JPS6333214B2 - - Google Patents
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- JPS6333214B2 JPS6333214B2 JP55179164A JP17916480A JPS6333214B2 JP S6333214 B2 JPS6333214 B2 JP S6333214B2 JP 55179164 A JP55179164 A JP 55179164A JP 17916480 A JP17916480 A JP 17916480A JP S6333214 B2 JPS6333214 B2 JP S6333214B2
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- rotating cylinder
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- signal
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録再生装置に関し、その目的
は、例えば映像情報を記録再生する磁気記録再生
装置(以下VTRと称す)において、回転ヘツド
を内蔵した回転シリンダ近傍の湿度値を検出し、
結露状態においては磁気テープの走行を停止させ
ると共に、結露以前の高湿度状態においては、乾
燥用の熱源もしくは高湿度状態を知らせる警告手
段を動作させて、強制的に乾燥させるかもしくは
VTRの操作者に警告を与えることができるよう
にすることである。
は、例えば映像情報を記録再生する磁気記録再生
装置(以下VTRと称す)において、回転ヘツド
を内蔵した回転シリンダ近傍の湿度値を検出し、
結露状態においては磁気テープの走行を停止させ
ると共に、結露以前の高湿度状態においては、乾
燥用の熱源もしくは高湿度状態を知らせる警告手
段を動作させて、強制的に乾燥させるかもしくは
VTRの操作者に警告を与えることができるよう
にすることである。
近年のVTRは小型化が促進され、持ち運びが
容易である。特に屋外で使用するポータブル
VTRは自由に操作場所を変えて使用することが
可能である。このようにVTRを種々の環境条件
で使用する場合には、結露による問題が発生す
る。例えば、冷たい場所で使用したVTRを暖い
場所に移動してすぐに用いる場合、比較的熱容量
の大きな回転シリンダの温度は急に上昇せず、こ
のため回転シリンダ近傍の相対湿度値は増大し、
回転シリンダ表面に水滴が付着する結露現象が生
じる。結露状態でテープを走行させた場合、テー
プは回転シリンダ表面に吸着して回転シリンダを
ロツクするため、テープやヘツドあるいはモータ
等の損傷を引き起こす。
容易である。特に屋外で使用するポータブル
VTRは自由に操作場所を変えて使用することが
可能である。このようにVTRを種々の環境条件
で使用する場合には、結露による問題が発生す
る。例えば、冷たい場所で使用したVTRを暖い
場所に移動してすぐに用いる場合、比較的熱容量
の大きな回転シリンダの温度は急に上昇せず、こ
のため回転シリンダ近傍の相対湿度値は増大し、
回転シリンダ表面に水滴が付着する結露現象が生
じる。結露状態でテープを走行させた場合、テー
プは回転シリンダ表面に吸着して回転シリンダを
ロツクするため、テープやヘツドあるいはモータ
等の損傷を引き起こす。
この問題を解決するため、従来のVTRでは結
露検出素子を設け、結露を検出した場合にはテー
プの走行を停止させ、熱源を起動させて露を除去
するか、もしくは自然乾燥により結露状態を回避
していた。しかし結露検出素子を用いる従来の方
法では、結露状態でしか高湿度状態を検出できな
いという問題があると共に、通常の抵抗変化型の
結露検出素子は応答性が遅いため、回転シリンダ
表面よりも時間遅れをもつて結露し、乾燥時には
回転シリンダ表面よりも時間遅れをもつて結露状
態が解除されるという問題があつた。またVTR
においてはテープの走行を規制する案内ポスト類
や固定シリンダなど、テープと接する固定部が多
く、このため結露状態にならなくても高湿度状
態、例えば70%程度の湿度値になると、テープと
固定部とでステイツクスリツプを生じ、テープが
長手方向に振動する。この振動はテープの鳴き現
象といわれ、音声信号に対してはワウ・フラツタ
を増加させ、再生画像においては画像の揺れとな
つて現われるため、高湿度状態でテープを走行さ
せることは好ましくない。したがつて、VTRに
おいては結露状態だけでなく高湿度状態をも検知
する手段を備えることが望ましいが、従来の
VTRに用いられている結露検出素子では結露以
前の高湿度状態を検知することは困難であつた。
露検出素子を設け、結露を検出した場合にはテー
プの走行を停止させ、熱源を起動させて露を除去
するか、もしくは自然乾燥により結露状態を回避
していた。しかし結露検出素子を用いる従来の方
法では、結露状態でしか高湿度状態を検出できな
いという問題があると共に、通常の抵抗変化型の
結露検出素子は応答性が遅いため、回転シリンダ
表面よりも時間遅れをもつて結露し、乾燥時には
回転シリンダ表面よりも時間遅れをもつて結露状
態が解除されるという問題があつた。またVTR
においてはテープの走行を規制する案内ポスト類
や固定シリンダなど、テープと接する固定部が多
く、このため結露状態にならなくても高湿度状
態、例えば70%程度の湿度値になると、テープと
固定部とでステイツクスリツプを生じ、テープが
長手方向に振動する。この振動はテープの鳴き現
象といわれ、音声信号に対してはワウ・フラツタ
を増加させ、再生画像においては画像の揺れとな
つて現われるため、高湿度状態でテープを走行さ
せることは好ましくない。したがつて、VTRに
おいては結露状態だけでなく高湿度状態をも検知
する手段を備えることが望ましいが、従来の
VTRに用いられている結露検出素子では結露以
前の高湿度状態を検知することは困難であつた。
本発明は上記の点に鑑み、湿度検出器を用い
て、結露以前の高湿度状態では乾燥用の熱風源も
しくは高湿度状態を知らせる警告手段を動作さ
せ、結露状態ではテープの走行を停止させるよう
にしたVTRを提供するものであり、以下湿度検
出器として静電容量変化型湿度検出器を用いた実
施例を図面に基づいて説明する。
て、結露以前の高湿度状態では乾燥用の熱風源も
しくは高湿度状態を知らせる警告手段を動作さ
せ、結露状態ではテープの走行を停止させるよう
にしたVTRを提供するものであり、以下湿度検
出器として静電容量変化型湿度検出器を用いた実
施例を図面に基づいて説明する。
先ず湿度検出器について説明する。陽極酸化法
によつて形成された酸化タンタル膜は、雰囲気中
の水分をその相対湿度に応じて可逆的に吸脱着す
ることが知られている。この酸化タンタル膜と二
酸化マンガン感湿補助層と対向電極とによつて構
成された湿度検出素子は、相対湿度の変化を請電
容量の変化に変換する。このような湿度検出素子
は、直線性に優れ、感湿応答性が速く、ヒステリ
シスが小さく、小型であり、検出回路の構成を簡
単にできるなどの優れた特徴を有している。第1
図は前記湿度検出素子を用いた湿度検出器の断面
図で、1はタンタル線であり、該タンタル線1の
表面は、誘電性感湿膜として機能する厚さ500〜
1000Åの酸化タンタル膜2によつて覆われてお
り、該酸化タンタル膜2の表面は、水蒸気透過性
の二酸化マンガン層3によつて覆われている。ま
たこの二酸化マンガン層3の表面は、炭素層と銀
層とから成る対向電極4によつて覆われており、
該対向電極4は、通気孔5を有する金属ケース6
内に位置し、はんだ層7を介して該金属ケース6
と電気的に接続されている。前記タンタル線1に
は陽極リード8が、また前記金属ケース6には陰
極リード9がそれぞれ接続されており、これら陽
極リード8と陰極リード9との間の静電容量は、
酸化タンタル膜2表面の水蒸気量に比例して可逆
的に変化する。上記構造の湿度検出器10は、第
2図に示すように、相対湿度の変化に対して広い
範囲にわたつて静電容量が直線的に変化し、また
周囲温度の変化に対しては、同一の相対湿度での
静電容量は変化するものの、相対湿度の変化に対
する静電容量の変化の割合すなわち感湿感度は温
度に関係なく常に一定である。なお第2図におい
て、横軸は相対湿度、縦軸は静電容量である。
によつて形成された酸化タンタル膜は、雰囲気中
の水分をその相対湿度に応じて可逆的に吸脱着す
ることが知られている。この酸化タンタル膜と二
酸化マンガン感湿補助層と対向電極とによつて構
成された湿度検出素子は、相対湿度の変化を請電
容量の変化に変換する。このような湿度検出素子
は、直線性に優れ、感湿応答性が速く、ヒステリ
シスが小さく、小型であり、検出回路の構成を簡
単にできるなどの優れた特徴を有している。第1
図は前記湿度検出素子を用いた湿度検出器の断面
図で、1はタンタル線であり、該タンタル線1の
表面は、誘電性感湿膜として機能する厚さ500〜
1000Åの酸化タンタル膜2によつて覆われてお
り、該酸化タンタル膜2の表面は、水蒸気透過性
の二酸化マンガン層3によつて覆われている。ま
たこの二酸化マンガン層3の表面は、炭素層と銀
層とから成る対向電極4によつて覆われており、
該対向電極4は、通気孔5を有する金属ケース6
内に位置し、はんだ層7を介して該金属ケース6
と電気的に接続されている。前記タンタル線1に
は陽極リード8が、また前記金属ケース6には陰
極リード9がそれぞれ接続されており、これら陽
極リード8と陰極リード9との間の静電容量は、
酸化タンタル膜2表面の水蒸気量に比例して可逆
的に変化する。上記構造の湿度検出器10は、第
2図に示すように、相対湿度の変化に対して広い
範囲にわたつて静電容量が直線的に変化し、また
周囲温度の変化に対しては、同一の相対湿度での
静電容量は変化するものの、相対湿度の変化に対
する静電容量の変化の割合すなわち感湿感度は温
度に関係なく常に一定である。なお第2図におい
て、横軸は相対湿度、縦軸は静電容量である。
第3図はVTRの要部回路ブロツク図、第4図
A,Bは第3図の各部信号波形図で、Aは湿度が
低い場合、Bは湿度が高い場合をそれぞれ示して
いる。11は発振器で、その出力信号aより、第
1図に示す静電容量変化型の湿度検出器10と抵
抗ブロツク12とを時定数回路として含む台形波
発生回路13と、信号aの立下がりによつて準安
定状態となる単安定マルチバイブレータ14とを
駆動する。台形波bの傾斜部分の時間の長さは、
湿度検出器10の容量と抵抗ブロツク12の抵抗
値の積により決定される。前記湿度検出器10は
回転シリンダ(図示せず)の近傍に設置されてお
り、したがつて回転シリンダ近傍の相対湿度の変
化に応じて台形波bの傾きが変化する。すなわち
湿度が低い時は、第2図に示したように湿度検出
器10の静電容量は小さいので、第4図Aのよう
に台形波bの傾きは急である。湿度が高くなる
と、湿度検出器10の静電容量が増加し、第4図
Bに示すように台形波bの傾きは緩くなる。とこ
ろで、湿度検出器10は第2図に示すように温度
が上昇すると静電容量が増加するので、抵抗ブロ
ツク12として単なる抵抗のみを用いたのでは、、
温度変化による誤差を生じてしまう。そこで、例
えばサーミスタ等の負の温度−抵抗値変換特性を
有する半導体抵抗素子15と抵抗16,17とに
より、台形波bの傾斜部分の時間を決めるもう一
つの要素である抵抗ブロツク12を構成し、温度
変化による湿度検出器10の静電容量の変化に対
して抵抗ブロツク12の抵抗値が反比例するよう
にしている。したがつて、湿度検出器10の静電
容量の温度に対する変化が補償され、台形波bの
傾きは温度に関係なく湿度の変化に対してのみ変
化する。前記単安定マルチバイブレータ14は前
記発振器11の出力信号aを一定時間遅延させる
ための単安定マルチバイブレータであり、該単安
定マルチバイブレータ14の出力信号cを微分回
路18により微分して得られた信号dにより台形
波bの傾斜部分をサンプル・アンド・ホールドす
る。前記単安定マルチバイブレータ14の遅延時
間は湿度によらず一定であるので、台形波bの傾
きが緩やかであれば、サンプリングされる電圧は
低くなる。すなわち、湿度が高くなると、サンプ
ル・アンド・ホールド回路19の出力eは低くな
る。この出力eをシユミツトトリガ回路20へ入
力し、2値信号に変化する。前記シユミツトトリ
ガ回路20のしきい値は、結露点付近の高湿度値
に対応するように設定されている。前記2値化さ
れた回転は、テープ走行停止信号として停止手段
21に出力される。これにより、結露など、、急
激に湿度が上昇して、テープやヘツドあるいはモ
ータ等に損傷を引き起こす恐れのある場合、テー
プ走行の停止処置を行なう。
A,Bは第3図の各部信号波形図で、Aは湿度が
低い場合、Bは湿度が高い場合をそれぞれ示して
いる。11は発振器で、その出力信号aより、第
1図に示す静電容量変化型の湿度検出器10と抵
抗ブロツク12とを時定数回路として含む台形波
発生回路13と、信号aの立下がりによつて準安
定状態となる単安定マルチバイブレータ14とを
駆動する。台形波bの傾斜部分の時間の長さは、
湿度検出器10の容量と抵抗ブロツク12の抵抗
値の積により決定される。前記湿度検出器10は
回転シリンダ(図示せず)の近傍に設置されてお
り、したがつて回転シリンダ近傍の相対湿度の変
化に応じて台形波bの傾きが変化する。すなわち
湿度が低い時は、第2図に示したように湿度検出
器10の静電容量は小さいので、第4図Aのよう
に台形波bの傾きは急である。湿度が高くなる
と、湿度検出器10の静電容量が増加し、第4図
Bに示すように台形波bの傾きは緩くなる。とこ
ろで、湿度検出器10は第2図に示すように温度
が上昇すると静電容量が増加するので、抵抗ブロ
ツク12として単なる抵抗のみを用いたのでは、、
温度変化による誤差を生じてしまう。そこで、例
えばサーミスタ等の負の温度−抵抗値変換特性を
有する半導体抵抗素子15と抵抗16,17とに
より、台形波bの傾斜部分の時間を決めるもう一
つの要素である抵抗ブロツク12を構成し、温度
変化による湿度検出器10の静電容量の変化に対
して抵抗ブロツク12の抵抗値が反比例するよう
にしている。したがつて、湿度検出器10の静電
容量の温度に対する変化が補償され、台形波bの
傾きは温度に関係なく湿度の変化に対してのみ変
化する。前記単安定マルチバイブレータ14は前
記発振器11の出力信号aを一定時間遅延させる
ための単安定マルチバイブレータであり、該単安
定マルチバイブレータ14の出力信号cを微分回
路18により微分して得られた信号dにより台形
波bの傾斜部分をサンプル・アンド・ホールドす
る。前記単安定マルチバイブレータ14の遅延時
間は湿度によらず一定であるので、台形波bの傾
きが緩やかであれば、サンプリングされる電圧は
低くなる。すなわち、湿度が高くなると、サンプ
ル・アンド・ホールド回路19の出力eは低くな
る。この出力eをシユミツトトリガ回路20へ入
力し、2値信号に変化する。前記シユミツトトリ
ガ回路20のしきい値は、結露点付近の高湿度値
に対応するように設定されている。前記2値化さ
れた回転は、テープ走行停止信号として停止手段
21に出力される。これにより、結露など、、急
激に湿度が上昇して、テープやヘツドあるいはモ
ータ等に損傷を引き起こす恐れのある場合、テー
プ走行の停止処置を行なう。
一方、前記サンプル・アンド・ホールド回路1
9の出力eは、前記シユミツトトリガ回路20の
しきい値に対応する湿度よりも低い湿度に対応す
るしきい値を有するシユミツトトリガ回路22に
も入力され、2値信号に変換される。この2値信
号により、熱源もしくは警告手段23を、2値信
号が低湿度時の値になるまで動作させる。熱源は
回転シリンダを乾燥させるものであり、警告部は
発光ダイオードやブザー等により光あるいは音に
よつて高湿度であることを報知するものである。
なお2ヘツド式VTRにおいては、ヘツド切換信
号などが既に得られているので、この信号を用い
れば発振器11は不要となり、回路を簡略化でき
る。
9の出力eは、前記シユミツトトリガ回路20の
しきい値に対応する湿度よりも低い湿度に対応す
るしきい値を有するシユミツトトリガ回路22に
も入力され、2値信号に変換される。この2値信
号により、熱源もしくは警告手段23を、2値信
号が低湿度時の値になるまで動作させる。熱源は
回転シリンダを乾燥させるものであり、警告部は
発光ダイオードやブザー等により光あるいは音に
よつて高湿度であることを報知するものである。
なお2ヘツド式VTRにおいては、ヘツド切換信
号などが既に得られているので、この信号を用い
れば発振器11は不要となり、回路を簡略化でき
る。
第5図は別の実施例を示す回路ブロツク図であ
り、第3図に示す構成要素と同一の構成要素には
同一の符号を付してその説明を省略する。24は
発振器11の出力により駆動される単安定マルチ
バイブレータで、該単安定マルチバイブレータ2
4は、湿度検出器10の静電容量と抵抗ブロツク
12の抵抗値とによつて準安定状態の時間を決定
されており、この時間は相対湿度と直線関係を有
している。したがつて発振器11の出力は、単安
定マルチバイブレータ24を通すことによつて、
相対湿度によりパルス幅変調される。このパルス
幅変調された信号を、コイル25及びコンデンサ
26から成るローパスフイルタ27により平滑
し、電圧値に変換する。この電圧値は相対湿度に
対応している。このローパスフイルタ27の出力
を第3図のサンプル・アンド・ホールド回路19
の出力eの代わりに用いることにより、第3図に
示す実施例と同様の動作を行なうのである。
り、第3図に示す構成要素と同一の構成要素には
同一の符号を付してその説明を省略する。24は
発振器11の出力により駆動される単安定マルチ
バイブレータで、該単安定マルチバイブレータ2
4は、湿度検出器10の静電容量と抵抗ブロツク
12の抵抗値とによつて準安定状態の時間を決定
されており、この時間は相対湿度と直線関係を有
している。したがつて発振器11の出力は、単安
定マルチバイブレータ24を通すことによつて、
相対湿度によりパルス幅変調される。このパルス
幅変調された信号を、コイル25及びコンデンサ
26から成るローパスフイルタ27により平滑
し、電圧値に変換する。この電圧値は相対湿度に
対応している。このローパスフイルタ27の出力
を第3図のサンプル・アンド・ホールド回路19
の出力eの代わりに用いることにより、第3図に
示す実施例と同様の動作を行なうのである。
第6図はさらに別の実施例を示す回路ブロツク
図であり、第3図および第5図に示す構成要素と
同一の構成要素には同一の符号を付してその説明
を省略する。この実施例は、クロツク信号発生回
路28から出力された基準クロツク信号を分周器
29で分周して得られたトリガ信号により準安定
状態となつた単安定マルチバイブレータ24の準
安定状態の時間を、前記基準クロツク信号を用い
て計数するように構成したものである。単安定マ
ルチバイブレータ24の準安定状態の時間は、第
5図に示す実施例で説明したように、相対湿度と
直線関係を有している。前記クロツク信号発生回
路28は単安定マルチバイブレータ24の準安定
状態の時間に比べて充分に短かい周期をもつ基準
クロツク信号を発生し、この基準クロツク信号は
ゲート30を介してカウンタ31に入力される。
ゲート30は単安定マルチバイブレータ24が準
安定状態の時にのみ開かれるので、カウンタ31
は単安定マルチバイブレータ24の準安定状態の
時間の長さを計数することとなる。ただし、カウ
ンタ31の内容は分周器29の信号によりリセツ
トされる。相対湿度が高くなると、単安定マルチ
バイブレータ24の準安定期間は長くなるため、
カウンタ31の計数値が増加する。カウンタ31
は結露点に相当する計数値でオーバーフローする
ように設定されている。カウンタ31がオーバー
フローすると、オーバーフロー信号が停止手段2
1に出力され、テープ走行が停止する、一方、カ
ウンタ31の計数値出力は大小判別回路32に入
力される。この大小判別回路32は、カウンタ3
1の計数値が、結露点には達しないがテープが正
常に走行できない程度の高湿度状態に対応する計
数値になつた時に熱源もしくは警告手段23に動
作信号を出力する。これにより熱源もしくは警告
手段23が動作し、熱源により回転シリンダの周
囲が強制的に乾燥されるか、あるいは警告部によ
り光あるいは音により警報が発せられる。
図であり、第3図および第5図に示す構成要素と
同一の構成要素には同一の符号を付してその説明
を省略する。この実施例は、クロツク信号発生回
路28から出力された基準クロツク信号を分周器
29で分周して得られたトリガ信号により準安定
状態となつた単安定マルチバイブレータ24の準
安定状態の時間を、前記基準クロツク信号を用い
て計数するように構成したものである。単安定マ
ルチバイブレータ24の準安定状態の時間は、第
5図に示す実施例で説明したように、相対湿度と
直線関係を有している。前記クロツク信号発生回
路28は単安定マルチバイブレータ24の準安定
状態の時間に比べて充分に短かい周期をもつ基準
クロツク信号を発生し、この基準クロツク信号は
ゲート30を介してカウンタ31に入力される。
ゲート30は単安定マルチバイブレータ24が準
安定状態の時にのみ開かれるので、カウンタ31
は単安定マルチバイブレータ24の準安定状態の
時間の長さを計数することとなる。ただし、カウ
ンタ31の内容は分周器29の信号によりリセツ
トされる。相対湿度が高くなると、単安定マルチ
バイブレータ24の準安定期間は長くなるため、
カウンタ31の計数値が増加する。カウンタ31
は結露点に相当する計数値でオーバーフローする
ように設定されている。カウンタ31がオーバー
フローすると、オーバーフロー信号が停止手段2
1に出力され、テープ走行が停止する、一方、カ
ウンタ31の計数値出力は大小判別回路32に入
力される。この大小判別回路32は、カウンタ3
1の計数値が、結露点には達しないがテープが正
常に走行できない程度の高湿度状態に対応する計
数値になつた時に熱源もしくは警告手段23に動
作信号を出力する。これにより熱源もしくは警告
手段23が動作し、熱源により回転シリンダの周
囲が強制的に乾燥されるか、あるいは警告部によ
り光あるいは音により警報が発せられる。
以上説明したように、本発明にかかる磁気記録
再生装置によれば、回転シリンダの表面に露が付
着する以前の高湿度の状態で、回転シリンダの周
囲を強制的に乾燥させるか、もしくはテープが正
常に走行できない状態になつたことを操作者に報
知し得、したがつて常に湿度を一定値以下に保持
することが可能である。また極めて急激な温度上
昇による結露に対しては、テープ走行を停止させ
て装置の保護を図り得る。
再生装置によれば、回転シリンダの表面に露が付
着する以前の高湿度の状態で、回転シリンダの周
囲を強制的に乾燥させるか、もしくはテープが正
常に走行できない状態になつたことを操作者に報
知し得、したがつて常に湿度を一定値以下に保持
することが可能である。また極めて急激な温度上
昇による結露に対しては、テープ走行を停止させ
て装置の保護を図り得る。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は湿度検
出器の断面図、第2図は湿度検出器の特性説明
図、第3図は磁気記録再生装置の要部回路ブロツ
ク図、第4図A,Bは第3図に示す回路ブロツク
の各部信号波形図、第5図および第6図はそれぞ
れ別の実施例における要部回路ブロツク図であ
る。 10……湿度検出器、11……発振器、12…
…抵抗ブロツク、13……台形波発生回路、1
4,24……単安定マルチバイブレータ、18…
…微分回路、19……サンプル・アンド・ホール
ド回路、20,22……シユミツトトリガ回路、
21……停止手段、27……ローパスフイルタ、
28……クロツク信号発生回路、29……分周
器、30……ゲート、31……カウンタ、32…
…大小判別回路。
出器の断面図、第2図は湿度検出器の特性説明
図、第3図は磁気記録再生装置の要部回路ブロツ
ク図、第4図A,Bは第3図に示す回路ブロツク
の各部信号波形図、第5図および第6図はそれぞ
れ別の実施例における要部回路ブロツク図であ
る。 10……湿度検出器、11……発振器、12…
…抵抗ブロツク、13……台形波発生回路、1
4,24……単安定マルチバイブレータ、18…
…微分回路、19……サンプル・アンド・ホール
ド回路、20,22……シユミツトトリガ回路、
21……停止手段、27……ローパスフイルタ、
28……クロツク信号発生回路、29……分周
器、30……ゲート、31……カウンタ、32…
…大小判別回路。
Claims (1)
- 1 回転シリンダの近傍に位置する湿度検出器
と、該湿度検出器に接続されて前記回転シリンダ
近傍の湿度に応じた信号を発生する信号発生手段
と、該信号発生手段の出力が入力されて前記回転
シリンダ近傍の湿度が第1の所定値を越えた時に
前記回転シリンダの周囲を乾燥させる装置もしく
は警報を発する装置を動作させる手段と、前記信
号発生手段の出力が入力されて前記回転シリンダ
近傍の湿度が前記第1の所定値よりも高い第2の
所定値を越えた時に磁気テープの走行を停止させ
る手段とを設けたことを特徴とする磁気記録再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55179164A JPS57103147A (en) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | Magnetic recorder and reproducer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55179164A JPS57103147A (en) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | Magnetic recorder and reproducer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57103147A JPS57103147A (en) | 1982-06-26 |
JPS6333214B2 true JPS6333214B2 (ja) | 1988-07-04 |
Family
ID=16061053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55179164A Granted JPS57103147A (en) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | Magnetic recorder and reproducer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57103147A (ja) |
-
1980
- 1980-12-17 JP JP55179164A patent/JPS57103147A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57103147A (en) | 1982-06-26 |
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