JPS633275A - センサ系異常検出装置 - Google Patents
センサ系異常検出装置Info
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- JPS633275A JPS633275A JP61146454A JP14645486A JPS633275A JP S633275 A JPS633275 A JP S633275A JP 61146454 A JP61146454 A JP 61146454A JP 14645486 A JP14645486 A JP 14645486A JP S633275 A JPS633275 A JP S633275A
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- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims abstract description 10
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
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- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は温度センサ、圧力センサ等のセンサとこのセン
サの出力を伝えるコネクタ、信号線等のセンサ信号伝達
系との異常を検出するセンサ系異常検出装置に関する。
サの出力を伝えるコネクタ、信号線等のセンサ信号伝達
系との異常を検出するセンサ系異常検出装置に関する。
物理的あるいは化学的な諸量を電気信号として検出する
センサは、各種のシステムで使用されている。例えば、
自動本の内燃機関制御システムでは、吸入空気量を計測
するエアーフローメータにポテンショメータが使用され
、冷却水温の検出に温度センサが使用され、内燃機関制
御器はこれらセンサ及び他の各種のセンサの検出電圧を
コネクタやハーネス等を介して取込み、その値に基づい
て最適な内燃機関制御を実行している・このようなセン
サの出力に基づいて何等かの制御を行なっているシステ
ムにおいては、コネクタ等を含めたセンサ系の異常は直
ちにシステムの異常となるので、センサ系に異常が発生
した場合、いち早くこれを検出して対策を講しることが
望まれる。
センサは、各種のシステムで使用されている。例えば、
自動本の内燃機関制御システムでは、吸入空気量を計測
するエアーフローメータにポテンショメータが使用され
、冷却水温の検出に温度センサが使用され、内燃機関制
御器はこれらセンサ及び他の各種のセンサの検出電圧を
コネクタやハーネス等を介して取込み、その値に基づい
て最適な内燃機関制御を実行している・このようなセン
サの出力に基づいて何等かの制御を行なっているシステ
ムにおいては、コネクタ等を含めたセンサ系の異常は直
ちにシステムの異常となるので、センサ系に異常が発生
した場合、いち早くこれを検出して対策を講しることが
望まれる。
そこで従来においても、そのようなシステムには、セン
サ系に異常が発生したか否かを検出するセンサ系異常検
出装置が設けられている。
サ系に異常が発生したか否かを検出するセンサ系異常検
出装置が設けられている。
従来、この種のセンサ系異常検出装置は、−般にセンサ
出力電圧を予め設定した異常判定電圧と比較することに
より、センサの異常を検出している。例えば、上記の冷
却水温を検出する温度センサの場合、冷却水温の上限に
は自ずと限界があるので、例えば温度センサがその限界
以上の値を示したとき温度センサに異常が発生したとす
るものである。
出力電圧を予め設定した異常判定電圧と比較することに
より、センサの異常を検出している。例えば、上記の冷
却水温を検出する温度センサの場合、冷却水温の上限に
は自ずと限界があるので、例えば温度センサがその限界
以上の値を示したとき温度センサに異常が発生したとす
るものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来の装置は、センサを構成す
る素子自体やコネクタ等が完全に破壊して固定故障が生
じた場合には有効に検出できるが、コネクタ部のガタッ
キ、ハーネス組付は不良、電源の瞬断、センサを構成す
る素子内部での接触不良等に起因して頻度の高い間欠故
障すなわち固定故障には至らないが制御■に大きな影響
を与える間欠故障は十分に検出することができないとい
う欠点があった。
る素子自体やコネクタ等が完全に破壊して固定故障が生
じた場合には有効に検出できるが、コネクタ部のガタッ
キ、ハーネス組付は不良、電源の瞬断、センサを構成す
る素子内部での接触不良等に起因して頻度の高い間欠故
障すなわち固定故障には至らないが制御■に大きな影響
を与える間欠故障は十分に検出することができないとい
う欠点があった。
本発明はこのような従来の欠点を解決したもので、その
目的は、固定故障には至らないが制御に大きな影響を与
える間欠故障を十分に検出することができるセンサ系異
常検出装置を提供することにある。
目的は、固定故障には至らないが制御に大きな影響を与
える間欠故障を十分に検出することができるセンサ系異
常検出装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、例えば第1図に示
すように、センサ1と、このセンサ1の出力電圧を処理
装置2へ入力するセンサ1言号伝達系3とから構成され
るセンサ系の異常を検出するセンサ系異常検出装置にお
いて、センサ信号伝達系3で処理装置2へ導かれたセン
サ電圧SvO所定時間当たりの変化電圧Δ■を検出する
センサ変化電圧検出手段4と、センサ変化電圧の許容値
■lを記憶するセンサ変化電圧許容値記憶手段5と、セ
ンサ変化電圧検出手段4で検出されたセンサ変化電圧Δ
■とセンサ変化電圧許容値■2とを比較する比較手段6
と、比較手段6においてセンサ変化電圧Δ■がセンサ変
化電圧許容値Vlを越えた回数を計数する異常回数計数
手段7と、異常回数の許容値Nlを記憶する異常回数許
容値記憶手段8と、予め設定された時間内に異常回数計
数手段7で計数された異常回数Nが異常回数許容値Nl
を越えたときセンサ系が異常と判定する判定手段9とを
備える。
すように、センサ1と、このセンサ1の出力電圧を処理
装置2へ入力するセンサ1言号伝達系3とから構成され
るセンサ系の異常を検出するセンサ系異常検出装置にお
いて、センサ信号伝達系3で処理装置2へ導かれたセン
サ電圧SvO所定時間当たりの変化電圧Δ■を検出する
センサ変化電圧検出手段4と、センサ変化電圧の許容値
■lを記憶するセンサ変化電圧許容値記憶手段5と、セ
ンサ変化電圧検出手段4で検出されたセンサ変化電圧Δ
■とセンサ変化電圧許容値■2とを比較する比較手段6
と、比較手段6においてセンサ変化電圧Δ■がセンサ変
化電圧許容値Vlを越えた回数を計数する異常回数計数
手段7と、異常回数の許容値Nlを記憶する異常回数許
容値記憶手段8と、予め設定された時間内に異常回数計
数手段7で計数された異常回数Nが異常回数許容値Nl
を越えたときセンサ系が異常と判定する判定手段9とを
備える。
センサ信号伝達系3を構成するコネクタ、ハーネスの緩
みや電源の瞬断、センサ1を構成する素子内部での接触
不良等に起因して、センサ電圧S■が通常の動作では起
こり得ないような変化を示した場合、センサ変化電圧Δ
■はセンサ変化電圧許容値VZを越え、これが比較手段
6で判別されて異常回数計数手段7の計数値がカウント
アツプされる。上述のようなセンサ電圧S■の異常な変
化が所定時間内で頻発するとき、予め設定された時間内
に異常回数計数手段7で計数される異常回数Nが異常回
数許容値N1を越えるものとなり、判定手段9によって
センサ系に異常が発生したと判定される。−方、ノイズ
等の影響で一時的にセンサ電圧SVが異常な変化を示し
た場合、異常回数Nが異常回数許容値Nfを越えないの
で、異常とは判定されない。よって、頻度の高い間欠故
障すなわち固定故障には至らないが制御に大きな影響を
与える間欠故障を検出することができる。
みや電源の瞬断、センサ1を構成する素子内部での接触
不良等に起因して、センサ電圧S■が通常の動作では起
こり得ないような変化を示した場合、センサ変化電圧Δ
■はセンサ変化電圧許容値VZを越え、これが比較手段
6で判別されて異常回数計数手段7の計数値がカウント
アツプされる。上述のようなセンサ電圧S■の異常な変
化が所定時間内で頻発するとき、予め設定された時間内
に異常回数計数手段7で計数される異常回数Nが異常回
数許容値N1を越えるものとなり、判定手段9によって
センサ系に異常が発生したと判定される。−方、ノイズ
等の影響で一時的にセンサ電圧SVが異常な変化を示し
た場合、異常回数Nが異常回数許容値Nfを越えないの
で、異常とは判定されない。よって、頻度の高い間欠故
障すなわち固定故障には至らないが制御に大きな影響を
与える間欠故障を検出することができる。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第2図は本発明の実施例のブロック図であり、本発明を
自動車に搭載された制御装置例えば内燃機関制御装置に
通用した例を示す。
自動車に搭載された制御装置例えば内燃機関制御装置に
通用した例を示す。
同図において、20は処理装置であり、マイクロプロセ
ッサ21と、インタフェイス22.23と、各センサに
対応したセンサ変化電圧許容値、異常回数許容値、異常
判定レベルや各種プログラム等を記jQするROM24
と、ワーク領域等に使用されるRAM25と、センサ系
の異常を検出したときに異常コードを記憶する為等に便
用されるスタンバイRAM26とを含む。30a〜30
nはセンサであり、温度センサ、圧力センサ。02セン
サ等で構成される。このセンサ30a〜3Onの出力電
圧はリード線。
ッサ21と、インタフェイス22.23と、各センサに
対応したセンサ変化電圧許容値、異常回数許容値、異常
判定レベルや各種プログラム等を記jQするROM24
と、ワーク領域等に使用されるRAM25と、センサ系
の異常を検出したときに異常コードを記憶する為等に便
用されるスタンバイRAM26とを含む。30a〜30
nはセンサであり、温度センサ、圧力センサ。02セン
サ等で構成される。このセンサ30a〜3Onの出力電
圧はリード線。
コネクタ等を含むセンサ信号伝達系312〜31nを介
してA/D変換器32に加えられ、ここでディジタル量
のセンサ出力電圧S V a ” S V nに変換さ
れてインクフェイス22を介してマイクロプロセッサ2
1に加えられる。マイクロプロセッサ21は、上記セン
サ出力電圧SVa〜SVnに基づいて公知のような処理
を行ない、インクフェイス23を介して図示しない燃料
噴射弁等を制御する。また、後述するようにセンサ系の
異常検出を行ない、異常を検出すると、例えばとのセン
サ系に異常が発生したかの情報をスタンバイRAM26
に異常コードとして格納すると共に、インクフェイス2
3を介して警報器34を駆動する。
してA/D変換器32に加えられ、ここでディジタル量
のセンサ出力電圧S V a ” S V nに変換さ
れてインクフェイス22を介してマイクロプロセッサ2
1に加えられる。マイクロプロセッサ21は、上記セン
サ出力電圧SVa〜SVnに基づいて公知のような処理
を行ない、インクフェイス23を介して図示しない燃料
噴射弁等を制御する。また、後述するようにセンサ系の
異常検出を行ない、異常を検出すると、例えばとのセン
サ系に異常が発生したかの情報をスタンバイRAM26
に異常コードとして格納すると共に、インクフェイス2
3を介して警報器34を駆動する。
また第2図において、40は自動車バフテリであり、そ
の出力電圧は直接に定電圧回路41に加えられると共に
イグニッションスイッチ42を介して定電圧回路43に
加えられ、定電圧回路41の出力電圧V、Ilでスタン
バイRAM26が動作する。即ち、スタンバイRAM2
6はイグニッションスイッチ42のオン、オフにかから
れず記憶内容を保持する不揮発性メモリとして構成され
ている。また、定電圧回路43の出力電圧■、cは、処
理装置20のその他の部分やセンサ30a〜3On、A
/D変換器32等に供給されている。
の出力電圧は直接に定電圧回路41に加えられると共に
イグニッションスイッチ42を介して定電圧回路43に
加えられ、定電圧回路41の出力電圧V、Ilでスタン
バイRAM26が動作する。即ち、スタンバイRAM2
6はイグニッションスイッチ42のオン、オフにかから
れず記憶内容を保持する不揮発性メモリとして構成され
ている。また、定電圧回路43の出力電圧■、cは、処
理装置20のその他の部分やセンサ30a〜3On、A
/D変換器32等に供給されている。
第3図および第4図はマイクロプロセッサ21が行なう
センサ系異常検出処理の一例を示す流れ図であり、第3
図はA/D変換器32の出力を読込む毎に行なわれる処
理を、第4図は故障診断ルーチンの処理をそれぞれ示す
。向、第3図および第4図において、「i」の添字はセ
ンサ30i(i=a〜n)との対応を示す、また、第5
図は一つのセンサ例えば第2図のセンサ30aに関連す
るセンサ系の異常判定処理の説明図であり、同図tal
はセンサ30aの出力電圧をA/D変換器32でディジ
タル量に変換したセンサ電圧SVaの時間的変化と、従
来においても採用されていた異常判定電圧レベル■い■
8の様子を示し、同図tblはセンサ電圧SVaの所定
時間当たりの変化量(センサ変化電圧)ΔVaの時間的
変化とセンサ変化電圧許容値Vlaの様子を示し、同図
telはセンサ出力電圧SVaがセンサ変化電圧許容値
Viaを越える毎にインクリメントされるセンサ30a
対応のカウンタの計数値の時間的変化と、異常回数許容
値Nlaの様子を示し、同図(diはスタンバイRAM
26内にセンサ30aに対応して設けられたフェイル表
示ビットの様子を示している。
センサ系異常検出処理の一例を示す流れ図であり、第3
図はA/D変換器32の出力を読込む毎に行なわれる処
理を、第4図は故障診断ルーチンの処理をそれぞれ示す
。向、第3図および第4図において、「i」の添字はセ
ンサ30i(i=a〜n)との対応を示す、また、第5
図は一つのセンサ例えば第2図のセンサ30aに関連す
るセンサ系の異常判定処理の説明図であり、同図tal
はセンサ30aの出力電圧をA/D変換器32でディジ
タル量に変換したセンサ電圧SVaの時間的変化と、従
来においても採用されていた異常判定電圧レベル■い■
8の様子を示し、同図tblはセンサ電圧SVaの所定
時間当たりの変化量(センサ変化電圧)ΔVaの時間的
変化とセンサ変化電圧許容値Vlaの様子を示し、同図
telはセンサ出力電圧SVaがセンサ変化電圧許容値
Viaを越える毎にインクリメントされるセンサ30a
対応のカウンタの計数値の時間的変化と、異常回数許容
値Nlaの様子を示し、同図(diはスタンバイRAM
26内にセンサ30aに対応して設けられたフェイル表
示ビットの様子を示している。
以下各図を参照して本実施例の動作を説明する。
マイクロプロセッサ21はセンサ電圧取込みタイミング
になると、今回取込むべきセンサに対応してA/D変換
器32のチャンネルを切換え、第3図に示す処理を開始
する。なお、説明の便宜上このときセンサ30aが迅択
されたものとする。
になると、今回取込むべきセンサに対応してA/D変換
器32のチャンネルを切換え、第3図に示す処理を開始
する。なお、説明の便宜上このときセンサ30aが迅択
されたものとする。
マイクロプロセッサ21は、先ずA/D変換器32でデ
ィジタル量に変換されたセンサ30aの電圧SVaを第
5図+alに示す異常判定電圧レベル■に、■Lと比較
してセンサ・フェイル・チエツクを行なう(31)、そ
して、センサ出力電圧SVaがレベル■8を越えるか或
いはレベル■、より小さいとセンサ30aに異常が発生
したものとして、検出したセンサ出力電圧SVaの代わ
りに予めROM24等に記憶されたその標準値を採用す
る等のフェイル・セーフ処理を行なう(S2)。なお、
このとき図示しない処理によりスタンバイRAM26内
のセンサ30aに対応するフェイル表示ビットが′1”
にされ、警報器34が駆動される。
ィジタル量に変換されたセンサ30aの電圧SVaを第
5図+alに示す異常判定電圧レベル■に、■Lと比較
してセンサ・フェイル・チエツクを行なう(31)、そ
して、センサ出力電圧SVaがレベル■8を越えるか或
いはレベル■、より小さいとセンサ30aに異常が発生
したものとして、検出したセンサ出力電圧SVaの代わ
りに予めROM24等に記憶されたその標準値を採用す
る等のフェイル・セーフ処理を行なう(S2)。なお、
このとき図示しない処理によりスタンバイRAM26内
のセンサ30aに対応するフェイル表示ビットが′1”
にされ、警報器34が駆動される。
他方、異常判定電圧レベルVM、’/Lによる異常判定
で正常と判定されたときは、今回のセンサ出力電圧SV
aと前回のセンサ30aの出力電圧SVaとの差の絶対
値(センサ変化電圧)ΔVaを求め(S3)、このセン
サ変化電圧ΔVaを第5図Φ)に示すセンサ変化電圧許
容値Vlaと比較する(S4)。そして、センサ変化電
圧ΔVaがセンサ変化電圧許容値Vfaより大きいと、
センサ30aに対応して例えばRAM25内に設定され
たカウンタ領域の内容NaをインクリメントしくS5)
、センサ変化電圧ΔVaがセンサ変化電圧許容値■ga
より大きくないと、そのような処理は行なわない。
で正常と判定されたときは、今回のセンサ出力電圧SV
aと前回のセンサ30aの出力電圧SVaとの差の絶対
値(センサ変化電圧)ΔVaを求め(S3)、このセン
サ変化電圧ΔVaを第5図Φ)に示すセンサ変化電圧許
容値Vlaと比較する(S4)。そして、センサ変化電
圧ΔVaがセンサ変化電圧許容値Vfaより大きいと、
センサ30aに対応して例えばRAM25内に設定され
たカウンタ領域の内容NaをインクリメントしくS5)
、センサ変化電圧ΔVaがセンサ変化電圧許容値■ga
より大きくないと、そのような処理は行なわない。
センサ30aの出力電圧に関する第3図に示すような処
理は、センサ30aの出力電圧を取込む毎に行なわれ、
そのような動作は他のセンサ30b〜30nについても
同様に行なわれる。
理は、センサ30aの出力電圧を取込む毎に行なわれ、
そのような動作は他のセンサ30b〜30nについても
同様に行なわれる。
センサ30aのセンサ出力電圧3Vaが第5図ta+に
示すような変化を示した場合、そのセンサ変化電圧ΔV
aは第5図(′b)に示すものとなり、センサ30a対
応のカウンタ領域の値Naはセンサ変化電圧ΔVaがセ
ンサ変化電圧許容値Vfaを越える毎に第5図(c)に
示すようにインクリメントされていくことになる。
示すような変化を示した場合、そのセンサ変化電圧ΔV
aは第5図(′b)に示すものとなり、センサ30a対
応のカウンタ領域の値Naはセンサ変化電圧ΔVaがセ
ンサ変化電圧許容値Vfaを越える毎に第5図(c)に
示すようにインクリメントされていくことになる。
さて、マイクロプロセッサ21は例えば1分毎の周期に
設定された異常チエツクタイミングになると(SIO)
、最初のセンサ例えばセンサ30aに注目しく5ll
) 、そのセンサ30aに対応するカウンタ領域の値N
aがROM24に設定されたセンサ30a対応の異常回
数許容値Nlaより大きいか否かを判別しく512)、
大きいと、センサ30aのセンサ系に頻発する間欠故障
が発生したものとしてフェイルセーフ処理を行なった後
(S13) 、センサ30a対応の上述したカウンタ領
域をクリアしく514)、カウンタ領域の値Naが異常
回数許容値N1aより大きくなければ、今回の周期内で
は異常が発生していないものとして上述したフェイルセ
ーフ処理を行なうことなくそのセンサ30a対応のカウ
ンタ領域の内容をクリアする( S 14)。なお、ス
テップS13のフェイルセーフ処理としては、例えばセ
ンサ30aの出力電圧の代わりにROM24等に設定さ
れた標準値を採用したり、スタンバイRAM26内のセ
ンサ30aに対応するフェイル表示ビットの内容を“l
゛にしたり、或いは警報器34を駆動したりする動作が
行なわれる。第5図(C1の例では、異常チエツクタイ
ミングT1.T3では異常が検出されず、異常チz7ク
タイミングT2で異常が検出された例が示されている。
設定された異常チエツクタイミングになると(SIO)
、最初のセンサ例えばセンサ30aに注目しく5ll
) 、そのセンサ30aに対応するカウンタ領域の値N
aがROM24に設定されたセンサ30a対応の異常回
数許容値Nlaより大きいか否かを判別しく512)、
大きいと、センサ30aのセンサ系に頻発する間欠故障
が発生したものとしてフェイルセーフ処理を行なった後
(S13) 、センサ30a対応の上述したカウンタ領
域をクリアしく514)、カウンタ領域の値Naが異常
回数許容値N1aより大きくなければ、今回の周期内で
は異常が発生していないものとして上述したフェイルセ
ーフ処理を行なうことなくそのセンサ30a対応のカウ
ンタ領域の内容をクリアする( S 14)。なお、ス
テップS13のフェイルセーフ処理としては、例えばセ
ンサ30aの出力電圧の代わりにROM24等に設定さ
れた標準値を採用したり、スタンバイRAM26内のセ
ンサ30aに対応するフェイル表示ビットの内容を“l
゛にしたり、或いは警報器34を駆動したりする動作が
行なわれる。第5図(C1の例では、異常チエツクタイ
ミングT1.T3では異常が検出されず、異常チz7ク
タイミングT2で異常が検出された例が示されている。
マイクロプロセッサ21は一つのセンサ系の異常検出処
理を終えると、チエ、りすべき全てのセンサが終了した
か否かを判別しく315) 、終了していればその他の
メイン処理に進み、終了していなければ次のセンサ系に
ン主目を移してステップ312に戻り(316) 、残
りのセンサ系の異常を上述と同様にして検出する。
理を終えると、チエ、りすべき全てのセンサが終了した
か否かを判別しく315) 、終了していればその他の
メイン処理に進み、終了していなければ次のセンサ系に
ン主目を移してステップ312に戻り(316) 、残
りのセンサ系の異常を上述と同様にして検出する。
以上説明したように、本発明は、コネクタや信号線等で
構成されるセンサ信号伝達系を介してセンサから加えら
れるセンサ電圧の変化量が、予め定められたセンサ変化
電圧許容値を越えた回数を計数し、所定時間当たりのそ
の回数が予め設定された異常回数許容値を越えたときセ
ンサ系に異常が発生したものとするものであり、センサ
電圧が異常判定レベルに達していなくても頻繁にその電
圧が異常に変化する如(、制御に大きな影響を与える間
欠故障を検出することができる効果がある。
構成されるセンサ信号伝達系を介してセンサから加えら
れるセンサ電圧の変化量が、予め定められたセンサ変化
電圧許容値を越えた回数を計数し、所定時間当たりのそ
の回数が予め設定された異常回数許容値を越えたときセ
ンサ系に異常が発生したものとするものであり、センサ
電圧が異常判定レベルに達していなくても頻繁にその電
圧が異常に変化する如(、制御に大きな影響を与える間
欠故障を検出することができる効果がある。
また、ノイズ等の影響で一時的にセンサ電圧が異常な変
化を示したときには異常と判定されないので、ノイズ等
によって誤検出することもなくなる。
化を示したときには異常と判定されないので、ノイズ等
によって誤検出することもなくなる。
第1図は本発明の構成説明図、
第2図は本発明の実施例のブロック図、第3図はA/D
変換器32の出力を読込む毎に行なわれるマイクロプロ
セッサ21の処理例の流れ図、第4図はマイクロプロセ
ッサ21が行なう故障診断ルーチンの処理例の流れ図、 第5図は一つのセンサ例えば第2図のセンサ30aにか
かるセンサ系の異常判定処理の動作説明図である。 図において、1・・・センサ、2・・・処理装置、3・
・・センサ信号伝達系、4・・・センサ変化電圧検出手
段、5・・・センサ変化電圧許容値記憶手段、6・・・
比較手段、7・・・異常回数計数手段、8・・・異常回
数許容値記憶手段、9・・・判定手段、20・・・処理
装置、21・・・マイクロプロセッサ、22.23・・
・インクフェイス、24・・・ROM、25・・・RA
M、26・・・スタンバイRAM。 30a〜30n・・・センサ、31a、31n・・・セ
ンサ信号伝連系、32・・・A/D変換器、34・・・
警報器、40・・・自動車バッテリ、41.43・・・
定電圧回路、42・・・イグニ。 ジョンスイッチ。 特許出願人 冨士通テン株式会社 代理人弁理士 西教圭−部外2名 本発明の構成説明図 第1図 本発明の実施例のフロンク図 第2図 マイクロプロセンサ21の処111の流れ図第3 図 マイクロプロセッサ21の処理例の涜れ圓第4図 第2図の動作説明図 第5図
変換器32の出力を読込む毎に行なわれるマイクロプロ
セッサ21の処理例の流れ図、第4図はマイクロプロセ
ッサ21が行なう故障診断ルーチンの処理例の流れ図、 第5図は一つのセンサ例えば第2図のセンサ30aにか
かるセンサ系の異常判定処理の動作説明図である。 図において、1・・・センサ、2・・・処理装置、3・
・・センサ信号伝達系、4・・・センサ変化電圧検出手
段、5・・・センサ変化電圧許容値記憶手段、6・・・
比較手段、7・・・異常回数計数手段、8・・・異常回
数許容値記憶手段、9・・・判定手段、20・・・処理
装置、21・・・マイクロプロセッサ、22.23・・
・インクフェイス、24・・・ROM、25・・・RA
M、26・・・スタンバイRAM。 30a〜30n・・・センサ、31a、31n・・・セ
ンサ信号伝連系、32・・・A/D変換器、34・・・
警報器、40・・・自動車バッテリ、41.43・・・
定電圧回路、42・・・イグニ。 ジョンスイッチ。 特許出願人 冨士通テン株式会社 代理人弁理士 西教圭−部外2名 本発明の構成説明図 第1図 本発明の実施例のフロンク図 第2図 マイクロプロセンサ21の処111の流れ図第3 図 マイクロプロセッサ21の処理例の涜れ圓第4図 第2図の動作説明図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 センサと該センサの出力電圧を処理装置へ入力するセ
ンサ信号伝達系とから構成されるセンサ系の異常を検出
するセンサ系異常検出装置において、前記センサ信号伝
達系で前記処理装置へ導かれたセンサ電圧の所定時間当
たりの変化電圧を検出するセンサ変化電圧検出手段と、 センサ変化電圧の許容値を記憶するセンサ変化電圧許容
値記憶手段と、 前記センサ変化電圧検出手段で検出されたセンサ変化電
圧と前記センサ変化電圧許容値とを比較する比較手段と
、 該比較手段において前記センサ変化電圧が前記センサ変
化電圧許容値を越えた回数を計数する異常回数計数手段
と、 異常回数の許容値を記憶する異常回数許容値記憶手段と
、 予め設定された時間内に前記異常回数計数手段で計数さ
れた異常回数が前記異常回数許容値を越えたとき前記セ
ンサ系が異常と判定する判定手段とを具備したことを特
徴とするセンサ系異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61146454A JPH0782058B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | センサ系異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61146454A JPH0782058B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | センサ系異常検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS633275A true JPS633275A (ja) | 1988-01-08 |
JPH0782058B2 JPH0782058B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=15408003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61146454A Expired - Fee Related JPH0782058B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | センサ系異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0782058B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004170149A (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-17 | Yazaki Corp | 非接地電源の絶縁検出装置 |
JP2009038853A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Sharp Corp | 電気掃除機 |
JP2017020406A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関用制御装置 |
JP2017032433A (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | 日野自動車株式会社 | エンジン性能試験方法 |
JP2021515194A (ja) * | 2018-11-02 | 2021-06-17 | エルジー・ケム・リミテッド | 電流センサ診断装置及び方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102020213117A1 (de) * | 2020-10-19 | 2022-04-21 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Fehleranalyse einer Sensoranordnung hinsichtlich instabiler Fehler |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP61146454A patent/JPH0782058B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4563427B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2010-10-13 | シャープ株式会社 | 電気掃除機 |
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US11353484B2 (en) | 2018-11-02 | 2022-06-07 | Lg Energy Solution, Ltd. | Current sensor diagnosing apparatus and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0782058B2 (ja) | 1995-09-06 |
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