JPS6248444B2 - - Google Patents
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- JPS6248444B2 JPS6248444B2 JP55007839A JP783980A JPS6248444B2 JP S6248444 B2 JPS6248444 B2 JP S6248444B2 JP 55007839 A JP55007839 A JP 55007839A JP 783980 A JP783980 A JP 783980A JP S6248444 B2 JPS6248444 B2 JP S6248444B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/53—Cases; Reservoirs, tanks, piping or valves, for arc-extinguishing fluid; Accessories therefor, e.g. safety arrangements, pressure relief devices
- H01H33/56—Gas reservoirs
- H01H33/562—Means for avoiding liquefaction or for disposing of liquefaction products
Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガス絶縁電気装置に係わり、特にSF6
ガスを用いたガス絶縁開閉装置として使用するの
に好適なガス絶縁電気装置に関する。
ガスを用いたガス絶縁開閉装置として使用するの
に好適なガス絶縁電気装置に関する。
ガス絶縁開閉装置の消弧および絶縁媒体として
最適なSF6ガスは液化しやすいガスである。例え
ば、20℃、ゲージ圧5気圧のSF6ガスは、−33℃
で液化しはじめる。SF6ガスの液化が発生すると
ガス密度の低下を招き、絶縁性能および消弧性能
を損なう結果となる。
最適なSF6ガスは液化しやすいガスである。例え
ば、20℃、ゲージ圧5気圧のSF6ガスは、−33℃
で液化しはじめる。SF6ガスの液化が発生すると
ガス密度の低下を招き、絶縁性能および消弧性能
を損なう結果となる。
消弧性能および絶縁性能はガス圧が高い程すぐ
れた特性を示し、系統容量の増大に伴ない一層消
弧能力の向上が望まれている。一方、使用環境は
厳しさを増し、−40℃さらには−50℃という酷寒
地での使用も要求されている。
れた特性を示し、系統容量の増大に伴ない一層消
弧能力の向上が望まれている。一方、使用環境は
厳しさを増し、−40℃さらには−50℃という酷寒
地での使用も要求されている。
消弧性能・絶縁性能の向上をはかり、かつ、低
温下の環境での運転を可能にする手段として、ガ
ス絶縁開閉装置を加熱し、周囲温度の低下に対し
てSF6ガス温度の低下を抑制する方法がとられて
きた。
温下の環境での運転を可能にする手段として、ガ
ス絶縁開閉装置を加熱し、周囲温度の低下に対し
てSF6ガス温度の低下を抑制する方法がとられて
きた。
第1図および第2図に従来のガス絶縁開閉装置
を示している。接地電位にあるガス封密容器1の
外周(図示では容器下側のみ)に電気ヒータ2を
配置し、ここで発生する熱により容器1を加熱
し、容器内SF6ガスを暖めるものである。電気ヒ
ータからの熱損失を軽減するため断熱材3でカバ
ーしている。
を示している。接地電位にあるガス封密容器1の
外周(図示では容器下側のみ)に電気ヒータ2を
配置し、ここで発生する熱により容器1を加熱
し、容器内SF6ガスを暖めるものである。電気ヒ
ータからの熱損失を軽減するため断熱材3でカバ
ーしている。
第2図は、第1図の−部分の断面であり、
電気的入力Qioに対して、容器内部のSF6ガスに
与えられる熱量Qput、容器表面から空気対流に
よる損失熱量Qlpss、断熱材3を通して空気中に
伝達して損失される熱量Qlpss′を示している。従
来例では、ヒータ2から発生する熱を容器に伝
え、その後に容器内ガスに伝えることになる。従
つて、SF6ガスを加熱するためには容器を暖める
ことが必要で、そのため、容器表面からの損失熱
量Qlpssが大きくなり、Qputに対して大量のQio
が必要で、ヒーター容量が大きい欠点があつた。
電気的入力Qioに対して、容器内部のSF6ガスに
与えられる熱量Qput、容器表面から空気対流に
よる損失熱量Qlpss、断熱材3を通して空気中に
伝達して損失される熱量Qlpss′を示している。従
来例では、ヒータ2から発生する熱を容器に伝
え、その後に容器内ガスに伝えることになる。従
つて、SF6ガスを加熱するためには容器を暖める
ことが必要で、そのため、容器表面からの損失熱
量Qlpssが大きくなり、Qputに対して大量のQio
が必要で、ヒーター容量が大きい欠点があつた。
本発明の目的は、ガス絶縁電気機器に使用され
るSF6ガスの加熱を効果的にすることにより、
SF6ガスの液下防止用ヒータ容量を小さくするこ
とにある。
るSF6ガスの加熱を効果的にすることにより、
SF6ガスの液下防止用ヒータ容量を小さくするこ
とにある。
本発明は、SF6ガス封密容器内に熱交換部材を
配し、容器外部よりこの熱交換部材に熱を送り、
この熱交換部材とSF6ガスの対流による熱伝達に
よりSF6ガスを加熱するものである。
配し、容器外部よりこの熱交換部材に熱を送り、
この熱交換部材とSF6ガスの対流による熱伝達に
よりSF6ガスを加熱するものである。
第3図は本発明になるガス絶縁電気機器の一実
施例を示す。ガス絶縁開閉装置容器内に、円筒状
の放熱部材5を配置し、容器外部に設けた加熱装
置6から電気絶縁熱伝達部材7を介して、前記円
筒状放熱部材5に熱を送るものである。この実施
例によれば、第4図に示すように加熱装置6への
電気的入力Qioのうち、加熱装置から熱伝導によ
り失なわれる熱Qlpss″をのぞいて、熱伝達部材か
ら放熱部材と伝えられる熱量はすべて容器内SF6
ガスに伝えられることになる。一方、容器内の
SF6ガスを通して熱伝導により容器を伝えられる
熱量Qcは、対流により放熱部材からSF6ガスに
伝えられる熱量QputおよびQput′に較べて非常に
小さい。
施例を示す。ガス絶縁開閉装置容器内に、円筒状
の放熱部材5を配置し、容器外部に設けた加熱装
置6から電気絶縁熱伝達部材7を介して、前記円
筒状放熱部材5に熱を送るものである。この実施
例によれば、第4図に示すように加熱装置6への
電気的入力Qioのうち、加熱装置から熱伝導によ
り失なわれる熱Qlpss″をのぞいて、熱伝達部材か
ら放熱部材と伝えられる熱量はすべて容器内SF6
ガスに伝えられることになる。一方、容器内の
SF6ガスを通して熱伝導により容器を伝えられる
熱量Qcは、対流により放熱部材からSF6ガスに
伝えられる熱量QputおよびQput′に較べて非常に
小さい。
従つて、容器表面から空気中へ失なわれる損失
は非常に小さい。また、従来技術では、容器を加
熱したあとにSF6ガスを加熱していたため、その
温度変化の過渡特性が悪く、周囲温度の急激な変
化に対してガス温度を監視する方法では追従でき
ない不安もあつた。これに対して、本発明によれ
ば、SF6ガスを先に加熱するので液化防止に対し
て応答性がすぐれている効果がある。
は非常に小さい。また、従来技術では、容器を加
熱したあとにSF6ガスを加熱していたため、その
温度変化の過渡特性が悪く、周囲温度の急激な変
化に対してガス温度を監視する方法では追従でき
ない不安もあつた。これに対して、本発明によれ
ば、SF6ガスを先に加熱するので液化防止に対し
て応答性がすぐれている効果がある。
ところで、第3図に示すような高電圧用遮断器
に採用される遮断装置は、課電部分の電界緩和の
ため遮断装置の周囲にシールド5を配置するのが
一般的従来技術である。接地電位にあるガス封密
タンク型の遮断器においては、この電気的シール
ド5は、容器1内に容器1内周に対してほぼ同軸
に配置されるのが高電位課電部を大地電位タンク
に対して絶縁支持するのに好適である。このよう
な構成の遮断器において、容器1内のSF6ガスを
加熱するのに、上記シールド5に熱を伝達し、シ
ールド5を加熱して容器1内SF6ガスに対してこ
のシールドからの熱伝導および対流により熱を伝
えることは熱効率を高め、加熱・保温のために必
要な熱源の容量を小さくできる効果がある。ま
た、容器1内ガスに熱を伝えるために特に放熱部
材を必要とせず、構造が簡単となる効果がある。
容器1の外部の加熱装置から容器1内課電部のシ
ールド5に熱伝達するためには、電気的絶縁材料
7によることが必要である。ただし、熱伝達効率
を向上させるには熱伝導率の大きい材料によるこ
とが望ましい。たとえば、酸化ベリリウム
(EeO)は良好な電気的絶縁物である一方その熱
伝導率がアルミニウムと同程度に大きい特性を有
しており、上記熱伝達部材7として好適である。
に採用される遮断装置は、課電部分の電界緩和の
ため遮断装置の周囲にシールド5を配置するのが
一般的従来技術である。接地電位にあるガス封密
タンク型の遮断器においては、この電気的シール
ド5は、容器1内に容器1内周に対してほぼ同軸
に配置されるのが高電位課電部を大地電位タンク
に対して絶縁支持するのに好適である。このよう
な構成の遮断器において、容器1内のSF6ガスを
加熱するのに、上記シールド5に熱を伝達し、シ
ールド5を加熱して容器1内SF6ガスに対してこ
のシールドからの熱伝導および対流により熱を伝
えることは熱効率を高め、加熱・保温のために必
要な熱源の容量を小さくできる効果がある。ま
た、容器1内ガスに熱を伝えるために特に放熱部
材を必要とせず、構造が簡単となる効果がある。
容器1の外部の加熱装置から容器1内課電部のシ
ールド5に熱伝達するためには、電気的絶縁材料
7によることが必要である。ただし、熱伝達効率
を向上させるには熱伝導率の大きい材料によるこ
とが望ましい。たとえば、酸化ベリリウム
(EeO)は良好な電気的絶縁物である一方その熱
伝導率がアルミニウムと同程度に大きい特性を有
しており、上記熱伝達部材7として好適である。
本発明を遮断装置の一端を碍子製ブツシングに
よつて絶縁導出したガス絶縁電気機器に適用する
場合、次の点に注意すべきである。
よつて絶縁導出したガス絶縁電気機器に適用する
場合、次の点に注意すべきである。
碍子製ブツシングは加熱、保温が困難である。
低温時、容器1内は加熱・保温によりSF6ガスの
液化を防止することは可能であるが、ブツシング
4の上方先端部付近のガス温度は低下し、液化す
る場合が発生する。ブツシング4の上部で液化が
起こるとSF6の液適が遮断部に落下あるいはブツ
シング4の内面に付着して絶縁性能の低下をまね
くことになる。また、液化により、SF6ガスの密
度が低下すると遮断性能をそこなうことになる。
従つて、ガス絶縁電気機器の構成に拘らず、少な
くとも加熱装置をブツシング4の下方部に配置す
ると共に、ブツシング4内と容器1内間を連通す
ることによつて、容器1内ガスの対流効果により
ブツシング4内のガス温度を効率よく高めること
ができる。しかも、ブツシング4の上方部は外気
の影響を受け易く、内部ガスの温度変動が大きい
ので、少なくともこのブツシング4の下部に加熱
装置6を配置する効果は大きい。また第3図のよ
うに各シールド5毎に加熱装置6を配置すると
き、ブツシング4の下方の加熱装置6の容量を他
より大きくしても良い。
低温時、容器1内は加熱・保温によりSF6ガスの
液化を防止することは可能であるが、ブツシング
4の上方先端部付近のガス温度は低下し、液化す
る場合が発生する。ブツシング4の上部で液化が
起こるとSF6の液適が遮断部に落下あるいはブツ
シング4の内面に付着して絶縁性能の低下をまね
くことになる。また、液化により、SF6ガスの密
度が低下すると遮断性能をそこなうことになる。
従つて、ガス絶縁電気機器の構成に拘らず、少な
くとも加熱装置をブツシング4の下方部に配置す
ると共に、ブツシング4内と容器1内間を連通す
ることによつて、容器1内ガスの対流効果により
ブツシング4内のガス温度を効率よく高めること
ができる。しかも、ブツシング4の上方部は外気
の影響を受け易く、内部ガスの温度変動が大きい
ので、少なくともこのブツシング4の下部に加熱
装置6を配置する効果は大きい。また第3図のよ
うに各シールド5毎に加熱装置6を配置すると
き、ブツシング4の下方の加熱装置6の容量を他
より大きくしても良い。
ところで、タンク形ガス遮断器は容器内に構成
された遮断部を点検したり部品交換を行なうため
に、容器1の側方にハンドホールを形成してい
る。この種遮断器を第5図および第6図に示して
いる。
された遮断部を点検したり部品交換を行なうため
に、容器1の側方にハンドホールを形成してい
る。この種遮断器を第5図および第6図に示して
いる。
この実施例においては、容器1の内部にほぼ同
心的に円筒状放熱体8を設けており、高圧側の電
気シールド5との間にガス空間を形成している。
放熱体8は先述の電気導体あるいは電気絶縁物
で、また熱伝導率の高い材料から成る熱伝達部材
7に接続されている。熱伝達部材7は先の実施例
と同じく気密部材15を介して容器1の外部に導
出され、導出端に加熱装置6が設けられている。
放熱体8は熱伝達部材7によつて機械的に固定さ
れているが、容器1の内壁へ熱伝達部材7より熱
伝導率の小さい材料から成る支持部材によつて固
定しても良い。更に、この放熱体8は第6図から
解るように、ハンドホール9に対応した部分に開
口10を有しており、この開口等の形成を考える
なら、放熱体8はハンドホール9の部分で軸方向
に分割して形成したり、あるいは円周方向に分割
して形成することができる。この説明からも加熱
装置6を容器1の下部に構成するのが良いことが
解かろう。また加熱装置6を容器1の下部に配置
するることは、加工性、作業性の面においてだけ
ではなく、ガスの対流を形成させるという効果の
面でも有効である。
心的に円筒状放熱体8を設けており、高圧側の電
気シールド5との間にガス空間を形成している。
放熱体8は先述の電気導体あるいは電気絶縁物
で、また熱伝導率の高い材料から成る熱伝達部材
7に接続されている。熱伝達部材7は先の実施例
と同じく気密部材15を介して容器1の外部に導
出され、導出端に加熱装置6が設けられている。
放熱体8は熱伝達部材7によつて機械的に固定さ
れているが、容器1の内壁へ熱伝達部材7より熱
伝導率の小さい材料から成る支持部材によつて固
定しても良い。更に、この放熱体8は第6図から
解るように、ハンドホール9に対応した部分に開
口10を有しており、この開口等の形成を考える
なら、放熱体8はハンドホール9の部分で軸方向
に分割して形成したり、あるいは円周方向に分割
して形成することができる。この説明からも加熱
装置6を容器1の下部に構成するのが良いことが
解かろう。また加熱装置6を容器1の下部に配置
するることは、加工性、作業性の面においてだけ
ではなく、ガスの対流を形成させるという効果の
面でも有効である。
本実施例において、放熱体8を容器1と同じ電
位にするなら、両者の間に混入した異物等は電界
に影響を与えない。放熱体8を鉄等で製作してう
ず電流による発熱を利用することも考えられる
が、これは加熱保温を必要としない夏期において
許容値を超える温度上昇を招き、逆に冷却あるい
は放熱装置を必要とするので、本実施例において
は、銅によつて放熱体8を製作したり、放熱体8
にスリツト等を設けてうず電流が流れないよう
に、つまりうず電流による発熱防止構造とした放
熱体8とするのが良い。
位にするなら、両者の間に混入した異物等は電界
に影響を与えない。放熱体8を鉄等で製作してう
ず電流による発熱を利用することも考えられる
が、これは加熱保温を必要としない夏期において
許容値を超える温度上昇を招き、逆に冷却あるい
は放熱装置を必要とするので、本実施例において
は、銅によつて放熱体8を製作したり、放熱体8
にスリツト等を設けてうず電流が流れないよう
に、つまりうず電流による発熱防止構造とした放
熱体8とするのが良い。
尚、熱伝導装置7としてヒートパイプ等を用い
ることもできる。さらに、定格通電々流の大きな
電気機器において、通電々流による発熱のための
異常な温度上昇を抑制するため、容器内熱交換装
置から容器外の冷却装置へ熱を伝えることにも利
用できる。更に他の実施例においては、第5図に
おける3つの加熱装置6のうち、ブツシング4の
下部に位置する2つを除く中央の加熱装置6を冷
却装置に代えるなどして、1つの放熱体(熱交換
部材)に複数の熱伝達部材7を設けて、加熱装置
と冷却装置を接続するなら、本発明の目的を達成
すると共に、定格電流通電時の温度上昇を抑制す
るので、結果として定格電流の大きな電気機器が
得られる。しかも、このような効果を要求に応じ
て得るには、熱伝達部材7の一端を容器1の気密
を保持して容器1外へ導出すれば良く、気密部材
15として熱伝達部材7とほぼ等しい熱膨張係数
をもつ材料を選定するのが良い。
ることもできる。さらに、定格通電々流の大きな
電気機器において、通電々流による発熱のための
異常な温度上昇を抑制するため、容器内熱交換装
置から容器外の冷却装置へ熱を伝えることにも利
用できる。更に他の実施例においては、第5図に
おける3つの加熱装置6のうち、ブツシング4の
下部に位置する2つを除く中央の加熱装置6を冷
却装置に代えるなどして、1つの放熱体(熱交換
部材)に複数の熱伝達部材7を設けて、加熱装置
と冷却装置を接続するなら、本発明の目的を達成
すると共に、定格電流通電時の温度上昇を抑制す
るので、結果として定格電流の大きな電気機器が
得られる。しかも、このような効果を要求に応じ
て得るには、熱伝達部材7の一端を容器1の気密
を保持して容器1外へ導出すれば良く、気密部材
15として熱伝達部材7とほぼ等しい熱膨張係数
をもつ材料を選定するのが良い。
以上説明したように本発明は、熱伝達部材の一
端をガス封密容器内に導出し、この導入端に熱交
換部材を設け、ガス封密容器外へ導出した熱伝達
部材の端に加熱装置を設けたため、SF6ガスの液
化を効率良く防止すると共に、加熱装置を小形に
することができる。
端をガス封密容器内に導出し、この導入端に熱交
換部材を設け、ガス封密容器外へ導出した熱伝達
部材の端に加熱装置を設けたため、SF6ガスの液
化を効率良く防止すると共に、加熱装置を小形に
することができる。
また本発明は熱交換部材としての放熱体を円筒
状にしたため、対流による加熱効率を高めること
ができる。
状にしたため、対流による加熱効率を高めること
ができる。
更に本発明は、ガス封密容器の内部にほぼ同心
的に放熱体を設け、この放熱体と容器を共に大地
電位にしたため、容器内面状態等が絶縁特性を低
下させることがない。
的に放熱体を設け、この放熱体と容器を共に大地
電位にしたため、容器内面状態等が絶縁特性を低
下させることがない。
更に本発明においては、ブツシングの少なくと
も下部に加熱装置に設けているため、外気の影響
を受け易いブツシング内での液化を防止すること
ができる。
も下部に加熱装置に設けているため、外気の影響
を受け易いブツシング内での液化を防止すること
ができる。
第1図は従来のガス絶縁電気機器を示す正面
図、第2図は第1図の−線に沿つた断面図、
第3図は本発明の一実施例によるガス絶縁電気機
器の部分断面正面図、第4図は第3図の−線
に沿つた断面図、第5図は本発明の他の実施例に
よるガス絶縁電気機器の部分断面正面図、第6図
は第5図の−線に沿つた断面図である。 1……ガス封密容器、5……放熱部材、6……
加熱装置、7……熱伝達部材、8……放熱体、1
5……封止体。
図、第2図は第1図の−線に沿つた断面図、
第3図は本発明の一実施例によるガス絶縁電気機
器の部分断面正面図、第4図は第3図の−線
に沿つた断面図、第5図は本発明の他の実施例に
よるガス絶縁電気機器の部分断面正面図、第6図
は第5図の−線に沿つた断面図である。 1……ガス封密容器、5……放熱部材、6……
加熱装置、7……熱伝達部材、8……放熱体、1
5……封止体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 大地電位にある絶縁性ガス封密容器内に、該
容器に対して電気的に絶縁された電気装置を有す
るガス絶縁電気機器において、ガス封密容器内に
あつて絶縁性ガスとの間で熱交換可能な部材、該
熱交換部材に一端を接続し他端を上記容器の外部
へ導出した熱伝達部材、および該熱伝達部材の容
器外部側で加熱する装置を有することを特徴とす
るガス絶縁電気機器。 2 上記特許請求の範囲第1項記載のものにおい
て、上記加熱装置は、上記容器の下部に配置した
ことを特徴とするガス絶縁電気機器。 3 上記特許請求の範囲第1項記載のものにおい
て、上記熱交換部材として上記電気装置に設けた
電気シールドを用い、上記熱伝達部材は、電気絶
縁物で熱伝導率の大きな材料で構成したことを特
徴とするガス絶縁電気装置。 4 上記特許請求の範囲第1項記載のものにおい
て、上記熱交換部材に上記熱伝達部材を少なくと
も2つ以上設け、そのうちの1つに上記容器外部
の加熱装置を連結し、他の1つの熱伝達部材に容
器外部の冷却装置を連結したことを特徴とするガ
ス絶縁電気機器。 5 上記特許請求の範囲第1項記載のものにおい
て、上記熱交換部材として、上記電気装置を包囲
して上記容器内壁との間に間隙をもつた円筒状に
したことを特徴とするガス絶縁電気機器。 6 大地電位にある絶縁性ガス封密容器内に、該
容器に対して電気的に絶縁された電気装置を有す
るものにおいて、上記容器内で上記電気装置を包
囲すると共に上記容器との間にガス空間を形成し
た筒状放熱体と、この筒状放熱体に接続されて一
端を上記容器外に導出した熱伝達部材と、上記熱
伝達部材の導出端に設けた加熱装置とを有し、上
記筒状放熱体と上記容器とをほぼ同電位にしたこ
とを特徴とするガス絶縁電気機器。 7 上記特許請求の範囲第6項記載のものにおい
て、上記筒状放熱体は、上記熱伝達部材より熱伝
導率の低い部材で上記容器へ固定したことを特徴
とするガス絶縁電気機器。 8 大地電位にある絶縁性ガス封密容器内に、該
容器に対して電気的に絶縁された電気装置を有
し、上記電気装置の少なくとも一端をブツシング
によつて絶縁導出したものにおいて、上記ブツシ
ングと上記容器内空間を連通し、上記ブツシング
の下部に位置する上記容器内に筒状放熱体を設
け、この筒状放熱体に一端を接続された熱伝達部
材の他端を上記容器外に導出し、この導出端に加
熱装置を設けたことを特徴とするガス絶縁電気機
器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP783980A JPS56107716A (en) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | Gas insulated electric equipment |
DE3101964A DE3101964C2 (de) | 1980-01-28 | 1981-01-22 | Druckgas-Hochspannungsschalter |
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US06/229,064 US4434335A (en) | 1980-01-28 | 1981-01-28 | Compressed-gas circuit interrupter with a heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP783980A JPS56107716A (en) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | Gas insulated electric equipment |
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---|---|---|---|
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