JPS6334461Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334461Y2 JPS6334461Y2 JP8875681U JP8875681U JPS6334461Y2 JP S6334461 Y2 JPS6334461 Y2 JP S6334461Y2 JP 8875681 U JP8875681 U JP 8875681U JP 8875681 U JP8875681 U JP 8875681U JP S6334461 Y2 JPS6334461 Y2 JP S6334461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end coil
- coil
- insulator
- hole
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 11
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は薄型フアンモータ、特に軸方向の厚さ
を極めて薄くした薄型フアンモータに関するもの
である。
を極めて薄くした薄型フアンモータに関するもの
である。
従来の薄型フアンモータは、鉄心の形状や材質
を吟味して効率を良くし、さらに固定子のエンド
コイルの軸方向長さを小さく成型する等の手段に
より軸方向の隙間を小さくしてその薄型構造を実
現している。
を吟味して効率を良くし、さらに固定子のエンド
コイルの軸方向長さを小さく成型する等の手段に
より軸方向の隙間を小さくしてその薄型構造を実
現している。
かかる手段のうち特にエンドコイルの軸方向長
さを小さく成型するのはモータ製造上最も好まし
くない手段であり、モータの信頼性を著しく低下
させるもので、ともすると多大な損失を被りかね
ない。
さを小さく成型するのはモータ製造上最も好まし
くない手段であり、モータの信頼性を著しく低下
させるもので、ともすると多大な損失を被りかね
ない。
本考案はかかる不具合を改良するようにしたも
のである。エンドコイル形状は円周上にわたり均
一の寸法でないにも拘わらず従来はエンドコイル
の最大軸方向長さを基準にしてモータケーシング
の端面即ちエンドブラケツトまでの寸法を定め、
全体の厚さを決定している。従つて本考案におい
てはエンドコイルの軸方向最大長さ部分に対向す
るエンドブラケツト部分を取り除いて穴を形成
し、この穴に係合する形状の絶縁体を前記穴に嵌
合しこれをエンドコイルの外被と兼ねた構造とし
たことにより、エンドコイルに対向するエンドブ
ラケツト部分が絶縁物で構成されエンドコイル成
型寸法に対しエンドブラケツトの厚さだけエンド
コイルに余裕を付けることができるようにしたも
のである。
のである。エンドコイル形状は円周上にわたり均
一の寸法でないにも拘わらず従来はエンドコイル
の最大軸方向長さを基準にしてモータケーシング
の端面即ちエンドブラケツトまでの寸法を定め、
全体の厚さを決定している。従つて本考案におい
てはエンドコイルの軸方向最大長さ部分に対向す
るエンドブラケツト部分を取り除いて穴を形成
し、この穴に係合する形状の絶縁体を前記穴に嵌
合しこれをエンドコイルの外被と兼ねた構造とし
たことにより、エンドコイルに対向するエンドブ
ラケツト部分が絶縁物で構成されエンドコイル成
型寸法に対しエンドブラケツトの厚さだけエンド
コイルに余裕を付けることができるようにしたも
のである。
以下図面によつて従来及び本考案の薄型フアン
モータの実施例を説明する。
モータの実施例を説明する。
従来の薄型フアンモータは第１図〜第３図に示
すように金属製のケーシング１と、その取付フラ
ンジ１ａと、円筒状の通風筒１ｂと、半径方向に
延びる支持足１ｃと、駆動用モータの固定子支持
筒１ｄと、固定子２と、回転子３と、フアン４
と、金属製のエンドブラケツト５と、前記固定子
に設けたエンドコイル６とにより構成されてお
り、金属製のエンドブラケツト５とエンドコイル
６の端面間には絶縁物７を介挿して互に接近せし
めその軸方向長さを小さくするようにしているが
それには限度があつた。
すように金属製のケーシング１と、その取付フラ
ンジ１ａと、円筒状の通風筒１ｂと、半径方向に
延びる支持足１ｃと、駆動用モータの固定子支持
筒１ｄと、固定子２と、回転子３と、フアン４
と、金属製のエンドブラケツト５と、前記固定子
に設けたエンドコイル６とにより構成されてお
り、金属製のエンドブラケツト５とエンドコイル
６の端面間には絶縁物７を介挿して互に接近せし
めその軸方向長さを小さくするようにしているが
それには限度があつた。
従つて本考案においては第４図〜第６図に示す
ようにエンドコイル６の端面に対向するエンドブ
ラケツト５の部分を取り除いて穴８を形成すると
共に、前記エンドコイル６の端面と対向する部分
９ａを外方にくぼませた円環状の絶縁体９のうち
エンドコイル６に合わせて突出せしめた部分９ａ
のみを第５図においてエンドブラケツト５の右側
より前記穴８内に嵌め込み、これを塞ぎ、このく
ぼみ部分に前記エンドコイル６の端面部分が入り
込むようにし、更にこの絶縁体９をエンドコイル
６の外被と兼ねるようにする。
ようにエンドコイル６の端面に対向するエンドブ
ラケツト５の部分を取り除いて穴８を形成すると
共に、前記エンドコイル６の端面と対向する部分
９ａを外方にくぼませた円環状の絶縁体９のうち
エンドコイル６に合わせて突出せしめた部分９ａ
のみを第５図においてエンドブラケツト５の右側
より前記穴８内に嵌め込み、これを塞ぎ、このく
ぼみ部分に前記エンドコイル６の端面部分が入り
込むようにし、更にこの絶縁体９をエンドコイル
６の外被と兼ねるようにする。
（実施例）
従来構造においてはエンドコイル６の突出高さ
が５ミリメートル、絶縁物７の厚さが0.8ミリメ
ートル、エンドブラケツト５の厚さが1.5ミリー
トルで固定子２の端面からエンドブラケツト５の
端面までの寸法Ｌが7.3ミリメートルであり、前
記エンドコイル６の突出高さの５ミリメートルの
寸法は巻線を巻装した自然状態では突出高さが約
6.5ミリメートルであつたものを押圧成型して５
ミリメートルに収めてあるもので、其の結果エン
ドコイルに断線、レヤーシヨート等の不良が約10
％程度発生していた。
が５ミリメートル、絶縁物７の厚さが0.8ミリメ
ートル、エンドブラケツト５の厚さが1.5ミリー
トルで固定子２の端面からエンドブラケツト５の
端面までの寸法Ｌが7.3ミリメートルであり、前
記エンドコイル６の突出高さの５ミリメートルの
寸法は巻線を巻装した自然状態では突出高さが約
6.5ミリメートルであつたものを押圧成型して５
ミリメートルに収めてあるもので、其の結果エン
ドコイルに断線、レヤーシヨート等の不良が約10
％程度発生していた。
これに対し本考案においてはエンドコイル６の
端部を絶縁体９を介してエンドブラケツト５に設
けた孔８内に挿入しているから、上記固定子２の
端面からエンドブラケツト５の端面迄の寸法の
7.3ミリメートルを変更せずにエンドコイル６の
突出高さを6.5ミリメートルに増加出来る。この
6.5ミリメートルの寸法は前記のように巻線を巻
装した自然状態での突出高さであるから、エンド
コイルを押圧成型すること無く上記Ｌの寸法であ
る7.3ミリメートルに収めることが出来、その結
果、加工能率が向上すると共に断線、レヤーシヨ
ート等の不良が約0.05％以下と激減し信頼性を著
しく向上出来るという効果が得られた。
端部を絶縁体９を介してエンドブラケツト５に設
けた孔８内に挿入しているから、上記固定子２の
端面からエンドブラケツト５の端面迄の寸法の
7.3ミリメートルを変更せずにエンドコイル６の
突出高さを6.5ミリメートルに増加出来る。この
6.5ミリメートルの寸法は前記のように巻線を巻
装した自然状態での突出高さであるから、エンド
コイルを押圧成型すること無く上記Ｌの寸法であ
る7.3ミリメートルに収めることが出来、その結
果、加工能率が向上すると共に断線、レヤーシヨ
ート等の不良が約0.05％以下と激減し信頼性を著
しく向上出来るという効果が得られた。
第１図は従来の薄型フアンモータのケーシング
の斜視図、第２図は従来の薄型フアンモータの断
面図、第３図は駆動用モータの固定子外観斜視
図、第４図は本考案の一実施例を示す薄型フアン
モータの正面図、第５図は第４図の−線拡大
断面図、第６図はその絶縁体の斜視図である。 １……ケーシング、２……固定子、３……回転
子、４……フアン、５……エンドブラケツト、６
……エンドコイル、７……絶縁物、８……穴、９
……絶縁体、１ａ……取付フランジ、１ｂ……通
風筒、１ｃ……支持足、１ｄ……固定子支持筒。
の斜視図、第２図は従来の薄型フアンモータの断
面図、第３図は駆動用モータの固定子外観斜視
図、第４図は本考案の一実施例を示す薄型フアン
モータの正面図、第５図は第４図の−線拡大
断面図、第６図はその絶縁体の斜視図である。 １……ケーシング、２……固定子、３……回転
子、４……フアン、５……エンドブラケツト、６
……エンドコイル、７……絶縁物、８……穴、９
……絶縁体、１ａ……取付フランジ、１ｂ……通
風筒、１ｃ……支持足、１ｄ……固定子支持筒。
Claims (1)
- 固定子のエンドコイルの端面に対向する金属製
エンドブラケツト部分に穴を形成し、この穴に絶
縁物を介して上記エンドコイルの端部を挿入して
エンドコイルの軸方向長さを長く出来るようにし
たことを特徴とする薄型フアンモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8875681U JPS6334461Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8875681U JPS6334461Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57201053U JPS57201053U (ja) | 1982-12-21 |
| JPS6334461Y2 true JPS6334461Y2 (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=29883919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8875681U Expired JPS6334461Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6334461Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-18 JP JP8875681U patent/JPS6334461Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57201053U (ja) | 1982-12-21 |
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