JPS6335088B2 - - Google Patents
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- JPS6335088B2 JPS6335088B2 JP2154882A JP2154882A JPS6335088B2 JP S6335088 B2 JPS6335088 B2 JP S6335088B2 JP 2154882 A JP2154882 A JP 2154882A JP 2154882 A JP2154882 A JP 2154882A JP S6335088 B2 JPS6335088 B2 JP S6335088B2
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- Japan
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- protruding pieces
- resistance wire
- manufacturing
- fixed resistor
- metal resistance
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- Expired
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Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は固定抵抗器の製造方法に関するもので
ある。
ある。
従来低抵抗域の抵抗器としては一般に巻線抵抗
器が知られており、これは特殊技能を有する作業
者による手作りによつて作られていたため、製造
が極めて非能率であり、単価の高いものであつ
た。第１図に従来の低抵抗域の抵抗器を示してお
り、１は碍子、２はこの碍子１の両端部に外嵌圧
着される端子である。このように端子２が両端部
に圧着された碍子１に抵抗線３を巻き付け、この
抵抗線３の両端４を前記端子２にスポツト溶接等
により溶接した後、耐熱塗料５を全体に塗布し焼
付けている。低抵抗域になると使用する抵抗線３
は当然太く、それを短かい長さで巻かねばなら
ず、作業が行ないにくく、又抵抗値の精度も出に
くいものであつた。
器が知られており、これは特殊技能を有する作業
者による手作りによつて作られていたため、製造
が極めて非能率であり、単価の高いものであつ
た。第１図に従来の低抵抗域の抵抗器を示してお
り、１は碍子、２はこの碍子１の両端部に外嵌圧
着される端子である。このように端子２が両端部
に圧着された碍子１に抵抗線３を巻き付け、この
抵抗線３の両端４を前記端子２にスポツト溶接等
により溶接した後、耐熱塗料５を全体に塗布し焼
付けている。低抵抗域になると使用する抵抗線３
は当然太く、それを短かい長さで巻かねばなら
ず、作業が行ないにくく、又抵抗値の精度も出に
くいものであつた。
本発明は斯かる問題に対処すべく、精度の優れ
た低抵抗域の抵抗器を高効率で生産でき、安価に
提供できるようにすることを目的とするもので、
すずめつきにより半田付けの容易な表面処理を施
した帯状金属板に長さ方向に間欠的に略コ字状に
切欠部を形成すると共にその両側に互いに平行な
突出片を形成し、各切欠部両側の一対の突出片に
金属抵抗線を連続的に巻き、更に前記一対の突出
片に対する金属抵抗線の溶接、耐熱合成樹脂塗料
による表面塗装を行なつた後、互いに隣接する一
対の突出片間を切り離すものである。
た低抵抗域の抵抗器を高効率で生産でき、安価に
提供できるようにすることを目的とするもので、
すずめつきにより半田付けの容易な表面処理を施
した帯状金属板に長さ方向に間欠的に略コ字状に
切欠部を形成すると共にその両側に互いに平行な
突出片を形成し、各切欠部両側の一対の突出片に
金属抵抗線を連続的に巻き、更に前記一対の突出
片に対する金属抵抗線の溶接、耐熱合成樹脂塗料
による表面塗装を行なつた後、互いに隣接する一
対の突出片間を切り離すものである。
以下本発明を実施の一例を示す図面（第２図〜
第４図）に基づいて説明する。図において１１は
すずめつき等により半田付けの容易な表面処理が
施された軟鋼板等の帯状金属板であり、この帯状
金属板１１が第２図矢印イ方向に送られていくこ
とによりこの帯状金属板１１の長さ方向に間欠的
にプレス１２により略コ字状の切欠部１３並びに
この切欠部１３の両側に平行な突出片１４，１４
を形成している。同時に前記プレス１２により送
りの為のガイドボス１５を打ち抜く。１６は金属
抵抗線であり、前記切欠部１３両側の一対の突出
片１４，１４に並列に必要巻回数巻き付け、これ
に繰り返し連続的に行なつた巻線素子部１７…を
形成する。その後シーム溶接電極１８によつて一
対の突出片１４，１４に対する金属抵抗線１６の
溶接を行なう。
第４図）に基づいて説明する。図において１１は
すずめつき等により半田付けの容易な表面処理が
施された軟鋼板等の帯状金属板であり、この帯状
金属板１１が第２図矢印イ方向に送られていくこ
とによりこの帯状金属板１１の長さ方向に間欠的
にプレス１２により略コ字状の切欠部１３並びに
この切欠部１３の両側に平行な突出片１４，１４
を形成している。同時に前記プレス１２により送
りの為のガイドボス１５を打ち抜く。１６は金属
抵抗線であり、前記切欠部１３両側の一対の突出
片１４，１４に並列に必要巻回数巻き付け、これ
に繰り返し連続的に行なつた巻線素子部１７…を
形成する。その後シーム溶接電極１８によつて一
対の突出片１４，１４に対する金属抵抗線１６の
溶接を行なう。
この溶接において金属抵抗線１６は銅―ニツケ
ル合金を用いることにより溶接の信頼性は良好な
ものとなる。このような巻線素子部１７…が取り
付けられた帯状金属板１１は適当長さ毎に切断さ
れ、第３図に示す塗装工程に送られる。第３図に
おいて１９は適当長さに切断されて複数の巻線素
子部１７…を持つ素子連２０の両端を受けるＬ型
のホルダーで、このホルダー１９により多数本の
素子連２０…が同時に受けられる。２１は耐熱合
成樹脂から成る絶縁塗料２２を入れてある塗料容
器であり、この塗料容器２１内の絶縁塗料２２内
に前記多数本の素子連２０…を同時に浸漬しその
後取り出すことにより各巻線素子部１７の表面に
全面塗装され、その後加熱硬化等により塗装され
た塗料を固化せしめ、絶縁と併せて巻線素子部１
７の保護を行なうものである。このように塗装が
施された巻線素子部１７…は、互いにつながれて
いる部分２３がプレスによつて切断されることに
より互いに切り離されて第４図に示すように独立
した製品（固定抵抗器）が形成されるものであ
る。尚第４図において塗装部２４から２本の端子
２５，２５が突出している。この端子２５，２５
の部分には初めのプレス工程で端子補強のリブ２
６，２６が形成されている。又塗装部２４の表面
には押印によるマーキング部２７が表示されてお
り、これは塗装焼付完了後連続的にスタンプされ
るものである。
ル合金を用いることにより溶接の信頼性は良好な
ものとなる。このような巻線素子部１７…が取り
付けられた帯状金属板１１は適当長さ毎に切断さ
れ、第３図に示す塗装工程に送られる。第３図に
おいて１９は適当長さに切断されて複数の巻線素
子部１７…を持つ素子連２０の両端を受けるＬ型
のホルダーで、このホルダー１９により多数本の
素子連２０…が同時に受けられる。２１は耐熱合
成樹脂から成る絶縁塗料２２を入れてある塗料容
器であり、この塗料容器２１内の絶縁塗料２２内
に前記多数本の素子連２０…を同時に浸漬しその
後取り出すことにより各巻線素子部１７の表面に
全面塗装され、その後加熱硬化等により塗装され
た塗料を固化せしめ、絶縁と併せて巻線素子部１
７の保護を行なうものである。このように塗装が
施された巻線素子部１７…は、互いにつながれて
いる部分２３がプレスによつて切断されることに
より互いに切り離されて第４図に示すように独立
した製品（固定抵抗器）が形成されるものであ
る。尚第４図において塗装部２４から２本の端子
２５，２５が突出している。この端子２５，２５
の部分には初めのプレス工程で端子補強のリブ２
６，２６が形成されている。又塗装部２４の表面
には押印によるマーキング部２７が表示されてお
り、これは塗装焼付完了後連続的にスタンプされ
るものである。
本発明固定抵抗器の製造方法は以上述べたよう
に実施し得るものであり、機械化に最適な連続作
業を可能とした方法により固定抵抗器を安価に提
供できる。特に細い抵抗線を一対の突出片に並列
に巻くことにより、従来巻線作業が困難だつた低
い抵抗域の抵抗器の量産を可能としたもので、抵
抗値の精度も安定する。
に実施し得るものであり、機械化に最適な連続作
業を可能とした方法により固定抵抗器を安価に提
供できる。特に細い抵抗線を一対の突出片に並列
に巻くことにより、従来巻線作業が困難だつた低
い抵抗域の抵抗器の量産を可能としたもので、抵
抗値の精度も安定する。
第１図は従来の抵抗器の一部切欠斜視図、第２
図〜第４図は本発明の実施の一例を示し、第２図
は巻線素子部溶接迄の作業状態を示す斜視図、第
３図は塗装状態を示す斜視図、第４図は完成品を
示す斜視図である。 １１……帯状金属板、１２……プレス、１３…
…切欠部、１４……突出片、１６……金属抵抗
線、１７……巻線素子部、１８……シーム溶接電
極、２０……素子連、２１……塗料容器、２２…
…絶縁塗料、２４……塗装部、２５……端子、２
７……マーキング部。
図〜第４図は本発明の実施の一例を示し、第２図
は巻線素子部溶接迄の作業状態を示す斜視図、第
３図は塗装状態を示す斜視図、第４図は完成品を
示す斜視図である。 １１……帯状金属板、１２……プレス、１３…
…切欠部、１４……突出片、１６……金属抵抗
線、１７……巻線素子部、１８……シーム溶接電
極、２０……素子連、２１……塗料容器、２２…
…絶縁塗料、２４……塗装部、２５……端子、２
７……マーキング部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 半田付けの容易な表面処理を施した帯状金属
板に長さ方向に間欠的に略コ字状に切欠部を形成
すると共にその両側に互いに平行な突出片を形成
し、各切欠部両側の一対の突出片に金属抵抗線を
連続的に巻き、更に前記一対の突出片に対する金
属抵抗線の溶接、耐熱合成樹脂塗料による表面塗
装を行なつた後、互いに隣接する一対の突出片間
を切り離す固定抵抗器の製造方法。 ２ 金属抵抗線として銅―ニツケル合金を用いる
特許請求の範囲第１項記載の固定抵抗器の製造方
法。 ３ 金属抵抗線と突出片とをシーム溶接により接
続する特許請求の範囲第１項記載の固定抵抗器の
製造方法。 ４ 突出片に補強リブを形成する特許請求の範囲
第１項記載の固定抵抗器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154882A JPS58139404A (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | 固定抵抗器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154882A JPS58139404A (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | 固定抵抗器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58139404A JPS58139404A (ja) | 1983-08-18 |
| JPS6335088B2 true JPS6335088B2 (ja) | 1988-07-13 |
Family
ID=12058035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2154882A Granted JPS58139404A (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | 固定抵抗器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58139404A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0850460A (ja) * | 1994-08-05 | 1996-02-20 | Stanley Electric Co Ltd | 屋外用表示器 |
| JP2006060126A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Minowa Koa Inc | 抵抗器の製造法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60111402A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-17 | 株式会社精電舎 | 抵抗素子の製造方法及びその製造装置 |
-
1982
- 1982-02-13 JP JP2154882A patent/JPS58139404A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0850460A (ja) * | 1994-08-05 | 1996-02-20 | Stanley Electric Co Ltd | 屋外用表示器 |
| JP2006060126A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Minowa Koa Inc | 抵抗器の製造法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58139404A (ja) | 1983-08-18 |
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