JPS6333120Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6333120Y2
JPS6333120Y2 JP5266783U JP5266783U JPS6333120Y2 JP S6333120 Y2 JPS6333120 Y2 JP S6333120Y2 JP 5266783 U JP5266783 U JP 5266783U JP 5266783 U JP5266783 U JP 5266783U JP S6333120 Y2 JPS6333120 Y2 JP S6333120Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
brick
arch
tip
corner
double
Prior art date
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Expired
Application number
JP5266783U
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English (en)
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JPS59158995U (ja
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Landscapes

  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二重傾斜炉スロート部アーチれんがの
改良に関する。特に石灰焼成炉において、石灰原
石(以下、単に原石と呼ぶ)と接触するアーチ先
端れんが形状を改良することによりアーチ先端れ
んがの寿命を延長することを日的とするものであ
る。
従来、第1図および第2図に示すごとく、二重
傾斜炉スロート部1のアーチ先端れんが2の周辺
においては、原石3の通路は対面側壁4とアーチ
先端れんが2が平行になつており、原石3の流下
抵抗、側圧はアーチ先端れんが2に大きな外力と
して作用している。また、アーチ先端れんが2下
端コーナー部5は直角形状に構成されており、コ
ーナー部5は二面加熱となつて熱応力を不均一に
受けている。それが原因でアーチ先端れんが2が
割れてアーチ先端れんが2の脱落がおき、アーチ
6全体の脱落へと発展する。このため、二重傾斜
炉スロート部は通常の寿命より短い0.5〜2年程
度でれんが積み修理を余儀なくされている。これ
らに対し、アーチ先端れんが2に適切な処置のな
されているものは従来なく、炉の操業停止、修理
の短期くり返しを行なつているため、経済的な損
失となり改良を望まれていた。
本考案はこのような従来の問題を解決し、二重
傾斜炉スロート部のアーチ先端れんが形状におい
て、原石に接触するアーチ先端れんが面を原石の
流下方向にアーチ先端れんがが狭まる傾斜を設
け、原石の通過断面を徐々に拡大することによ
り、原石の流下抵抗、側圧によるアーチ先端れん
が面への外力を緩和し、アーチ先端れんが下端の
コーナー部にコーナーカツト部を設けアーチ先端
れんがの割れ防止および原石の流れをスムーズに
し、アーチ先端れんがの寿命を延ばすことを目的
としている。
本考案の一実施態様を示す添付図面にもとづい
て説明する。第3図および第4図に示すごとく、
石灰原石3の流下方向に、アーチ先端れんが11
が狭まる傾斜12を設け、下端のコーナー部13
にコーナーカツト部14を設けた二重傾斜炉スロ
ート部10のアーチ先端れんが11である。
アーチ先端れんが11の傾斜角αは、3度未満
では原石3の通過断面の拡大があまりなく、従来
の平行状態と実質的に変わらない。また、15度を
超えるとアーチ先端れんが11上端の角度が実質
的に鋭角となり、アーチ先端れんが11の機械的
強度が弱く、熱応力も不均一となる割れ易い形状
となる。よつて、傾斜角αは3度〜15度の範囲に
設定し、原石3の通過断面を流下方向に徐々に拡
大することにより、アーチ先端れんが11への原
石3の流下抵抗、側圧を緩和する。それと共に、
アーチ先端れんが11下端のコーナー部13は原
石3の安息角35度〜50度に基いてコーナーカツト
を行ない、アーチ先端れんが11のコーナー部1
3にコーナーカツト部14を設ける。第4図に示
す、このコーナーカツト部14のa寸法はアーチ
先端れんが11単体の高さ寸法1/4未満では従来
の直角形状と実質的に変わりなく、二面加熱によ
る熱割れが発生する。また、1/2を超えるとアー
チ先端れんが11のb寸法が小さく(肉厚が薄
く)なつて、機械的強度が弱く、熱応力も不均一
となり割れ易い形状となる。よつて、コーナーカ
ツト部14のa寸法はアーチ先端れんが11単体
の高さ寸法の1/4〜1/2の範囲に設定する。これに
より、アーチ先端れんが11の熱割れを防止し、
原石3の流れをスムーズにする。
このように構成した二重傾斜炉スロート部のア
ーチ先端れんが11は、原石3の流下方向に傾斜
を設け、原石3の通過断面を徐々に拡大している
ために、原石3がスムーズに流れ原石3の流下抵
抗、側圧によるアーチ先端れんが11への外力を
緩和する。また、アーチ先端れんが11下端にコ
ーナーカツト部14を設けることで、二面加熱状
態が低減され熱分布が均一になり、熱応力による
割れが防止でき、原石3の流れもスムーズにな
る。
以上、本考案によれば、二重傾斜炉スロート部
の石灰原石の流れをスムーズにし、アーチ先端れ
んがの割れが防止でき、アーチ先端れんがの寿命
を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の二重傾斜炉スロート部部分斜視
図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は本
考案による二重傾斜炉スロート部の部分斜視図、
第4図は第3図の本考案によるアーチ先端れんが
部分縦断面拡大図であり、図中、3は石灰原石、
11はアーチ先端れんが、12はアーチ先端れん
がの傾斜部、14はアーチ先端れんがのコーナー
カツト部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 石灰原石3の流下方向にアーチ先端れんが1
    1が狭まる傾斜12を設け、下端のコーナー部
    13にコーナーカツト部14を設けた二重傾斜
    炉スロート部のアーチ先端れんが。 (2) コーナーカツト部14の水平方向寸法がアー
    チ先端れんが11の高さの1/4〜1/2である実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の二重傾斜炉ス
    ロート部のアーチ先端れんが。 (3) アーチ先端れんが11の斜傾角が3〜15度で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の二重
    傾斜炉スロート部のアーチ先端れんが。
JP5266783U 1983-04-11 1983-04-11 二重傾斜炉スロ−ト部のア−チ先端れんが Granted JPS59158995U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5266783U JPS59158995U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 二重傾斜炉スロ−ト部のア−チ先端れんが

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JP5266783U JPS59158995U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 二重傾斜炉スロ−ト部のア−チ先端れんが

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59158995U JPS59158995U (ja) 1984-10-25
JPS6333120Y2 true JPS6333120Y2 (ja) 1988-09-05

Family

ID=30183014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5266783U Granted JPS59158995U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 二重傾斜炉スロ−ト部のア−チ先端れんが

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Also Published As

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JPS59158995U (ja) 1984-10-25

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