JPS6332366A - 超臨界流体クロマトグラフイ−装置 - Google Patents

超臨界流体クロマトグラフイ−装置

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JPS6332366A
JPS6332366A JP61175183A JP17518386A JPS6332366A JP S6332366 A JPS6332366 A JP S6332366A JP 61175183 A JP61175183 A JP 61175183A JP 17518386 A JP17518386 A JP 17518386A JP S6332366 A JPS6332366 A JP S6332366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supercritical fluid
sample
extraction
sfc
sfe
Prior art date
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Pending
Application number
JP61175183A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneo Saito
斎藤 宗雄
Toshinobu Hondo
敏信 本堂
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Jasco Corp
Original Assignee
Japan Spectroscopic Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Spectroscopic Co Ltd filed Critical Japan Spectroscopic Co Ltd
Priority to JP61175183A priority Critical patent/JPS6332366A/ja
Publication of JPS6332366A publication Critical patent/JPS6332366A/ja
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超臨界流体を移動相溶媒として用いるクロマト
グラフィー装置に関し、特に第1段階として超臨界流体
抽出手段、第2段階として超臨界流体クロマトグラフィ
ー手段を含み、両手段を接続して抽出手段からの抽出試
料をクロマトグラフィー手段の分離カラムで分離溶出せ
しめる超臨界流体クロマトグラフィー装置に関するもの
である。
従来の技術 超1)R界流体抽出法においては、抽出物質の回収に際
して圧力を低下させ、抽出物の流体中における溶解度を
低下させ、溶質を流体から分離回収する方法、すなわち
、減圧分離法が広く用いられている。最新の分析装置は
、非常に高感度であり、極値かな量の試料、例えば、数
ミリグラム、があればほとんどの場合、分析が可能であ
るが、従来のパイロット・プラントなど比較的小規模な
垣しn界流体抽出装置では、減圧分離槽を備えてはいて
も、その抽出槽の容積は、数ミリリットルがら1リツト
ルもあり、それは分析に用いるのに必要とする容積の1
00倍から1000倍もあるため、高価な試料や、入手
が困難な試料を分析するための抽出装置としては、全く
不適当であった。本発明者達はすでに、特願昭58−1
17773号等で、実験室使用できる分析規模(マイク
ロスケール)の超臨界流体抽出装置(SFE)、および
マイクロクロマトグラフィー装置SFCについて提案し
ている。
このようなマイクロSFEは工業的規模のパイロットプ
ラン)SFEに比べて次のような利点を持つ。
fil  ランニングコストが低い; (2)  オペレーションが容易; (3)試料量が少ない;及び <41UV、  クロマトグラフ、IR,NMR,MS
などの分析装置との接続が容易でオンライン/オフライ
ンで抽出のモニタが可能である。
特にマイクロスケールのSFEと超臨界流体クロマトグ
ラフィー(S F C)を直接接続し、SFEを第1段
階、SFCを第2段階として持つシステムは、試料を固
体あるいは前処理なしに分析を行なうことができるとい
う利点を有する。
発明が解決しようとする問題点 一方、超bn界流体に対する物質の溶解度や、抽出の時
間変化を調べることは超biS界流体抽出のプロセス設
計上極めて重要である。しかしながら超臨界流体は、温
度、圧力の変化によって大きく密度が変化し、物質の溶
解度は密度に大きく影響されるので、各温度、圧力につ
いての溶解度を調べなくてはならず、これまでのバイロ
フトプラントを用いた実験ではそれらを詳細に調べるた
めには多くの時間と労力を必要とした。
これに対しマイクロスケールでは、少ない試料で容易か
つ短時間に抽出の実験を行うことができるので、容易に
いろいろな条件での抽出を試みることが可能であるが、
SFEとSFCを単にシリーズに接続しただけでは抽出
の効率があまりよくないばかりか、SFCへの試料の導
入の仕方も限定されてしまう。
従って本発明の目的は、SFEとSFCを接続したもの
において、SFE内の抽出系をリサイクル式に構成し、
上記の問題点を解決した超臨界流体クロマトグラフィー
装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による超臨界流体ク
ロマトグラフィー装置は、所定の駆動手段にて給送ポン
プを駆動して、所定の超臨界流体を試料の入った抽出カ
ートリフジへ導き、抽出された試料をサンプルループに
導入する超臨界流体抽出手段;所定の駆動手段にて給送
ポンプを駆動して、所定の超臨界流体を移動槽溶媒とし
て上記サンプルループ内の試料をインジェクタから分離
カラムに導入し、分離カラムから順次溶出される成分を
検出する超臨界流体クロマトグラフィー手段;上記超臨
界流体抽出手段及びクロマトグラフィー手段の各超臨界
流体を選択的に上記サンプルループへ導く切換手段;及
び上記超臨界流体抽出手段内にあって、抽出カートリッ
ジを結ぶ閉回路と、超臨界流体を該閉回路内でリサイク
ルさせる循環ポンプ;を備えたことを特徴とするもので
ある。
立里 本発明では、切換手段によってサンプルループを超臨界
流体抽出手段(SFE)と超臨界流体クロマトグラフィ
ー手段(S F C)へ選択的に組み入れSFEをSF
Cに接続する他、SFC内の抽出カートリッジ、切換手
段及びサンプルループを結ぶ回路を循環ポンプを介して
再び抽出カートリッジに戻し、この閉回路内で超9p界
流体をリサイクルようにしたため、抽出効率が高まるば
かりでなく、抽出試料が常にリサイクルしているため、
切換弁の切り換えによって任意の時点に任意の反復で抽
出試料をSFCへ導入できる。
去血桝 以下、本発明の実施例を添付の図面に沿って詳しく説明
する。
第1,2図はともに本発明による超9p界流体クロマト
グラフィー装置の構成を示す系統Mであるが、第1図中
の太線が超臨界流体抽出手段(SFE)の経路を表わし
、第2図中の太線が超臨界流体クロマトグラフィー手段
(S F C)の経路を表わしている。尚、超Rn界流
体を形成し得る溶媒には、炭酸ガス(Co□)、n−へ
ブタン、n−ヘキサン、アンモニア等があるが、無害、
無毒、無臭性、または安価なことがらCO2が広く用い
られている。
SFEの部分は第1図中太線で示すようにCOtボンベ
1、第1ポンプ2、抽出カートリフジ3、例えば第3六
方弁から成る切換手段4、サンプルループ5によって構
成されている。これによって、第1ポンプ2で加圧され
なからCO□が第4六方弁6を経て抽出カートリ・ノジ
3に給送され、抽出カートリッジ3内に予め充填された
試料から可溶成分が抽出される。この可溶成分が第3大
方弁4を経て、サンプルループ5内に導かれる。尚特に
図示しなかったが、抽出カートリッジ3はオーブン内に
設置されて加熱されており、CO2はこの加熱と第1ポ
ンプ2による加圧によって超臨界流体となり試料を抽出
する。
本発明ではさらに、サンプルループ5の出口側が第3六
方弁4と第2大方弁7を経て抽出カートリッジ3にシリ
ーズに接続され、閉じた回路を形成する。そしてこの閉
回路中に循環ポンプとして第2ポンプ8が接続され、加
圧された閉回路内のCO2が第2ポンプ8によってリサ
イクルされ、抽出物を含むCO2がサンプルループ5中
を常に連続的に流れる状態が維持される。
他方、SFCの部分は第2図中太線で示してあり、上記
SFEの部分と共通なのは第3六方弁4とサンプルルー
プ5で、第3大方弁4は第1図の状態から図示の状態に
切り換えられている。すなわちSFCの部分は、CO□
ボンベ11、CO2送給用の第3ポンプ12、適当な有
機溶媒をCo2に混合するための第4ポンプ13、上記
の第3六方弁4とサンプルループ5、インジェクタ14
、分離カラム15、及び検出系16によって構成されて
いる。
尚、17.18は第1.第5六方弁で、例えば第5六方
弁18を切り換えれば、インジェクタ14及び分離カラ
ム15をバイパスして抽出の直接モニータを行なえる。
また、19は背圧レギュレータ、2oはマスフローメー
タである。
SFC用の移動相となるCO2と有機溶媒の混合物が第
3.4両ポンプ12.13によって、第3六方弁4から
サンプルループ5に送られ、サンプルループ5内の抽出
試料がインジェクタ14を経て分離カラム15に導入さ
れる。特に図示してないが、抽出カートリッジ3の場合
と同じく、分離カラム15はオーブン内に設置されて加
熱されており、CO□はこの加熱とポンプによる加圧に
よって超臣視界流体となる。この超臨界流体を移動相溶
媒として、抽出試料が分離カラム15内で溶離され、そ
れぞれの試料成分が順次流出し検出系16で検出される
。背圧レギュレータ19とマスフローメータ2゜によっ
て、tffi流量を一定に保ったまま背圧を変化できる
ため、SFCにおける溶出条件は容易に変えられる。
このように本発明では、第3六方弁4を介してSFCを
マイクロSFEに接続し、SFEでは閉回路内でリサイ
クルによって抽出試料を含むCO□が常にサンプルルー
プ5を通って流れるようにし、この状態で第3六方弁4
を切り換えることで抽出試料は随時SFCへインジェク
トでき、従っているいろな時間的条件で容易に試料導入
が可能となる。その例として、多量の小麦はい芽を抽出
5分後にSFCへ導入して抽出飽和量を求める場合(応
用例1)と、石油ピッチ中の多環芳香族の抽出のタイム
コースを求める場合(応用例2)を次に示す。
応用例1 初めに、一定量の小麦はい芽を10m1容量の抽出カー
トリッジ3にいれ、200 kg / cIIt  4
0℃でSFEを行った。抽出セクションのCotをリサ
イクルしながら第3六方弁4を切り換えることにより抽
出物を含むCo2をクロマトグラフィー系に導入した。
いろいろな量の小麦はい芽について抽出から5分後に第
3大方弁4を切え換えて得られたクロマトグラフィから
抽出されたトコフェロール量を測定した。その結果を第
3図に示す。図中白丸ハク−トコフェロール、黒丸はβ
−トコフェロールをしめす。抽出量は小麦はい芽を増す
ほど高くなり、Coz1gあたり3.5μg、3.2μ
gで飽和に達することがわかった。尚縦軸は波長295
nmにおけるピーク値(絶対単位)、横軸は小麦はい芽
量(ダラム)を表わす。
この結果からもわかるように、本装置を用い°ることに
よってわずか数グラムの試料を用いて単位量あたりの超
臨界Co2に対するトコフェロールの小麦はい芽から抽
出する際の飽和量を求めることができた。
応用例2 石油ピッチ5■を1ml容量の抽出カートリッジ3にい
れ、同じシステムを用いてCO□をリサイクルしながら
抽出を行った。サンプルループ5の容量を1μβと抽出
カートリッジの容量に対して無視しうる程小さくするこ
とにより、経時的に何度も試料をクロマトグラフィーに
導入して抽出のタイムコースを容易に得ることができる
。第4図はこうして得られたクロマトグラムのシリーズ
である。第4図は抽出開始から2分間隔で第3六方弁4
を切り換えてクロマトグラフィーに試料を導入した結果
を示している。尚縦軸は多環芳香族の量、横軸は時間(
分)である。
光夙少四星 以上述べたように本発明によれば、SFEとSFCを切
換手段を介して接続するとともに、抽出系にリサイクル
システムを導入したことにより、単に抽出における攪は
ん効率をよくするのみならず、任意の時点でサンプルを
導入したり、あるいは連続的にサンプルをクロマトグラ
フィーに導入することにより抽出のタイムコースを極め
て容易にモニターできる。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明による超臨界流体クロマトグラフィ
ー装置の系統図で第1図中の太線が超しn界流体抽出手
段用の流れ経路、第2図中の太線が超臨界流体クロマド
グ、ラフイ一手段用の流れ経路をそれぞれ示す。第3図
は容量の小麦はい芽を抽出5分後に超臨界流体クロマト
グラフィー手段へ導入して抽出飽和量を求めた場合の結
果を示すグラフ、第4図は石油ピッチ中の多環芳香族の
抽出のタイムコースを示すグラフである。 1〜8・・・超臨界流体抽出手段(1;Co2ボンベ、
2;第1ポンプ、3;抽出カートリッジ、4;切換手段
(第3六方弁)、5;サンプルループ。 8・・・第2循環ポンプ)、11〜20・・・超臨界流
体クロマトグラフィー手段(11,Co□ボンベ、 1
2.13;第3.4ポンプ、14;インジェクタ、15
;分離カラム、16;検出系)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の駆動手段にて給送ポンプを駆動して、所定の超臨
    界流体を試料の入った抽出カートリッジへ導き、抽出さ
    れた試料をサンプルループに導入する超臨界流体抽出手
    段; 所定の駆動手段にて給送ポンプを駆動して、所定の超臨
    界流体を移動相溶媒として上記サンプルループ内の試料
    をインジェクタから分離カラムに導入し、分離カラムか
    ら順次溶出される成分を検出する超臨界流体クロマトグ
    ラフィー手段;上記超臨界流体抽出手段及びクロマトグ
    ラフィー手段の各超臨界流体を選択的に上記サンプルル
    ープへ導く切換手段;及び 上記超臨界流体抽出手段内にあって、抽出カートリッジ
    、上記切換手段及びサンプルループを結ぶ閉回路と、超
    臨界流体を該閉回路内でリサイクルさせる循環ポンプ; を備えたことを特徴とする超臨界流体クロマトグラフィ
    ー装置。
JP61175183A 1986-07-25 1986-07-25 超臨界流体クロマトグラフイ−装置 Pending JPS6332366A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61175183A JPS6332366A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 超臨界流体クロマトグラフイ−装置

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JP61175183A JPS6332366A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 超臨界流体クロマトグラフイ−装置

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JPS6332366A true JPS6332366A (ja) 1988-02-12

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ID=15991727

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JP61175183A Pending JPS6332366A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 超臨界流体クロマトグラフイ−装置

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JP (1) JPS6332366A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527525A (ja) * 2013-08-12 2016-09-08 ウオーターズ・テクノロジーズ・コーポレイシヨン 超臨界流体クロマトグラフィーシステム用の移動相コントローラ
JPWO2019163245A1 (ja) * 2018-02-26 2020-12-03 株式会社島津製作所 キノン類分析方法とその方法を実施するためのオンラインsfe−sfcシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527525A (ja) * 2013-08-12 2016-09-08 ウオーターズ・テクノロジーズ・コーポレイシヨン 超臨界流体クロマトグラフィーシステム用の移動相コントローラ
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