JPS6333355Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333355Y2 JPS6333355Y2 JP1982001386U JP138682U JPS6333355Y2 JP S6333355 Y2 JPS6333355 Y2 JP S6333355Y2 JP 1982001386 U JP1982001386 U JP 1982001386U JP 138682 U JP138682 U JP 138682U JP S6333355 Y2 JPS6333355 Y2 JP S6333355Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- billet
- induction heating
- heating device
- dummy bar
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 35
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 28
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、トンネル型コイル内にビレツトを供
給するための誘導加熱装置用ダミーバーに関す
る。
給するための誘導加熱装置用ダミーバーに関す
る。
一般に、誘導加熱装置は連続的に送られてくる
ビレツトを誘導加熱し、この加熱したビレツトを
加熱コイルの排出口から送り出し、例えばプレス
工程に供するものである。
ビレツトを誘導加熱し、この加熱したビレツトを
加熱コイルの排出口から送り出し、例えばプレス
工程に供するものである。
従来、この種の誘導加熱装置はその加熱コイル
内において複数のビレツトが加熱されるが、その
一部が残されたまま加熱工程を終える。このた
め、加熱コイル内に残つたビレツトをこの装置の
排出口から取り出す手段として、必要に応じて金
属押棒等でそれを押し出す方法が採られている。
内において複数のビレツトが加熱されるが、その
一部が残されたまま加熱工程を終える。このた
め、加熱コイル内に残つたビレツトをこの装置の
排出口から取り出す手段として、必要に応じて金
属押棒等でそれを押し出す方法が採られている。
ところが、この方法では一度加熱されたビレツ
トを温度が下がつた状態で取り出すことになるの
で、このビレツトの加熱に使われたエネルギーが
無駄になるという問題があつた。
トを温度が下がつた状態で取り出すことになるの
で、このビレツトの加熱に使われたエネルギーが
無駄になるという問題があつた。
そこで、加熱される最終ビレツトの後方に予め
ダミーバー等を配置することにより、加熱された
ビレツトが全て温度を保つた状態で排出口から排
出される方法が採られていた。
ダミーバー等を配置することにより、加熱された
ビレツトが全て温度を保つた状態で排出口から排
出される方法が採られていた。
すなわち、この方法には、加熱されるビレツト
の最後にこのビレツトと略々同径とするセラミツ
クからなる複数のダミーバーを軸線方向片側から
係止するものや、あるいは係止装置によつて機械
的に連結するものがある。
の最後にこのビレツトと略々同径とするセラミツ
クからなる複数のダミーバーを軸線方向片側から
係止するものや、あるいは係止装置によつて機械
的に連結するものがある。
しかるに、前者にあつては、単に軸線方向片側
からダミーバーを係止する構造であるため、ダミ
ーバー間の連結力が弱く多数のダミーバーを連結
することができないという不都合があつた。
からダミーバーを係止する構造であるため、ダミ
ーバー間の連結力が弱く多数のダミーバーを連結
することができないという不都合があつた。
一方、後者にあつては、ダミーバーが軸線方向
の移動によつて外れないようにするためにその連
結部分が複雑な構造になつており、このためコス
トが嵩むという不都合があつた。
の移動によつて外れないようにするためにその連
結部分が複雑な構造になつており、このためコス
トが嵩むという不都合があつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、多数のダミーバーを軸線方向に連結すること
ができると共に、コストの低廉化を図ることがで
きる誘導加熱装置用ダミーバーを提供するもので
ある。
で、多数のダミーバーを軸線方向に連結すること
ができると共に、コストの低廉化を図ることがで
きる誘導加熱装置用ダミーバーを提供するもので
ある。
本考案に係る誘導加熱装置用ダミーバーは、径
方向の寸法をビレツトと略々同径とするセラミツ
クからなる複数の部材を、係止棒が挿通する中空
部およびこの中空部の内径より大きい内径をもつ
開口部からなる筒体で形成すると共に、この筒体
の開口部と中空部との間に段状部を設けたもので
ある。
方向の寸法をビレツトと略々同径とするセラミツ
クからなる複数の部材を、係止棒が挿通する中空
部およびこの中空部の内径より大きい内径をもつ
開口部からなる筒体で形成すると共に、この筒体
の開口部と中空部との間に段状部を設けたもので
ある。
本考案においては、ダミーバー内の中空部を挿
通する係止棒の一部を段状部に係止させることが
できる。
通する係止棒の一部を段状部に係止させることが
できる。
第１図は本考案に係る誘導加熱装置用ダミーバ
ーの単部材を示す断面図、第２図および第３図は
誘導加熱装置用ダミーバーの一実施例を示す斜視
図と断面図、第４図は誘導加熱装置用ダミーバー
とその装置との関係を示す簡略構成図である。こ
れらの図において、符号１で示すものはSiC、
Si3N4等のセラミツクからなる部材で、径方向の
寸法をビレツトと略々同径とする円筒体で形成さ
れている。この部材１には後述する金属棒が挿通
する中空部２が軸線方向に貫通し形成され、また
この中空部２の両開口端付近には中空部２の内径
より幾分大きい内径をもつ開口部３が設けられて
いる。そして、これら両開口部３と前記中空部２
との間には段状部４が形成されている。５は係止
棒としての金属棒６により前記部材１を軸線方向
に複数個連結したダミーバーで、最終ビレツト７
の後方に配置され、ピンチローラ８によりこれら
のビレツトを後述する誘導加熱装置内に供給し、
加熱後に誘導加熱装置外に排出するためのもので
ある。また、ダミーバー５はビレツトを誘導加熱
装置外に排出した後に、前記ピンチローラ８によ
り誘導加熱装置の入口側に戻るように構成されて
いる。なお、前記金属棒６の両端部には、各々対
応する前記ダミーバー５の両端の部材１の段状部
４に係止するための係止部６ａが形成されてい
る。９はトンネル型の加熱コイルからなる誘導加
熱装置を示し、その内部には前記ビレツトを移送
するための搬送装置（図示せず）が配設されてい
る。
ーの単部材を示す断面図、第２図および第３図は
誘導加熱装置用ダミーバーの一実施例を示す斜視
図と断面図、第４図は誘導加熱装置用ダミーバー
とその装置との関係を示す簡略構成図である。こ
れらの図において、符号１で示すものはSiC、
Si3N4等のセラミツクからなる部材で、径方向の
寸法をビレツトと略々同径とする円筒体で形成さ
れている。この部材１には後述する金属棒が挿通
する中空部２が軸線方向に貫通し形成され、また
この中空部２の両開口端付近には中空部２の内径
より幾分大きい内径をもつ開口部３が設けられて
いる。そして、これら両開口部３と前記中空部２
との間には段状部４が形成されている。５は係止
棒としての金属棒６により前記部材１を軸線方向
に複数個連結したダミーバーで、最終ビレツト７
の後方に配置され、ピンチローラ８によりこれら
のビレツトを後述する誘導加熱装置内に供給し、
加熱後に誘導加熱装置外に排出するためのもので
ある。また、ダミーバー５はビレツトを誘導加熱
装置外に排出した後に、前記ピンチローラ８によ
り誘導加熱装置の入口側に戻るように構成されて
いる。なお、前記金属棒６の両端部には、各々対
応する前記ダミーバー５の両端の部材１の段状部
４に係止するための係止部６ａが形成されてい
る。９はトンネル型の加熱コイルからなる誘導加
熱装置を示し、その内部には前記ビレツトを移送
するための搬送装置（図示せず）が配設されてい
る。
このように構成された誘導加熱装置用ダミーバ
ーにおいては、ダミーバー５内の中空部２を挿通
する金属棒６の一部すなわち係止部６ａを段状部
４に止させることができる。
ーにおいては、ダミーバー５内の中空部２を挿通
する金属棒６の一部すなわち係止部６ａを段状部
４に止させることができる。
さて、本考案によれば、ピンチローラ８により
誘導加熱装置９内に供給されるビレツトは加熱コ
イル内で誘導加熱された後、例えばプレス工程等
に送出される。
誘導加熱装置９内に供給されるビレツトは加熱コ
イル内で誘導加熱された後、例えばプレス工程等
に送出される。
一方、最終ビレツト７の後方に配置されるダミ
ーバー５は、ビレツトと共にピンチローラ８によ
り誘導加熱装置９内に給され、最終ビレツト７が
誘導加熱装置９外に排出された後誘導加熱装置９
の入口側に戻る。
ーバー５は、ビレツトと共にピンチローラ８によ
り誘導加熱装置９内に給され、最終ビレツト７が
誘導加熱装置９外に排出された後誘導加熱装置９
の入口側に戻る。
このようにしてビレツトへの加熱は最終ビレツ
トまで有効に行われる。
トまで有効に行われる。
なお、本実施例において、複数の部材１を連結
するための金属棒６として５〜10mm巾の径をもつ
SUS材を用いれば、通常の周波数帯域（10KHz以
下）では、加熱コイルにより金属棒６が誘導加熱
されることなく無用の誘導加熱発生を防止するこ
とができる。
するための金属棒６として５〜10mm巾の径をもつ
SUS材を用いれば、通常の周波数帯域（10KHz以
下）では、加熱コイルにより金属棒６が誘導加熱
されることなく無用の誘導加熱発生を防止するこ
とができる。
また、本実施例はダミーバー５を構成する部材
１として、加熱コイルによる誘導熱の発生を防止
するために、全てセラミツクからなるのを示した
が、ダミーバー５の先端部の部材を非磁性金属か
らなる部材１１とすれば、加熱コイルの磁束によ
り発生する誘導熱が最終ビレツト７に過度に集中
することを防止することができる。
１として、加熱コイルによる誘導熱の発生を防止
するために、全てセラミツクからなるのを示した
が、ダミーバー５の先端部の部材を非磁性金属か
らなる部材１１とすれば、加熱コイルの磁束によ
り発生する誘導熱が最終ビレツト７に過度に集中
することを防止することができる。
以上説明したように本考案によれば、径方向の
寸法をビレツトと略々同径とするセラミツクから
なる複数の部材を、停止棒が挿通する中空部およ
びこの中空部の内径より大きい内径をもつ開口部
からなる筒体で形成すると共に、この筒体の開口
部と中空部との間に段状部を設けたので、係止棒
の一部をダミーバーの段状部に係止させることが
できる。したがつて、従来のようにダミーバーの
連結部分を複雑な構造にする必要がなくなり、コ
ストの低廉化を図ることができる。また、多数の
ダミーバーを軸線方向両側から係止することがで
きるから、ダミーバー間の連結力を十分に保証す
ることができ、多数のダミーバーを軸線方向に連
結することができる。
寸法をビレツトと略々同径とするセラミツクから
なる複数の部材を、停止棒が挿通する中空部およ
びこの中空部の内径より大きい内径をもつ開口部
からなる筒体で形成すると共に、この筒体の開口
部と中空部との間に段状部を設けたので、係止棒
の一部をダミーバーの段状部に係止させることが
できる。したがつて、従来のようにダミーバーの
連結部分を複雑な構造にする必要がなくなり、コ
ストの低廉化を図ることができる。また、多数の
ダミーバーを軸線方向両側から係止することがで
きるから、ダミーバー間の連結力を十分に保証す
ることができ、多数のダミーバーを軸線方向に連
結することができる。
第１図は本考案に係る誘導加熱装置用ダミーバ
ーの単部材を示す断面図、第２図および第３図は
誘導加熱装置用ダミーバーの一実施例を示す斜視
図と断面図、第４図は誘導加熱装置用ダミーバー
とその装置との関係を示す簡略構成図である。 １……部材、２……中空部、３……開口部、４
……段状部、５……ダミーバー、６……金属棒、
６ａ……係止部、８……ピンチローラ、９……誘
導加熱装置。
ーの単部材を示す断面図、第２図および第３図は
誘導加熱装置用ダミーバーの一実施例を示す斜視
図と断面図、第４図は誘導加熱装置用ダミーバー
とその装置との関係を示す簡略構成図である。 １……部材、２……中空部、３……開口部、４
……段状部、５……ダミーバー、６……金属棒、
６ａ……係止部、８……ピンチローラ、９……誘
導加熱装置。
Claims (1)
- トンネル型コイル内にピンチローラによりビレ
ツトを供給する誘導加熱装置において、径方向の
寸法を前記ビレツトと略々同径とするセラミツク
からなる複数の部材を、係止棒が挿通する中空部
およびこの中空部の内径より大きい内径をもつ開
口部からなる筒体で形成すると共に、この筒体の
開口部と中空部との間に段状部を設けたことを特
徴とする誘導加熱装置用ダミーバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP138682U JPS58104596U (ja) | 1982-01-09 | 1982-01-09 | 誘導加熱装置用ダミ−バ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP138682U JPS58104596U (ja) | 1982-01-09 | 1982-01-09 | 誘導加熱装置用ダミ−バ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58104596U JPS58104596U (ja) | 1983-07-16 |
| JPS6333355Y2 true JPS6333355Y2 (ja) | 1988-09-06 |
Family
ID=30014403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP138682U Granted JPS58104596U (ja) | 1982-01-09 | 1982-01-09 | 誘導加熱装置用ダミ−バ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58104596U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5294539A (en) * | 1976-02-03 | 1977-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | Extracting method for billet in induction coil |
-
1982
- 1982-01-09 JP JP138682U patent/JPS58104596U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5294539A (en) * | 1976-02-03 | 1977-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | Extracting method for billet in induction coil |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58104596U (ja) | 1983-07-16 |
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