JPS6333484Y2 - - Google Patents

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JPS6333484Y2
JPS6333484Y2 JP11823382U JP11823382U JPS6333484Y2 JP S6333484 Y2 JPS6333484 Y2 JP S6333484Y2 JP 11823382 U JP11823382 U JP 11823382U JP 11823382 U JP11823382 U JP 11823382U JP S6333484 Y2 JPS6333484 Y2 JP S6333484Y2
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JP
Japan
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contact
conductor
packing
gasket
shaped
Prior art date
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JP11823382U
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JPS5923169U (ja
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  • Installation Of Bus-Bars (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は導体接続装置の改良に係り、その目的は
長期に亘り摺動接触通電面を良好な状態に保つこ
とにある。
ガス絶縁母線、管路気中母線等においては、常
規使用状態で気温の変化、通電の有無による導
体、シース等の温度変化がある。温度繁化があれ
ば各部構成材質の線膨脹係数の差により導体とシ
ースの伸縮量が異なる為、導体あるいはシースに
力が作用する。この伸縮量の差を吸収する為、通
常チユーリツプ形接触子を有する導体接続装置を
導体の適当箇所に設けている。
しかしながら、この装置の摺動接触通電面は、
当然のことながら金属面接触である為、無潤滑状
態で摺動を行なうときは接触面に通常カジリと称
する荒れが生ずる。このカジリが発生すると、接
触抵抗が高くなり、通電による発熱量が多くな
り、温度上昇が高くなる。そして、最悪の場合は
融着が発生し、導体あるいは導体の支持絶縁物を
破損する等の事故が考えられる。
本案はこの様な事故を回避すべく案出されたも
ので、以下図面の実施例に基づいて説明する。
第1図において、1は必要に応じ内部にSF6
ス、清浄空気等が充填されたシース、2及び3は
シース内に収納され絶縁スペーサ4及び5で支持
された第1及び第2の導体である。6は導体3に
ボルト7等で取付けられた接触子台、8は接触子
台6と導体2を橋絡するチユーリツプ形の接触子
で、複数の片より成り引張バネ9により導体2と
接触子台6に圧接され、導体2との間に摺動接触
通電面を形成している。
10は接触子台6に取付けられたシールド、1
1はシールド10の内周に設けられた突部、12
はこの突部11の内周に構成された溝で、ここに
リング状のパツキン13を挿入し導体2に接触さ
せている。パツキン13としては、フエルト、四
弗化エチレン樹脂の繊維で作られたガスケツトに
ワセリンやシリコングリース等の潤滑性のある材
料を含浸させたものが用いられている。14はパ
ツキン13の押えリングである。
なお、この実施例では導体2を筒状に形成し、
接触子台6に取付けられたガイド15によつて案
内される構造が採用されている。また接触子8の
先端は突部11に設けた溝16に係合し導体3を
引抜いても分解されない様に構成されている。
上述の構成において、通電は導体2−接触子8
−接触子台6−導体3で行なわれる。ここで温度
変化があると、前述の如く線膨帳係数の差により
伸縮が発生し接触子8と導体2の接触位置が変化
するが、この時、パツキン13と導体2の接触位
置も同様に変化する。
導体2が寸法l以上右方向に移動すると、パツ
キン13が接触していた面は接触子8との接触位
置まで移動したことになる。すると、パツキン1
3に含浸していたグリースは導体2に付着した状
態で接触子8との接触点に至ることになる。これ
により接触点の潤滑が計られることとなる。
構造上、前記寸法lは短い程好ましい。
第1図の実施例においては構造上ガイド15と
導体2の内周間に若干の隙間を設けなければなら
ないが、万一、パツキン13が固く弾性が小さく
なつた場合には、前記隙間分だけガイド15と導
体2の中心がずれパツキン13と導体2が接触し
なくなり潤滑に支障を来すことが考えられる。
第2図の実施例はこれを改良したもので、パツ
キン13は保持リング17により導体2に保持さ
れており、前述の如き中心ずれが生じても導体2
と共にパツキン13が移動するため、常に導体2
との接触状態を保つことができる。又、保持リン
グ17として比較的機械的強度の大きいものを用
いるときは接触子8の収縮方向のストツパーーを
兼ねさせることができ接触子8の先端を突部11
の溝16に係合させなくてもよい。更に保持リン
グ17は1部切欠きを有し半径方向の締付バネ力
を有するものであつてもよい。
第3図は更に他の実施例を示すもので、パツキ
ン13を接触子8と導体2の接触面の両側に配設
したものである。これによれば若干の収縮に対し
ても接触面に潤滑性のある材料を供給することが
できる。
以上詳述した如く、本案によるときは、チユー
リツプ形接触子を採用した導体接触装置におい
て、パツキンに含浸した潤滑性のある材料が温度
変化による導体の伸縮に基づき接触面に供給され
ることとなるので、長期に亘り摺動接触通電面を
良好な状態に保つことができる利点がある。
なお、上述の説明では、導体がシース内に収納
されたものを示したが、導体が他の基台に支持さ
れている場合でも本案を適用し得ることは云うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の1実施例を示す断面部分図であ
る。第2図及び第3図は他の実施例の要部のみを
示す断面部分図である。 2:導体、8:接触子、13:パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導体を複数の片より成る接触子で囲繞したチユ
    ーリツプ形接触子を有するものにおいて、前記導
    体の外周に潤滑性の材料を含浸したリング状のパ
    ツキンを配設し前記接触子の軸方向の摺動にとも
    なつて前記パツキンを移動せしめる如く構成した
    ことを特徴とする導体接触装置。
JP11823382U 1982-08-02 1982-08-02 導体接続装置 Granted JPS5923169U (ja)

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JP11823382U JPS5923169U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 導体接続装置

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JP11823382U JPS5923169U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 導体接続装置

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JPS5923169U JPS5923169U (ja) 1984-02-13
JPS6333484Y2 true JPS6333484Y2 (ja) 1988-09-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007017273A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Rigaku Corp 試料支持装置及びx線分析装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125069U (ja) * 1987-02-07 1988-08-15

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JP2007017273A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Rigaku Corp 試料支持装置及びx線分析装置

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JPS5923169U (ja) 1984-02-13

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