JPS6334824B2 - - Google Patents

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JPS6334824B2
JPS6334824B2 JP58143465A JP14346583A JPS6334824B2 JP S6334824 B2 JPS6334824 B2 JP S6334824B2 JP 58143465 A JP58143465 A JP 58143465A JP 14346583 A JP14346583 A JP 14346583A JP S6334824 B2 JPS6334824 B2 JP S6334824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer support
heat
spacer
intermediate layer
crosspieces
Prior art date
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Expired
Application number
JP58143465A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5986790A (ja
Inventor
Kyoshi Nagai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Sanso Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Sanso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Sanso Co Ltd filed Critical Taiyo Sanso Co Ltd
Priority to JP58143465A priority Critical patent/JPS5986790A/ja
Publication of JPS5986790A publication Critical patent/JPS5986790A/ja
Publication of JPS6334824B2 publication Critical patent/JPS6334824B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、真空断熱構造体の両外壁間を支持す
る断熱スペーサの改良に係り、伝熱距離を増大し
て熱損失を少なくした断熱スペーサに関する。
保温又は保冷のための断熱層として、真空断熱
層が極めて有利であることは広く周知の事項であ
る。しかし、真空を利用した断熱構造体は内部が
真空であるから大気圧によつて大きな外圧を受け
る。従つて、平板状の断熱構造体の場合にはスペ
ーサを介設して外壁板を支持する必要があり、ス
ペーサを通しての熱伝達により断熱特性が低下す
るという問題がある。
一方、真空断熱構造体に於ける上述の如き問題
を解決する手段として、本願発明者は先きに二層
以上のハニカム状格子板を互にづらせて組合せた
構造のスペーサを開発した(特願昭54−82714
号)。このスペーサは二層以上のハニカム状格子
板を互いにづらせて組合わしているため、相互の
接当部で伝熱面積が略t×t(但し、tはハニカ
ム状格子板の板厚)に制限され、スペーサを通し
ての伝熱損失が著しく低減する。また、ハニカム
状格子板を互にづらせているため、ハニカムの内
部空間が全て連通状態となり、真空排気が容易に
なるという利点がある。
しかし、前記スペーサにもスペーサを通しての
熱伝達の点に問題点が残されている。即ち、前述
の如く相互のハニカム状格子板の接当部で伝熱面
積は著しく制限されるものの、伝熱距離の方は断
熱構造体の厚み寸法と略同一であつて比較的短か
く、伝熱抵抗を大幅に増大させることが困難であ
る。その結果、スペーサの材質として熱の不良導
体を用いたとしても、断熱特性を一定レベル以上
に向上し得ないという基本的な欠点がある。
本願発明は前記特願昭54−82714号の断熱スペ
ーサに於ける上述の如き問題の解決を課題とする
ものであり、機械的強度等の点でスペーサとして
の秀れた機能を有すると共に、伝熱抵抗を一層大
きくしてスペーサを通しての伝熱損失を大幅に低
減し得るようにした、断熱スペーサを提供するこ
とを目的とするものである。
本発明は、桟体の格子状組体より成る下層支持
体と上層支持体との間に、平行な複数の桟体より
成る少なくとも一層以上の中間層支持体を交又状
に配設し、前記中間層支持体を構成する各桟体の
上側に於ける他の桟体との交接点と下側に於ける
他の桟体との交接点の位置が、相互にづれるよう
に組合せ積層したことを基本構成とするものであ
る。
本発明は、上記構成とすることにより、熱伝導
路が大幅に延長されると共に、各交接点で熱伝導
路の面積が縮減されるため、伝熱抵抗が増大して
熱損失が大幅に低減する。
以下、第1図乃至第5図に示す本発明の一実施
例に基づいてその詳細を説明する。第1図は本発
明に係る断熱スペーサを使用した透明な真空断熱
板の分解斜視図であり、第2図はその平面図、第
3図は第2図の―視断面図である。又、第4
図は半透鏡薄板及び連結棒を省いたスペーサの組
立斜視図である。
図に於いて、2及び3は真空断熱板1の外板で
あり、透明で然かも或る程度の剛性を有するアク
リル樹脂、石英、ガラス等が使用される。又、4
は熱線の幅射を防止するためスペーサ内に挿み込
まれた半透鏡薄膜であり、アルミ薄膜、金属を蒸
着したポリエチレン薄膜等が使用される。尚、真
空断熱板1が透明でなくてもよい場合には、前記
外板2,3にステンレス鋼板等を使用してもよ
く、又、熱輻射を特に問題としない場合には、前
記半透鏡薄膜4を取り除いてもよいことは勿論で
ある。
前記外板2,3の間に介設したスペーサSは、
上側の外板2に内面側に接当する上層支持体A
と、下側の外板3の内面側に接当する下層支持体
Bと、前記上層支持体Aと下層支持体Bとの間に
介設した中間層支持体Cとの組合せにより構成さ
れている。
即ち、前記上層支持体Aは断面が長方形の桟体
A1,A2,A3……とA′1,A′2,A′3……を直交状
に一定のピツチで組み合せ、所謂格子状組体に形
成されている。下層支持体Bも同様であり、同形
状の桟体B1,B2,B3……とB′1,B′2,B′3……を
前記上層支持体Aの場合と同じピツチで直交状に
組み合せ、格子状組体に形成されている。
中間層支持体Cは、前記桟体A1,A′1……,
B1,B′1……と同じピッチで配設した桟体C1,C2
………,C′1,C′2……により構成されており、ピ
ツチlで平行に配列した桟体C1,C2,C3……が
一層目の中間層支持体を、またこれと直交状に同
じピツチlで平行に配列した桟体C′1,C′2,C′3
……が二層目の中間層支持体を夫々形成してい
る。尚5,6は各桟体を一定のピッチlに保持す
るための連結棒である。
前記一層目の中間層支持体を構成する桟体C1
C2,C3……は、第1図に示す如く桟体C1,C2
…が下層支持体Bの各格子の中央上方に位置する
よう1/2ピッチづらして配列されてる。即ち、下
層支持体Bの各格子を形成する桟体B1,B2,B3
……の中央上端面に、第一層目の中間層支持体を
構成する桟体C1,C2,C3……の下端面が、夫々
直交状に交接するように配列されている。
又、前記第二層目の中間層支持体を構成する桟
体C′1,C′2,C′3……は、第一層目の桟体C1,C2
C3……と直交状に、然かも上方より見て、下層
支持体Bの各格子を形成する桟体B′1,B′2,B′3
……の中央上方に位置するように夫々配列されて
いる。
一方、前記上層支持体Aは、前記下層支持体B
と上下方向に重なる位置に配設されており、従つ
て、本実施例に於いては、上層支持体Aの各格子
を形成する桟体A′1,A′2,A′3……の中央下端面
に、第二層目の中間層支持体を形成する桟体C′1
C′2,C′3……が夫々直交状に交接することにな
る。即ち、中間層支持体Cを構成する各桟体C1
C2……,C′1,C′2……は、第3図に示す如くその
上側に於ける他の桟体との交接点P……と、その
下側に於ける他の桟体との交接点Q……とが上下
方向に相互に重ならない様に配列組み合わされて
いる。
尚、本実施例に於いては熱の不良導体であるガ
ラスや石英等の断面が長方形の桟体を使用してい
るが、その断面形状や材質はこれに限定されるも
のではない。また、本実施例では各桟体の断面の
寸法を同一としているが、各支持体又は各層毎に
寸法を変えてもよく、更に、桟体の配列を直交状
でなく一定の角度を有する配列としてもよい。
更に、本実施例に於いては中間層支持体Cの各
桟体を連結棒5,6で、夫々保持するようにして
いるが、半透鏡薄膜4を省く場合には、第5図に
示す如く所謂浅い“あいじやくり”方式によつて
各桟体を組み合せるようにしてもよく、各桟体の
固定方法は如何なる方法であつてもよい。
次に本発明に係るスペーサSの作用効果につい
て説明する。第3図を参照して、上側外板2を高
温側とすると、外板2を通して上層支持体Aに伝
えられた熱は上層支持体を構成する各桟体A′1
A′2……の下面側と、第二層目の中間層支持体を
構成する桟体C′2との交接点P,P……を通して
桟体C′2へ伝熱され、桟体C′2内を外板2,3と平
行な方向へ伝わる。その後第二層目の中間層支持
体の桟体C1,C2……の交接点Q,Q……を通し
てC1内を紙面とは垂直方向の外板2,3と平行
な方向へ伝わつた後下層支持体Bの桟体へ伝熱さ
れ、下側外板3へ伝わつて行く。すなわち、スペ
ーサSの固体熱伝導距離は外板2,3間の間〓距
離に較べて極めて大きくする事が可能となると共
に、桟体と桟体との交接点で熱伝導路の面積が減
少する。
その結果、スペーサの伝熱抵抗が増大し、伝熱
損失が著しく低下する。
又、上層支持体A及び下層支持体Bは桟体の格
子状組体としているため、その格子目の寸法を外
板2,3の強度に応じて適宜に選定することによ
り上・下外板2,3を内側から均等に支持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るスペーサを利用した透
明な真空断熱板の分解斜面図である。第2図は第
1図の真空断熱板の平面図であり、第3図は第2
図の―視断面図である。第4図は本発明に係
るスペーサの組立斜視図である。第5図は本発明
に係るスペーサの他の実施例を示す組立斜視図で
ある。 1…真空断熱板、2,3…外板、A…上層支持
体、B…下層支持体、C…中間層支持体、P,Q
…桟体の交接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 桟体の格子状組体より成る下層支持体Bと上
    層支持体Aとの間に、平行な複数の桟体より成る
    少なくとも一層以上の中間層支持体Cを夫々交又
    状に配設し、前記中間層支持体Cを構成する各桟
    体の上側に於ける他の桟体との交接点Pと下側に
    於ける他の桟体との交接点Qの上下方向の位置が
    相互にづれるよう組合せ積層したことを特徴とす
    る断熱スペーサ。
JP58143465A 1983-08-04 1983-08-04 断熱スペ−サ Granted JPS5986790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58143465A JPS5986790A (ja) 1983-08-04 1983-08-04 断熱スペ−サ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58143465A JPS5986790A (ja) 1983-08-04 1983-08-04 断熱スペ−サ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5986790A JPS5986790A (ja) 1984-05-19
JPS6334824B2 true JPS6334824B2 (ja) 1988-07-12

Family

ID=15339334

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JP58143465A Granted JPS5986790A (ja) 1983-08-04 1983-08-04 断熱スペ−サ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005214341A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Metal Panel:Kk 真空断熱材

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