JPS6332866Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332866Y2 JPS6332866Y2 JP1982099525U JP9952582U JPS6332866Y2 JP S6332866 Y2 JPS6332866 Y2 JP S6332866Y2 JP 1982099525 U JP1982099525 U JP 1982099525U JP 9952582 U JP9952582 U JP 9952582U JP S6332866 Y2 JPS6332866 Y2 JP S6332866Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- window glass
- drive device
- pulley
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 18
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
ケーブル式ウインドレギユレレータ用駆動装置
は従来より種々の発明や考案がなされている。し
かしながらこれ等の装置は比較的窓ガラスの大き
な車（中型車以上）のためのものであり、ガラス
の重量が比較的重たい窓ガラスを閉じる為に上昇
させる時には極めて大きな操作力を要する。この
欠点を解消するために駆動装置のプーリ等に渦巻
ばねなどを組込むことに依つて窓ガラスを下降さ
せる時に窓ガラスの重量を利用して渦巻ばねを巻
込むことによつてエネルギーを蓄わえ、次に窓ガ
ラスを上昇させる時には前述の如く渦巻ばねを巻
込んで蓄わえたエネルギーを放出しそのエネルギ
ーの助けにより比較的軽く窓ガラスを上昇させる
ようになした装置が一般的である。
は従来より種々の発明や考案がなされている。し
かしながらこれ等の装置は比較的窓ガラスの大き
な車（中型車以上）のためのものであり、ガラス
の重量が比較的重たい窓ガラスを閉じる為に上昇
させる時には極めて大きな操作力を要する。この
欠点を解消するために駆動装置のプーリ等に渦巻
ばねなどを組込むことに依つて窓ガラスを下降さ
せる時に窓ガラスの重量を利用して渦巻ばねを巻
込むことによつてエネルギーを蓄わえ、次に窓ガ
ラスを上昇させる時には前述の如く渦巻ばねを巻
込んで蓄わえたエネルギーを放出しそのエネルギ
ーの助けにより比較的軽く窓ガラスを上昇させる
ようになした装置が一般的である。
しかしながら軽四輪車等の小型車においては取
付スペースの問題や近年特に省エネルギーの為の
車輛の軽量化と、更に廉価であることが要求され
る。その為従来の如き装置では部品点数なども多
く上記の要求を充分に満足させることができな
い。その為の対策として従来の装置から渦巻ばね
を省いた装置が考えられるが、この場合にあつて
は窓ガラスを降下させる操作の時は窓ガラスの重
量により極端に軽く、逆に上昇させる操作の時に
は窓ガラスの重量に逆らうので非常に重たくなる
ことは避けられない。この欠点を補うためにプー
リ径を小さくしてレバー比を大きくすることによ
つて窓ガラスの上昇操作を極めて軽くすることが
可能である。しかしながらこれに比例して窓ガラ
スを降下させる時の操作力が極端に軽くなり過ぎ
る欠点がある。このため窓ガラス開閉のためのフ
イーリングは操作力の差が大き過ぎるため極めて
悪いものであつた。
付スペースの問題や近年特に省エネルギーの為の
車輛の軽量化と、更に廉価であることが要求され
る。その為従来の如き装置では部品点数なども多
く上記の要求を充分に満足させることができな
い。その為の対策として従来の装置から渦巻ばね
を省いた装置が考えられるが、この場合にあつて
は窓ガラスを降下させる操作の時は窓ガラスの重
量により極端に軽く、逆に上昇させる操作の時に
は窓ガラスの重量に逆らうので非常に重たくなる
ことは避けられない。この欠点を補うためにプー
リ径を小さくしてレバー比を大きくすることによ
つて窓ガラスの上昇操作を極めて軽くすることが
可能である。しかしながらこれに比例して窓ガラ
スを降下させる時の操作力が極端に軽くなり過ぎ
る欠点がある。このため窓ガラス開閉のためのフ
イーリングは操作力の差が大き過ぎるため極めて
悪いものであつた。
本考案の主たる目的は上述の如き欠点に鑑み車
輛の軽量化を計ると同時に操作フイーリングの良
いかつ廉価な装置を提供するにある。
輛の軽量化を計ると同時に操作フイーリングの良
いかつ廉価な装置を提供するにある。
本考案の駆動装置を図面により説明すると、Ｇ
は駆動装置であつて、１はケーシング、２はケー
シング１に枢支された軸、３は軸に固着されたプ
ーリ、４は一端がケーシングに固着され他端は軸
２に適当回巻付けられたバランスばね、５は軸２
の一端に固着されプーリ３を回動させうる操作ハ
ンドルである。
は駆動装置であつて、１はケーシング、２はケー
シング１に枢支された軸、３は軸に固着されたプ
ーリ、４は一端がケーシングに固着され他端は軸
２に適当回巻付けられたバランスばね、５は軸２
の一端に固着されプーリ３を回動させうる操作ハ
ンドルである。
本考案の駆動装置をウインドレギユレータに取
付けた状態の第２図によつて作用と効果を説明す
る。操作ハンドル５をＢ方向に回転させると、プ
ーリ３に巻付けられている内索７の一方７ｂ側は
プーリ３に巻込まれ、他方の７ａ側は巻戻され
る。この操作において内索７ｂ側はＥ方向に摺動
してガイド部材１２を経てブラケツト９をＤ方向
に引張るのでブラケツト９に固着された窓ガラス
１１はＤ方向に降下し開かれる。この場合駆動装
置Ｇにおいては窓ガラスの重量により極端に軽く
作動し過ぎるので、一端がケーシング１に係止さ
れたバランスばね４の他端部を本実施例では軸２
に右巻きに巻回させてありＢ方向に軸を回転させ
ることによりバランスばね４が軸２に巻き付き勝
手となるため抵抗が生じるようになされている、
それにより適当な抵抗が与えられ窓ガラスを上昇
させる時の操作力との差を少なくするような構造
となつている。
付けた状態の第２図によつて作用と効果を説明す
る。操作ハンドル５をＢ方向に回転させると、プ
ーリ３に巻付けられている内索７の一方７ｂ側は
プーリ３に巻込まれ、他方の７ａ側は巻戻され
る。この操作において内索７ｂ側はＥ方向に摺動
してガイド部材１２を経てブラケツト９をＤ方向
に引張るのでブラケツト９に固着された窓ガラス
１１はＤ方向に降下し開かれる。この場合駆動装
置Ｇにおいては窓ガラスの重量により極端に軽く
作動し過ぎるので、一端がケーシング１に係止さ
れたバランスばね４の他端部を本実施例では軸２
に右巻きに巻回させてありＢ方向に軸を回転させ
ることによりバランスばね４が軸２に巻き付き勝
手となるため抵抗が生じるようになされている、
それにより適当な抵抗が与えられ窓ガラスを上昇
させる時の操作力との差を少なくするような構造
となつている。
一方ハンドル５をＡ方向に回転させると、プー
リ３に巻付けられている内索７の一方７ａ側はプ
ーリ３に巻込まれ、他方７ｂ側は巻戻される。こ
の操作において内索７ａ側はＥ方向に摺動する。
内索７ａ側はガイド部材及びガイドプーリ１０を
経てブラケツト９をＣ方向に引張るので窓ガラス
１１はＣ方向に上昇して閉じる。この場合駆動装
置Ｇに設けられたバランスばね４は上述の如く軸
２に対し右巻きとされているので軸２のＡ方向の
回転に対しては、ほどけ勝手となるためほとんど
抵抗なく回転させることができる。その結果窓ガ
ラス１１の上昇のために要する操作力はほとんど
窓ガラスの重量によるものだけである。
リ３に巻付けられている内索７の一方７ａ側はプ
ーリ３に巻込まれ、他方７ｂ側は巻戻される。こ
の操作において内索７ａ側はＥ方向に摺動する。
内索７ａ側はガイド部材及びガイドプーリ１０を
経てブラケツト９をＣ方向に引張るので窓ガラス
１１はＣ方向に上昇して閉じる。この場合駆動装
置Ｇに設けられたバランスばね４は上述の如く軸
２に対し右巻きとされているので軸２のＡ方向の
回転に対しては、ほどけ勝手となるためほとんど
抵抗なく回転させることができる。その結果窓ガ
ラス１１の上昇のために要する操作力はほとんど
窓ガラスの重量によるものだけである。
このようにして窓ガラスを上昇させる時と降下
させる時の操作力の差を少なくすることによつて
操作力のフイーリングを円滑にする優れた効果
と、構造上極めて簡単で部品点数が少なくかつ廉
価な装置を提供することができる考案である。
させる時の操作力の差を少なくすることによつて
操作力のフイーリングを円滑にする優れた効果
と、構造上極めて簡単で部品点数が少なくかつ廉
価な装置を提供することができる考案である。
尚本考案の駆動装置の使用状態を第２図で示し
たがこれは一実施例であつて、第２図に示した以
外の如何なる構造のケーブル式ウインドレギユレ
ータにも使用出来ることは当然である。
たがこれは一実施例であつて、第２図に示した以
外の如何なる構造のケーブル式ウインドレギユレ
ータにも使用出来ることは当然である。
更に本実施例においては軸２に対してバランス
ばね４の巻回方向を右巻きで示したがこれに限定
するものではなく、用途によつて左巻きでも良い
ことは勿論である。
ばね４の巻回方向を右巻きで示したがこれに限定
するものではなく、用途によつて左巻きでも良い
ことは勿論である。
図面は本考案にかゝるものであつて、第１図は
本考案の駆動装置の要部の一部切欠側面図、第２
図は第１図の−断面図、第３図は本考案の装
置の使用状態を示す一実施例の要部の一部切欠正
面図である。 Ｇ：駆動装置、１：ケーシング、２：軸、３：
プーリ、４：バランスばね、５：操作ハンドル。
本考案の駆動装置の要部の一部切欠側面図、第２
図は第１図の−断面図、第３図は本考案の装
置の使用状態を示す一実施例の要部の一部切欠正
面図である。 Ｇ：駆動装置、１：ケーシング、２：軸、３：
プーリ、４：バランスばね、５：操作ハンドル。
Claims (1)
- ケーブルの巻込み巻戻しによつて車輛等の窓ガ
ラスの開閉を行なうウインドレギユレータ用駆動
装置に於て、該ケーシングに枢支された軸と、該
軸に固着されたプーリと、一端が前記ケーシング
に係止され他端が前記軸の適当位置の外周面に密
接して適当回数巻回されたバランスばねと、前記
軸の一端に固着された操作ハンドルからなること
を特徴とするケーブル式ウインドレギユレータ用
駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9952582U JPS593981U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | ケ−ブル式ウインドレギユレ−タ用駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9952582U JPS593981U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | ケ−ブル式ウインドレギユレ−タ用駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS593981U JPS593981U (ja) | 1984-01-11 |
| JPS6332866Y2 true JPS6332866Y2 (ja) | 1988-09-01 |
Family
ID=30235818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9952582U Granted JPS593981U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | ケ−ブル式ウインドレギユレ−タ用駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593981U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3722371A1 (de) * | 1987-07-07 | 1989-01-19 | Henkel Kgaa | Zweikammerbehaelter |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5829255Y2 (ja) * | 1979-01-17 | 1983-06-27 | アイシン精機株式会社 | ワイヤ−式ウインドレギユレ−タ |
| JPS5853911Y2 (ja) * | 1979-02-09 | 1983-12-07 | アイシン精機株式会社 | ワイヤ−式ウインドレギユレ−タ |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP9952582U patent/JPS593981U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS593981U (ja) | 1984-01-11 |
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