JPS6333271A - 梱包物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、梱包物に関する。

〔背景技術〕

第５図および第６図は、例えば、和室天井材の如き被梱
包物１を段ポール（梱包材）によって包み、端部と中間
部に梱包バンド２．３を掛けて段ボールごと巻き締める
ことにより梱包した梱包物をあられしている。梱包用の
段ボールは、被梱包物１の妻面である両端部を包む一対
の端部梱包用段ボール４．４と、被梱包物１の側辺部で
ある端部間を包む一対の端部間梱包用段ボール５．５に
分かれて構成されている。端部梱包用段ボール４．４と
端部間梱包用段ボール５．５は互いに一部が重なり合う
ようにされている。バンド掛は機によって、これら段ボ
ール４．５の重なり合う外周にそれぞれ一本づつの端部
梱包バンド２が掛けられ、端部間梱包用段ボール５の外
周には複数本の中間梱包バンド３が掛けられていて、被
梱包物１が巻き締められて梱包がなされているのである
。

第５図の梱包物は、端部間梱包用段ボール５が外側にあ
り、第６図の梱包物は、端部梱包用段ボール４が外側に
ある。

第５図および第６図にみる梱包物の端部梱包バンド２は
、各段ボール４．５の表面を通して巻き締められている
にすぎなかったため、端部梱包バンド２は各段ボール４
．５からずれやすいものであった。そのため、第５図に
みる梱包物では、端部梱包用段ボール４が取り外れたり
、第６図にみる梱包物では、端部梱包用段ボール４が直
接ずっぼ抜けたりすることがあり、高価な商品である被
梱包物１に傷がつくという不都合が発生していた〔発明
の目的〕 前記事情に鑑みて、この発明は、輸送途上などにおいて
梱包が解＋−１で被梱包物に傷がつかないようにした梱
包物を提供することを目的とする。

〔発明の開示〕

前記目的を達成するため、この発明は、被梱包物が梱包
材で包まれているとともに、この梱包材の上から梱包バ
ンドが巻き掛けられて梱包がなされている梱包物におい
て、前記梱包バンドずれ阻止用の凸状部が梱包バンドの
側方における前記梱包材表面に形成されていることを特
徴とする梱包物を要旨とする。

以下、この発明にかかる梱包物を、その実施例をあられ
した図面を参照しつつ詳しく説明する。

第１図（ａ）および（ｂｌは、この発明にかかる梱包物
の一例をあられしている。この−例は、第５図にみる梱
包物と同様の形態で梱包されている。つまり、端部梱包
用段ボール４が内側で、端部間梱包用段ボール５がその
外側に一部重なり合うようにして被梱包物１が包まれて
いて、段ボール（梱包材）４．５へ、図にみるように、
梱包バンド２．３が巻き掛けられている。端部間梱包用
段ポール５の表面には、端部梱包バンド２が通る位置よ
りも端部梱包用段ボール４側へ少しずれた位置（梱包バ
ンド２の側方）にホットメルト樹脂材料による突起６が
溶着されている。この突起６は、各端部間梱包用段ポー
ル５．５の折り曲げられた角陵部を直交して通るように
形成されている。これら突起６は、端部梱包バンド２か
バンド掛は機（図示省略）によって巻き掛けられると同
時に付されるようになっている。

前記実施例にみるように、端部梱包バンド２のずれは突
起（凸状部）６があるため阻止されるので、輸送途上に
おいて端部梱包バンド２が抜けるようなことがなく、こ
れにより、同ハント２が端部梱包用段ポール４を妻面に
確実に保１．５されるので、同段ポール４が抜は落ちて
被梱包物１に傷がつくような恐れがない。

第２図（ａｌおよび（ｂｌは、端部梱包用段ボール４が
端部間梱包用段ボール５よりも外側に配置され、端部梱
包用段ボール４の外周面を端部梱包バンド２が通ってい
る梱包物についての一例である。この−例では、端部梱
包用段ボール４の端部梱包バンド２よりも端部間梱包用
段ポール５側に少しずれたところに同じくホントメルト
樹脂材料による突起が設けられている。

この−例においては、端部梱包バンド２が突起６に当接
することによって端部梱包用段ボール４の抜けが直接的
に阻止されるようになっている。

上記実施例では、いずれも、段ポール４．５のどちらか
片方のみに突起６が形成されていた。このように、突起
６を外れやすいバンドに対してのみ形成してもよいが、
すべてのバンドに対し形成してもよい。

梱包用が段ボールであったが、他のシート状材でもよい
。段ボール箱のようなものであってもよい。

また、突起の形成時点は、梱包バンド掛けと同時になさ
れてもよく、バンド掛けの前あるいは後のいずれかでな
されてもよい。梱包バンド掛けと同時の場合、公知のバ
ンド掛は機にホントメルト溶着手段が設けられ、バンド
掛けと同時に自動的に突起形成がなされるようになって
いると、いっそう便利なものとなる。

梱包バンドずれ阻止用の突起の形成もボットメルトに限
らず、段ボール面の当該個所自体が凸状に形成されてい
るようなものでもよい。

なお、第３図および第４図にみるものは、同じく端部梱
包用段ボール４の抜けを阻止するようにした他の例をあ
られしている。

第３図（ａｌおよび（ｂｌにみる一例は、端部間梱包用
段ボール５にスリット（切れ込み）７が形成されていて
、端部梱包バンド２の巻き締めによって、スリット７の
手前であるバンド２側が低く、他方が高くなって段差が
形成されるようになっている。段差の個所がバンド２の
係止部（凸状部）８となって、バンド２の抜けが阻止さ
れるようになっている。

第４図＋ａｌおよび（ｂ）にみる−例は、端部梱包用段
ボール４にスリット７が形成されていて、端部梱包バン
ド２の巻き締めによって、同じく係止部８が形成される
ようになっている。端部梱包用段ボール４は、係止部８
がバンド２に係止されて抜は止めされるようにされてい
る。

上記実施例では、いずれも、段ボール４．５のどちらか
片方のみにスリット７が形成されていた。このように、
スリット７を外れやすいバンドに対してのみ形成しても
よいが、すべてのバンドに対し形成してもよい。

また、スリットの形成時点は、梱包バンド掛けと同時に
なされてもよく、バント′掛けの前でなされてもよい。

梱包バンド掛けと同時の場合、公知のバンド掛は機にス
リット形成手段が設けられ、バンド掛けと同時に自動的
にスリット形成がなされるようになっていると、いっそ
う便利なものとなる。

第１図や第２図のものに比べて、梱包が終わったあとス
リット７を形成できないということはあるが、スリット
７の形成は刃のようなものでこと足りるので非常に手軽
に用いることができるという利点がある。

〔発明の効果〕

以上にみてきたように、この発明にかかる梱包物は、梱
包ハントずれ阻止用の凸状部が梱包バンドの側方におけ
る梱包材表面に形成されている構成となっている。その
ため、輸送途−ヒなどにおいて梱包が解けて被梱包物に
傷がつかないようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図ｆａｔ、（ｂｌは、この発明にかかる梱包物の一
例をあられしていて、同図（ａｌはその斜視図、同図ｔ
ｂ）は、その要部拡大図である。第２図［ａ）、（ｂ）
は、他の一例をあられしていて、同図（ａｌはその斜視
図、同図価）は、その要部拡大図である。第３図ｆａ）
、（ｂｌは、スリットにより抜は止めをした一例をあら
れしていて、同図ｆａｌはその斜視図、同図（ｂ）は、
その要部拡大図である。第４図（ａ）、（ｈ）は、スリ
ットにより抜は止めをした他の一例をあられしていて、
同図（ａｌはその斜視図、同図（ｂ）は、その要部拡大
図である。第５図および第６図は、それぞれ、従来の梱
包物の斜視図である。 １・・・被梱包物　　２・・・端部梱包バンド　　４・
・・端部梱包用段ホール　　５・・・端部間梱包用段ボ
ール　　６・・・突起（凸状部） 代理人　弁理士　　松　本　武　彦 第１図 第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被梱包物が梱包材で包まれているとともに、この
   梱包材の上から梱包バンドが巻き掛けられて梱包がなさ
   れている梱包物において、前記梱包バンドずれ阻止用の
   凸状部が梱包バンドの側方における前記梱包材表面に形
   成されていることを特徴とする梱包物。