる。印字ハンマ37はキャリッジ
27の頂部に装着され、その印字ハンマソレノイド38
は後述の印字ハンマソレノイドドライバ39からの駆動
電流で駆動され、印字ポジションにセットされた活字3
6を印字用紙17に打撃するようになっている。
印字リボン40を収納したリボンカセット41はホルダ
42上に載置され、そのホルダ42の前端部はキャリッ
ジ27に対して回動自在に装着され、印字リボン40は
リボンカセット41の供給スプールから供給されて巻取
スプールに巻取られ、巻取スプールはリボン送りモータ
43で駆動されるようになっている。また、ホルダ42
の後部に一段低く形成された部分には訂正リボン44が
設けられている。即ち、リボンカセット41の右側には
訂正リボン44を供給する供給スプールが設けられ、リ
ボンカセット41の左側には訂正リボン44を巻取る巻
取スプールが設けられている。
更に、前記印字リボン40を印字ポジションの活字36
とプラテン24との間に位置させた印字位置(第2図参
照)と、印字リボン40を印字位置よりも下方へ移動さ
せた休止位置く図示路)と、訂正リボン44を印字ポジ
ションの活字36とプラテン24との間に位置させた訂
正位置く図示路)とに位置切換えするために、リボンリ
フトモータ45で回転駆動される駆動軸(図示路)に連
動連結され前記ホルダ42を前記3位置に揺動させるカ
ム機構(図示路)がキャリッジ27に装着されている。
従って、印字機構は、プラテン24及びプラテン駆動装
置と、キャリッジ27及びキャリッジ駆動装置と、活字
ホイール33及び活字ホイール駆動装置と、印字リボン
40及びリボン送り駆動装置と、印字リボン40、訂正
リボン44を印字ポジションに揺動させるカム機構及び
その駆動装置と、印字ハンマ37及び印字ハンマ駆動装
置等から構成され、印字機構の各駆動装置は制御装置の
CPU (中央演算装置F)46に接続されている。
次に、前記タイプライタlの制御系の全体構成について
第3図のブロック図に基いて説明する。
前記印字機構の駆動手段PMは、プラテン駆動モータ2
5及びそのドライバ47と、キャリッジ駆動モータ31
及びそのドライバ48と、リボン送りモータ43及びそ
のドライバ49と、リボンリフトモータ45及びそのド
ライバ50と、後述のPM型スステンピングモータらな
る活字ホイール駆動モータ34及びそのドライバ51と
、印字ハンマソレノイド38及びそのドライバ39、な
どから構成されている。
表示装置りは液晶表示器からなるデイスプレィ21とデ
イスプレィコントローラ52とから構成され、デイスプ
レィコントローラ52はデイスプレィ21で文字等を表
示するための表示データを各文字や記号のコードデータ
に対応させて格納しており、デイスプレィコントローラ
52に入力されるコードデータに対応する表示データを
デイスプレィ21に出力するようになっている。
制御装置Cは、CPU46と、CPU46に接続された
ROM (リード・オンリ・メモリ)53及びRAM 
(ランダム・アクセス・メモリ)54とから構成されて
おり、前記CPU46にはキーボード3と、前記駆動手
段PMの各ドライバ39.47〜51と、デイスプレィ
コントローラ52とが接続されている。
前記ROM53には、キーボード3の文字キー4・5・
6及びスペースキー7等から入力される各文字等のコー
ドデータ或いはRAM54の印字データメモリから読み
出されるコードデータに対応させて、前記各モータ25
・31・34・43・45及び印字ハンマソレノイド3
8とデイスプレィ21を制御する制御プログラム、キー
ボード3の各種機能キーから入力される各機能のコード
データに対応させて前記各モータ25・31・43・4
5及び印字ハンマソレノイド38を制御する制御プログ
ラム、後述の活字ホイール駆動モータ34に隣接する2
つのステータの励磁極の磁掻の組合わせが一定とするよ
うに駆動制御する活字ホイール33の駆動モータ駆動制
御プログラムなどを記憶しているプログラムメモリ10
0が設けられている。
前記RAM54には、印字されたデータを印字位置と対
応させて順々に記憶する印字データメモリと、印字位置
と対応させたキャリッジ27の現在位置を記憶する現在
位置メモリと、活字ホイール33の現在の回転角度位置
つまり印字ポジションにある活字36を記憶する活字位
置メモリと、CPU46で演算処理した結果を一時的に
記憶する各種のメモリとが設けられている。
前記CPU46は、キーボード3の文字キー4・5・6
及びスペースキー7から入力されるアルファベット、数
字、スペース、記号などの各文字や記号に対応するコー
ドデータに基いて印字機構により印字用紙17に印字し
、その印字されたデータを印字位置と対応させてRAM
54の印字データメモリに順次記憶させると共に、キャ
リッジ駆動モータ31や活字ホイール駆動モータ34を
駆動する毎に変わる現在位置のデータをRAM54の現
在位置メモリ及び活字位置メモリに記憶させる。
そして、CPU46は、キーボード3の各種機能キーか
ら入力されるコードデータをROM53のプログラムメ
モリ100から読出した制御プログラムで処理すること
により入力コードデータに対応する制御信号を前記各ド
ライバ39・47〜51やデイスプレィコントローラ5
2へ出力する。
更に、CPU46はキーボード3の文字キー4・5・6
及びスペースキー7から入力されたコードデータ或いは
印字データメモリから読出された文字や記号のコードデ
ータを、ROM53のプログラムメモリ100から読出
した制御プログラムで処理する。これによりコードデー
タに対応する制御信号を印字機構の駆動手段PMの各ド
ライバ39・47〜51やデイスプレィコントローラ5
2へ出力し、印字機構と表示装置りとを制御する。
即ち、コードデータに基いて印字機構の駆動手段PMを
制御する場合、CPU46から活字ホイール駆動モータ
ドライバ51に制御信号が出力され、活字ホイール駆動
モータドライバ51から活字ホイール駆動モータ34に
駆動電流が出力される。そして、活字ホイール駆動モー
タ34が所定角度回転して、コードデータに対応する活
字ホイール33の活字36が印字ハンマ37の前方の印
字ボジシッンにセットされると同時に、CPU46から
リボンリフトモータドライバ50ず制?[I信号が出力
され、リフトリフトモータドライバ50からリボンリフ
トモータ45に駆動電流が出力され、リボンリフトモー
タ45の回転により駆動軸とカム機構を介してホルダ4
2及び印字リボン40が第3図の印字位置に揺動駆動さ
れる。
次に、CPU46から印字ハンマソレノイドドライバ3
9に制御信号が出力されると、印字ハンマソレノイドド
ライバ39から印字ハンマソレノイド38に駆動電流が
出力されて、印字ハンマ37で活字ホイール33の活字
36が打撃され、印字用紙17に文字や記号が印字され
る。
そして、所定時間内に次のキー人力がない場合には、C
PU46からリボンリフトモータドライバ50に制御信
号が出力され、リボンリフトモータ45が回転してホル
ダ42及び印字リボン40は休止位置に戻される。更に
、CPU46からキャリッジ駆動モータドライバ48と
リボン送りモータドライバ49に夫々制御信号が出力さ
れる。
一方ではキャリッジ駆動モータドライバ48からキャリ
ッジ駆動モータ31に駆動電流が出力され、キャリッジ
駆動モータ31が所定量回転してキャリッジ27はワイ
ヤ32を介して1文字公印字方向に移動される。他方で
はリボン送りモータドライバ49からリボン送りモータ
43に駆動電流が出力され、リボン送りモータ43が所
定量回転して印字リボン40が送られる。
また、リターンキー9が操作されると、CPU46はキ
ーボード3からのコードデータをROM53のプログラ
ムメモリ100から読出した制御プログラムで処理する
ことにより、キャリッジ駆動モータドライバ48及びプ
ラテン駆動モータドライバ47に制御信号が出力される
。そして、キャリッジ駆動モータドライバ48からキャ
リッジ駆動モータ31に駆動電流が出力され、キャリッ
ジ駆動モータ31が逆回転してキャリッジ27が印字開
始位置に戻される。これと同時に、プラテン駆動モータ
ドライバ47からプラテン駆動モータ25に駆動電流が
出力され、プラテン駆動モータ25が所定量回転して印
字用紙17が1行分紙送りされる。
次に、活字ホイール33を直接駆動する4相PM型ステ
ンピングモータ34について説明する。
活字ホイール駆動モータ(以下、ホイールモータという
)34は、第4図に示すように、モータカバー蓋55及
びモータカバ一本体56と、1対の円筒状のコイルケー
スCA−CIと、1対のステータMisA−3Bと、ロ
ータ57とで構成されている。
各コイルケースCa’Cmには各励磁コイル58・59
がバイファイラ巻で巻装されており、その励磁コイル5
8・59は活字ホイール駆動モータドライバ51に接続
されている。
前記ステータ組SAは、1対のステータSl ・S2で
構成され、各ステータS+’Szには複数の励磁極72
が形成されていて、ステータSIの各励磁極72は図中
において下方に曲げられ、またステータS2の各励磁極
72は上方に曲げられている。そして、ステータS+ 
は、その各励磁極72をコイルケースCk内に挿入し乍
ら上方からコ・イルケースCAに組付けられ、ステータ
S2は、その各励磁極72をステータS1の各励磁極7
2間で且つコイルケースCA内に挿入し乍ら下方からコ
イルケースCAに組付けられている。
一方、ステータ組SBは、1対のステータS3・S4で
構成され、ステータS、はステータS。
と同様の形状であり、上方からコイルケースC1に組付
けられ、またステータS、はステータS2と同様の形状
であり、下方からコイルケースCmに組付けられている
。またロータ57の外周には、S極とN極とを1対とす
る永久磁石が複数対周方向に配設されている。
そして、1対のステータ組5A−3B、1対のコイルケ
ースCk −C,及びロータ57がモータカバ一本体5
6及びモータカバー蓋55内に組込まれており、ステー
タSzとステータS3とが隣接し、ロータ57は回転自
在となっている。
次に、ホイールモータ34を駆動するときの作用につい
て説明する。
第5図は前記励磁コイル58・59及び各ステータ5l
−3aの等価回路を示すものであり、励磁コイル58に
駆動電流を矢印60の方向に流すとステータS1の励磁
極72はN極に、ステータSzの励磁極72はS極に励
磁され、この励磁をA相励磁とする。また、駆動電流を
矢印61の方向に流すとステータSlの励磁極72はS
極に、ステータS2の励磁極72はN極に励磁され、こ
の励磁をC相励磁とする。
一方、励磁コイル59に駆動電流を矢印62の方向に流
すとステータS3の励磁極72はN極に、ステータS4
の励磁極72はS極に励磁され、この励磁をB相励磁と
する。また、駆動電流を矢印63の方向に流すとステー
タS3の励磁極72はS極に、ステータS4の励磁極7
2はN極に励磁され、この励磁をD相励磁とする。
励磁コイル58及び励磁コイル59に流す駆動電流の方
向を交互に切換えたときに、各ステータS、−34の励
磁極72が励磁される磁極の状態を第6図(a)・(b
)・(C)・(d)に示す。
第6図(a)は、励磁コイル58には駆動電流を矢印6
0方向に流し且つ励磁コイル59には駆動電流を矢印6
2方向に流したときの磁極であり、この励磁状態をAB
相励磁とする。また第6図(b)は、励磁コイル58に
は矢印61方向で且つ励磁コイル59には矢印62方向
に駆動電流を流したときの磁極であり、この励磁状態を
BC相励磁とする。
更に第6図(C)は、励磁コイル58には矢印61方向
で且つ励磁コイル59には矢印63方向に駆動電流を流
したときの磁極であり、この励磁状態をCD相励磁とす
る。そして第6図(d)は、励磁コイル58には矢印6
0方向で且つ励磁コイル59には矢印63方向に駆動電
流を流したときの磁極であり、この励磁状態をDA相励
磁とする。
このホイールモータ34は2相励磁方式で駆動されるの
で、第8図に示すように、各A相・B相・C相・D相は
パルス信号が2個入力される毎に励磁が切換えられる。
そして、2相励磁で駆動されるホイールミータ34のト
ルクバランスを第8図に基いて説明する。
AB相励磁のときのAB相励磁トルク64はA相励磁の
A相トルク65とB相励磁のB相トルク66とを合成し
たものであり、BC相励磁のときのBC相励磁トルク6
7はB相トルク66とC相励磁のC相トルク68とを合
成したものであり、CD相励磁のときのCD相励磁トル
ク69はC相トルク68とD相励磁のD相トルク70と
を合成したものであり、またDA相励磁のときのDA相
励磁トルク71はD相トルク70とA相トルク65とを
合成したものである。
即ち、AB相励磁トルク64とCD相励磁トルク69の
大きさは殆んど同じで、BC相励磁トルク67とDA相
励磁トルク71の大きさは殆んど同じであるが、AB相
励磁トルク64及びCD相励磁トルク69の大きさとB
C相励磁トルク67及びDA相励磁トルク71の大きさ
とは異なっているので、ホイールモータ34の回転角度
に角度誤差を生じる。
次にホイールモータ34を駆動する際には、前記角度誤
差は第9図に示すように、AB相を励磁した位置(1パ
ルス目)を基準にすると、BC相(2,6,10・・・
パルス目)及びDA相(4,8,12・・・パルス目)
を励磁したときには大きな角度誤差を生じるが、CD相
(3,7,11・・・パルス目)及びAB相(1,5,
9・・・パルス目)を励磁したときには殆んど誤差が生
じることがない。
このホイールモータ34においては、パルス信号が入力
される毎に回転する角度つまりステップ角の2倍が活字
ホイール33のスポーク間角度に等しく設定されている
。そのために、1パルス目のAB相励磁位置、3パルス
目のCD相励磁位置、5パルス目のAB相励磁位置・・
・の夫々の励磁位置においては角度誤差を生じにくく、
ホイールモータ34は、AB相或いはCD相の励磁位置
で停止するように駆動されるので、常にスポーク間角度
毎に駆動され、活字ホイール33はその活字36位置が
印字ハンマ37に対向する位置で停止するようになる。
以上説明したように、ステップ角の2倍がスポーク間角
度に等しいホイールモータ34をAB相励磁位置或いは
CD相励磁位置で停止するように駆動するので、ホイー
ルモータ34の回転角度の精度を向上することが出来、
2重印字(2度印字)や文字抜けを解消することが出来
、加え1′−デイテント調整を容易にすることが出来る
尚、このホイールモータ34を2パルス目のBC相励磁
位置、4パルス目のDA相励磁位置、6パルス目のBC
相励磁位置・・・の夫々の励磁位置で停止するように駆
動しても良い。
尚、上記実施例において、ステップ角の2倍でスポーク
間角度に等しいホイールモータ34にっいて説明したが
、本発明はステップ角の偶数倍がスポーク間角度に等し
いホイールモータにも同様に通用し得ることは勿論であ
る。
(第2実施例) 前記実施例におけるホイールモータ34をステップ角の
1倍若しくは偶数分の1倍が活字ホイール33のスポー
ク間角度に等しいステッピングモータで構成し、このホ
イールモータ34により減速ギヤを介して活字ホイール
33を駆動するようにしたものである。その他の点につ
いては前記実施例と同様なので説明を省略する。
即ち、前記スポーク間角度がステップ角と等しい(1倍
)ときにはギヤ比が1/2である減速ギヤを介して活字
ホイール33を駆動するようにし、2個のパルス信号を
駆動単位として、ホイールモータ34により駆動単位毎
に活字ホイール33を駆動するので、活字ホイール33
は前記実施例の第9図に示すように、1パルス目のAB
B励磁位置を基準とすると、3パルス目のCD相励磁位
置、5パルス目のABB励磁位置・・・で停止すること
になり、角度誤差を生じることなく活字ホイール33は
常にその活字36位置が印字ハンマ37に対向する位置
で停止するようになる。
また、スポーク間角度がステップ角の1/2倍のときに
は、ギヤ比が1/4である減速ギヤを介して活字ホイー
ル33を駆動するようにし、4個のパルス信号を駆動単
位として、ホイールモータ34により駆動単位毎に活字
ホイール33を駆動するので、活字ホイール33は1パ
ルス目のABB励磁位置を基準とすると、5パルス目、
9パルス目・・・のABB励磁位置で停止することにな
り、角度誤差を生じることなく活字ホイールは常にその
活字36位置が印字ハンマ37に対向する位置で停止す
るようになる。
尚、活字ホイール33のスポーク間角度がステップ角の
1/4.1/8・・・の夫々のときには、ギヤ比が1/
8.1/16・・・の夫々である減速ギヤを介して活字
ホイール33を駆動するようにし、8個、16個・・・
の夫々のパルス信号を駆動単位としてホイールモータ3
4を駆動することになる。
以上説明したように、ステップ角の1倍若しくは偶数分
の1倍がスポーク間角度に等しいホイールモータ34に
より減速ギヤを介して活字ホイール33を駆動するよう
にし、ホイールモータ34をAB相相励磁位置−はCD
相励磁位置で停止するように駆動するので、ホイールモ
ータ34の回転角度の精度を向上することが出来、2重
印字(2度印字)や文字抜けを解消することが出来、加
えて、デイテント調整を容易にすることが出来る。
尚、このホイールモータ34を2パルス目のBC相励磁
位置、4パルス目のDA相励磁位置、6パルス目のBC
相励磁位置・・・の夫々の励磁位置で停止するように駆
動し、でも良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は電子タイプライタの斜視図、第2図は電子タイプライ
タの要部縦断部分側面図、第3図はタイプライタの制御
系のブロック図、第4図は活字ホイール駆動モータであ
る4相PM型ステンピングモータの分解斜視図、第5図
は第4図のステッピングモータの等価回路図、第6図(
a)・山)・(C)・(d)は夫々AB相励磁・BC相
励磁・CD相励磁・DA相励磁を説明する説明図、第7
図はこのステッピングモータの各相を2相励磁で励磁す
るときの動作タイムチャート、第8図はこのステッピン
グモータを2相励磁するときのトルクバランスの線図、
第9図は入力パルス毎に2相励磁を順次切換えたときの
角度誤差を表わす線図、第10図はステッピングモータ
の理想的なトルクバランスの線図である。 3・・キーボード、 24・・プラテン、 27・・キ
ャリッジ、  33・・活字ホイール、34・・活字ホ
イール駆動モータ、 36・・活字、 46・・CPU
 (中央演算装置)、 51・・活字ホイール駆動モー
タドライバ、  53・・ROM (リード・オンリ・
メモリ)、 54・・RAM (ランダム・アクセス・
メモリ)、57・・ロータ、  58・59・・励磁コ
イル、72・・励磁極、 C・・制御装置、 5A−3
B・・ステータ組、 S1〜S、・・ステータ。 特 許 出 願 人  ブラザー工業株式会社第1図 第2図 第7図 第8図 第9図 第10図 時間 手続補正書 昭和61年10月17日 吻61年需願第179730号 2、発明の名称 印字装置の活字ホイーノl佐肋モータの駆動方法3、補
正をする者 事件との関係   特許d漠mメ、 住 所  名古屋市瑞穂区堀田通九丁目三十五番地名 
 称  (526)  ブラザー工業株式会社((7者
 河嶋勝二 4、代理人 住  所 〒530  大阪市北区西天満4丁目5番5
号 東急マーキス梅田5、補正命令の日付   自 発 7、補正の内容 (11Ill書の右上の空欄部分に、 (特許法第38条ただし書の規定による特許出1!in
)の文言を追加します。 (2)  @嘗の「1、発明の名称 印字装置の活字ホ
イール駆動モータの駆動方法」の次の行に、 (3)  願書の「20発明者」、「3.特許出願人」
、「40代理人」「5.添付書類の目録」の番号を1ず
つ繰上げて、「30発明者」、「4.特許出願人」、「
50代理人」「6.添付書類の目録」と訂正します。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印字装置の活字ホィールを直接駆動する活字ホィ
    ール駆動モータとして、円周方向に複数対の励磁極を有
    するステータ組を軸方向に2組直列状に配設し且つステ
    ップ角の偶数倍が活字ホィールのスポーク間角度に等し
    い4相PM型ステッピングモータを用い、前記活字ホィ
    ールを駆動する際に、前記2組のステータ組の相隣接す
    る励磁極の磁極の組合わせが同極或いは異極の何れか一
    方となるように前記ステッピングモータを駆動すること
    を特徴とする印字装置の活字ホィール駆動モータの駆動
    方法。
  2. (2)印字装置の活字ホィールを減速ギヤを介して駆動
    する活字ホィール駆動モータとして、円周方向に複数対
    の励磁極を有するステータ組を軸方向に2組直列状に配
    設し且つステップ角の1倍若しくは偶数分の1倍が活字
    ホィールのスポーク間角度に等しい4相PM型ステッピ
    ングモータを用い、前記活字ホィールを駆動する際に、
    前記2組のステータ組の相隣接する励磁極の磁極の組合
    わせが同極或いは異極の何れか一方となるように前記ス
    テッピングモータを駆動することを特徴とする印字装置
    の活字ホィール駆動モータの駆動方法。
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