JPS6333100Y2 - - Google Patents

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JPS6333100Y2
JPS6333100Y2 JP6903681U JP6903681U JPS6333100Y2 JP S6333100 Y2 JPS6333100 Y2 JP S6333100Y2 JP 6903681 U JP6903681 U JP 6903681U JP 6903681 U JP6903681 U JP 6903681U JP S6333100 Y2 JPS6333100 Y2 JP S6333100Y2
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JP
Japan
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tube
plates
tube element
refrigerant
pair
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JP6903681U
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JPS57182069U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、積層型エバポレータに関し、特にカ
ークーラ用の積層型エバポレータにおける凝縮水
の飛散防止構造に関する。
一般に、カークーラ用のエバポレータとして第
1図〜第3図に示すように、山部と谷部とがプレ
ス成形された一対のチユーブプレート1a,1b
の谷部と谷部とを対向接合し、山部と山部との間
隙により、多数の拡散流路21で形成される冷媒
蒸発室2と、この下部に連通する冷媒入口室3及
び上部に連通する冷媒出口室4とが内部に画成さ
れたチユーブエレメント1を多数並列し、これら
のチユーブエレメント1…間に蛇腹状のコルゲー
トフイン5を挟着した積層型エバポレータが提供
されている。しかしながらこの種のエバポレータ
は凝縮水の排水性が悪く、チユーブエレメント1
に溜つた水が空気流に乗つて室内に飛水するとい
う問題が指摘されている。
即ち、チユーブプレート1a及び1bは、その
周縁に谷部でなる外周接合面11が形成され、こ
の上下二辺部には冷媒入口室3及び冷媒出口室4
の外半周を囲むように折返しフランジ12が、又
左右二辺部には山部でなる耳板13が形成され、
該耳板13は上下端部において欠除され切欠き部
4となつている。従つて第1図に示す矢線方向
に導入された冷房用取入空気はチユーブエレメン
ト1に接触して冷却され、同時に空気中の水分は
凝縮水となり空気流によつてコルゲートフイン5
の表面上を吹流されて風下側端部に至り、ここで
谷部でなる接合面11と山部でなる耳板13とは縦
方向の導水路を形成しているから凝縮水はこれに
沿つて流下し、下部の折返しフランジ12部に溜
り、かつ切欠き部14,14は冷房用空気流の方向
と一致して開口しているから溜つた凝縮水は空気
流に乗つて室内に飛水することになる。尚、上記
折返しフランジ12部は該チユーブプレート1a,
1bのプレスによる型打ちにおいて周縁部の仕上
がり精度を確保するために便宜上付加される抑え
代ろから必然的に生じるものである。
本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたもの
で、各チユーブエレメントを構成する一対のチユ
ーブプレートの左右の耳板を、この左右二辺の直
線部の少くとも上限から下限まで連続形成し、か
つ排水用の切欠き部がチユーブエレメントの上下
左右対称位置に位置するようにし、空気中の水分
がチユーブエレメントにより冷却されて生じた凝
縮水が風下側端部に吹流され、ここで谷部でなる
チユーブプレートの外周接合面と山部でなる耳板
とで形成される縦方向の導水路を流下し、そのま
まチユーブエレメントの下面に位置する切欠き部
より排出され、凝縮水が冷房用空気流に乗つて室
内に飛水することがなく、しかもプレス型に共通
性をもたせ、かつ組立てミスの発生を回避できる
ようにした積層型エバポレータを提供することを
目的とする。
以下図面により本考案の実施例を説明する。第
4図に示すものはチユーブエレメント1を構成す
る一対のチユーブプレート1a,1bの左右の耳
板13を、この左右二辺の直線部の少くとも上限
から下限まで連続形成し、かつチユーブプレート
1a,1bの上部及び下部の折返しフランジ12
を左右端部において切除し、排水用の切欠き部1
がチユーブエレメント1の上面及び下面に位置
するようにしたものである。なお、チユーブエレ
メント1の上部は図示省略してある。
尚、本チユーブプレート1a,1bを成形する
に当り、チユーブプレート1a,1bの上縁部及
び下縁部に折返しフランジ12部が付加されてい
るから周縁部の仕上がり精度を損うことはない。
又第5図に示す実施例は、チユーブプレート1
a,1bの左右の耳板13を、この左右二辺の直
線部より更にチユーブプレート1a,1bの上面
及び下面にやや回り込ませて連続形成すると共に
折返しフランジ部を全く欠除し、チユーブエレメ
ント1のほぼ上部及び下部全面に亘り排水用の切
欠き部14としたものである。なお、第5図にお
いてもチユーブエレメント1の上部は省略してあ
る。ここで本チユーブプレート1a,1bは成形
に当り左右の耳板13をチユーブプレート1a,
1bの上面及び下面にやや回り込ませることによ
り、周縁部の仕上がり精度を確保することができ
るが、従来通り折返しフランジ部を付加して成形
した後これを切除してもよい。
以上説明したように本考案による積層型エバポ
レータでは、各チユーブエレメントを構成する一
対のチユーブプレートの左右の耳板を、この左右
二辺の直線部の少くとも上限から下限まで連続形
成し、又排水用の切欠き部がチユーブエレメント
の上下左右対称位置に位置するようにしたもので
あるから、チユーブエレメントの風下側端部に吹
流された凝縮水は、ここで谷部でなるチユーブプ
レートの外周接合面と山部でなる耳板とで形成さ
れる縦方向の導水路を流下し、そのままチユーブ
エレメントの下面に位置する切欠き部より排出さ
れるから極めて簡単な構成により凝縮水の室内へ
の飛水が防止され、空気調和環境を快適に保つこ
とができる。
又、排水用の切欠き部をチユーブエレメントの
上下左右対称位置に形成したので、特に本考案の
ような積層型のエバポレータにおいて、プレス型
に共通性をもたせることができ、かつ組立てミス
の発生を回避することができると言つた利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の積層型エバポレータのチユーブ
エレメントを示し、第2図は第1図におけるA−
A線断面図、第3図は第1図におけるB−B線断
面図である。第4図は本考案による積層型エバポ
レータのチユーブエレメントの一実施例を示し、
第5図は他の変形例を示す。 1……チユーブエレメント、1a,1b……チ
ユーブプレート、11……外周接合面、12……折
返しフランジ、13……耳板、14……切欠き部、
2……冷媒蒸発室、3……冷媒入口室、4……冷
媒出口室、5……コルゲートフイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 山部と谷部とが成形された一対のチユーブプレ
    ートの谷部と谷部とを対向接合し、山部と山部と
    の間隙により内部に冷媒入口室、冷媒蒸発室及び
    冷媒出口室が画成されたチユーブエレメントを多
    数並列し、これらのチユーブエレメント間に蛇腹
    状のコルゲートフインを挟着してなる積層型エバ
    ポレータにおいて、上記各チユーブエレメントを
    構成する一対のチユーブプレートの左右の耳板
    を、この左右二辺の直線部の少なくとも上限から
    下限まで連続形成し、かつチユーブエメレントの
    上面及び下面において折返しフランジの一部ある
    いは全部を欠除して排水用の切欠き部を上下左右
    対称に形成したことを特徴とする積層型エバポレ
    ータ。
JP6903681U 1981-05-13 1981-05-13 Expired JPS6333100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6903681U JPS6333100Y2 (ja) 1981-05-13 1981-05-13

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JP6903681U JPS6333100Y2 (ja) 1981-05-13 1981-05-13

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JPS57182069U JPS57182069U (ja) 1982-11-18
JPS6333100Y2 true JPS6333100Y2 (ja) 1988-09-05

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ID=29864923

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JP6903681U Expired JPS6333100Y2 (ja) 1981-05-13 1981-05-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443739Y2 (ja) * 1985-07-30 1992-10-15
JP2534750Y2 (ja) * 1990-07-28 1997-05-07 株式会社土屋製作所 熱交換器
JP7197899B2 (ja) * 2018-12-21 2022-12-28 有限会社和氣製作所 熱交換器およびその製造方法

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JPS57182069U (ja) 1982-11-18

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