JPS6333017A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JPS6333017A JPS6333017A JP17720786A JP17720786A JPS6333017A JP S6333017 A JPS6333017 A JP S6333017A JP 17720786 A JP17720786 A JP 17720786A JP 17720786 A JP17720786 A JP 17720786A JP S6333017 A JPS6333017 A JP S6333017A
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Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、FMラノオ放送、テレピノタン放送などを受
信するアンテナ装置に関するものである。
信するアンテナ装置に関するものである。
[背景技術]
一般id、FMラジオ放送、テレビジョン放送などを受
信するアンテナ装置は、広い受信帯域が要求されており
、この種のアンテナ装置を小型化した(例えば、グイボ
ールアンテナの輻射エレメントをジグザク状に屈曲して
寸法を1/4程度に短縮する)場合には、整合回路の設
計が問題となる。
信するアンテナ装置は、広い受信帯域が要求されており
、この種のアンテナ装置を小型化した(例えば、グイボ
ールアンテナの輻射エレメントをジグザク状に屈曲して
寸法を1/4程度に短縮する)場合には、整合回路の設
計が問題となる。
すなわち、特定の受信チャンネルに対して整合するよう
に整合回路を構成することは比較的容易であるが、全受
信帯域について効率の良い整合回路を構成することは困
難である。例えば、整合回路の同調周波数を連続的に変
化(アナログ掃引)させることにより広帯域化を図るこ
とが考えられるが、受信帯域が広い場合には掃引効率が
悪くなるとともに、不要な周波数帯をも掃引してしまう
ので妨害波排除能力が低下するという問題も生じること
になる。
に整合回路を構成することは比較的容易であるが、全受
信帯域について効率の良い整合回路を構成することは困
難である。例えば、整合回路の同調周波数を連続的に変
化(アナログ掃引)させることにより広帯域化を図るこ
とが考えられるが、受信帯域が広い場合には掃引効率が
悪くなるとともに、不要な周波数帯をも掃引してしまう
ので妨害波排除能力が低下するという問題も生じること
になる。
ところで、アンテナ装置と受信機が1=IN応している
場合には、受信機が受信しているチャンネルのみにアン
テナ装置が同調している方が、不要波による相互変調に
よる歪みの発生を防止する上で都合が良いので、アンテ
ナ装置を狭帯域可変同調式とし、受信機の選局動作に連
動させて整合を行なうように整合回路を制御するアンテ
ナ装置(National Tecnical Rep
ort Vol、 26 NO”。
場合には、受信機が受信しているチャンネルのみにアン
テナ装置が同調している方が、不要波による相互変調に
よる歪みの発生を防止する上で都合が良いので、アンテ
ナ装置を狭帯域可変同調式とし、受信機の選局動作に連
動させて整合を行なうように整合回路を制御するアンテ
ナ装置(National Tecnical Rep
ort Vol、 26 NO”。
6 Dec、 1980 rVHF/FM受信用
小形高効率アンテナ」)があった。第5図は上記従来例
の構成を示すもので、輻射エレメントをジグザク状に形
成した短縮型のアンテナ素子1と、給電回路(図示せず
)が接続されるアンテナ出力端子2との間に整合回路3
“を設けたものであり、この整合回路3゛は、平衡、不
平衡変換トランスT+、!IE合用のコイルL、、L2
、整合用の可変容量ダイオード(P I Nダイオード
)D、、D2、直流阻止用のコンデンサC,,C,、C
4、整合用のコンデンサC2、高周波阻止用の抵抗R1
〜R1にて形成されている。
小形高効率アンテナ」)があった。第5図は上記従来例
の構成を示すもので、輻射エレメントをジグザク状に形
成した短縮型のアンテナ素子1と、給電回路(図示せず
)が接続されるアンテナ出力端子2との間に整合回路3
“を設けたものであり、この整合回路3゛は、平衡、不
平衡変換トランスT+、!IE合用のコイルL、、L2
、整合用の可変容量ダイオード(P I Nダイオード
)D、、D2、直流阻止用のコンデンサC,,C,、C
4、整合用のコンデンサC2、高周波阻止用の抵抗R1
〜R1にて形成されている。
ここに、このアンテナ装置は、可変容量ダイオードD、
、!!今用のコイルL1お上り可変容量ダイオードD2
、整合用のコイルL2よりなる並列共振回路の共振周波
数を変化させて比較的広い可変範囲を持つ可変リアクタ
ンス素子を形成して、狭帯域アンテナの同調周波数を広
い帯域に亘って変化させるようにしたものであり、いま
、アンテナ出力端子2に受信機の同調周波数に対応した
直流電圧よりなる整合制御電圧が印加されると、この整
合制御電圧が抵抗R,,R,,R,を介して可変容量ダ
イオードD2.D、に印加され、アンテナ装置の同調周
波数(整合回路3°の並列共振回路の共振周波数)が受
信機の同調周波数に等しく設定される。
、!!今用のコイルL1お上り可変容量ダイオードD2
、整合用のコイルL2よりなる並列共振回路の共振周波
数を変化させて比較的広い可変範囲を持つ可変リアクタ
ンス素子を形成して、狭帯域アンテナの同調周波数を広
い帯域に亘って変化させるようにしたものであり、いま
、アンテナ出力端子2に受信機の同調周波数に対応した
直流電圧よりなる整合制御電圧が印加されると、この整
合制御電圧が抵抗R,,R,,R,を介して可変容量ダ
イオードD2.D、に印加され、アンテナ装置の同調周
波数(整合回路3°の並列共振回路の共振周波数)が受
信機の同調周波数に等しく設定される。
しかしながら、このような従来例にあっては、受信機の
同調制御電圧とアンテナ装置の整合制御電圧(同調制御
電圧)とのトラッキング特性が問題になり、−船釣には
、この種のアンテナ装置は特定の受信機にしか接続でき
ず、狭帯域可変同調方式による良好な受信特性は限られ
た機種の受信機との組み合わせでしか実現できないとい
う問題があった。また、1個のアンテナ装置に複数台の
受信機を接続する共聴システム(例えば、家庭内共聴シ
ステム)を、このアンテナ装置を用いて構成する場合に
は、同時に複数の受信周波数帯に同調させることができ
ないために個々の受信機で異なった放送局の受信が不能
になるという本質的な問題があった。
同調制御電圧とアンテナ装置の整合制御電圧(同調制御
電圧)とのトラッキング特性が問題になり、−船釣には
、この種のアンテナ装置は特定の受信機にしか接続でき
ず、狭帯域可変同調方式による良好な受信特性は限られ
た機種の受信機との組み合わせでしか実現できないとい
う問題があった。また、1個のアンテナ装置に複数台の
受信機を接続する共聴システム(例えば、家庭内共聴シ
ステム)を、このアンテナ装置を用いて構成する場合に
は、同時に複数の受信周波数帯に同調させることができ
ないために個々の受信機で異なった放送局の受信が不能
になるという本質的な問題があった。
[発明の目的]
本発明は上記の、αに鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、受信機の同調周波数に応じて狭帯
域整合を行うアンテナ装置と同等の受信性能が得られ、
しかも受信機の機種に関係なく組み合わせることができ
るとともに、共聴システムを容易に実現することができ
る小型で広帯域のアンテナ装置を提供することにある。
目的とするところは、受信機の同調周波数に応じて狭帯
域整合を行うアンテナ装置と同等の受信性能が得られ、
しかも受信機の機種に関係なく組み合わせることができ
るとともに、共聴システムを容易に実現することができ
る小型で広帯域のアンテナ装置を提供することにある。
[発明の開示1
(実施例1)
!@1図は本発明一実施例を示すもので、アンテナ素子
1と、複数の受信周波数帯に対応してアンテナ素子1と
給電回路との間の整合をとるための複数の整合パラメー
タが設定可能な整合回路3と、複数の整合パラメータを
順次巡回的(サイクリック)に選択切り替えするスイッ
チ回路5とを備えたものである。実施例にあっては、整
合回路3は、3局の放送を受信可能にする整合パラメー
タが設定可能になっており、整合回路3内に設けられて
いるパラメータ設定回路4は、各放送局に対応して設け
られた半固定ボリュームよりなる可変抵抗R1〜R6お
よび抵抗R2にて形成されており、抵抗R7といずれか
の可変抵抗R4〜R6とで直流電源Vcを分圧し、この
分圧電圧を整合制御電圧として抵抗R,,R2,R,を
介して可変容量ダイオードD2.D、に印加することに
より、並列共振回路の共振周波数を各放送局の放送周波
数に等しくするようになっている。また、スイッチ回路
5は、クロック発生回路6と、クロック発生回路6から
出力される基準クロックをカウントするリングカウンタ
7と、リングカウンタ7出力にて制御されるアナログス
イッチS、−S、とで形成されでおり、アナログスイッ
チ81〜S3は、所定の巡回切り替え周期で順次オンさ
れるようになっている。したがって、整合回路3の並列
共振回路による同調周波数は、可変抵抗R4〜R6にて
設定された整合パラメータに基いて順次巡回的に変化す
るようになっている。なお、整合回路3の他の構成およ
び動作は第5図従来例と全く同一である。
1と、複数の受信周波数帯に対応してアンテナ素子1と
給電回路との間の整合をとるための複数の整合パラメー
タが設定可能な整合回路3と、複数の整合パラメータを
順次巡回的(サイクリック)に選択切り替えするスイッ
チ回路5とを備えたものである。実施例にあっては、整
合回路3は、3局の放送を受信可能にする整合パラメー
タが設定可能になっており、整合回路3内に設けられて
いるパラメータ設定回路4は、各放送局に対応して設け
られた半固定ボリュームよりなる可変抵抗R1〜R6お
よび抵抗R2にて形成されており、抵抗R7といずれか
の可変抵抗R4〜R6とで直流電源Vcを分圧し、この
分圧電圧を整合制御電圧として抵抗R,,R2,R,を
介して可変容量ダイオードD2.D、に印加することに
より、並列共振回路の共振周波数を各放送局の放送周波
数に等しくするようになっている。また、スイッチ回路
5は、クロック発生回路6と、クロック発生回路6から
出力される基準クロックをカウントするリングカウンタ
7と、リングカウンタ7出力にて制御されるアナログス
イッチS、−S、とで形成されでおり、アナログスイッ
チ81〜S3は、所定の巡回切り替え周期で順次オンさ
れるようになっている。したがって、整合回路3の並列
共振回路による同調周波数は、可変抵抗R4〜R6にて
設定された整合パラメータに基いて順次巡回的に変化す
るようになっている。なお、整合回路3の他の構成およ
び動作は第5図従来例と全く同一である。
以下、実施例の動作について説明する。本実施例のアン
テナ装置は、予め設定された3局の放送周波数に対して
順次巡回的に狭帯域同調して各放送が受信できるように
なっており、いま、例えばアナログスイッチS2がオン
している場合について考えると、他のアナログスイッチ
S、、S3がオフになっているので、可変容量ダイオー
ドD 、、D2に抵抗R0〜R3を介して印加される整
合制御電圧は、抵抗R2と可変抵抗R5とによる直流電
圧VCの分圧電圧となり、第2帰日の放送局の放送周波
数に狭帯域同調する。同様にして他のアナログスイッチ
S1あるいはS、がオンした場合には、抵抗R7と可変
抵抗R1あるいはR6とによる分圧電圧が整合制御電圧
として可変容量ダイオードD ItD2に印加され、第
1帰日あるいは第3開目の放送局の放送周波数に狭帯域
同調する。
テナ装置は、予め設定された3局の放送周波数に対して
順次巡回的に狭帯域同調して各放送が受信できるように
なっており、いま、例えばアナログスイッチS2がオン
している場合について考えると、他のアナログスイッチ
S、、S3がオフになっているので、可変容量ダイオー
ドD 、、D2に抵抗R0〜R3を介して印加される整
合制御電圧は、抵抗R2と可変抵抗R5とによる直流電
圧VCの分圧電圧となり、第2帰日の放送局の放送周波
数に狭帯域同調する。同様にして他のアナログスイッチ
S1あるいはS、がオンした場合には、抵抗R7と可変
抵抗R1あるいはR6とによる分圧電圧が整合制御電圧
として可変容量ダイオードD ItD2に印加され、第
1帰日あるいは第3開目の放送局の放送周波数に狭帯域
同調する。
したがって、本発明に係るアンテナ装置は各チャンネル
別に狭帯域整合を行っていた従来例と同等の妨害波排除
能力を有しており、しかも、従来例の問題、αであった
受信機からアンテナ装置へ整合情報(整合制御電圧)を
伝達する必要性がなくなり、本質的に狭帯域である小型
アンテナを実質的に無調整で広帯域化できることになる
。また、単にアンテナ装置を広帯域化した場合と異なり
、必要とする受信周波数帯のみを選択して整合を行って
いるので、相互変調などによる悪影I!F(波形歪み)
を少なくすることができ、かつ受信機からの不要輻射を
少なくすることができるようになっている。
別に狭帯域整合を行っていた従来例と同等の妨害波排除
能力を有しており、しかも、従来例の問題、αであった
受信機からアンテナ装置へ整合情報(整合制御電圧)を
伝達する必要性がなくなり、本質的に狭帯域である小型
アンテナを実質的に無調整で広帯域化できることになる
。また、単にアンテナ装置を広帯域化した場合と異なり
、必要とする受信周波数帯のみを選択して整合を行って
いるので、相互変調などによる悪影I!F(波形歪み)
を少なくすることができ、かつ受信機からの不要輻射を
少なくすることができるようになっている。
したがって、移動通信帯などの強力な電波の存在する周
波数帯の近傍で使用する場合において実用上の価値がよ
り大きくなる。さらに単時間で考えると、特定のチャン
ネルにのみ同調する狭帯域アンテナ装置であるから、整
合回路3を低損失とすることができ、アンテナ利得を一
2clB(グイポール比)以上にすることも可能である
。
波数帯の近傍で使用する場合において実用上の価値がよ
り大きくなる。さらに単時間で考えると、特定のチャン
ネルにのみ同調する狭帯域アンテナ装置であるから、整
合回路3を低損失とすることができ、アンテナ利得を一
2clB(グイポール比)以上にすることも可能である
。
以上のことから明らかなように、本発明のアンテナ装置
は、狭帯域整合のアンテナ装置と同等の受信性能を有す
る小型で広帯域のアンテナ装置であって、しかむ、受信
機から整合情報を伝達する必要がなくトラッキングを考
慮する必要がないので、受M機の機種に関係なく組み合
わせることができるとともに、1台のアンテナ装置に複
数台の受信機を接続した場合にあっても、個々の受信機
にてそれぞれ異なった放送を受信することができ、家庭
内の共聴システムを容易に実現できるものである。
は、狭帯域整合のアンテナ装置と同等の受信性能を有す
る小型で広帯域のアンテナ装置であって、しかむ、受信
機から整合情報を伝達する必要がなくトラッキングを考
慮する必要がないので、受M機の機種に関係なく組み合
わせることができるとともに、1台のアンテナ装置に複
数台の受信機を接続した場合にあっても、個々の受信機
にてそれぞれ異なった放送を受信することができ、家庭
内の共聴システムを容易に実現できるものである。
ところで、本実施例では、受信帯域を3つに区分するよ
うに整合制御電圧を順次切り替えているが、テレビジョ
ン放送信号を受信する場合には、各チャンネルに対応し
て整合制御電圧の切り替え回路を設ければ良い。このと
き、各テレビジョン放送信号の帯域幅は約6MHzであ
るので、1チヤンネル当たりの切り替え時間は、サンプ
リングの定理から 1/(2X6X10’)=0.08
(μ5ec)以下に設定する必要があり、さらに他の2
つのチャンネルも巡回的に切り替える(走査する)必要
があるので、0.08X10−’/3(秒)以下(すな
わち、基準クロックの周波数を36MHz)となるよう
に切り替え時間を設定すれば良いことがわかる。
うに整合制御電圧を順次切り替えているが、テレビジョ
ン放送信号を受信する場合には、各チャンネルに対応し
て整合制御電圧の切り替え回路を設ければ良い。このと
き、各テレビジョン放送信号の帯域幅は約6MHzであ
るので、1チヤンネル当たりの切り替え時間は、サンプ
リングの定理から 1/(2X6X10’)=0.08
(μ5ec)以下に設定する必要があり、さらに他の2
つのチャンネルも巡回的に切り替える(走査する)必要
があるので、0.08X10−’/3(秒)以下(すな
わち、基準クロックの周波数を36MHz)となるよう
に切り替え時間を設定すれば良いことがわかる。
実際のテレビジョン放送信号の小型アンテナ装置では、
特にローバンドを受信する場合にアンテナ装置の受信帯
域が問題になるから、分波器を使用することによりVH
Fハイバンドにおいては従来通り切り替えなしの受信を
行い、VHFローバンドにおいてのみ本実施例の構成に
よる整合回路3およ1スイッチ回路5よりなる整合切り
替え手段を採泪すれば、整合切り替え用の基準クロック
の周波数を比較的低い周波数に設定することができる。
特にローバンドを受信する場合にアンテナ装置の受信帯
域が問題になるから、分波器を使用することによりVH
Fハイバンドにおいては従来通り切り替えなしの受信を
行い、VHFローバンドにおいてのみ本実施例の構成に
よる整合回路3およ1スイッチ回路5よりなる整合切り
替え手段を採泪すれば、整合切り替え用の基準クロック
の周波数を比較的低い周波数に設定することができる。
$2図は上述のようなバンド分割を行う場合の構成例を
示すものであり、分波器10はVHFローバンドとVH
Fハイバンドとを分離するフィルタで、合成器11はV
HFローバンドとVHFハイバンドとを合成する逆フィ
ルタである。
示すものであり、分波器10はVHFローバンドとVH
Fハイバンドとを分離するフィルタで、合成器11はV
HFローバンドとVHFハイバンドとを合成する逆フィ
ルタである。
この場合VHFローバンド用整合回路3aはPJ1図実
施例の整合回路3aと同一であり、クロック発生回路6
aおよびリングカウンタ7aよりなるスイッチ回路5a
のリングカウンタ7a内には、アナログスイッチ81〜
S3が内蔵されている。なお、アナログスイッチ81〜
S、は整合回路3a内に設けても良いことは言うまでも
ない、また、VHFハイバンド側にも必要に応じて固定
の整合回路を挿入しても良い。
施例の整合回路3aと同一であり、クロック発生回路6
aおよびリングカウンタ7aよりなるスイッチ回路5a
のリングカウンタ7a内には、アナログスイッチ81〜
S3が内蔵されている。なお、アナログスイッチ81〜
S、は整合回路3a内に設けても良いことは言うまでも
ない、また、VHFハイバンド側にも必要に応じて固定
の整合回路を挿入しても良い。
第3図は分波器10のVHFハイバンド側に、VHFロ
ーバンド側と同様の同調切り替えが可能な整合回路3b
を挿入し、クロック発生回路6bおよびリングカウンタ
7bよりなるスイッチ回路5bにて整合回路3bを制御
するようにしたものを示している。すなわち、受信すべ
きチャンネル数が多くなった場合において、総てのチャ
ンネルを1組の整合切り替え手段で取り扱うと基準クロ
ックの周波数が高くなり、受信周波数に近付くとビート
などの受信障害が発生する恐れがあるが、第3図に示す
ように分波器10によって受信バンドをいくつかに分割
(実施例ではVHF帯をハイバンドとローバンドに2分
割)すれば、複数組の整合切り替え手段を並列に作動さ
せることが可能になる。
ーバンド側と同様の同調切り替えが可能な整合回路3b
を挿入し、クロック発生回路6bおよびリングカウンタ
7bよりなるスイッチ回路5bにて整合回路3bを制御
するようにしたものを示している。すなわち、受信すべ
きチャンネル数が多くなった場合において、総てのチャ
ンネルを1組の整合切り替え手段で取り扱うと基準クロ
ックの周波数が高くなり、受信周波数に近付くとビート
などの受信障害が発生する恐れがあるが、第3図に示す
ように分波器10によって受信バンドをいくつかに分割
(実施例ではVHF帯をハイバンドとローバンドに2分
割)すれば、複数組の整合切り替え手段を並列に作動さ
せることが可能になる。
一殻に、受信する信号の最高周波数をF、受信するチャ
ンネル数をNとすると、巡回切り替え周期は1/2NF
秒以下に設定する必要があるので、実際に放送が行なわ
れているチャンネルに対してのみ整合が行なわれるよう
に整合回路3の整合パラメータを設定しておけば良く、
例えば、第1図の例では、任意の3局に対して可変抵抗
R4〜R6をプリセットしておけば、基準クロックの周
波数を最低限度に低くすることができる。このような対
策は、特にFM放送帯で有効であって、広い放送帯(7
6〜90MHz)に対して放送局が数周であることが多
いから、例えば、N=3、F=20(K Hz)として
、基準クロックの周波数を120KHz程度に抑えるこ
とが可能になる。なお、実施例では、整合切り替え数を
3個としているが、必要に応じて増減しても良いことは
言うまでもな(1゜ (実施例2) 第4図は他の実施例を示すもので、実施例1と同様のア
ンテナ装置において、パラメータ設定回路4およびスイ
ッチ回路5よりなる整合切り替え手段をデジタル信号処
理回路15に置き換えたものであり、デジタル信号処理
回路15は、D/A変換器16と、書き替え可能なメモ
リ(以下、PROMと称する)17と、PROM17を
アクセスして整合制御データを読出すアドレスカウンタ
よりなる読出し制御回路18と、クロック発生回路19
とで形成されている。
ンネル数をNとすると、巡回切り替え周期は1/2NF
秒以下に設定する必要があるので、実際に放送が行なわ
れているチャンネルに対してのみ整合が行なわれるよう
に整合回路3の整合パラメータを設定しておけば良く、
例えば、第1図の例では、任意の3局に対して可変抵抗
R4〜R6をプリセットしておけば、基準クロックの周
波数を最低限度に低くすることができる。このような対
策は、特にFM放送帯で有効であって、広い放送帯(7
6〜90MHz)に対して放送局が数周であることが多
いから、例えば、N=3、F=20(K Hz)として
、基準クロックの周波数を120KHz程度に抑えるこ
とが可能になる。なお、実施例では、整合切り替え数を
3個としているが、必要に応じて増減しても良いことは
言うまでもな(1゜ (実施例2) 第4図は他の実施例を示すもので、実施例1と同様のア
ンテナ装置において、パラメータ設定回路4およびスイ
ッチ回路5よりなる整合切り替え手段をデジタル信号処
理回路15に置き換えたものであり、デジタル信号処理
回路15は、D/A変換器16と、書き替え可能なメモ
リ(以下、PROMと称する)17と、PROM17を
アクセスして整合制御データを読出すアドレスカウンタ
よりなる読出し制御回路18と、クロック発生回路19
とで形成されている。
いま、デジタル信号処理回路15では、クロック発生回
路19から出力される基準クロックを読出し制御回路1
8のアドレスカウンタにてカウントし、このアドレスカ
ウンタ出力によってPROM17に予め書き込まれた整
合制御データ(受信する周波数帯の整合パラメータ)を
順次巡回的に読出すとともに、この整合制御データをD
/A変換器16にてアナログ信号に変換して同調制御端
子Tcに出力するようになっている。ここに、PROM
17に予め書き込まれる整合制御データは工場あるいは
設置現場でデータ書込み端子Twに適当な外部書込み装
置(図示せず)を接続して書き込まれる。このように、
整合切り替え手段をデジタル信号処理回路15にて置き
換えた場合には、可変抵抗R4〜R6が不要になって機
械的な可動部分がなくなるので、装置の小型軽量化およ
び信頼性の向上を図ることができることになる。°なお
、PROM17に予め受信可能な全チャンネルの整合制
御データを書き込んでおき、実際に放送が行なわれてい
るチャンネルの整合制御データのみを選択して読出すよ
うに読出し制御回路18を形成しても良い。
路19から出力される基準クロックを読出し制御回路1
8のアドレスカウンタにてカウントし、このアドレスカ
ウンタ出力によってPROM17に予め書き込まれた整
合制御データ(受信する周波数帯の整合パラメータ)を
順次巡回的に読出すとともに、この整合制御データをD
/A変換器16にてアナログ信号に変換して同調制御端
子Tcに出力するようになっている。ここに、PROM
17に予め書き込まれる整合制御データは工場あるいは
設置現場でデータ書込み端子Twに適当な外部書込み装
置(図示せず)を接続して書き込まれる。このように、
整合切り替え手段をデジタル信号処理回路15にて置き
換えた場合には、可変抵抗R4〜R6が不要になって機
械的な可動部分がなくなるので、装置の小型軽量化およ
び信頼性の向上を図ることができることになる。°なお
、PROM17に予め受信可能な全チャンネルの整合制
御データを書き込んでおき、実際に放送が行なわれてい
るチャンネルの整合制御データのみを選択して読出すよ
うに読出し制御回路18を形成しても良い。
【発明の効果1
本発明は上述のように、アンテナ素子と、複数の受信周
波数帯に対応してアンテナ素子と給電回路との間の整合
をとるための複数の整合パラメータが設定可能な整合回
路と、複数の整合パラメータを順次巡回的に選択切り替
えするスイッチ回路とを備えたものであり、各チャンネ
ル別に狭帯域整合を行っていた従来例と同等の妨害波排
除能力を有しており、しかも、従来例の問題点であった
整合情報伝達の必要性がなくなり、本質的に狭帯域であ
る小型アンテナを実質的にS@整で広帯域化できるとい
う効果があり、また、単にアンテナを広帯域化した場合
と異なり、必要とする受信周波数帯域のみを選択して整
合を行っているので、相互変調などによる悪影響を少な
くすることができ、かつ受信機からの不要輻射を少なく
することができるという効果があり、さらに単時間で考
えると、特定のチャンネルにのみ同調する狭帯域アンテ
ナであるから、整合回路を低損失とすることができ、ア
ンテナ利得を一2dB(グイボール比)以上にすること
ができるという効果がある。つまり、本発明に係るアン
テナ装置は、受信機の同調周波数に応じて狭帯域整合を
行うアンテナ装置と同等の受信性能を有する小型で広帯
域のアンテナであって、しかも、受信機から整合情報を
伝達する必要がないので、受M8!の機種に関係なく組
み合わせることができるとともに、1台のアンテナ装置
に複数台の受M機を接続する共聴システムを容易に実現
できるものである。
波数帯に対応してアンテナ素子と給電回路との間の整合
をとるための複数の整合パラメータが設定可能な整合回
路と、複数の整合パラメータを順次巡回的に選択切り替
えするスイッチ回路とを備えたものであり、各チャンネ
ル別に狭帯域整合を行っていた従来例と同等の妨害波排
除能力を有しており、しかも、従来例の問題点であった
整合情報伝達の必要性がなくなり、本質的に狭帯域であ
る小型アンテナを実質的にS@整で広帯域化できるとい
う効果があり、また、単にアンテナを広帯域化した場合
と異なり、必要とする受信周波数帯域のみを選択して整
合を行っているので、相互変調などによる悪影響を少な
くすることができ、かつ受信機からの不要輻射を少なく
することができるという効果があり、さらに単時間で考
えると、特定のチャンネルにのみ同調する狭帯域アンテ
ナであるから、整合回路を低損失とすることができ、ア
ンテナ利得を一2dB(グイボール比)以上にすること
ができるという効果がある。つまり、本発明に係るアン
テナ装置は、受信機の同調周波数に応じて狭帯域整合を
行うアンテナ装置と同等の受信性能を有する小型で広帯
域のアンテナであって、しかも、受信機から整合情報を
伝達する必要がないので、受M8!の機種に関係なく組
み合わせることができるとともに、1台のアンテナ装置
に複数台の受M機を接続する共聴システムを容易に実現
できるものである。
第1図は本発明一実施例の回路図、第2図は他の実施例
の回路図、第3図はさらに他の実施例の回路図、@4図
はさらに他の実施例の回路図、第5図は従来例の回路図
である。 1はアンテナ素子、2はアンテナ出力端子、3は整合回
路、5はスイッチ回路である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 1・・・ア/テナ素f 2・−アンテナ出力端子 3・・整合回路 t バラノータ設定回路 第4図 b 第5図 手続補正書(自発) 昭和61年9月20日 昭和61年特許願第177207号 2、発明の名称 アンテナ装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地名称(58
3)松下電工株式会社 代表者 藤 井 貞 夫 4、代理人 郵便番号 530 5、補正命令の日付 自 発 1)本願明細書路8頁12行目および第15頁6行目の
「単時間」を「短時間内」と訂正致します。 2)同上第10頁4行目の「受信帯域」を「受信帯域幅
」と訂正致します。 3)同上第10頁15行目の「逆フィルタ」を「フィル
タ」と訂正致します。
の回路図、第3図はさらに他の実施例の回路図、@4図
はさらに他の実施例の回路図、第5図は従来例の回路図
である。 1はアンテナ素子、2はアンテナ出力端子、3は整合回
路、5はスイッチ回路である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 1・・・ア/テナ素f 2・−アンテナ出力端子 3・・整合回路 t バラノータ設定回路 第4図 b 第5図 手続補正書(自発) 昭和61年9月20日 昭和61年特許願第177207号 2、発明の名称 アンテナ装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地名称(58
3)松下電工株式会社 代表者 藤 井 貞 夫 4、代理人 郵便番号 530 5、補正命令の日付 自 発 1)本願明細書路8頁12行目および第15頁6行目の
「単時間」を「短時間内」と訂正致します。 2)同上第10頁4行目の「受信帯域」を「受信帯域幅
」と訂正致します。 3)同上第10頁15行目の「逆フィルタ」を「フィル
タ」と訂正致します。
Claims (2)
- (1)アンテナ素子と、複数の受信周波数帯に対応して
アンテナ素子と給電回路との間の整合をとるための複数
の整合パラメータが設定可能な整合回路と、複数の整合
パラメータを順次巡回的に選択切り替えするスイッチ回
路とを備えたことを特徴とするアンテナ装置。 - (2)受信する信号の最高周波数をFN受信周波数帯の
数をNとした場合において、巡回切り替え周期が1/2
NF秒以下になるようにスイッチ回路を制御したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17720786A JPS6333017A (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17720786A JPS6333017A (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6333017A true JPS6333017A (ja) | 1988-02-12 |
Family
ID=16027044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17720786A Pending JPS6333017A (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6333017A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010538550A (ja) * | 2007-09-04 | 2010-12-09 | シエラ・ワイアレス・インコーポレーテッド | コンパクト機器の無線通信のためのアンテナ構造 |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP17720786A patent/JPS6333017A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010538550A (ja) * | 2007-09-04 | 2010-12-09 | シエラ・ワイアレス・インコーポレーテッド | コンパクト機器の無線通信のためのアンテナ構造 |
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