JPS6332539A - 光重合性組成物 - Google Patents

光重合性組成物

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JPS6332539A
JPS6332539A JP17529186A JP17529186A JPS6332539A JP S6332539 A JPS6332539 A JP S6332539A JP 17529186 A JP17529186 A JP 17529186A JP 17529186 A JP17529186 A JP 17529186A JP S6332539 A JPS6332539 A JP S6332539A
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JP
Japan
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JP17529186A
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Mitsuru Koike
充 小池
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、不飽和単量体と、光重合開始剤と、必要なら
線状有機高分子重合体とを含有する光重合性組成物に関
し、特に印刷用原版の作成、フォトレジスト等に有用な
光硬化像を提供しうる光重合性組成物に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
重合可能なエチレン性不飽和化合物と、光重合開始剤と
、更に数要に応じて適当な皮膜形成能を有する線状有機
高分子重合体、熱重合防止剤等を混和させ感光性組成物
として写真的手法によって画像複製を行う方法は現在広
く知られるところである。すなわち特公昭35−509
3号公報、特公昭35−8495号公報等に記載されて
いる随に、該感光性組成物は活性光線の照射により光重
合を起こし、不溶化することから、感光性組成物を適当
な皮膜と成し、所望の画像の陰画を通して活性光線の照
射を行い、適当な溶媒により未感光部のみを除去する(
以下単に現像と呼ぶ。)二とにより所望の光重合画像を
形成させることができる。このタイプの感光性組成物は
印刷版あるいはフォトレジスト等の感光剤として極めて
有用である事は論を待たない。
従来より、重合可能なエチレン性不飽和化合物の光重合
開始剤として、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインエチ
ルエーテル、ミヒラーケトン、アンスラキノン、アクリ
ジン、フェナジン、ベンゾフェノン、2−エチルアンス
ラキノン等が代表的なものとして知られている。なかで
もベンゾフェノン等の芳香族ケトン類は安価であり、ま
た不飽和化合物に対する溶解性が良好であるので広く用
いられている。
また、特開昭54−99185号公報にはα−置換脂肪
族−芳香族ケトン、特開昭58−157805号公報に
は硫黄含有α−アミノ脂肪族芳香族ケトン、特開昭61
−21104号公報には特定のカルバゾール誘導体から
なる脂肪族芳香族ケトンが提案されている。しかしなが
らこれらの光重合開始剤は、光重合開始能力が小さいた
め多量に用いるか或は長時間の光照射が必要であるとい
った欠点を有し、また該開始剤を添加した光重合性組F
j9.物は長期間の保存安定性が悪いという欠点もあり
、未だ十分なものではなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって本発明の目的は、感度が高く、かつ、保存安
定性に優れた光重合性組成物を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、特定のカルバゾール誘導体からな
る芳香族ケトンにヨードニウム塩系化合物と必要ならば
有機アミン化合物とを組み合わせて用いることにより達
成される。
すなわち本発明は、活性光線により光重合が可能な少な
くとも1個のエチレン性不飽和基を持つ単量体と光重合
開始剤と、必要とするならば線状有機高分子重合体とを
含む光重合性組成物に於て、光重合開始剤として少なく
とも1種の下記一般式%式%([) Ra (式中、R1及びR2はそれぞれアルキル基を表し、又
R1とR2は互いに結合してアルキレン基を表しても良
く、Roは水素原子、アルキル基又はアシル基を表し、
Xlは一0R5又は−N−R6を表し、R5は水素原子
、アルキル基又はアルケニル基を表し、R6及びR7は
それぞれアルキル基又はヒドロキシアルキル基を表し、
又R6とR7は互いに結合してアルキレン基、オキサジ
アルキレン基又はイミノジアルキレン基を表し、Ylは
OR。
I  1 水素原子又は−C−C−X、を表し、Y2は水素原子、
ハロゲン原子又は、ニトロ基を表し、R4は直接結合又
はアルキレン基を表し、×2は一〇−R8−〇−又は−
N−Ra−N−を表し、I Rs    Rs R8はアルキレン基を表し、R3はアルキル基を表し、
また二つのR3は互いに結合してアルキレン基を表して
も良い。)で表される化合物と、少なくとも1種の一般
式(rV、) (式中、Ar及びAr’は置換又は未置換のアリール基
を表し、Xは陰イオンを表し、nはXの原子価を表す。
)で表される化合物とを組み合わせたものを用い、更に
必要により、有機アミン化合物をも、組み合わせた光重
合性組成物である。
本発明に使用される「活性光線により光重合が可能な少
なくとも1個のエチレン性不飽和基を持つ単量体」は、
常圧で沸点100℃以上の、少なくとも1分子中に1個
、より好ましくは2個以上の付加重合可能なエチレン性
不飽和基を有する分子量10.000以下のモノマー又
はオリゴマーである。このようなモノマーとしては、ポ
リエチレングリコール七ノ (メタ)アクリレート、ポ
リプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、フ
ェノキシエチル(メタ)アクリレート等の単官能のアク
リレートやメタクリレート;ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ (
メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ
)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ (メタ)
アクリレート、ペンタエリスリトールテトラくメタ)ア
クリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)ア
クリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート
、トリメチロールプロパントリ(アクリロイルオキシプ
ロピル)エーテル、トリ(アクリロイロキシエチル)イ
ソシアヌレート、グリセリンやトリメチロールエタン等
の多官能アルコールにエチレンオキサイドやプロピレン
オキサイドを付加させた後(メタ)アクリレート化した
もの、特公昭48−41708号、特公昭50−603
4号、特開昭51−37193号各公報芳容載されてい
るようなウレタンアクリレート類、特開昭48−641
83号、特公昭49−43191号、特公昭52−30
490芳容公報に記載されているポリエステルアクリレ
ート頚、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させ
たエポキシアクリレート類等の多官能のアクリレートや
メタクリレートをあげることができる。さらに日本接着
協会跡Vol、 20、No、 7.300〜308ペ
ージに光硬化性モノマー及びオリゴマーとして紹介され
ているものも使用することができる。なお、これらの使
用量は、全成分に対して5〜50重量%(以下%と略称
する。)、好ましくは、10〜40%が適当である。
一般式(I)、(II)又は(I[)において、Rl 
、R2、R3、Rs 、Rs 、Rt 、及びR3で表
されるアルキル基としては、メチノペエチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、″第2ブチル、第3プチノペ
イソブチル、アミル、ヘキシル、オクチル、インオクチ
ル、2−エチルヘキシル、ノニノペデシル、ドデシル、
トリデシル、テトラデシノペオクタデシル等があげられ
;R1とR2が結合して形成するアルキレン基としては
、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、
ヘプタメチレン等があげられ+R3で表されるアンル基
としては、アセチル、プロピオニル、ブチロイル、2−
エチルヘキサノイル、アクリロイル、メタクリロイル、
ベンゾイル、トリオイル、第3ブチルベンゾイル、クロ
ルベンゾイル等があげられ;R5で表されるアルケニル
基としては、アリノペオクタデセニル等があげられ;R
6及びR7で表されるヒドロキシアルキル基としては、
ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロビノペ2−ヒド
ロキシブチル等があげられ;R6とR7が結合して形成
するアルキレン基、オキサジアルキレン基又はイミノジ
アルキレン基としては、テトラメチレン、ペンタメチレ
ン、ヘキサメチレン、オキサジエチレン、イミノジエチ
レン等があげられ;Y2で表されるハロゲン原子として
は、塩素、臭素、フッ素及びヨウ素があげられ;R1で
表されるアルキレン基としては、メチレン、エチレン、
トリメチレン、テトラメチレン、ヘキサメチレン、デカ
メチレン等があげられ;R8で表されるアルキレン基と
しては、エチレン、プロピレン、2゜2−ジメチルプロ
ピレン、1.4−ブチレン、1.6−へキサメチレン、
1.10−デカメチレン等があげられ;二つのR8が結
合して形成するアルキレン基としては、メチレン、エチ
レン、プロピレン、ブチレン等があげられる。このよう
な化合物の具体例としては、特開昭61−21104号
公報に記載されているカルバゾール誘導体開始剤、例え
ば3−(2−メチル−2−ジメチルアミノプロピオニル
)−力ルバゾール、3− (2−メチル−2−モルホリ
ノプロピオニル)−9−メチルカルバゾール、3.6−
ビス(2−メチル−2−モルホリノプロピオニル)−9
−メチルカルバゾール、3.6−ビス(2−メチル−2
−モルホリノプロピオニル)−9−n−ブチルカルバゾ
ール、3− (2−メチル−2−モルホリノプロピオニ
ル)−9−ブチルカルバゾール、3−(2−エチル−2
−ピペリジノプロビオニル)−9−ブチルカルバゾール
、3− (2−メチル−2−ジェタノールアミノプロピ
オニル)−9−メチル力ルバゾーノペ3−(2−メチル
−2−ジブチルアミノプロピオニル)−6−クロロカル
バゾール、3−(2−メチル−2−ピペラジノプロピオ
ニル)−6−二トロー9−メチルカルバゾール、3−(
2−メチル−2−モルホリノプロピオニル)−9−アセ
チルカルバゾール、3.6−ビス(2−メチル−2−モ
ルホリノプロピオニル)−9−ベンゾイルカルバゾール
、3− (2−メチル−2−ヒドロキシプロピオニル)
−9−メチル力ルバゾーノぺ3−(2−メチル−2−メ
トキシプロピオニル)−9−メチルカルバゾール、3−
(2−メチル−2−アリロキシプロピオニル)−9−メ
チルカルバゾール、3−(1−ヒドロキシシクロヘキサ
ノイル)−9−ブチルカルバゾール、1.4−ビス(9
−ブチル−3−カルバゾリル)−2,3−ジヒドロキシ
ブタン−1,4−ジオン、1,6−ビス(9−メチル−
3−カルバゾリル)−2,5−ビス(ジエチルアミノ)
ヘキサン−1,6−ジオン、1,4−ビスl’l−(9
−メチル−3−カルバシリロイル)イソプロピル〕ピペ
ラジン、NIN′−ジメチル−N、N’−ビスC1−(
9−メチル−3−カルバシリロイル)イソプロピルクー
エチレンジアミン、2.7−ピスl:1− (9−ブチ
ル−3−カルバシリロイル)イソプロピル〕−2,7−
シメチルー3.6−シオキサオクタンなどが挙げられる
本発明で使用される一般式(I’V)で表される化合物
としては、英国特許第1,539,192号に記載され
ているヨードニウム塩、マクロモレキュールス(Mac
romo 1ecu 1es)、10.1307 (1
’977 )に記載されている化合物、例えばジフェニ
ルヨードニウム、ビス(p −tert −ブチルフェ
ニル)ヨードニウムなどのクロリド、プロミド、PF6
−1B F4−.5bCns−,5nCns−、FeC
L−1BiCβ5−塩などを挙げることができる。
本発明の組成物中のこれらの光重合開始剤系の含有濃度
は通常わずかなものであり、また不適当に多い場合には
有効光線の遮断等好ましくない結果を生じる。本発明に
おける光重合開始剤系の量は(I)、(II)又は(I
)で表される化合物と(rV)で表される化合物の合計
が、光重合可能なエチレン性不飽和化合物と必要とする
なら線状有機高分子重合体との合計に対して0.01%
から20%の範囲で充分であり、更に好ましくは1%か
ら10%で良好な結果を得る。また、一般式(I)、(
II)又は(III)と一般式(rV)の全光重合開始
剤に対する割合は、それぞれ80〜20%、20〜80
%であることが望ましい。
更に本発明の光重合性組成物では必要により、種々の有
機アミン化合物を併用することができ、それによって感
度を更に増大せしめることができる。これらの有機アミ
ン化合物としては、例えば、トリエタノールアミン、ジ
メチルアミン、ジェタノールアニリン、p−ジメチルア
ミ7安息香酸エチルエステル、ミヒラーケトン等があげ
られる。
有機アミン化合物の添加量は全光重合開始剤量の50%
〜200%程度が好ましい。
更に本発明で用いる光重合開始剤に必要に応じてN−フ
ェニルグリシン、2−メルカプトベンゾチアゾーノペN
、N−ジアルキル安息香酸アルキルエステル等の水素供
与性化合物を加える二とによって更に光重合開始能力を
高めることができる。
本発明における線状有機高分子重合体としては、当然光
重合可能なエチレン性不飽和化合物と相客性を有してい
る線状有機高分子重合体である限り、どれを使用しても
構わないが、望ましくは水現像或は弱アルカリ水現像を
可能とする水あるいは弱アルカリ水可溶性又は膨潤性で
ある線状有機高分子重合体を選択すべきである。
線状有機高分子重合体は、該組成物の皮膜形成剤として
だけではなく、水、弱アルカリ水あるいは有機溶剤現像
剤としての用途に応じて使用される。たとえば水可溶性
有機高分子重合体を用いると水現像が可能となる。この
様な線状有機高分子重合体としては、側鎖にカルボン酸
を有する付加重合体、たとえばメタクリル酸共重合体、
アクリル酸共重合体、イタコン酸共重合体、クロトン酸
共重合体、マレイン酸共重合体、部分エステル化マレイ
ン酸共重合体等があり、詳しく述べると、特公昭59−
44615号公報に記載されているようなベンジル(メ
タ)アクリレート/(メタ)アクリル酸/必要に応じて
その他の付加重合性ビニルモノマー共重合体;特公昭5
4−34327号公報に記載されているようなメタクリ
ル酸/メタクリル酸メチル又はエチル/メタクリル酸ア
ルキル共重合体;その他特公昭58−12577号、特
公昭54−25957号、特開昭54−92723号各
公報に記載されているような(メタ)アクリル酸共重合
体:特開昭59−53836号公報に記載されているよ
うなアリル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸
/必要に応じてその他の付加重合性ビニルモノマー共重
合体、特開昭59−71048号公報に記載されている
無水マレイン酸共重合体にペンタエリスリトールトリア
クリレートを半エステル化で付加させたもの等の重合体
中に−COOH,−PO3H2、−3Q3)−1、−8
○2NH2、−8○2NHC〇−基を有し、酸価50〜
200の酸性ビニル共重合体をあげることが出来る。
また同様に側鎖にカルボン酸を有する酸性セルロース誘
導体がある。この池水酸基を有する付加重合体に環状酸
無水物を付加させたもの等が有用である。この他に水溶
性線状有機高分子重合体としてポリビニルピロリドンや
ポリエチレンオキサイド等が有用である。また硬化皮膜
の強度をあげるためにアルコール可溶性ナイロンや2,
2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−フロパンとエ
ビクロロヒドリンのポリエーテル等も有用である。
特にこれらの中でベンジル(メタ)アクリレート/(メ
タ)アクリル酸/必要に応じてその他の付加重合性ビニ
ルモノマー共重合体及びアリル(メタ)アクリレート/
(メタ)アクリル酸/必要に応じてその他の付加重合性
ビニルモノマー共重合体が好適である。線状高分子重合
体の使用量は全組成に対して10%〜90%、好ましく
は30〜85%である。又、エチレン性付加重合性単量
体と線状高分子重合体は、重量比で0.5/9.5〜5
15の範囲とするのが好ましく、更に好ましい範囲は1
/9〜4/6である。
さらに本発明にふいては以上の基本成分の他に感光性組
成物の製造中あるいは保存中において重合可能なエチレ
ン性不飽和化合物の不要な熱重合を阻止するために少量
の熱重合防止剤を添加することが望ましい。適当な熱重
合防止剤としてはハイドロキノン、p−メトキシフェノ
ール、ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ピロガロール
、t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4.4’−チ
オビス(3−メ・チル−6−t−ブチルフェノール)、
2.2′−メチレンビス(4−メチル−6−1−ブチル
フェノール)、2−メルカプトベンゾイミダゾール、N
−ニトロンフェニルヒドロキシアミン第一セリウム塩等
があげられる。また、場合によっては、感光層の着色を
目的として染料もしくは顔料や、硬化皮膜の物性を改良
する目的として無機充てん剤や、その他の公知の添加剤
を加えても良い。
本発明の光重合性組成物は塗布する際には種々の有機溶
剤に溶かして使用に供されるが、ここで使用する溶媒と
しては、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ン、酢酸エチル、エチレンジクロライド、テトラヒドロ
フラン、トルエン、エチレングリコールモノメチルエー
テノベエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ンクリコールジメチルエーテル、フロピレンゲリコール
モノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテル、アセチルアセトン、シクロヘキサノン、ジア
セトンアルコール、エチレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、エチレングリコールエチルエーテ゛ル
アセテート、エチレングリコールモノイソプロビルエー
テル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテー
ト、2−メトキシエタノール、3−メトキシプロパツー
ル、メトキシメトキシエタノール、2−メトキシエチル
アセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル
、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテルへプロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、3−メトキシプロピルアセテ−)、
N、 N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、T−ブチロラクトンなどがあり、これらの溶媒を単
独あるいは混合して使用する。そして、塗布溶液中の固
形分の濃度は、2〜50重量%が適当である。
その被覆量は乾燥後の重量で約0.1g/m’〜約10
g/m’の範囲が適当であり、より好ましくは0.5〜
5g/m’である。
上記支持体としては、寸度的に安定な板状物が用いられ
る。このような寸度的に安定な板状物としては、従来印
刷版の支持体として使用されているものが含まれ、それ
らを好適に使用することができる。かかる支持体として
は、紙、プラスチック(例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンなど)がラミネートされた紙、例
えばアルミニウム(アルミニウム合金も含む。)、亜鉛
、銅などのような金属の板、例えば二酢酸セルロース、
三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸セル
ロース、酢酸酪酸セルロース、硝酸セルロース、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、
ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタ
ールなどのようなプラスチックのフィルム、上記の如き
金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしくはプラス
チックフィルムなどが含まれる。これらの支持体のうち
、アルミニウム板は寸度的に著しく安定であり、しかも
安価であるので特に好ましい。更に、特公昭48−18
327号公報に記載されているようなポリエチレンテレ
フタレートフィルム上にアルミニウムシートが結合され
た複合体シートも好ましまた金属、特にアルミニウムの
表面を有する支持体の場合には、砂目立て処理、珪酸ソ
ーダ、弗化ジルコニウム酸カリウム、燐酸塩等の水溶液
への浸漬処理、あるいは陽極酸化処理などの表面処理が
なされていることが好ましい。
また、米国特許第2,714,066号明細書に記載さ
れている如く、砂目立てしたのちに珪酸ナトリウム水溶
液に浸漬処理されたアルミニウム板、特公昭47−51
25号公報に記載されているようにアルミニウム板を陽
極酸化処理したのちに、アルカリ金属珪酸塩の水溶液に
浸漬処理したものも好適に使用される。上記陽極酸化処
理は、例えば、燐酸、クロム酸、硫酸、硼酸等の無機酸
、若しくは蓚酸、スルファミン酸等の有機酸またはこれ
らの塩の水溶液又は非水溶液の単独又は二種以上を組み
合わせた電解液中でアルミニウム板を陽極として電流を
流すことにより実施される。
また、米I特許第訊658,662号明細書に記載され
ているようなシリケート電着も有効である。
更には特公昭46−27481号公報、特開昭52−5
8602号公報、特開昭52−30503号公報に開示
されているような電解グレインを施した支持体と、上記
陽極酸化処理及び珪酸ソーダ処理を組合せた表面処理も
有用である。
更には、特開昭56−28893号公報に開示されてい
るような機械的粗面化、化学工・ノチ、電解グレイン、
陽極酸化処理さらに珪酸ソーダ処理を順に行ったものも
好適である。
更にこれらの処理を行った後に、水溶性の樹脂、たとえ
ばポリビニルフォスホン酸、スルホン酸基を側鎖に有す
る重合体および共重合体、ポリアクリル酸、水溶性金属
塩(例えば酢酸亜鉛)もしくは、黄色染料、アミン塩等
を下塗りしたものも好適である。
これらの親水化処理は、支持体の表面を親水性とするた
めに施される以外に、その上に設けられる光重合性組成
物の有害な反応を防ぐため、更には感光層の密着性の向
上等のために施されるものである。
支持体上に設けられた光重合性組成物の層の上には、空
気中の酸素による重合禁止作用を完全に防止するため、
例えばポリビニルアルコール、酸性セルロース頚などの
ような酸素遮断性に優れたポリマーよりなる保護層を設
けてもよい。この様な保護層の塗布方法については、例
えば米国特許第3.458.311号、特公昭55−4
9729号公報に詳しく記載されている。
本発明の光重合性組成物を支持体上に設けた感光性プレ
ートをメタルハライドランプ、高圧水銀灯などのような
紫外線に富んだ光源を用いて画像露光し、現像液で処理
して感光層の未露光部を除去し、最後にガム液を塗布す
ることにより印刷版とする。上記現像液として好ましい
ものは、特公昭57−7427号公報に記載されている
ような現1象液があげられ、ケイ酸す) IJウム、ケ
イ酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第ニリン酸ナト
リウム、第三リン酸アンモニウム、第ニリン酸アンモニ
ウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、アン
モニア水などのような無機アルカリ剤やモノエタノール
アミン又はジェタノールアミンなどのような有機アルカ
リ剤の水溶液が適当であり、それらの濃度が0.1〜1
0重量%、好ましくは0.5〜5重量%になるように添
加される。
また、該アルカリ性水溶液には、必要に応じ界面活性剤
やベンジルアルコール、2−フェノキシエタノール、2
−ブトキシェタノールのような有機溶媒を少量含むアル
カリ水溶液であり、例えば米国特許第3.475.17
1号および同3.615.480号に記載されているも
のを挙げることができる。
更に、特開昭50−26601号、同58−54341
号、特公昭56−39464号、同56−42860号
の各公報に記載されている現像液も上記感光性印刷版の
現(象液として優れている。
以下実施例をもって本発明を説胡するが本発明はこれに
限定されるものではない。
実施例1 厚さ0.30mmのアルミニウム板を、ナイロンブラシ
と400メツシユのパミストンの水懸濁液とを用いその
表面を砂目立てした後、よく水で洗浄した。10%水酸
化ナトリウムに70℃で60秒間浸漬してエツチングし
た後、流水で水洗後20%HNOzで中和洗浄し、次い
で水洗した。これを■え=12.7Vの条件下で正弦波
の交番波形電流を用いて1%硝酸水溶液中で160クロ
ーン/d m’の陽極特電気量で電解粗面化処理を行っ
た。
その表面粗さを測定したところ、0.6μ(Ra表示)
であった。ひきつづいて30%のH2SO,水溶液中に
浸漬し55℃で2分間デスマットした後、20%H2S
O,水溶液中、電流密度2 A / d m”において
厚さが2.7g/m2になるように2分間陽極酸化処理
した。
このように処理されたアルミニウム板上に、下記組成の
感光液を乾燥塗布重量が1.5g/m″となるように塗
布し、100℃′で2分間乾燥させ感光性プレートを得
た。
〔感光液処方〕
光重合開始剤            Xgメチルエチ
ルケトン         20gフッ素系ノニオン界
面活性剤    0.03 gC3M社製、フルナラ1
ドFC−430(商品名)〕この感光性プレート上にポ
リビニルアルコール(ケン化度86.5〜89モル%、
重合度1 0 0o ”)の3重量%の水溶液を乾燥塗
布重量が2g/m”となるように塗布し、100℃/2
分間乾燥させた。
露光は真空焼ワタ装置を用いて富士写真フイ)レム株式
会社製PSライトSタイプ(メタル)1ライドランプ、
2 KW )で距離1mから10秒間行った。
感度測定は富士PSステップガイド(富士写真フィルム
株式会社製、初段の透過光学濃度が0.05で1段増す
ごとに透過光学濃度が0.15増えて(、Nき15段ま
であるステップタブレット)を使用して行った。現像は
IKケイ酸カリウム30g1水酸化カリウム15g1 3gおよび水1000gからなる現像液に25℃、1分
間浸漬して行った。
光重合開始剤の組み合わせを変えた時の感度の結果を表
1に示す。
表1より、開始剤を単独で使用する(比較例1−1.1
−2)よりも、組み合わせて使用したもの(実施例1)
の方が感度が上昇していることがわかる。
また、保存安定性のテストとしてサンプルを55℃、1
5%RH中5日間、また35℃、85%RH中5日間放
置させたサンプルにおいても同等の感度を得ることがで
き、保存安定性にもすぐれていることが’51Aarc
)された。
実施例2 実施例1と同様な方法で次の処方の感光液を用いて感光
性プレートを作成した。
〔感光液処方〕
開始剤               Xg銅フタロシ
アニン顔料        0.2gフッ素系ノニオン
界面活性剤    0.03 g〔3)A社製、フルオ
ラッドFC−430(商品名)〕メチルエチルケトン 
        20gこの感光液の乾燥塗布量は1.
5g/m’であった。
実施例1と同様に、この感光性層の上にポリビニルアル
コールからなる酸素遮断層を2.0 g / m’設け
、実施例1と同様の露光装置を用いて露光し、現像をし
た。
表2より開始剤単独より組み合わせた方が感度が高いこ
とがわかる。
また、実施例1での保存安定性のテストを同様に行った
ところ、同等の感度を得ることができ、保存安定性にも
優れていることが確認された。
〔発明の効果〕 本発明の組成物は感度が高く、かつ、保存安定性が優れ
ている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 活性光線により光重合が可能な少なくとも1個のエチレ
    ン性不飽和基を持つ単量体と、光重合開始剤と、必要と
    するならば線状有機高分子重合体とを含む光重合性組成
    物に於て、光重合開始剤として少なくとも1種の下記一
    般式( I )、(II)又は(III) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_1及びR_2はそれぞれアルキル基を表し
    、又R_1とR_2は互いに結合してアルキレン基を表
    しても良く、R_3は水素原子、アルキル基又はアシル
    基を表し、X_1は−OR_5又は▲数式、化学式、表
    等があります▼を表し、R_5は水素原子、アルキル基
    又はアルケニル基を表し、R_6及びR_7はそれぞれ
    アルキル基又はヒドロキシアルキル基を表し、又R_6
    とR_7は互いに結合してアルキレン基、オキサジアル
    キレン基又はイミノジアルキレン基を表し、Y_1は水
    素原子又は▲数式、化学式、表等があります▼を表し、
    Y_2は水素 原子、ハロゲン原子又は、ニトロ基を表し、R_4は直
    接結合又はアルキレン基を表し、X_2は−O−R_8
    −O−又は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼を表し、R_8はアルキレ
    ン基を表し、R_9はアルキル基を表し、また二つのR
    _9は互いに結合してアルキレン基を表しても良い。)
    で表される化合物と、少なくとも1種の下記一般式(I
    V) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、Ar及びAr′は置換又は未置換のアリール基
    を表し、Xは陰イオンを表し、nはXの原子価を表す。 )で表される化合物を組み合わせたものを用い、更に必
    要により、有機アミン化合物をも組み合わせた光重合性
    組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006008826A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Toyo Ink Mfg Co Ltd 硬化型粘接着材料
JP2009213902A (ja) * 1996-11-01 2009-09-24 Coloplast As 使用準備の整ったカテーテルを備えた尿カテーテル組立体

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