JPS6332892A - 電子レンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分ｔＰ） 本発明は、被調理物を加熱調理する電子レンジに係り、
特に、この電子レンジにＪ３ける゛電波撹拌装置に関す
る。

（従来の技術） 一般に、電子レンジにおける電波撹拌装置は、加熱調理
時、オーブン内の被調理物をむらなく均一に加熱ｍｌ！
！するために、オーブンの天板に電波撹拌用のスタラフ
ァンを設け、このスタラファンをモータ又は冷却用ファ
ンからの風力で回転してマグネトロンからの電波を撹拌
している。

しかし、上記オーブンの天板にスタラファンを垂設置゛
るため、オーブンの調理容積がこのスタラファンによっ
て制限され、被調理物の収容８彰も制限される等の欠点
がある。

又一方、電子レンジに使用される回転皿（ターンティー
プル）は、加熱調理時、被調理物を載置してこれを回転
して電波をむらなく均一に吸収させて、むらのない加熱
調理を施しているけれども、第５図乃至第７図に示され
るように、従来の°：Ｕ子レンジは、被調理物Ｗが回転
皿よりも大きいとき、この回転皿が回転するにも、被調
理物Ｗがオーブン枠体の側壁に衝突して回転できず、こ
の回転皿を回転する駆動モータを焼損するおそれがある
。

即ち、上記電子レンジは、第５図乃至第７図において、
箱形をなすケース本体ａ内にオーブンｂを形成するオー
ブン枠体Ｃを設け、このオーブン枠体Ｃの開口部に開閉
扉ｄを開閉自在にｖ１着し、上記オーブンｂ内にターン
テーブルとしての回転皿ｅをローラｆ１を有する回転台
ｆを介して設けたものであって、この電子レンジは、第
６図に示されるように、回転皿ｅより大きい被調理物Ｗ
を回転皿ｅに載せて加熱調理するとき、前述したように
、オーブン枠体Ｃの側壁に衝突したり、又は、回転皿ｅ
を無理に回転するため、駆動モータを焼損するおそれが
ある。

ざらに又、上記回転皿ｅの下に回転を円滑にするための
回転台ｆを設けているので、回転台ｆのローラｆ１の高
さ分だ（プＡ−ブンの使用容積が小さく制限される。又
、誤って、上記回転台ｆを外して回転皿ｅのみを回転さ
せると、回転■■Ｃが傾いて被調理物の安定を損い液汁
が流れ出してオーブン内を汚損するばかりでなく、回転
皿ｅが円滑に回転せずに駆動モータを損傷づるおそれが
ある。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、加熱調理時、オーブン内の有効使用容積を増大するよ
うにすると共に、回転皿の被調理物を大ぎくして回転台
を使用しなくでも安全にむらなく加熱調理できるように
したことを目的とする電子レンジを提供するものである
。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段とその作用）本発明は、
オーブン枠体の底板に回転軸を軸装し、この回転軸の上
部に回転皿とこれを載置する回転台とを着脱自在に設け
た電子レンジにおいて、上記回転皿の近傍の回転軸にス
タラファンを軸装し、回転台の使用時、上記回転皿とス
タラファンとを回転さＶ、回転台の不使用時、上記スタ
ラフ７ンのみを回転させる切替機構を設け、被調理物を
むらなく均一に加熱調理すると共に、有効使用容積を大
きく形成して被調理物の容量を増大するようにしたもの
である。

（実施例） 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。

第１図及び第２図において、符号１は、電子レンジのケ
ース本体内に設けられる箱形をなすオーブン枠体であっ
て、このオーブン枠体１内にはオーブン２が形成されて
おり、上記オーブン枠体１の底板１ａには、取付部材３
が機械仝を形成するようにして仕り板４を介して設けら
れている。又、この底板１ａと上記取付部材３と一体を
なす仕切板４には、回転軸５が軸受６によって回転目在
にして、しかも垂直方向に軸装されており、この回転軸
５の上部５ａは上記オーブン２内に突出している。又、
この回転軸５の上部５ａには、被調理物Ｗを載置する回
転皿７とこの回転皿７を載置するローラ８ａを有する回
転台８が着脱自在に設けられており、上記回転台８の近
傍の上記底板１ａには、耐熱性の合成樹脂材によるスタ
ラカバー９が上方へ僅かに膨出して形成されている。さ
らに、このスタラカバー９と上記仕切板４との空間に位
置する上記回転軸５には、管軸１０と一体をなすスタラ
ファン１１が回転自在に軸装されており、この管軸１０
の中程に形成された鍔部（フランジ）１０ａは、上記軸
受６に係止されており、Ｅ記管軸１０は下方へ抜は落ち
ないように保持されている。

一方、上記取付部材３の位置する上記管軸１０の下部に
は、切替機構１２の一部を構成づる第１歯車１３が軸着
されており、この第１歯車１３の下位に位置する上記回
転＠５には、上記切Ｒ機構１２の残りの一部を構成する
第２１！ｉｌ車１４が＠装されている。又、上記取付部
材３と上記第２歯市１４との間にはコイルばね１７がこ
の第２ｖｉＪ車１４を上方へ浮上りるように付勢して介
装されている。さらに又、上記第１歯車１３と第２歯車
１４には、主動歯車１５が噛合するようになっており、
この主動歯車１５は上記取付部材３に設けられた駆動モ
ータ１６の出力軸１６ａに軸装されている。

従って、今、回転台８を使用して加熱調理する場合、第
１図に示される↓うに、被調理物Ｗを載置した回転皿７
は、回転台８上に載置されているので、上記駆動モータ
１６に通電してこれを駆動すると、この出力軸１６ａと
一体の主動歯車１５が切替機構１２の第１歯車１３と第
２歯車１４と共に回転するので、この第１歯車１３と一
体のスタラファン１１が回転すると共に、第２歯車１４
と一体の回覧軸５上の回転皿７を共に回転するから、オ
ーブン２内の電波は均一に撹拌されると同時に、回転皿
７の回転によって−そう均一化して加熱調理される。

次に、第２図に示されるように、回転台８を取外して加
熱調理する場合、予め、上記回転台８をオーブン２から
取外す。すると、第２図に示されるように、上記回転軸
５は、回転皿７の自重によってコイルばね１７の弾力に
抗して、回転皿７の下部が底板１ａに当接するまで降下
するので、この回転軸５に軸着された第２歯車１４は、
主歯車　　−１５から外れ、第１歯車１３のみが主歯１
１１５に噛合っている。

従って、回転台８の不使用時、上記駆動モータ１６を駆
動すると、前述したように、切替機構１２の第１歯車１
３のみが主歯車１５によって回転し、この第１６ｉ車１
３と一体のスタラファン１１を回転してオーブン２内の
電波を均一に撹拌する。

次に、第３図及び第４図に示される本発明の他の実施例
は、上記切替機構１２の第１ｔＪＡ車１３を管軸１０に
対して軸方向に摺動するけれども、管軸１０と一体に回
転するようにし、しかも、この第１歯車１３の穀部１３
ａに内周溝１３ｂを形成し、この内周溝１３ｂに上記回
転輪５に付設された円板状の係合部５ｂを係合させたも
のであって、これによって、上記第１歯車１３の穀部１
３ａと第２歯車１４とをコイルばね１７の弾力によって
圧接させて、この圧接力（摩擦力）が上記第２歯車１４
の回転力を第１歯車１３へ伝達するようになっている。

従って、回転台８を使用して加熱調理する場合、第３図
に示されるように、主歯車１５は第２歯車１４と一体の
回転軸５と摩擦力で回転する第１歯車１３の管軸１０と
一体のスタラファン１１とを回転する。

他方、回転台８を使用しないで加熱調理する場合、第４
図に示されるように、回転台８は取外されるので、上記
回転軸５は上記回転皿７の自重によってコイルばね１７
の弾力に抗して回転皿７の下部が底板１ａに当接するま
で降下すると同時に、上記第１歯車１３も回転軸５の係
合部５ｂによって押下げられて、上記第１歯ｌ１１３は
主歯９１１５に噛合する。

従って、回転台８の不使用時、上記駆動モータ１６を駆
動すると、前述したように、切替機構１２の第１歯車１
３のみが主歯車１５によって回転し、この第１歯車１３
と一体のスタラファン１１を回転してオーブン２内の電
波を均一に父拌する。

なお、上記係合部５ｂと内周ｆｉ１３ｂとの関係は、ｍ
ｍクラッチ機構にしてもよいこと勿論である。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、オーブン枠体１の底
板１ａに回転＠５を軸装し、この回転軸５の上部５ａに
回転皿７とこれを１！置する回転台８とを着脱自在に設
けた電子レンジにおいて、上記回転皿７の近傍の回転軸
５にスタラファン１１を軸装し、回転台８の使用時、上
記回転皿７とスタラファン１１とを回転ざせ、回転台の
不使用時、上記スタラファンのみを回転させる切Ｍｕｆ
ｆ構１２を設けているので、オーブンの有効使用容積を
大きく形成できるばかりでなく、スタラファン１１を常
に回転できるようにしであるから、むらなく均一に加熱
調理をすることができると共に、駆動モータ１６を損傷
するおそれはなくなり、信頼性及び安全性の向丘を図る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の電子レンジの要部のみを示す断面図
、第２図は、本発明の詳細な説明するための図、第３図
及び第４図は、本発明の他の実施例を示づ各図、第５図
は、従来の電子レンジの開扉状態を示す斜視図、第６図
は、同上横断面図、第７図は、上記電子レンジに使用さ
れる回転皿と回転台の分解斜視図である。 １・・・オーブン枠体、２・・・オーブン、５・・・回
転軸、７・・・回転皿、８・・・回転台、１０・・・管
軸、１１・・・スタラファン、１２・・・切替機構、１
３・・・第１歯車、１４・−・第２歯車、１５・・・主
歯車、１６・・・駆動モータ、１７・・・コイルばね。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 第１図 第２図 第３図 １つ 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、オーブン枠体の底板に回転軸を軸装し、この回転軸
   の上部に回転皿とこれを載置する回転台とを着脱自在に
   設けた電子レンジにおいて、上記回転皿の近傍の回転軸
   にスタラフアンを軸装し、回転台の使用時、上記回転皿
   とスタラファンとを回転ざせ、回転台の不使用時、上記
   スタラフアンのみを回転させる切替機構を設けたことを
   特徴とする電子レンジ。 ２、切替機構は回転軸にスタラフアンと一体の管軸を軸
   装し、この管軸に第１歯車を軸着し、上記回転軸に第２
   歯車を軸装し、加熱調理時、常にスタラフアンを回転す
   るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の電子レンジ。