JPS6333125Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6333125Y2 JPS6333125Y2 JP1982174433U JP17443382U JPS6333125Y2 JP S6333125 Y2 JPS6333125 Y2 JP S6333125Y2 JP 1982174433 U JP1982174433 U JP 1982174433U JP 17443382 U JP17443382 U JP 17443382U JP S6333125 Y2 JPS6333125 Y2 JP S6333125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- inner sphere
- guide pin
- spherical container
- gravity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 6
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Toys (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として車載用に利用されるものであ
るがこれに限定されることなく広く一般にも応用
される処の球状容器中の球体の三次元方向の動き
を制御する傾斜計に関するものである。
るがこれに限定されることなく広く一般にも応用
される処の球状容器中の球体の三次元方向の動き
を制御する傾斜計に関するものである。
従来に於けるこの種傾斜計は軸受け構造を有す
るために軸が支点となり加速が加わつた時に回転
トルクを発生する惧れがある。従つて車載した際
に傾斜度合の他に加速度をも表示する欠点があつ
た。
るために軸が支点となり加速が加わつた時に回転
トルクを発生する惧れがある。従つて車載した際
に傾斜度合の他に加速度をも表示する欠点があつ
た。
又、小型化がその構造上極めて困難であつた。
本考案はこれらの点に鑑みなされたもので以下
に図示の実施例に基きその内容について説明す
る。
に図示の実施例に基きその内容について説明す
る。
１は空気流通孔２を頂部に穿つた球状容器でそ
の内側に案内ピン３を突設してある。
の内側に案内ピン３を突設してある。
４は球状容器１内に収容した中空状の内部球体
で中空室５内に重錘６を取付けてある。
で中空室５内に重錘６を取付けてある。
７は球状容器１内に充填した粘性のある液体と
してのオイルで重錘６を含む内部球体４と該液体
７との比重を同一としてある。
してのオイルで重錘６を含む内部球体４と該液体
７との比重を同一としてある。
而して、内部球体４の摺動損失は小さく、又ダ
ンパ効果も生じ余計な振動加速に基く揺動を防止
することが出来る。
ンパ効果も生じ余計な振動加速に基く揺動を防止
することが出来る。
又、内部球体４の浮力の中心と重心とを鉛直線
上（Ｚ軸）に一致せしめ且つ常に浮力の中心に対
して重心が下方向にくるようにしてある。
上（Ｚ軸）に一致せしめ且つ常に浮力の中心に対
して重心が下方向にくるようにしてある。
８は内部球体４に前記鉛直線上（Ｚ軸）に沿つ
て縦長に穿設せしめた溝部で、前記球状容器１の
案内ピン３を遊嵌せしめて前記Ｚ軸方向及び案内
ピン３を支点（Ｘ軸）とした左右偏角回転方向
（YZ平面内）に対してフリーな状態に成してあ
る。
て縦長に穿設せしめた溝部で、前記球状容器１の
案内ピン３を遊嵌せしめて前記Ｚ軸方向及び案内
ピン３を支点（Ｘ軸）とした左右偏角回転方向
（YZ平面内）に対してフリーな状態に成してあ
る。
９は取付け部材である。
而して、前後左右方向の傾斜のみを同一面、同
一視覚方向にて独立に表示出来る。
一視覚方向にて独立に表示出来る。
次に叙上の構成より成る本考案の作動態様につ
いて説明する。
いて説明する。
第１図の状態に於いて球状容器１が矢標Ａ方向
に傾斜すると内部球体４は矢標Ｂ方向に溝部８、
案内ピン３を介して偏角回動する力が作用し、常
に傾斜に対して初期の姿勢を保つように作用す
る。
に傾斜すると内部球体４は矢標Ｂ方向に溝部８、
案内ピン３を介して偏角回動する力が作用し、常
に傾斜に対して初期の姿勢を保つように作用す
る。
従つて、前後方向の傾斜度合を知認することが
出来る。又、第２図の状態に於いて球状容器１が
矢標Ｃ方向に傾斜すると内部球体４は案内ピン３
を支点として矢標Ｄ方向に偏角回動する力が作用
し常に傾斜に対して初期の姿勢を保つように作用
する。
出来る。又、第２図の状態に於いて球状容器１が
矢標Ｃ方向に傾斜すると内部球体４は案内ピン３
を支点として矢標Ｄ方向に偏角回動する力が作用
し常に傾斜に対して初期の姿勢を保つように作用
する。
従つて、左右方向の傾斜度合を知認することが
出来る。
出来る。
而して、本考案は叙上の如き構成及び作用を有
するものであり、特に従来の如く軸受構造を有し
ないので加速度を表示することなく前後左右方向
の傾斜のみを同一面上にて独立に表示できその精
度高く信頼性が大であると共に構造が簡単で部品
点数少なくコンパクト化が容易であり、又液体と
内部球体との比重を同一にし且つ液体の粘性を高
めたことで内部球体の摺動損失を小とすることと
同時にダンパ効果をも発揮することが出来、車両
等の振動に対して内部球体が揺れ動く惧れが全く
なく、又更に視覚範囲内に液体と内部球体との間
の吃水線を生じることもない等の多大なる効果が
ある。
するものであり、特に従来の如く軸受構造を有し
ないので加速度を表示することなく前後左右方向
の傾斜のみを同一面上にて独立に表示できその精
度高く信頼性が大であると共に構造が簡単で部品
点数少なくコンパクト化が容易であり、又液体と
内部球体との比重を同一にし且つ液体の粘性を高
めたことで内部球体の摺動損失を小とすることと
同時にダンパ効果をも発揮することが出来、車両
等の振動に対して内部球体が揺れ動く惧れが全く
なく、又更に視覚範囲内に液体と内部球体との間
の吃水線を生じることもない等の多大なる効果が
ある。
第１図は本考案品の縦断側面図、第２図は同じ
く要部の縦断正面図である。 １……球状容器、３……案内ピン、４……内部
球体、６……重錘、８……溝部。
く要部の縦断正面図である。 １……球状容器、３……案内ピン、４……内部
球体、６……重錘、８……溝部。
Claims (1)
- 浮力の中心と重心とを鉛直線上（ｚ軸）に一致
させ且つ常に浮力の中心に対して重心が下にくる
ように成した内部球体４に於いて、該内部球体４
に前記鉛直線上（Ｚ軸）に沿つて縦長に溝部８を
形成せしめると共に、該内部球体４を、案内ピン
３を内側に突設した球状容器１内に収容して該案
内ピン３を前記溝部８に遊嵌せしめる一方、前記
球状容器１内に前記内部球体４と同一比重を有す
るオイル等の粘性液体を充填した傾斜計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17443382U JPS5978913U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 傾斜計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17443382U JPS5978913U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 傾斜計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5978913U JPS5978913U (ja) | 1984-05-28 |
| JPS6333125Y2 true JPS6333125Y2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=30379745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17443382U Granted JPS5978913U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 傾斜計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5978913U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49144003U (ja) * | 1973-04-10 | 1974-12-12 |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP17443382U patent/JPS5978913U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5978913U (ja) | 1984-05-28 |
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