JPS6333652A - 物品の表面のきずを検出して測定する方法並びに装置 - Google Patents

物品の表面のきずを検出して測定する方法並びに装置

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JPS6333652A
JPS6333652A JP62047851A JP4785187A JPS6333652A JP S6333652 A JPS6333652 A JP S6333652A JP 62047851 A JP62047851 A JP 62047851A JP 4785187 A JP4785187 A JP 4785187A JP S6333652 A JPS6333652 A JP S6333652A
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    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C5/00Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
    • B07C5/34Sorting according to other particular properties
    • B07C5/342Sorting according to other particular properties according to optical properties, e.g. colour
    • B07C5/3422Sorting according to other particular properties according to optical properties, e.g. colour using video scanning devices, e.g. TV-cameras
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S209/00Classifying, separating, and assorting solids
    • Y10S209/912Endless feed conveyor with means for holding each item individually

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は全般的に分類装置、更に具体的に云えば、物
品に自動的に等級をつけて分類する装置、特に、果物を
寸法、表面のきず及び表面の色に従って等級をつけて分
類する装置に関する。
果物の等級をつけて分類することは、新鮮果実業界に於
ける主なコスト因子である。従来、大抵の等級づけ及び
分類が人力によって行われており、各々の果物を目で検
査して、その果物を果物の適正な等級に関する作業者の
評価に従って、多数の別々の容器に手で入れていた。
果物を手動で等級をつけて分類することは、作業が遅い
ということの他に、作業者の等級づけ評価が非常に主観
的で、時が経つと共に変わるし、人によっても変わると
いう点で、欠点があることが判った。
更に、果物の片側にある1つのしみ又は変色区域がたま
たま手動分類の除に検出されないことがある。
果物を手動で等級をつけて分類する場合にこういう欠点
がある為、従来、等級づけ及び分類過程を自動化しよう
とする多数の試みがあった。いろいろな研究もなされて
おり、米国特許2,933,613号には、第1の波長
を持つ反射波の強度と第2の波長を持つ反射波の強度と
の比を計算することにより、果物の表面の色の目安を取
出すことが出来ることが記載されている。この為、果物
の表面から受取った赤色光の強度と赤外線の光強度との
比を測定する装置が構成され、使われている。然し、こ
ういう装置は各々の果物に対して1個の測定値しか生じ
ないのが典型的である。然も果物の片側だけを検査して
そうしている。果物は典型的にはその表面の異なる部分
で対照的な色を持つことがあるので、こういう装置は成
功しなかった。
その他の研究として、米国特許第3.867.041号
では、打ちきすのある果物は打ちきすのない果物よりも
、光の反射の程度が著しく小さいことが記載されている
。然し、この原理を利用した典型的な果物等級づけ装置
は、果物の表面から反射された光の強度の1つの測定値
しか出さない。この装置は、果物、特にかんきつ類の表
面のきすが普通示す様な、果物の表面の反射率の急激な
変化を検出しない。更に、この様な従来の装置がうまく
作用する為には、一定の照明レベルを保つことを必要と
するが、これはこういう装置が使われる典型的な環境で
は、達成するのが困難な条件である。
寸法に従って果物を分類することは、従来、手動で検査
することにより、又は別の自動寸法測定装置によって行
うのが普通であった。この為、各々の果物を何回も検査
することが必要であり、その為こういう従来の果物分類
装置は効率が悪くなり、性能上の欠点があった。
以上説明した所から、果物を寸法、きず及び色に従って
等級づけし且つ分類する一層信頼性があって一層効率の
よい方法に対する要望がはっきりとあったことが理解さ
れよう。特に、この方法は、各々の果物の表面の略全体
を1回だけ検査する装置を利用すべきであり、果物の表
面のごく僅かなきすでも検出し、比較的多数の階級に等
級づけすることが出来る位の十分な分解能を持つべきで
ある。この発明はこの要望に応えるものである。
この発明は、物品、特に果物を寸法、表面の色及び表面
のきずに従って等級づけし且つ分類する方法並びに装置
を提供する。この発明では、装置が、各々の果物の表面
から反射された光を感知して、対応する複数個の光測定
信号を発生するカメラ手段を含む。この信号がきず検出
回路に送られ、その間の目立った変化を検出して、各々
の果物の表面にあるきずの程度の目安を求める。更に、
光測定信号が略同時に色検出回路に送られ、各々の果物
の表面にある幾つかの別々の区域の各々に対し、色測定
値を求める。
更に具体的に云うと、この発明の装置は、果物を1つず
つ検査領域に連続的に通すコンベヤを含む。検査領域で
、各々の果物をカメラ手段によって逐次的に検査する。
カメラ手段が複数個の走査又はセグメント形カメラを含
んでいて、光測定信号を発生し、この信号がきず検出回
路に送られて処理される。更に、力゛メラ手段は多数の
別々の光感知カメラを含んでいて、他の光測定信号を発
生し、この他の信号が色検出回路に送られて処理される
セグメント形カメラが、きず検査平面内で円周上に配置
され、検査して等級をつけようとする果物をこの平面に
通す。同様に、色感知カメラが、果物を通す色検査平面
内で円周上に配置される。
果物はきず検査及び色検査平面を通って落下する時、一
様に照明され、セグメント形及び色感知カメラに対して
光入力を供給する。
この発明の好ましい実施例では、各々のセグメント形カ
メラがフォトダイオードの線形配列を含む。これらのフ
ォトダイオードは、きず検査平面内に配置されていて、
この平面の中心領域に対して略円周上にあり、果物はこ
の中心領域に通される。果物がこの平面を通過する時、
各々のフォトダイオードが果物の表面の独自の部分から
の反射光を受取り、その部分から受取った光の強度に比
例する電気信号を発生する。
全てのフォトダイオードからの電気信号が循環的な順序
で読取られ、各々のセグメント形カメラのフォトダイオ
ードからの信号は、前のセグメント形カメラのフォトダ
イオードによって発生された信号より後にのみ読取られ
る。果物は、完全な1サイクルで全てのフォトダイオー
ドからの信号を読取るのに要する時間の内に、きず検査
平面内を成る増分的な距離だけ移動しているから、逐次
的な読取サイクルを繰返すことによシ、果物の表面の別
の大体平面状の部分が走査されることは明らかであろう
。こうして、果物の表面の略全体を螺旋形走査形式で、
フォトダイオードによって検査することが出来る。
フォトダイオードから得られた電気信号の循環的な順序
を逐次走査信号と呼び、この発明の1蘭では、この信号
中の相次ぐ各々の値が、例えば割算により、隣りの部分
に対する値と比較され、この比較に従って逐次的な相関
信号が発生される。
この逐次的な相関信号が、果物の表面の反射率の不規則
性の目安を表わす。こういう不規則性は主に表面のきず
によるものである。
次に相関信号をろ波して、果物の彎曲によって生ずる様
な、表面のきずに帰因しない、ゆっくりと変化する全て
の信号成分を実質的に除去する。
F波した相関信号を絶対値検出器で処理して、表面の反
射率の正及び負の両方の変化を考慮する。
最後に、こうして得られた信号を積分器に送り、この積
分器が果物の表面のきす全体の目安を発生する。
各々の果物の寸法の目安は、果物がきず検査平面を通過
する時、果物の表面に検出されたセグメントの数を計数
することによって得られる。果物の表面の全体的なきず
の目安をこの寸法の目安で除すことにより、表面のきす
の程度の正規化された目安が得られる。
果物の色を検出する為、この発明の装置内にある各々の
色感知カメラが赤色光変換器及び赤外線光変換器を含む
。色検査平面内にある各々のカメラが受取った反射光を
最初はビーム分割器に向ける。ビーム分割器からの光の
1つの部分を赤色フィルタに通してから、赤色光変換器
に送り、同等の部分を赤外線フィルタに通してから赤外
線光変換器に送る。こうすると、1対の各々の光変換器
が、色検査平面を通過する時の果物の同じ部分から光を
受取る。
更に具体的に云うと、各々の色の光変換器が、それに入
射した光強度を表わす出力信号を発生する。この発明の
1面として、6対の光変換器からの出力信号を逐次的知
読取り、例えば割算により、各々の対で、赤色光強度の
目安を赤外線光強度の目安と比較する。反射された赤外
線の大きさは果物の成熟度又は色によって実質的に変わ
らないが、反射された赤色光の大きさは変化するから、
2つの信号の比較(例えば比)が、果物の色の有効な目
安になる。
6対の光変換器からの出力信号を測定して、この信号の
比を計算するのに要する時間の間、検査されている果物
が色検査平面内で増分的な距離だけ移動する。この時、
光変換器は果物の異なる部分に対する反射光強度に対応
する出力信号を発生する。果物が検査平面を完全に通過
する時に、逐次的な光変換器の読取り及び此の計算を繰
返すことにより、果物の表面の略全体に対する色情報が
得られる。
各々の果物に対して別々に得られた色の比を次に数値的
に平均して、果物の表面の平均色の目安を取出す。更に
、別々の色の比を予定の盟値と比較し、閲値を越えた時
、又はその代りに越えない時、色カウント・パルスを発
生する。各々の果物に対する色カウント・パルスの数を
計数することにより、表面が所定の色を持つ程度の目安
が発生される。
正規化された表面のきす、表面の寸法及び表面の色の測
定値が、いずれもこの発明の装置によって求められ、そ
れを用いて、各々の果物に特定の等級を定める。果物に
この様に等級を定める為に使われる手段は、広範囲のい
ろいろな手段にすることが出来るが、結線形又はプログ
ラマブル形計算機にするのが最も便利である。
この計算機によって発生された制御信号を用いて、適当
なソレノイドを作動し、こうして等級の決定に従って、
果物を特定の容器に放出する。この分類過程を達成する
為の装置の1例が米国特許第3.768.645号及び
同第3.930.994号に記載されている。
以上まとめて説明した所から、この発明が果物の等級を
つける装置並びに方法に重要な進歩をもたらしたことは
明らかであろう。特に、この発明の装置は、果物を表面
のきす、表面の色及び寸法に従って等級づけし、果物の
表面の略全体を走査することによってこれを同時に行う
。この発明の他の多くの利点並びに特徴は、以下図面に
ついてこの発明の好ましい実施例を詳しく説明する所か
ら明らかになろう。図面には、この発明の原理を例によ
って示しである。
この発明は、寸法、表面の色及び表面のきずに従って、
果物の等級をつけて分類する装置を提供する。この発明
は新鮮な果物の表面のきす、表面の色及び寸法を検出す
るのに特に適しているが、他の同様な物品の表面反射率
、色及び寸法の不規則性を検出する為にも、同じ様に有
効に使うことが出来ることは云う迄もない。
この発明では、果物21を第1のコンベヤ23にのせ、
1つずつカメラ配列25の中に通す。カメラ配列は、各
々の果物の表面にきすがついている程度を検出する為に
使われるセグメント形カメラ31と、各々の果物の平均
の色を決定するのに使われる色感知カメラ33を含む。
セグメント形カメラ31は、各々の果物21の表面の複
数個のセグメント(部分)の各々から反射された光の強
度を測定し、色感知カメラ33は、果物の表面の複数個
の細い条片部分から反射された赤色光並びに赤外線の両
方の強度を測定する。
第3c図て示す様に、セグメント形カメラ31及び色感
知カメラ33からの信号がカメラ及び信号形成回路32
で適当に多重化され、この回路が多重化信号をデマルチ
プレクサ34に送る。デマルチプレクサ34は、離れた
制御室に好便に設けることが出来るが、データ信号を分
離し、それらをきず検出回路35及び色検出回路39に
送って更に処理する。
きず検出回路35はセグメント形カメラ31で発生され
た測定信号を受取り、各セグメントの信号を近隣のセグ
メントの対応する信号と比較して、果物の表面の反射率
の不規則性の程度を表わす比較又は商順序信号を発生す
る。きず検出回路35は商順序信号を声涙して積分し、
各々の果物に対する表面の全体的なきずの目安を発生す
る。同時に、きず検出回路35と一体の寸法検出回路3
7(第7図)が、各々の果物の反射面全体にあるセグメ
ントの数を計数し、果物の寸法の目安を発生する。
色検出回路39は色感知カメラ33から得られた信号を
受取り、各々の果物の表面にある各々の幅の狭い条片部
分に対する赤色光強度と赤外線強度との比を加算する。
各々の果物の表面にある幅の狭い条片部分の数のカウン
トも同時に発生される。
きず検出回路35からの表面のきず及び果物の寸法の相
次ぐ目安と、色検出回路39からの相次ぐ色比の和及び
表面条片部分のカウントが計算機40に送られる。計算
機40は、表面の全体的なきずの相次ぐ目安を対応する
果物の寸法の目安で除すことにより、表面のきすの正規
化された目安を発生する。同時に計算機40が、相次ぐ
色比の和を対応する表面条片部分のカウントで除すこと
により、各々の果物の平均の色を決定する。
相次ぐ正規化された表面のきすの目安及び平均の色の決
定に従って、計算機40が分類部28にある適当なソレ
ノイド27に制御信号を送り、果物を適当な場所へ方向
転換する。
第1図は果物21をカメラ配列25を通運して分類部2
8へ送る果物輸送構造を示す。分類部28で、果物がソ
レノイド27によって特定の位置へ方向転換される。果
物21は、夫々別々の盆41に入れて、第1のコンベヤ
23に送出されて、カメラ配列25に送られ、その中へ
逐次的に落下する。その後、果物が第2のコンベヤ29
によって拾い上げられる。このコンベヤは豆袋の様な一
連の変形自在のクツション43を持ち、これが第1のコ
ンベヤ23の盆41と同期して移動する。こ\で使う第
2のコンベヤは米国特許第3,961,701号に記載
されている。カメラ配列25の中に落下した各々の果物
が、1つのクツション43によって捕捉され且つ保持さ
れ、このクツションが果物を分類部28へ運ぶ。
第2図に示す様に、カメラ配列25はセグメント形カメ
ラ31及び色感知カメラ33を収容しており、これらは
、果物が配列の視野を通過する時、同時に果物21を検
査する。更に、カメラ配列が検査する時に果物に光を当
てる照明器45を持っている。
具体的に説明すると、カメラ配列25はドーナツ形の往
復含を持ち、その中に4つのセグメント形カメラ31.
4つの色感知カメラ33及び4つの広帯域照明器45が
収容されている。照明器は略平面状の配置で互いに約9
0°離れており、果物が落下する、中心に配置された検
査領域47に光を当てる。果物がこの領域を落下する時
、その表面の略全体が照明される。検査領域47の背景
区域は黒であり且つ実質的に非反射性であるので、果物
が存在することが容易に検出される。
4つのセグメント形カメラ31が果物検査領域47の周
りに円周方向に隔たっている。カメラ31の視野がきず
検査平面49(第3a図)を形成し、これは果物検査領
域47内にあって、その中を通る果物の移動方向に対し
て略垂直である。セグメント形カメラ31も互いに約9
0°離れており、各々のカメラは隣合った2つの照明器
45の間に互い違いに入っている。各々のセグメント形
カメラの視野は、等級をつけようとする最も大きい果物
を完全に検査出来る位に大きい。
同様に、4つの色感知カメラ33が果物検査領域47の
周りに円周方向に相隔たっていて、色検査平面51(第
3a図)を形成する。この平面も領域47内にあって、
その中を通る果物の移動方向に対して略垂直である。色
検査平面51はきず検査平面49に対して略平行であり
、それに対して密な間隔であることが好ましい。色感知
カメラ33はセグメント形カメラ31と同じ角度位置に
あり、照明器45と互い違いになっており、各々の色感
知カメラの視野は等級をつけようとする一番大きい果物
を完全に検査出来る位に大きい。
カメラ配列25が第1図に示す調節自在の取付は手段5
3を持ち、この為コンベヤ23.29に対する配列の位
置を調節して、落下する果物21をきず検査平面49及
び色検査千面51の中心に合せ、全てのセグメント形及
び色感知カメラ31゜33によって最も有効に見える様
にすることが出来る。
第2図及び第3b図に示す様に、熱吸収フィルタ55が
各々の照明器45の前に配置されている。
これによって近赤外線を越える波長を持つ光の強度が減
少し、果物検査領域47の温度上昇を少なくする。
照明器45の前には第1組の偏光子57も配置されてい
て、1つの極性を持つ光だけが透過出来る様にしている
。セグメント形カメラ31及び色感知カメラ33の前に
第2組の偏光子59があり、反対の極性を持つ光だけが
透過出来る様にする。
こうして、検査する果物からの全ての直接的な反射、即
ち「ぎらつき」をカメラの視野から除去し、果物の色並
びに反射率のもつと真正の表示が得られる様にする。
冷却ファン61が各々の照明器45の近くに配置され、
カメラ配列構造、特に熱吸収フィルタ55及び第1組の
偏光子57で発生された熱を散逸する。この発明の図示
の実施例では、各々のファン61が照明器45と1対の
カメラ31.33との間に配置され、フィルタ55及び
偏光子57の間に冷却空気を吹込む様な向きになってい
る。
第3a図及び第3b図に示す様に、各々のセグメント形
カメラ31が線形フォトダイオード配列63を含む。こ
れはカリフォルニア州のレチコンコーポレーションによ
って製造されるRLC−64P型であってよい。フォト
ダイオード配列63は広い範囲の光の波長を感知するが
、その軸線は果物の移動方向に対して略垂直になる様に
向けられている。即ち、配列の各々の素子は果物の表面
の別々のセグメントから光を受取る様に配置されている
。第3a図及び第3b図から、各々のセグメント形カメ
ラ31が対応する光感知カメラ33と共に収容されてい
て、1対のカメラはカバープレート73によって、ごみ
等の粒子によって汚染されない様に保護されていること
が判る。検査領域47からの光はカバープレート73に
設けられたセグメント形カメラ開ロア5を介して入り、
セグメン1ト形カメラ・レンズ77によってフォトダイ
オード配列63上に集束される。この為、各々のフォト
ダイオード配列の視野は、果物の移動方向に対して略垂
直な、検査領域の幅の狭い帯である。
各々の色感知カメラ33は赤色光変換器65及び赤外線
光変換器67を含む。赤色及び赤外線光変換器の各々は
、カリフォルニア州のユナイテッド・ディテクター・テ
クノロジー・インコーホレーテッド社によって製造され
るPIN−45DPの様な普通の拡散形シリコン・フォ
トダイオードである。第3a図及び第3b図に示す様に
、赤色光変換器65が赤色フィルタ69を通った光を受
取り、カメラが受取った赤色光の強度を測定する。
赤外線光変換器67は赤外線フィルタ71を介して光を
受取り、こうしてカメラが受取った赤外線の強度を測定
する。
検査する果物の表面の色の目安は、赤外線強度に対する
赤色光強度の比を計算することによって得られるから、
各々の色感知カメラ3Sにある赤色光及び赤外線光変換
器65.67が共通の視野を持ち、こうして大体同じ源
から光を受取ることが好ましい。これは、1個のカラm
−カメラ・レンズ78及び好ましくは普通のキューブ形
のビーム分割器79を用いて行うのが好ましい。
検査領域47からの光が、カバープレート73に設けら
れた色感知カメラ開口アロを介して入り、レンズ78に
より、ビーム分割器79及び夫々の赤色及び赤外線フィ
ルタ69.71を介して赤色及び赤外線光変換器65.
67上に集束される。
更に、赤色光変換器開口81及び赤外線光変換器開口8
2が、果物の移動方向に対して略垂直な向きで、夫々の
赤色及び赤外線光変換器65.67の前に配置されてい
る。各々の開口はこれらの光変換器に入射する光を、検
査領域47の幅の狭い帯から受取る部分に制限する。従
って、果物が検査領域内にある時、各々の色感知カメラ
内にある2つの光変換器が、果物の表面の同一の幅の狭
い条片部分から異なる波長の光を受取る。
この発明のカメラ及び信号形成回路32(第ゆ図)は、
セグメント形カメラ31のフォトダイオード配列63、
並びに色感知カメラ33の赤色及び赤外線光変換器65
.67によって発生された電圧信号を逐次的に読取る。
回路32は、相次ぐ読みをおりまぜて直列データ・スト
リームにし、各々の読みをアナログ形式から直列の8ビ
ツト・ディジタル・ワードに変換する。相次ぐ直列ワー
ドが遠隔の制御室に送られ、そこでワードがデマルチプ
レクサ34によって分解され、きず及び色検出回路35
.39に送られ、更にそこから計算機40に送られる。
この計算機がデータを解析して、各々の果物の適正な等
級を決定する。
更に具体的に云うと、各々のセグメント形カメラ31の
フォトダイオード配列63にあるフォトダイオードで発
生された電圧信号が直列に読出されて、ダイオード配列
多重化器85に送られる。
この多重化器85がこれらの信号を他のセグメント形カ
メラからの信号とおりまぜ(即ち多重化し)、複合フォ
トダイオード走査信号を形成する。全ての別々のフォト
ダイオード信号が読出され且つ互いに編成された後、こ
の過程が循環的に繰返される。
各々の色感知カメラ33の赤色及び赤外線光変換器65
.67で発生された電圧信号が同様に色感知カメラ多重
化器87で多重化される。この多重化器87は夫々の赤
色信号を別々に編成して、複合赤色信号を形成すると共
に、夫々の赤外線信号を編成して複合赤外線信号を形成
する。こうして全ての信号が編成された後、この過程が
循環的に繰返される。アナログ割算器89で、相次ぐ複
合赤色信号の値が対応する赤外線信号の値によって除さ
れ、一連の色比を形成する。
ダイオード配列多重化器85からの複合フォトダイオー
ド走査信号が色感知カメラ多重化器87かもの複合赤外
線信号及びアナログ割算器89からの相次ぐ色比と共に
、カメラ多重化器91の入力に入り、この多重化器がこ
れらの信号を単一のアナログ・データ信号に編成する。
このアナログ・データ信号がアナログ・ディジタル変換
器93に送られ、相次ぐアナログの読みが直列の8ピツ
ト2進ワードに変換される。線路駆動器97がこの直列
ワードを遠隔の制御室へ伝送する。カメラ及び信号形成
回路によって行われる多重化動作のタイミング制御が、
タイミング装置A95によって行われるが、これは後で
説明する。
前に簡単に説明した様に、セグメント形カメラ31がア
ナログ電圧信号を発生し、これが検査される相次ぐ果物
の表面にあるきずの程度を判定する為に使われる。この
発明の現在好ましいと考えられる実施例では、各々のセ
グメント形カメラ31のフォトダイオード配列63は、
64個の隣接した光感知ダイオードの線形配置で構成さ
れる。この配列の軸線は、果物の移動方向に対して略垂
直に、且つ最初の検査領域47の中心からの半径に対し
て略垂直に、きず検査平面49内にある。各々のダイオ
ードが、入射する光の強度に正比例する電圧信号を発生
し、この為、任意の所定の時点で、ダイオード配列がき
ず検査平面の隣接した扇形部分から受取った光の測定値
を64個別々に発生する。
4つのセグメント形カメラ31がきず検査平面49の円
周方向に隔たっているので、フォトダイオードは、この
平面を通過する果物の表面にある360°の帯を形成す
る各セグメントから受取った光を表わす信号を発生する
。果物が各々のセグメント形カメラ31の視野を完全に
埋めていない時、成るダイオード(即ち、各々の配列6
3の端の近くにあるダイオード)は、まだ検査領域47
の黒の背景区域を検査しており、従って無視し得る出力
電圧を発生する。
前に述べたタイミング装置A95が、第ダヘ図のカメラ
及び信号形成回路によって行われる多重化動作のタイミ
ングを制御する。更に具体的に説明すると、タイミング
装置A95は線99a乃至99dに独特の走査器始動パ
ルスを発生すると共に、セグメント形カメラ31にある
4つのフォトダイオード配列63の各々に対し、線10
1にサンプル・クロック信号を発生する。走査器始動パ
ルスが発生したことにより、サンプル・クロック信号が
64個のアナログ・ダイオード電圧をクロック式に送出
し、こうして直列カメラ走査信号を形成する。
4つのダイオード配列が逐次的に読取られ、各配列は、
前にアクセスされた配列にある64個のダイオード全部
が直列に読出された後にのみ、その特定の走査器始動パ
ルスを受取る。4つのカメラ走査信号が、夫々線103
a乃至103dを介して、ダイオード配列多重化器85
へ送られる。
第系図、ζ示すダイオード配列多重化器85が線103
a乃至103dを介してカメラ走査信号を受取り、時分
割でそれを多重化して、線105に複合走査信号を発生
する。タイミング装置A95から夫々線107,109
を介して受取るカメラ選択信号A及びBが、4つのセグ
メント形カメラ31からのカメラ走査信号の逐次的な選
択を制御する。この選択は夫々のフォトダイオードの読
出しのタイミングに対応し、この為、線103a乃至1
03dを介して供給された4つのカメラ走査信号がおり
まぜに編成される。
第柩図に示す様に、ダイオード配列多重化器85は、フ
ロリダ州のハリス・セミコンダクタ社によって製造され
るJILHA2405の様な選択し得る入力を持つ演算
増幅器113を含む。可変抵抗115が増幅器の4つの
信号入力に設けられていて、任意の光変換器の電圧に実
質的な偏差がある場合、それを手動で補償することが出
来る様になっている。
4つのカメラ走査信号の各々からの1つを完全に逐次的
に選択して構成される複合走査信号の一部分は、検査領
域47にある果物の周りの360゜の幅の狭い帯から受
取った光強度を表わすものであることが理解されよう。
複合走査信号の各々の360°走査部分が発生される時
間が経過する間、果物は検査領域の中で増分的な距離だ
け落下し、夫々のフォトダイオードは果物の表面の異な
る部分を見ることになる。従って、ダイオード配列多重
化器85によって行われる選択過程を繰返すと、更に別
の360°の帯が得られ、この為果物の表面が螺旋形に
走査される。クロック速度は、相次ぐ360°の帯が互
いに実質的に隣接する様に選ばれる。検査領域を通過す
る時の果物の速度に変化があっても、相次ぐ帯の相対的
な間隔には目立った影響がない。
この明細書で云う「カメラ走査」と云う言葉は、1つの
セグメント形カメラ31のフォトダイオード配列63を
1回読出す時に含まれる逐次形データを指す。更に、「
360°走査」と云う言葉は、各々のセグメント・カメ
ラから1つずつの、4つの相次ぐカメラ走査に含まれる
逐次形データを指す。
第8図は、果物がきず検査領域49の上から下まで落下
する時、4つのセグメント形カメラ31の各々の合成図
を示す。各々の図で帯が実質的に隣接して配置されてい
るのは、果物がその視野の中を落下する時、フォトダイ
オード配列によって行われる−続きの走査を表わす。果
物は各々の走査が行われている間に移動しているから、
走査の帯が若干傾斜してい−ることか認められよう。
第9図は、きず111が隣合ったセグメント形カメラ3
1の初野の中心の大体中間にある時の像を示す。果物が
彎曲している為、並びにきすを斜めの角度から見る為、
実際の寸法よりも小さく見える。然し、この様な見る角
度の為に入り込む誤差は、2つの隣合ったセグメント形
カメラできすを見て検出していることによって実質的に
補償される。
表面のきすは典型的には光の反射が、その周りのきすの
ない部分からの反射と実質的に程度が異なることを特徴
とする。この発明の好ましい実施例が検出して測定する
のは、きすの縁に於ける反射率のこの急激な変化である
第10図は7回の相次ぐカメラ走査にわたる1つのセグ
メント形カメラ31からのカメラ走査信号の部分を更に
詳しく示す図である。信号が、それに対応する果物のき
すのついた部分の輪郭に重ね合せて示されている。この
図の番号を付した列領域は一連のフォトダイオードに対
応し、Sl乃至S7と記した信号波形は7回の相次ぐカ
メラ走査に於ける信号の電圧レベルを表わす。カメラ査
信号が、果物のきすのないセグメントでは、比較的高い
電圧レベルに上昇し、きすのついたセグメント及び検査
領域47の黒の背景区域では、比較的低いレベルに下が
ることが第10図から容易に判る。更に、信号電圧レベ
ルは、そのセグメントを見る角度が斜めである為、果物
の縁の近くのセグメントでは低くなる傾向があることも
明らかである。
次に、色感知カメラ・データの処理を最初に説明してか
ら、セグメント形カメラの走査信号を処理する態様を説
明する。
色感知カメラ33が発生するアナログ電圧信号を使って
、検査される相次ぐ果物の表面の色を判定する。各々の
色感知カメラ33は、検査領域47にある果物の表面の
幅の狭い条片部分を見る。この条片部分は果物の移動方
向に対して略垂直である。条片部分は、夫々の赤色及び
赤外線光変換器開口81.82によって限定され、この
条片部分から受取った光を夫々赤色及び赤外線フィルタ
69゜71を介して対応する赤色光変換器65又は赤外
線光変換器67(第3a図参照)に集束する。この時、
光変換器が、受取った光の強度に比例する電圧の信号を
発生する。
第16図に示す様に、種々の赤色及び赤外線光変換器6
5.67の電圧出力がバッファ117に入り、次に赤色
信号は線119a乃至119dを介し、そして赤外線信
号は線120a乃至120dを介し、いずれもカラー・
カメラ多重化器87へ送られる。線107、109から
入るカメラ選択信号A及びBを使って、バッファを通っ
た後の種々の光変換器出力を逐次的に選択することによ
り、複合赤色信号及び複合赤外線信号を発生する。ダイ
オード配列多重化器85によって複合走査信号が発生さ
れるのと同様に、光変換器の電圧を逐次的に読取ると共
に、果物が検査領域47の中を移動することにより、果
物の表面が螺旋形に走査される。
カラー・カメラ多重化器87が2つの選択し得る入力を
持つ演算増幅器121を含む。1つは複合赤色信号を発
生し、他方は複合赤外線信号を発生する。増幅器の入力
に可変抵抗123を設けて、光変換器の電圧に実質的な
偏差がある場合、それを手動で補制することが出来る様
にする。
複合赤色及び赤外線信号が演算増幅器121から夫々線
125,127に出力され、アナログ割算回路89に送
られる。この割算回路は、赤色信号の大きさと赤外線信
号の大きさとの比を実時間で発生する。アナログ割算器
89は、例えばアリシナ州のバーブラウン・リサーチ拳
コーポレーションによって製造される部品番号BB42
91であってよい。割算器89がその出力段に一体の低
域戸波器129を含み、相次ぐ赤色及び赤外線の読みの
間の切換わすの所で起り得る疑似電圧を除去する。割算
器によって発生された色比信号は、果物の表面上の螺旋
を形成する一連の果物の表面部分に対する赤色光強度と
赤外線強度との比を逐次的に表わすものであることが理
解されよう。
こうして発生された色比は照明強度や、色感知カメラ3
3の視野の内、果物が占める部分に於ける変動に実質的
に影響されない。この様な変動があっても、赤色及び赤
外線光変換器の測定値の両方に対応する変化が生じ、従
って比の計算では実質的に相殺される。
線105の複合セグメント形カメラ走査信号、線127
の複合赤外線信号及び線131の色比信号がいずれもカ
メラ多重化器91に送られる。この多重化器はこの3つ
の信号を編成して、線133に組合せアナログ・データ
信号を形成する。タイミング装置A95から線135,
137を介して供給されるデータ選択信号C及びDが、
複合セグメント形カメラ信号の各々のカメラ走査に於け
る一連の64個の読みの内、最初及び最後のフォトダイ
オードの読みを削除し、その代りに、対応する色感知カ
メラ33から取出した色比信号と、順番では次の色感知
カメラ33から取出した赤外線信号とを挿入することに
より、このおりまぜの編成作業を制御する。
従って、線133のアナログ・データ信号は、順番に見
て、1つの色感知カメラ33から取出した赤外線信号及
び色比信号と、それに続く対応するセグメント形カメラ
31からの62個の読みで構成される。この後、次の関
連した1対のカメラから取出した同じ順序の信号が続く
後で更に詳しく説明するが、セグメント形カメラ31の
相次ぐ読みがきず検出回路35(第3b図)で用いられ
、各々の果物の表面のきすの目安を求める。赤外線色信
号及び色比信号は共に色検出回路39(第3C図)で使
われる。赤外線色信号は、果物の表面の一部分を検査し
ているがどうかを判定する為に使われ、色比信号は果物
のその表面部分の色の目安を求める為に使われる。
夫々一連の64個の内から、2つのフォトダイオードの
読みを削除しても、この発明の装置のきず検出能力に重
大な影響はない。これは、残りの62個の読みで、きず
検査平面49内にある果物を適切にカバーすることが出
来るからである。更に、現在市場で入手し得るフォトダ
イオード配列では、1番目及び最後のフォトダイオード
から取出した信号は、他のフォトダイオードから取出し
た信号よりも一般的に信頼性が低い。
線133のアナログ・データ信号がアナログ・ディジタ
ル変換器93に送られ、対応するデイジタル・データ信
号に変換される。変換器93は、例えばバーブラウンに
よって製造されるATC82型であってよく、これが一
連の8ビツト・ワードから成る直列出力を供給する。更
て、各々の8ビツト・セグメントの終り【変換の終シパ
ルスが発生される。タイミング装置A95から線139
を介して送られるA/Dクロック信号が、アナログ・デ
ィジタル変換器93によって行われる変換動作を制御す
る。クロック信号は8個のクロック・パルスから成る逐
次的なバーストで構成され、アナログ・データ信号の各
々の独立の読みに対してこのバーストが1つ発生される
。アナログ・ディジタル変換は主にデータを長いケーブ
ルを介して遠隔の制御室に送り易くする為に行われる。
この制御室では、装置の他の部分は、果物の輸送構造の
環境から一層よく保護することが出来る。
ディジタル・データ信号及び変換の終シ信号が夫々線1
41,143を介して差動線路駆動回路97に送られる
。この駆動回路が、2つの信号をケーブル145,14
7を介して伝送する。更【、タイミング装置A95が夫
々線149,151を介してクロック信号及び走査同期
信号を差動線路駆動回路97に送る。この駆動回路がこ
れらの2つの信号を夫々ケーブル153.155を介し
て伝送する。ケーブル145,147,153,155
が遠隔の制御室まで伸び、この制御室にデマルチプレク
サ34及びきず及び色検出回路35.39が設けられて
いる。
遠隔の制御室には、リセット・タイミング信号も線15
9を介して送られる。このリセット・タイミング信号は
、第1のコンベヤ23に隣接する感知装置(図に示して
ない)から線161を介して周期的なリセット・パルス
を受取ったことに応答して、タイミング装置A95によ
って発生される。この感知装置は、果物をのせたコンベ
ヤの盆41を検出した時にパルスを発生する。タイミン
グ装置A95が調節自在の遅延手段を含んでいて、線1
61を介して各々のリセット・パルスを受取ってカラ、
線159のリセット・タイミング信号にパルスを発生す
るまでの遅延時間を手動で調節出来る様にする。
これで、カメラ31.33から取出される信号の発生、
多重化並びに形式のまとめ方を説明した。
次にデマルチプレクサ動作及び信号の利用の仕方を説明
する。
デマルチプレクサ34(第3C図)がカメラ及び信号形
成回路32から受取った相次ぐ直列の8ビツト2進ワー
ドを夫々一連のきずワード、色比ワード及び赤外線ワー
ドに分離する。各々のきずワードは1つのセグメント形
カメラ31のフォトダイオード配列63にある1つのフ
ォトダイオードの読みに対応する。各々の赤外線ワード
は1つの色感知カメラ33の赤外線光変換器67の読み
に対応する。同様に、各々の色比ワードは、1つの色感
知カメラ33の赤色及び赤外線光変換器65゜67の読
みの比に対応する。きずワード、色比ワード及び赤外線
ワードが、きず検出回路35及び色検出回路39でこの
後処理される。
第4図に詳しく示す様に、ケーブル145を介して送ら
れたディジタル・データ信号、ケーブル147の変換の
終り信号、ケーブル153のクロック信号及びケーブル
155の走査同期信号が普通の差動線路受信回路163
に入る。この受信回路がこれらの信号ヲシングル・コン
プツト論理に再び変換する。
差動線路受信回路163は、テキサス州のテキサス・イ
ンスツルメンツ・インコーホレーテッド社によって製造
される部品番号5N75115の様な4つの別々の線路
受信器と、ケーブルの特性インピーダンスに合う様な適
当な抵抗終端部とで構成されている。
タイミング装置B171が変換の終り信号、ビット・ク
ロック信号及び走査同期信号を夫々線165゜167.
169を介して線路受信回路163から受取る。
タイミング装置B171は、タイミング装置A95から
線159を介して、直接的にリセット信号をも受取り、
デマルチプレクサ157、きず検出回路35及び色検出
回路39が必要とする全てのタイミング信号を発生する
線路受信回路163から線173,165を介してデマ
ルチプレクサ34にディジタル・データ信号及びピット
・クロック信号が送られる。第6図に詳しく示す様に、
デマルチプレクサ34は、ディジタル・データを直列形
式から並列形式に変換し、複合信号の種々のディジタル
化された成分、即ち複合走査信号の逐次的な測定値、複
合赤外線色信号の読み、及び色比信号の計算された比を
分割する。直並列変換が普通の8ビツト・シフト・レジ
スタ175で行われる。このシフト争レジスタには、線
165のクロック信号によって、ディジタル・データ信
号が送込まれる。任意の所定の時刻にシフト・レジスタ
175に貯蔵されている8ビツトが、その8つの出力端
子から線176に送出される。
いずれもタイミング装置B171から夫々線177゜1
79.181を介して供給されるきずワード・クロック
信号、色ワード・クロック信号及び赤外線ワードφクロ
ック信号が、デマルチプレクサ157の分割動作を制御
する。色ワード・クロック信号は、シフト争レジスタ1
75から色比ワード争ラッチ183に8ピント出力をク
ロックで送出す為に用いられ、8ビツト・ワードが色比
ワードに対応する、各々のカメラ走査中の最初のきずワ
ード期間中に夫々発生する一連のパルスで構成される。
同様に、赤外線ワード・クロック信号は、シフト・レジ
スタ175から8ピツト出力を赤外線ワード・ラッチ1
84にクロックで送出す為に使われ、やはり8ビツト・
ワードが赤外線ワードに対応する、各々のカメラ走査中
の64番目のきずワード期間中に夫々発生する一連のパ
ルスで構成される。
きずワード・クロック信号は、シフト・レジスタ175
からきずワード・ラッチ182に8ピツト出力をクロッ
クで送出す為に使われ、その時シフト・レジスタに貯蔵
されている8ビツトがきずワード、色比ワード又は赤外
線ワードのいずれかに対応する時に夫々発生される一連
のパルスで構成される。
色比及び赤外線ワードは、オア・ゲー)188aから線
188に入る禁止信号によシ、きずワード・ラッチに送
込まれることが禁止される。このオア・ゲートは、夫々
線179,181から入る色ワード・クロック信号及び
赤外線ワード・クロック信号のオア動作をする。
各々のワード時間の終りに、ワードがきずワード拳ラッ
チ182)色比ワード争ラッチ183又は赤外線ワード
・ラッチ184の内の適切なものにクロックで送込まれ
る。きずワード・ラッチ182が線185にきずワード
順序信号を出力し、色比ラッチ183が線186に色比
ワード順序を出力し、赤外線ラッチ184が線187に
赤外線ワード順序信号を出力する。
第7図に詳しく示すきず検出回路35は、デマルチプレ
クサ34かも線185を介して分割された相次ぐきずワ
ードを受取り、これらのワードを解析して、検査される
相次ぐ果物の表面にあるきずの合計量を判定する。検査
される果物の各セグメントに対し、それに対応するきず
ワードを近隣のセグメントに対するきずワードと比較し
て、金属の表面のその部分に対する反射率の変化の目安
を求める。この発明の現在好ましいと考えられる実施例
では、この比較は、各々のきずワードを、対応するフォ
トダイオードに対するその直ぐ前の2つのきずワード又
はその直ぐ後の2つのきずワードの平均で除すことによ
って行われる。
きずワードの相次ぐ比較が、直ぐ前の2回の3600走
査に対応するきずワードを貯蔵する走査貯蔵レジスタ1
89、データを相次ぐ分子及び分母の形に形成する走査
選択回路191及び実際の割算を行うディジタル割算器
193によって行われる。
ディジタル割算器193によって発生される相次ぐきず
ワードの商がディジタル高域戸波器195で声涙されて
、果物の彎曲によって生ずる様なゆつくりと変化する素
子がある場合、それを除去する。
ディジタルきず積分器199が、ディジタル高域戸波器
195から得られた相次ぐF波ワードを積分して、各々
の果物に対する表面の全体的なきずの目安を求める。き
ずオン/オフ・タイミング回路197が積分器199を
制御して、検査領域47の黒の背景ではなく、果物の表
面の実際のセグメントに対応するワードだけが積分され
る様にする。
走査貯蔵レジスタ189は1対の8 X 256ピツト
のシフト・レジスタで構成され、4つのセグメント形カ
メラ31による相次ぐ2回の3600走査に対する並列
の8ビツトきずワードを貯蔵する。相次ぐ8ビツトきず
ワードを含むきずワード順序信号がデマルチプレクサ3
2から線185に出る。その中に含まれる相次ぐワード
が線177のきずワード・クロック信号てよって、走査
貯蔵レジスタに送込まれる。
走査貯蔵レジスタ189が2つの並列8ピツト出力を発
生する。1番目の出力は線203に出るものであるが、
256きずワード時間だけ遅延させた(即ち、4つのセ
グメント形カメラ31の1回の360゜走査だけ遅延さ
せた)きずワード順序信号で構成され、2番目の出力は
線205に出るものであるが、512きずワード時間だ
け遅延させた(即ち、4つのセグメント形カメラによる
2回の3600走査だけ遅延させた)きずワード順序信
号で構成される。
従って、任意の所定の時刻に、線185のきずワード順
序信号及び線203.205の走査貯蔵レジスタの1番
目及び2番目の出力は、相次ぐ3回の360゜走査に対
する同じフォトダイオードに対応するきずワードを含ん
でいる。
きずデータ・ワードの相次ぐ比較は、各々のきずロード
を、直ぐ前の2回の走査又は直ぐ後の2回の走査のいず
れかで、同じフォトダイオードに対応する2つのきずワ
ードの和の半分(即ち平均)でディジタル式に相次いで
除すことによって行われる。この結果得られる各々の商
は、検査している果物の表面の対応する部分の反射率の
百分率変化率の目安である。
各々の走査の中で隣接するフォトダイオードに対応する
きずワードを相次いで除すことによっても、表面反射率
の百分率変化率の略同−の目安が得られる。然し、現在
市場で入手し得る典型的なフォトダイオード配列は、隣
合ったフォトダイオードの間で小さな電圧のずれがある
という欠点がある。このずれにより、割算によって発生
される商に誤差が生ずる。上に述べた好ましい実施例で
は、これに対して、同じフォトダイオードだけに対応す
るきずワードで割算が行われるので、この様な電圧のず
れが実質的に相殺される。
第11図に詳しく示す走査選択回路191が、相次ぐき
すロードを、ディジタル割算器193で処理する為の適
当な分子及び分母に形成する。第7図に示す様に、線1
85を介して走査貯蔵レジスタ189が受取った各々の
並列8ビツトきずワードは、走査選択回路191にも送
られる。同時に、前の2回の走査に対する同じフォトダ
イオードに対応するワードが、夫々線203,205を
介して走査選択回路に送られる。従って、回路191は
3つの並列きずワードを受取や、ディジタル割算器19
3に対して適当な一連の分子及び分母を供給する。
ディジタル割算器193が、フォトダイオードに光が入
射しなかった場合の様に、ゼロに近い数、即ち相次ぐ8
個のゼロを持つきずワードで割算をしないことが望まし
い。ゼロに近い数で割算をすると、商が割算器の限界を
越え、誤った出力が発生する惧れがちる。果物がフォト
ダイオード配列63の視野に丁度入ろうとする時、現在
のきずワードはゼロでないと考えられるが、検査領域の
黒の背景区域に対応する前の2回の走査に対するきずワ
ードはゼロか又はゼロに近い。従って、ディジタル割算
器193が現在の走査のきずワードを、前の2回の走査
のきずワードが平均で除すとすると、誤った出力の商が
発生される惧れがある。
この問題を軽減する為、走査選択回路191は、ディジ
タル割算器193に送られる相次ぐ分母が決して黒の背
景区域に対応しない様に保証する。果物の前半を検査し
ている時、分子はその2つ前の360°走査からの相次
ぐきずワードによって形成され、分母は現在の360°
走査とその直ぐ前の360゜走査からの相次ぐきずワー
ドの平均によって形成される。他方、果物の後半分を検
査している時、分子は現在の360°走査からの相次ぐ
きずワードによって形成され、分母はその前の2回の3
60゜走査の相次ぐきずワードの平均によって形成され
る。
こうして、果物のどの部分を検査している時でも、割算
器193に供給される分母は、果物の縁から最も遠い位
置にあるセグメントに対応するきずワードに常に基づい
ている。この為、走査選択回路191は分母がゼロに近
くなる惧れを最小限に抑え、こうして割算器193から
誤った出力の商が出ない様にする。この各々の商は、果
物の特定の部分に対する表面反射率の変化率の正確な目
安である。
第7図及び第11図に示す様に、走査選択回路191は
デマルチプレクサ32から線185を介してきずワード
順序信号を受取ると共に、直ぐ前の360゜走査及びそ
の1つ前の360°走査に対する一連のきずワードを夫
々線203,205を介して走査貯蔵レジスタ189か
ら受取る。各々のカメラ走査で、走査選択回路は現在の
360°走査のきずワードを、その2つ前の360°走
査のきずワードとワード毎に比較し、2回の走査のどち
らが、黒の背景区域の一部分とは対照的に、果物の表面
のセグメントに対応するきずワードを最初に含んでいる
かを検出する。
この比較が第1、第2)第3のオア・ゲー1−207゜
209.211と第1及び第2のD形フリップフロップ
213,215を用いて行われる。現在の走査のきずワ
ード中にある最上位の4ビツトが第1のオア拳ゲート2
07で相次いでオアされ、同様にその2つ前の走査のワ
ードの最上位の4ビツトが第2のオア・ゲート209で
オアされる。オア・ゲート207゜209から夫々線2
08,210に出る出力は「果物存在」信号であり、対
応するきずワードが検査している果物の表面のセグメン
トに対応する時には、何時でも論理1である。線208
,210の信号がオア・ゲート211の入力に印加され
、その出力がフリップフロップ213のD入力端子に接
続される。
オア・ゲート207又は209のいずれかの出力が論理
1になると、線177のきずワード・クロック信号によ
り、第1のフリップフロップ213に論理1が送込まれ
る。第1の7リツプフロツプ213のQ出力が第2のオ
ア・ゲート209の出力を第2のフリップフロップ21
5に送込むクロックになる。
従って、2つ前の360°走査で特定のカメラ走査の時
に、果物のセグメントに対応するワードが初めて入って
いた時、果物の後半分を検査してお沙、第2のフリップ
フロップ215のQ出力が論理1になる。他方、現在の
カメラ走査に初めて果物のセグメントに対応するワード
が入っている場合、果物の前半分を検査しており、第2
のフリップフロップ215のQ出力は論理0である。各
々のカメラ走査に対して、この過程が繰返される。
上に述べた比較の結果に従って、走査選択回路191が
夫々線217,219を介してディジタル割算器193
に送られる適当な分子及び分母を相次いで発生する。こ
れは第1及び第2のディジタル・データ選択器221,
223及びディジタル加算器225を用いて行われる。
各々のデータ選択器221゜223は、テキサス州のテ
キサス・インスノルメンツ社によって製造される部品番
号74LS157の様な、1対の4重の2線から単線へ
のデータ選択多重化器で構成される。
各々のデータ選択器221,223が2つの並列の8ビ
ツト・データ入力を受取る。この1つは多重化器34か
ら線185を介して入る現在の360°走査に対する相
次ぐきずワードであり、他方は走査貯蔵レジスタ189
から線205を介して入る2つ前の3600走査の相次
ぐきずワードである。第2のフリップフロップ215の
Q出力が線227を介して第1のデータ選択器221の
選択入力に入り、対応するQ出力が線229を介して第
2のデータ選択器233の選択入力に入る。
第2のフリップフロップ215のQ出力が論理1で(Q
出力が論理0で)あれば、第1のデータ選択器221が
自動的に現在の360°走査に対するきずワード・デー
タを選択し、この並列データを出力端子に出力し、第2
のデータ選択器223が2つ前の360°走査に対する
きずワード・データを自動的に選択して、この並列デー
タをその出力端子に出力する。他方、第2のフリップフ
ロップのQ出力が論理Oで(Q出力が論理1で)あれば
、第1のデータ選択器が2つ前の360°走査に対する
きずワード・データを出力し、第2のデータ選択器が現
在の360°走査に対するきずワード・データを出力す
る。
第2のデータ選択器223の出力が線231を介してデ
ィジタル加算器225の第1組の入力端子に送られ、直
ぐ前の360°走査の相次ぐきずワードが貯蔵レジスタ
189から線203を介してこの加算器の第2組の入力
端子に送られる。加算器は2つの並列8ビツト入力を算
術的に加算し、並列の8ピツト・データ出力及び桁上げ
出力を発生する。データ出力の最上位の7ビツトと桁上
げ出力が−続きの8ピツト・ワードを構成し、この各々
のワードは加算器が受取った対応する2つの8ピツトき
ずワードの和の半分(即ち平均)である。桁上げ出力及
び和の最上位の7ビツトを使うことは、和を1ビツトだ
け右ヘシフトさせることに相当し、これは2で割る動作
である。
第1のデータ選択器221から線217に出る出力が、
ディジタル割算器193で処理する為の相次ぐ分子にな
る。加算器225から線219に出る最上位の7ビツト
及び桁上げ出力が、割算器193で処理する為の相次ぐ
分母になる。
ディジタル割算器193が線217から入る相次ぐ分子
を線219に入る対応する分母で除し、検査している果
物の表面の反射率の変化率の目安である一連の商を発生
する。線177のきずワード・クロック信号が割算器1
93でその動作順序の制御に使われる。割算器の出力は
線233に出る並列の9ビツトの商順序信号である。
商順序信号は並列の9ビツトを持ち、最上位ビットが2
1を表わし、最下位ビットが2−7を表わす。商は大体
1.0であるのが普通であり、果物の縁では1.0より
小さいから、割算器の3.99の容量を越えることは数
多にない。ディジタル割算器193は、1973年にカ
リフォルニア州のフェアチャイルド畳カメラ・アンド舎
インスッルメント・コーポレーションから出版されたフ
ェアチャイルドTTLアップリケイションズ・ハンドブ
ックの様な、ディジタル回路の設計に関する多くのハン
ドブックに記載されている普通の設計方法を用いて容易
に構成することが出来る。
第12図及び第13図に詳しく示したディジタル高域F
波器195が、線233の商順序信号を受取り、この信
号の内の一定の部分並びに変化がゆっくりしている部分
、特に検査する果物の表面が彎曲していることによって
生じた部分を実質的に除去する。図示の声涙器は同一の
1対の縦続接続した単極声波器部分で構成され、第13
図にその1つの部分を示す。普通の2の補数の2進符号
化方法を用いるので、負の数も扱い易くなる。F波器部
分が並列の8ピツトの大きさデータと1ビツトの符号デ
ータとを発生する。この符号データは大きさが正である
か負であるかを表わす。これらの声涙器部分も、前掲ハ
ンドブックに記載されている様な普通のディジタル回路
技術を用いて実現することが出来る。
商順序信号の一定の部分並びに変化が遅い部分を除去す
るという目的を達成する為に、いろいろな高域戸波器を
使うことが出来ることは云う迄もない。現在好ましいと
考えられる声涙器の設計では、入力信号の望ましくない
部分を実質的に除去するのに十分な声涙作用が、あまり
回路を複雑にせずに容易に達成出来る。
高域戸波器195による縦続接続の2つの声涙器部分の
後に、F波信号の負の部分を対応する大きさを持つ正の
部分に変換する絶対値段239が続いている。こうして
、表面反射率の急激な減少を検出したことには、表面反
射率の同じ様な急速な増加を検出したのと同じ重みが与
えられる。絶対値段239の出力端子が線245に高域
F波器出力信号を形成する。
絶対値段239は1対の2重の2人力排他的オア・ゲー
トで構成される。F波器部分から得られた並列の8ピツ
トの大きさデータが8個のゲートの一組の入力に個別に
供給され、F波器部分からの符号ビットが第2組の8個
の入力全部に供給される。
こうして、符号ビットがO(正の大きさを表わす)であ
れば、8つの排他的オア・ゲートの出力は、F波器部分
からの並列の8ピツトの大きさデータに対応する。他方
、符号ビットが1(負の大きさを表わす)であれば、8
つの排他的オア・ゲートの出力は、F波器部分からの並
列の8ピツトの大きさデータの補数(即ち、2の補数の
2進符号ではその逆)に対応する。
きずオン/オフ・タイミング回路197(第7図)が線
247にきずタイミング信号を発生し、これがきず積分
器199を性能して、高域声波器から線245を介して
供給された相次ぐ沖波されたディジタルの商を加算し、
検査している各々の果物の表面の全体的なきずの目安を
発生することが出来る。きずタイミング信号は論理1で
あり、この為、検査領域47の黒の背景区域のセグメン
トではなく、果物の表面のセグメントを検査している時
にだけ、積分器199が動作出来る様【する。
然し、各々の果物の像の縁又はその近くにある果物の表
面のセグメントを検査している時、きずタイミング信号
は論理O状態になる。こういうセグメントは斜めの角度
で見るし、対応するきずワードが果物の表面の反射率の
完全に正確な目安ではないから、果物の縁近くのこうい
うセグメントは、背景区域と同じ様に扱うのが望ましい
。各々のセグメント形カメラ31から見る果物の表面の
部分には十分な重なりがあるので、各々のカメラ走査で
果物の縁に対応する3つのきずワードを除去しても問題
ではない。除去されたきずワードに対応する果物の表面
の全部の部分又はその殆んどは、隣シのセグメント形カ
メラ31でも見ており、普通はそのカメラのカメラ走査
からは除去されない。
線247のきずタイミング信岩が、各々のカメラ走査に
対し、検査している果物の像包絡線(即ち、黒の背景区
域ではなく、果物の表面のセグメントに対応するきずワ
ードのタイミング)を検出し、次に包絡線の前縁並びに
後縁の両方から3つのきずワード時間を除去することに
よって発生される。
更に、きずオン/オフ・タイミング回路197は、きす
と果物の像包絡線を区別する回路手段を含んでおり、こ
の為、線247のきずタイミング信号は、反射性でない
表面のきずを検査している時でも、論理1状態にとソま
る。この為、きず積分器199は、果物像の実際の後縁
に達するまで、線245の相次ぐきすの商を加算するこ
とが出来る状態にとソまる。
線247のきずタイミング信号は、走査選択回路191
から線208,210を介して入る「果物存在」信号を
使って発生される。前に述べた様に、果物存在信号は、
黒の背景区域ではなく、果物の表面のセグメントに対応
するきずワードがある時にだけ、論理1状態にとソまる
。線208の果物存在信号は現在の360°走査に対応
し、線210の信号は2つ前の3600走査に対応する
。然し、反射性でないきすが発生すると、果物存在信号
は、丁度果物の後縁に達し、黒の背景区域を検査してい
る時の様に、欠落部が生ずる。きずタイミング信号は果
物存在信号に対応するが、きすがない為の欠落部がある
と共に、各々のカメラ走査で果物像の全ての前縁並びに
後縁から3つのきずワード期間が削除されている。
第14図に詳しく示す様に、きずオン/オフ・タイミン
グ回路197は第1及び第2のオア・ゲート251.2
53と、アンド・ゲート255と、12ビツトの計数器
257と、250ビツトのシフト争レジスタ259と、
6ビツトの計数器261とで構成されている。
回路197は、相次ぐ各々のカメラ走査に対し、最初は
線263に部分包絡線信号を発生する。これは、前縁並
びに後縁の両方から6つのきずワード期間を削除した果
物像の包絡線を限定する。この部分包路線信号は、線2
08から入る現在の走査の果物存在信号と前の360°
走査(即ち、同じセグメント形カメラ31の前の走査)
の対応するカメラ走査に対する部分包絡線信号とを第1
のオア・ゲート251で相次いでオアすることにより、
反復的に発生される。この為、果物存在信号が論理1で
ある時、何時でもオア・ゲート251の出力は論理1で
あり、反射性でないきすによって果物存在信号に欠落部
が生じた場合でも、部分包絡線信号によってこの状態に
保たれる。
オア・ゲート251の出力が12ピツトの計数器257
の性能入力に接続される。計数器257は、各々のカメ
ラ走査に対し、オア・ゲート251の出力から、論理1
状態を持つ最初の12個のきずワード期間を削除する。
計数器257は、その性能入力がOである限り、0状態
出力を発生し、その性能入力に最初の12個の1が印加
される間、0出力を発生し続けるが、その後出力信号は
性能入力信号に従う。計数器257は、相次ぐカメラ走
査の合間に、タイミング装置B171から線265を介
して入るリセット信号によってリセットされる。走査器
257の出力がシフト・レジスタ259に接続され1、
このレジスタが出力を250個のきずワード期間だけ遅
延させ、線263に部分包絡線信号を発生する。
250個のきずワード期間だけ遅延させることにより、
完全な360°走査には256個の期間があるので、包
絡線信号が実効的に6個の期間分だけ位相がずれること
になることが理解されよう。従って、線263の包絡線
は、その前縁並びに後縁が6個の期間だけ縮められてい
る。
線263の部分包絡線信号は、第1のオア・ゲート25
1の一方の入力端子に接続されて、次の360゜走査に
対する部分包絡線信号を形成する他に、第2のオア・ゲ
ート253の一方の入力端子にも接続される。オア・ゲ
ート253の2番目の入力端子にはアンド・ゲート25
5の出力が接続される。このアンド・ゲートは線208
,210から受取った2つの果物存在信号(現在の走査
及び2回前の走査)をアンドし、2つの入力包路線の内
の短い方であって、きすによる欠落部を含む出力信号を
発生する。この時、第2のオア・ゲート253の出力は
1)現在のカメラ走査の果物像及び2)2つ前の最後の
360°走査に於ける対応するカメラ走査の果物像の内
の短い方の包絡線を表わすが、反射性でないきすが削除
されることによって欠落部を持っている。
第2のオア・ゲート253の出力が6ビツトの計数器2
61の性能入力に接続される。この計数器は、各々のカ
メラ走査に対し、オアーゲート253の出力から論理1
を持つ最初の6個のきずワード時間を削除し、こうして
線247にきずタイミング信号を形成する。6ピツトの
計数器261は12ビツトの計数器257と同じ様に作
用する。これは、性能入力が0である時、O出力を発生
し、最初の6個の1人力の間O出力を保ち、その後出力
信号は入力信号に従う。これは包絡線信号の前縁から最
初の6個の1を削除する効果がある。高域戸波器195
の固有の性質として、出力は3個のきずワード期間だけ
遅延させられる。この為、線247のきずタイミング信
号と線245の声涙器出力信号との間の位相関係は、き
ず積分器199が、各々のカメラ走査の最初の3つ及び
最後の3つのきずワード時間の間、不作動にされる様に
なっている。
きず積分器199(第7図)が、高域ろ波器出力信号の
相次ぐディジタル・ワードを加算して、線275に、各
々の果物の表面の全体的なきずの目安であるきずカウン
ト信号を取出す。この加算は線247のきずタイミング
信号によって付能される。
この信号は、高域F波器出力信号が、黒の背景区域の一
部分ではなく、果物の表面のセグメントに基づくデータ
を含んでいる時にだけ、論理1状態にある。積分器19
9は、各々の果物を検査する直前に、タイミング装置A
95(第5図)から線159を介して送られるリセット
信号により、論理O状態にリセットされる。
きず積分器199は種々の任意の形式で実現することが
出来る。例えば8ビツト加算器のオーバフロー信号で増
数減数計数器を増数する様に、接続してもよい。計数器
の幾つかの段から線275に出力信号が発生される。以
下の説明から判る様に、この増数減数計数器を減数して
、誤ったきすの表示を補償することが出来る。
きすがついていない様に見える果物の検査によシ、きず
積分器199から、0でないきずの測定値が得られるこ
とがある。これは、茎及び花の端、果物の表面の虫目及
び装置内のランダム・ノイズによって起るものである。
然し、きず検出回路35がこれらの因子を補償し、きす
のついていない果物では公称Oのきず測定値を発生する
ことが好ましい。これが正規化回路295によって行わ
れる。
正規化回路295(第7図)が線297にきず正規化パ
ルス順序を発生し、これがきず積分器199に送られ、
線275のきずカウント信号を減数する。
線297のパルス順序の周波数は手動で選択することが
出来、このパルス順序は線247のきずタイミング信号
によって付能される。即ち、果物の表面のセグメントを
検査している時だけ付能される。
パルス順序の周波数を経験的に選ぶことてより、きず積
分器199から線275に出るきずカウント信号は、き
すのついていない果物ではOに近くすることが出来る。
カウントが大きいことは、表面のきすが多い果物を表わ
す。
当業者であれば、正規化回路295が公知の設計技術を
用いて構成出来ることは明らかであろう。
例えば、正規化回路295は、線197にきずワード・
クロックから供給された入力パルスを周波数逓降し、き
ず積分器199に対して制御し得る速度で出力パルス・
ストリングを発生する単なる2進計数器で構成すること
が出来る。積分器でパルスを用いて、きず積分器内の増
数減数計数器を減数すること等により、全体的なきずの
表示は小さくする。
寸法検出回路37(第7図)が、検査された各々の果物
の寸法の目安である寸法カウント信号を線311に発生
する。この回路は、線247のきずタイミング信号が論
理1状態にあるきずワード期間の数を計数することによ
シ、各々の果物の反射面全体にあるセグメントの数を計
数する。回路37は、各々の果物を検査する直前に、線
159のリセット信号により、論理O状態にリセットさ
れる。
当業者であれば、寸法検出回路37が基本的には多段式
2進計数器であり、公知の設計技術を用いて容易に構成
出来ることは明らかであろう。
第15図に詳しく示す色検出回路39は、デマルチプレ
クサ34(第3B図)から線186を介して入る分割さ
れた色ワード順序信号及び線187を介して入る赤外線
ワード順序信号を受取る。色検出回路は各々の信号の相
次ぐワードを解析して、各々の果物の表面の色の目安を
求めると共に、各々の果物の寸法に関する別の目安を求
める。回路39は、(1)相次ぐ各々の果物にある全て
の表面条片部分に対する正規化された色比ワードを加算
することによって取出された色カウント信号を線317
に発生し、(2)選択することの出来る色レベルを越え
た相次ぐ各々の果物にある表面条片部分の数のカウント
である過剰色カウント信号を線319に発生し、(3)
相次ぐ各々の果物の表面条片部分の数を表わす色寸法カ
ウント信号を線321に発生する。
前に述べた様に、線186を介して入る相次ぐ色比ワー
ドは、赤色光変換器65の出力を対応する赤外線光変換
器67の出力で除すことによって得られる。色比ワード
の大きさは検査する果物の表面上にある対応する条片部
分の色又は成熟度の目安である。
色検出回路によって発生され、各々の果物の表面の色の
目安である線317の色カウント信号を正規化して、成
熟した果物では0に近く、緑の果物及び再び緑になった
果物では大きさが大きくなる様にすることが好ましい。
この正規化は色正規化回路323によって行われる。こ
の回路が、手動で選択することの出来る基準レベルから
、線186を介して受取った各々の色比ワードを相次い
で差引く。色正規化回路323は、相次ぐ各々の色比ワ
ードに対して1つのパルスでクロック式に進む。この回
路が線325に正規化色ワード順序信号を出力する。
線325の相次ぐ正規化色ワードが色種分器327で加
算され、線317に色カウント信号を発生する。
積分器327は線329のクロック信号によって制御さ
れる。後で説明するが、このクロック信号が、検査領域
47の黒の背景区域ではなく、果物の表面条片部分に対
応する各々の色ワードに対して1つのパルスを含む。
線329のクロック信号はアンド・ゲート333から取
出される。このゲートの一方の入力が線179の色ワー
ド・クロックに接続され、2番目の入力が比較器331
の出力に接続される。比較器331は、線187を介し
て受取った相次ぐ各々の赤外線ワードを手動で選択し得
る適当な閾値と比較しソ、各々の赤外線ワード、従って
それに対応する色比ワードが、検査している果物の表面
条片部分に対応するか、或いは黒の背景区域に対応する
かを決定する。闇値を越えると、果物を検査していると
考え、比較器331の出力は論理1になり、アンド・ゲ
ート333から線329にクロック信号が出る。線32
9のクロック信号は、この為、タイミングが線179の
色ワード・クロック信号に相当するが、比較器331の
判定によυ、果物を検査している間しか出ない。
過剰色比較器337及び過剰合計数器339が、線31
9に過剰色カウント信号を発生する。過剰色カウントは
、各々の果物に対し、その大きさが選択し得る基準量値
を越えた正規化色比ワードの数を線325に表示する。
過剰色計数器339も線329のクロック信号によって
制御されるが、このクロック信号は、前に述べた様に、
果物の表面条片部分に対応することととくの色比て対し
て1つのパルスを含んでいる。これらの2つの回路は、
例えば、予定のレベルよりも青っぽい果物の割合を判定
する為に用いることが出来る。
色寸法計数器341が各々の果物の反射面全体にある別
々の表面条片部分の数を計数して、線321に色寸法カ
ウント信号を発生する。計数器341は、この為、線3
29のクロック信号中の相次ぐクロック・パルスを計数
する。このクロック信号は、検査している果物の表面条
片部分に対応することごとくの赤外線ワードに対して1
つのパルスヲ含んでいる。
色種分器327、過剰色計数器339及び色寸法計数器
341は、各々の果物を検査する直前に、線159のリ
セット信号(第15図では、図を見易くする為に省略し
である)によって、論理O状態に全部リセットされる。
こうして各々の果物のカウントが、前に検査された果物
のカウントとは無関係になる。
電子回路の専門家であれば、上に述べた色検出回路39
の種々の回路素子は、公知の設計技術に従って、市場で
入手し得るディジタル形集積回路を用いて容易に構成出
来ることが理解されよう。
更に具体的に云えば、これらの回路素子は比較器、加算
器及び計数器である。比較器331. 337は普通の
ディジタル比較器であり、計数器341.339も普通
の2進計数器であり、正規化回路323はディジタル加
算器であり、色種分器327は基本的には累算形動算器
である。
前に述べた様に、きず検出回路35は、検査された各々
の果物の表面の全体的なきすについて、ディジタルのき
ずカウントを発生すると共に、線311にディジタルの
寸法カウント信号を発生する。
この寸法カウント信号は大まかに云えば、各々の果物の
表面セグメントの数のカウントである。同時に、色検出
回路39が、各々の果物に対する全ての色比ワードの相
次ぐ加算であるディジタルの色カウント信号を線317
に発生し、対応する色比ワードが選択し得る闇値を越え
る様な各々の果物にある表面条片部分の数の相次ぐカウ
ントであるディジタルの色寸法カウント信号を線321
に発生する。
上に述べた5つのディジタルのカウント信号が計算機4
0に送られ、この計算機が各々の果物に対する夫々のカ
ウントを解析1.て、この果物をどれに分類するのが適
切かの等級を決定する。計算機40はタイミング装置B
171から線343(第4図に示す)を介してサンプル
信号を受取る。この信号は、計算機が5つのカウント信
号をサンプリングする様にトリガする。サンプル信号中
の相次ぐパルスはいづれも果物が検査領域47を通過し
た直後、且つ線159のリセット信号中の対応するパル
スの直前に発生される。このリセット・パルスは、夫々
のカウントを0にリセットする為に装置で使われている
。各々のサンプル・パルスを受取った時に、5つのカウ
ント信号の各々は、果物の表面全体を検査した後に得ら
れた測定値になる。
計算機40が線275から入るきずカウント信号の相次
ぐカウントを、線311から入るセグメントのカウント
又は果物寸法信号の対応するセグメントのカウントで除
すことによって、正規化することが好ましい。この結果
、果物の表面のきすの程度を表わす一連のきすの目安が
得られる。これは寸法の違いに対して正規化されている
。この正規化を結線形ディジタル割算回路によっても容
易に行うことが出来ることは云う迄もない。
同様に、線317から入る色カウント信号及び線319
から入る過剰色カウント信号を、線321から入る色カ
ウント信号の対応する表面条片部分のカウントで除すこ
とにより、同様に計算機40を用いて色カウント信号及
び過剰色カウント信号の相次ぐカウントを正規化するこ
とが好ましい。こうすると、果物の平均の色、並びに各
々の果物の内、選択し得る予定のレベルを越える色を持
つ表面区域の割合に対して、一連の目安が得られる。
計算機40には、果物を等級づけて分類しようとする種
々の等級のきす、寸法及び色の限界を定めるtKl値を
プログラムする。計算機が各々の果物に対する寸法カウ
ント、正規化されたきずカウント、色カウント及び過剰
色カウントをこういう田値と自動的に比較し、果物を分
類すべき正しい等級を自動的に決定する。
計算機が上に述べた動作をしている間、果物21が第2
のコンベヤ29によって検査領域47から分類部28ま
で運ばれる。分類部28にある各々のソレノイド27は
別々の等級に対応する。ソレノイド27が作動されると
、それがコンベヤ29の内、その真上にある部分を傾け
、こうしてその上にある果物があれば、それを特定の等
級の受器に放出する。
計算機40には、果物が検査領域47から分類部28の
各々のソレノイド27まで移動する間に経過する時間を
示すタイミング情報もプログラムしておく。適当な時刻
に、計算機が線345を介して適当なソレノイドにパル
スを出力し、決定された等級に従って果物を放出する。
上に述べた等級づけ動作を行うのに計算機を使うのは、
プログラムの仕直しが容易であって、果物の種類の違い
や、分類する等級の違いに対処する様に、装置の手直し
をするのが手早く出来るからである。この様な分類する
等級の違いは一般的には、この果物を送シ出そうとする
市場の変化、並びに成長季のいろいろな段階に関連した
果物の変化の為に起ることである。
計算機40に対する特定のプログラムが、特定の場合の
選ばれた果物の等級づけの基準に関係することは云う迄
もない。計算機はきす、寸法及び色に関係する導き出さ
れた入力パラメータを任意の所望の形で利用して、果物
を分類し等級づけすることが出来る。適当な計算機プロ
グラムのフローチャートの1例が第16図に示されてい
る。
以上説明した所から、この発明が、寸法、表面のきず及
び表面の色に従って、果物を自動的に等級づけし且つ分
類する新規で改良された方法並びに装置を提供したこと
は明らかであろう。この装置は、果物の表面の複数個の
個別の区域を逐次的に検査して、反射率の読みを発生す
る複数個のカメラを用いている。これらの読みを適当に
解析し、組合せて、果物の寸法、きず及び色に関する全
体的な測定値を取出す。次に果物をこの測定値に従って
適当な受器に放出する。装置は、等級を頻繁に変更出来
る位の融通性が得られる点で、非常に効果がある。
この発明の特定の実施例を図示し且つ説明したが、この
発明の範囲内で徨々の変更を加えることが出来ることは
云う迄もない。従って、この発明の範囲は特許請求の範
囲の記載のみによって限定されることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置を用いた果物輸送構造の側面図
で、特に果物用コンベヤ、カメラ配列及び分類部を示し
ている。第2図は大体第1図の線2−2で切ったカメラ
配列の平面図、第3a図は大体第2図の線3a−3aで
切ったセグメント形カメラ及び色感知カメラの簡略断面
図、第3b図は1対のセグメント形カメラ及び色感知カ
メラの簡略斜視図並びに略図で、検査領域にある果物か
ら反射された光が夫々のカメラに行く通路を示す。 第3C図はこの発明に従って構成された果物等級づけ装
置の回路のブロック図、第4図は第3C図の果物等級づ
け装置を更に詳しく示すブロック図、第5図は第4図の
装置のカメラ及び信号形成回路の更に詳しいブロック図
、第6図は第4図の装置のデマルチプレクサの更に詳し
いブロック図、第7図は第4図の装置のきず検出回路の
更に詳しいブロック図、第8図は果物がその視野の中を
落下する時、4つのセグメント形カメラから見た複合図
を示す略図、第9図は第8図の1つのセグメント形カメ
ラの複合図の一部分を更に詳しく示す図、第10図は1
つのセグメント形カメラのカメラ走査信号の一部分を、
それに対応する果物表面のきずのある部分並びにきずの
ない部分に重ね合せた状態を示す略図、第11図は第7
図のきず検出回路の走査選択回路の回路図、第12図は
第7図のきず検出回路の高域F波器の更に詳しいブロッ
ク図、第13図は第11図の高域戸波器の1つの声涙器
部分のブロック図、第14図は第7図のきず検出回路の
きずオン/オフ・タイミング回路のブロック図、第15
図は第4図の装置の色検出回路の更に詳しいブロック図
、第16図はこの発明の装置によって取出されたきす、
色及び寸法の測定値を処理する為に、計算機で行われる
動作工程を示すフローチャートである。 主な符号の説明 21・・・果物、31・・・セグメント形カメラ、33
・・・色感知カメラ、45・・・照明器、35・・・き
ず検出回路、193・・・ディジタル割算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)物品の表面のきずを検出して測定する方法に於て、
    物品の表面を照明して、該表面のきずのある部分並びに
    きずのない部分から異なる度合で光が反射される様にし
    、前記表面から反射された光を感知して複数個の光強度
    測定値を求め、各々の測定値は前記表面の別々のセグメ
    ント形区域から反射された光の強度に対応し、各々の光
    強度測定値を近隣のセグメント形区域に対応する光強度
    測定値と比較して、複数個の比較信号を発生し、各々の
    比較信号は独自のセグメント形区域に対する表面反射率
    の変化量の目安であり、複数個の比較信号を所定の形で
    互いに組合せて物品の表面のきずを検出して測定する工
    程から成る方法。 2)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記組
    合せる工程が、複数個の比較信号を加算して、物品の表
    面の全体的なきずの目安を発生する工程を含む方法。 3)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、前記表
    面の寸法に従つて、表面の全体的なきずの目安を正規化
    し、こうして表面の内、きずがある部分の割合の目安を
    発生する工程を含む方法。 4)特許請求の範囲3)に記載した方法に於て、前記正
    規化する工程が、物品の表面にある個別のセグメント形
    区域の数を計数して、表面の寸法の目安を発生し、表面
    の全体的なきずの目安を表面の寸法の目安で除して、表
    面の内、きずがある部分の割合の目安を発生する工程を
    含む方法。 5)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、光を感
    知して光強度測定値を発生する工程が、逐次的に測定値
    を発生し、測定値を比較する工程が、逐次的に比較信号
    を発生し、こうして次の組合せ工程で処理する為の逐次
    的な比較信号を形成する様にした方法。 6)特許請求の範囲5)に記載した方法に於て、逐次的
    な比較信号をろ波して、次の組合せ工程で信号を処理す
    る前に、表面のきず以外の因子に帰因する信号の変化を
    除去する工程を含む方法。 7)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記比
    較する工程が、複数個の光強度測定値の各々を近隣のセ
    グメント形区域に対応する測定値で除して、複数個の比
    較信号を発生する工程を含む方法。 8)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、測定さ
    れた表面のきずに従つて物品を分類する工程を含む方法
    。 9)物品の表面のきずを検出して測定する装置に於て、
    前記表面を照明して、表面のきずがある部分並びにきず
    のない部分から異なる度合で光が反射される様にする手
    段と、表面から反射された光を感知して、夫々が表面の
    個別のセグメント形区域から反射された光の強度に対応
    する複数個の光強度測定値を発生する手段と、各々の光
    強度測定値を近隣のセグメント形区域に対応する光強度
    測定値と比較して、夫々が独自のセグメント形区域に対
    する表面反射率の変化量の目安である様な複数個の比較
    信号を発生する手段と、複数個の比較信号を所定の形で
    組合せて、物品の表面のきずを検出して測定する手段と
    で構成されている装置。 10)特許請求の範囲9)に記載した装置に於て、前記
    組合せ手段が、複数個の比較信号を一緒に加算して、物
    品の表面にある全体的なきずの目安を発生する手段を含
    んでいる装置。 11)特許請求の範囲10)に記載した装置に於て、表
    面の寸法に従つて表面の全体的なきずの目安を正規化す
    る手段を有し、こうして表面の内、きずがある部分の割
    合の目安を発生する装置。 12)特許請求の範囲11)に記載した装置に於て、前
    記正規化手段が、物品の表面にある個別のセグメント形
    区域の数を計数して、表面の寸法の目安を発生する手段
    と、表面の全体的なきずの目安を表面の寸法の目安で除
    して、表面の内、きずがある部分の割合の目安を発生す
    る手段とを含んでいる装置。 13)特許請求の範囲9)に記載した装置に於て、前記
    感知手段が、逐次的に光強度測定値を発生する様に作用
    し得ると共に、前記比較手段が逐次的に比較信号を発生
    する様に作用することが出来、こうして前記組合せ手段
    によつて処理する為の逐次的な比較信号を形成する装置
    。 14)特許請求の範囲13)に記載した装置に於て、逐
    次的な比較信号をろ波する手段を有し、この為、前記組
    合せ手段によつて処理する前に、表面のきず以外の因子
    に帰因する信号の変化が信号から除去される様にした装
    置。 15)特許請求の範囲9)に記載した装置に於て、前記
    比較手段が、複数個の光強度測定値の各々を、複数個の
    近隣のセグメント形区域に対する測定値の平均値で除す
    手段を含み、こうして複数個の比較信号を発生する様に
    した装置。 16)特許請求の範囲9)に記載した装置に於て、測定
    された表面のきずに従つて物品を分類する手段を含む装
    置。 17)特許請求の範囲9)に記載した装置に於て、検査
    領域を限定する手段と、物品を前記検査領域に逐次的に
    通るように移動させる手段とを有し、前記照明手段は物
    品が前記検査領域内に配置された時に作用することが出
    来、前記感知手段は前記検査領域から受取つた光を感知
    し、この為物品が前記検査領域に通される時、複数個の
    測定値が発生され、前記比較手段が検査領域を通過する
    各々の物品に対して複数個の比較信号を発生し、こうし
    て各々の物品に対して1群の比較信号を限定し、更に、
    対応する群の比較信号に従つて物品を分類する手段を有
    する装置。 18)特許請求の範囲17)に記載した装置に於て、前
    記検査領域が略平面状である装置。 19)特許請求の範囲18)に記載した装置に於て、前
    記感知手段によつて逐次的に発生された複数個の光強度
    測定値が、各々の物品の表面の一連の円周方向の帯を形
    成するセグメント形区域に対応し、各々の帯は複数個の
    セグメント形区域を含み、この為物品の略全表面から反
    射された光を感知することが出来る様にした装置。 20)特許請求の範囲19)に記載した装置に於て、前
    記比較手段が各々の光強度測定値を、近隣の円周方向の
    帯にあるセグメント形区域に対する光強度測定値と比較
    する装置。 21)特許請求の範囲18)に記載した装置に於て、各
    々の物品からの1群の比較信号を加算する手段を有し、
    こうして各々の物品の表面にあるきずの合計量の目安を
    発生し、前記分類手段が表面の全体的なきずの目安に従
    つて物品を分類する装置。 22)特許請求の範囲21)に記載した装置に於て、前
    記比較手段が逐次的に1群の比較信号を発生する様に作
    用し得ることにより、各々の物品に対して逐次的な比較
    信号が形成される様にした装置。 23)特許請求の範囲18)に記載した装置に於て、前
    記感知手段が、前記検査領域の周縁上に同一平面内に配
    置された複数個の光変換器と、該光変換器の出力を逐次
    的に且つ反復的に読取る手段とを有し、こうして複数個
    の光強度測定値を発生する様にした装置。 24)特許請求の範囲23)に記載した装置に於て、前
    記比較手段が各々の光強度測定値を、同じ光変換器から
    取出した光強度測定値と比較する様に作用し得ることに
    より、発生された比較信号が光変換器の変換特性の変動
    によつて実質的に影響を受けない様にした装置。 25)特許請求の範囲20)に記載した装置に於て、前
    記移動させる手段が、前記検査領域を通過する様に物品
    を逐次的に移動させるコンベヤ手段を含み、更に、各群
    の光強度測定値の内のどの測定値が各々の物品に対応す
    るかを決定する手段を有し、前記比較手段は、各々の物
    品並びに各々の測定値に対し、各々の測定値と、同じ1
    つの光変換器によつて近隣の円周方向の帯に対して発生
    された光強度測定値との間の比を計算する手段を含み、
    こうして各々の物品に対して1群の比信号を発生し、各
    々の比信号は独自のセグメント形区域に対する表面反射
    率の変化量の目安であり、前記加算手段が比信号の各群
    にある別々の比信号を加算して、各々の物品の表面にあ
    るきずの合計量の目安を発生する様にした装置。 26)物品の表面のきずを検出する装置に於て、略平面
    状の検査領域を限定する手段と、該検査領域を通過する
    様に物品を移動させる手段と、物品が検査領域内に配置
    されている時、物品の表面を照明して、該表面のきずの
    ある部分並びにきずのない部分から異なる度合で光が反
    射される様に作用し得る手段と、物品の表面から反射さ
    れた光を感知すると共に、検査領域の周縁上に同一平面
    内で配置されていて、物品の表面の内、物品の表面上に
    ある円周方向の帯である様な、該表面が検査領域と交差
    する部分から反射された光を感知する様になつている複
    数個の光変換器を含むカメラ手段と、前記複数個の光変
    換器の出力を逐次的に且つ反復的に読取つて、物品の表
    面上にある個別のセグメント形区域から反射された光強
    度に夫々対応する一連の光強度測定値を形成する手段と
    、一連の光強度測定値を処理して、物品の表面にあるき
    ずの目安を発生する手段とを有する装置。
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