JPS6029820Y2 - 管路気中送電線路用導体接続装置 - Google Patents
管路気中送電線路用導体接続装置Info
- Publication number
- JPS6029820Y2 JPS6029820Y2 JP10789078U JP10789078U JPS6029820Y2 JP S6029820 Y2 JPS6029820 Y2 JP S6029820Y2 JP 10789078 U JP10789078 U JP 10789078U JP 10789078 U JP10789078 U JP 10789078U JP S6029820 Y2 JPS6029820 Y2 JP S6029820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- line
- contact
- power transmission
- connection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は管路気中送電線路用導体接続装置の改良に関する
。
。
周知の様に、大電力を伝送する管路気中送電線路は、一
般にアルミ、銅等の導体をＳＦ６ガス等の高絶縁性ガス
が封入された管路内に絶縁物で支持する構造がとられる
。
般にアルミ、銅等の導体をＳＦ６ガス等の高絶縁性ガス
が封入された管路内に絶縁物で支持する構造がとられる
。
ところが、この導体は外気温および通電々流の条件によ
って伸縮し、軸方向に熱応力を発生する。
って伸縮し、軸方向に熱応力を発生する。
この応力を緩和するための手段として摺動接触子が採用
されるが、これらの接触子は導体が伸縮した場合、接触
面で繰り返し摺動運動を行ない、金属同志の摩擦により
微小な金属粉を発生し易い。
されるが、これらの接触子は導体が伸縮した場合、接触
面で繰り返し摺動運動を行ない、金属同志の摩擦により
微小な金属粉を発生し易い。
ところで、この様な金属粉が管路内に飛散すると導体の
絶縁支持物の表面に付着したり高絶縁性ガスの絶縁特性
を悪化したりして管路内の耐電圧特性を低下させる。
絶縁支持物の表面に付着したり高絶縁性ガスの絶縁特性
を悪化したりして管路内の耐電圧特性を低下させる。
これを第１図に基づいて詳述する。
同図において、１は管路、２，３は前記管路１内に軸方
向に配設されると共に図示しない絶縁物で支持され、端
面が互に対向せしめられた線路用導体、４は前記導体２
，３の側面に接触する通電用の接触子、５は接触子４の
外囲を囲繞したりングバネ、６は接触子４を覆い一方の
導体２に基端が固定されると共に先端が他方の導体３側
に開口したシールドカバー、７はＳＦ６ガス等の高絶縁
性ガス、８は管路接続具である。
向に配設されると共に図示しない絶縁物で支持され、端
面が互に対向せしめられた線路用導体、４は前記導体２
，３の側面に接触する通電用の接触子、５は接触子４の
外囲を囲繞したりングバネ、６は接触子４を覆い一方の
導体２に基端が固定されると共に先端が他方の導体３側
に開口したシールドカバー、７はＳＦ６ガス等の高絶縁
性ガス、８は管路接続具である。
この構成において、装置の据付後、外気温および通電々
流の変化により、線路用導体２，３が伸縮する。
流の変化により、線路用導体２，３が伸縮する。
このため接触子４との摩擦により金属粉が発生する。
このとき、前記導体３と接触子４の接触点Ｘは、前記導
体２，３の伸縮によって、接触点Ａを中心にして接触点
Ｂ、Ｃ間を移動する。
体２，３の伸縮によって、接触点Ａを中心にして接触点
Ｂ、Ｃ間を移動する。
接触点Ｘが接触点Ｂまで移動するとここに付着していた
金属粉９もこれにつれて移動し、導体３の最大収縮時シ
ールドカバー６外に持ち出され、点線で示す如く重力又
は電界の影響を受けて管路１内に飛散し、閃絡事故、絶
縁強度低下等の原因となる。
金属粉９もこれにつれて移動し、導体３の最大収縮時シ
ールドカバー６外に持ち出され、点線で示す如く重力又
は電界の影響を受けて管路１内に飛散し、閃絡事故、絶
縁強度低下等の原因となる。
本案は以上の点に鑑み、シールドカバーを線路用導体の
軸方向に延長して金属粉受けに兼用しこれが管路内に飛
散するのを防止したものである。
軸方向に延長して金属粉受けに兼用しこれが管路内に飛
散するのを防止したものである。
以下、第２図に示す１実施例に基づいて本案を説明する
。
。
同図において、Ａは前記導体３と接触子４の通常の接触
点、Ｂは前記導体３が収縮して導体２から最も遠ざかっ
た場合の元の接触点、Ｃは前記導体３が伸長して導体２
に最も近づいた場合の元の接触点を示す。
点、Ｂは前記導体３が収縮して導体２から最も遠ざかっ
た場合の元の接触点、Ｃは前記導体３が伸長して導体２
に最も近づいた場合の元の接触点を示す。
ここで前記接触点Ａ−Ｂ間の距離は接触点Ａ−Ｃ間の距
離１□の２倍となる。
離１□の２倍となる。
２６はシールドカバーにして、その長さは前記導体３と
接触子４の接触点Ｘから先端Ｙまでの距離りが、前記接
触点Ａ−Ｃ間の距離１□の２倍より大となる様に選定さ
れている。
接触子４の接触点Ｘから先端Ｙまでの距離りが、前記接
触点Ａ−Ｃ間の距離１□の２倍より大となる様に選定さ
れている。
その他、第１図と同一符号は同一部分を示す。
而して、上述の構成によるときは、線路用導体２．３の
最大収縮時においてもシールドカバー２６は軸方向に延
長せしめられていて前記導体３と接触子４の元の接触点
Ｂを含めて導体３を常時覆うこととなる。
最大収縮時においてもシールドカバー２６は軸方向に延
長せしめられていて前記導体３と接触子４の元の接触点
Ｂを含めて導体３を常時覆うこととなる。
従って、前記導体２，３が伸縮を繰り返すうち、位置Ａ
とＢの間の接触点Ｘにおいて金属粉が発生しても、これ
はシールドカバー２６内に落下するにとどまる。
とＢの間の接触点Ｘにおいて金属粉が発生しても、これ
はシールドカバー２６内に落下するにとどまる。
故に、重力や電界によって金属粉がシールドカバー２６
外に出て管路１内に飛散することはなく、絶縁特性の悪
化を来たすことがない。
外に出て管路１内に飛散することはなく、絶縁特性の悪
化を来たすことがない。
上述の例では、線路用導体を水平にした場合について述
べたが、これを上下方向に配設する場合にはシールドカ
バーの基端を下方に先端を上方に位置せしめれば良い。
べたが、これを上下方向に配設する場合にはシールドカ
バーの基端を下方に先端を上方に位置せしめれば良い。
以上詳述した通り、本案によるときはシールドカバーが
軸方向に延長せしめられているので、線路用導体の伸縮
により接触子との接触部において金属粉が発生してもこ
れが前記シールドカバーで受は止められ、管路内に飛散
せず、絶縁特性を悪化させることがないという効果を奏
する。
軸方向に延長せしめられているので、線路用導体の伸縮
により接触子との接触部において金属粉が発生してもこ
れが前記シールドカバーで受は止められ、管路内に飛散
せず、絶縁特性を悪化させることがないという効果を奏
する。
第１図は従来装置、第２図は本案の１実施例にして何れ
も縦断面図を示す。 １・・・・・・管路、２，３・・・・・・線路用導体、
４・・・・・・接触子、７・・・・・・高絶縁性ガス、
２６・・・・・・シールドカッく−。
も縦断面図を示す。 １・・・・・・管路、２，３・・・・・・線路用導体、
４・・・・・・接触子、７・・・・・・高絶縁性ガス、
２６・・・・・・シールドカッく−。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 高絶縁性ガスが封入されている管路内に軸方向に配設さ
れ端面が間隙をおいて対向せしめられた２箇の線路用導
体と、 前記２箇の線路用導体の側面に接触する通電用の摺動接
触子と、 一方の線路用導体に取付けられていて前記摺動接触子と
他方の線路用導体の一部を覆うシールドカバーとより戊
り、 前記シールドカバーは、前記２箇の線路用導体が収縮し
て前記他方の線路用導体と前記摺動接触子との接触点が
前記一方の線路用導体から最も遠ざかった場合に、前記
接触点を越えて前記他方の線路用導体側に先端が延長せ
しめられていることを特徴とする管路気中送電線路用導
体接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10789078U JPS6029820Y2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 管路気中送電線路用導体接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10789078U JPS6029820Y2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 管路気中送電線路用導体接続装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5524087U JPS5524087U (ja) | 1980-02-16 |
| JPS6029820Y2 true JPS6029820Y2 (ja) | 1985-09-07 |
Family
ID=29052421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10789078U Expired JPS6029820Y2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | 管路気中送電線路用導体接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029820Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-04 JP JP10789078U patent/JPS6029820Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5524087U (ja) | 1980-02-16 |
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