JPS6332177Y2 - - Google Patents

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JPS6332177Y2
JPS6332177Y2 JP1982183989U JP18398982U JPS6332177Y2 JP S6332177 Y2 JPS6332177 Y2 JP S6332177Y2 JP 1982183989 U JP1982183989 U JP 1982183989U JP 18398982 U JP18398982 U JP 18398982U JP S6332177 Y2 JPS6332177 Y2 JP S6332177Y2
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JP
Japan
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fender
recess
quay
rubber
hollow trapezoidal
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JP1982183989U
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JPS5989122U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゴム製防舷装置、特にゴム製中空台
形防舷材の取付構造の改良に関する。
従来、その軸線が岸壁面と平行するごとく配置
して固定される中空台形のゴム製防舷材として
は、例えば第1図に示すごとく、断面形状が逆V
字状または逆Y字状を呈するもの等が知られてい
る。またこれら防舷材は、第2図に示すごとくそ
の軸線X−Xが水面W−Wに対して平行するごと
く取りつけられる(同図イ)か、または前記軸線
X−Xが水面W−Wに対して直交するごとく取り
つけられる。通常前者を「ヨコ付け」、後者を
「タテ付け」と呼称される。
ところで、太平洋などの外洋に面する港湾では
台風に伴う荒天時、波浪によつて直径が人頭大の
ものから1m前後もある岩石が水面上まで跳ね上
げられる。そのため、殊に岸壁に「タテ付け」さ
れている先述の防舷材は、水面側の端面に対して
前記岩石による衝撃を受ける。この衝撃力は、波
浪の衝突力も加わつて驚くべき強大なものとな
り、極端な場合、該衝撃のため防舷材が岸壁から
脱落せしめられることすらある。
また、それ程でないまでも、防舷材が中空台形
であるため、水面側の開口端面に岩石が繰り返し
衝突するうち、該端面から一部が引き裂かれて使
用不能なまでに破壊されてしまう場合が屡々起こ
る。
そこで本考案は、上述のごとき過酷な条件に耐
え得るゴム製防舷装置、殊に上記中空台形ゴム防
舷材の改良された取付構造を提供するもので、そ
の骨子は、岸壁に取付けられるべき中空台形防舷
材の最大圧縮率よりは小なる深さを有する凹所を
該岸壁に穿ち、この凹所内に前記防舷材を設置す
るようにした構造にある。
こゝに、最大圧縮率とは、例えば第4図を参照
して、非圧縮時の防舷材1の取付面Y−Yから受
衝面Y′−Y′までの高さHと、該高さHと最大限
圧縮された時の前記高さhとの差H−hとの比率
を意味する。
一方、岸壁に穿たれる凹所2の深さDは、 [1−H−h/H]H>D=h なる関係を有すべきである。これは、防舷材1が
船舶の接舷に伴つて最大限圧縮された場合でも該
船舶き舷側が直接岸壁面と接触するのを回避する
上で重要である。
上述のごとく本考案の実施に際しては、岸壁面
に相当大きな開口面積を占める凹所2を穿つ必要
が生じる。そこで該凹所2をより小さくして施工
の手間を軽減するとともに、防舷機構のために岸
壁面をより有効に活用するため、第3図ないし第
5図の防舷材1における左右の取付部5,5を無
くした構造の防舷材(第6図参照)を採用するこ
とができる。この構造については第6図の実施例
において詳述する。
以上のとおり本考案の防舷材装置は、中空台形
のゴム防舷材が岸壁に予め穿たれた凹所内に、そ
の高さHの約半分近くの部分を埋没されるごとく
設置されるので、先述した波浪とともに衝突して
くる岩石が真ともに該防舷材の開口端部と衝突す
るのを可及的に回避され、該部での破損を防止で
きる。
以下本考案の実施例について説明する。第3図
は、一実施例による防舷装置の斜視図、第4図は
第3図のA−A線に沿う断面図である。本例装置
では、岸壁pに穿たれた凹所2内に、断面形状が
略逆V字状を呈する中空台形のゴム製防舷材1が
取りつけられている。この防舷材1の構造は、第
4図により詳細に示されるごとく取付面Y−Yと
平行に延びる受衝部3と、該受衝部3の両端から
左右対象的に斜めに延長して一体的に形成されれ
た支衝部4,4と、各支衝部4の下端から左右へ
水平に延長して一体的に形成された一対の取付部
5,5とからなり、各取付部5に穿たれたボルト
挿通孔6にアンカーボルト7を挿入した上、ナツ
ト8を螺合して凹所2内に固定されている。
この防舷材1の非圧縮時の高さHは1000mm、ま
たその長さLは2000mmである。さらに、この防舷
材1の最大圧縮率は0.45である。したがつて、岸
壁に穿たれた凹所2の深さDは500mmとされてい
る。
第5図は本考案を断面形状が略逆Y字状を呈す
る中空台形防舷材に適用した実施例を示す第4図
と同様な断面図である。本例において用いられる
中空台形のゴム製防舷材1は、受衝部3が取付面
Y−Yに対して垂直に上方へ突出した構造とされ
ている点で第3図ないし第4図のものと相違し、
このような受衝部3の構造により、第3図ないし
第4図の逆V字状断面の防舷材より大きな衝撃吸
収性能を発揮できる。
因に、本例防舷材1の寸法H,Lは前例のもの
と同一であるが、最大圧縮率は0.55である。した
がつて、本例においては、岸壁に穿たれる凹所2
の深さDは450mmである。
第6図は別な実施例による防舷材装置の一部を
断面で示す斜視図である。本例では第3図及び第
4図の防舷材と略同様な構造の中空台形防舷材1
が使用されるが、前者における取付部5,5を欠
除する。その代わりに各支衝部4の下端近くに、
金属燃線を束ねたビード・コアー9が埋設されて
該下端部を補強されるとともに、ビード・コアー
埋設部分の上方の支衝部4の外面に凹溝部10が
形成されている。そして、本例防舷材1を岸壁の
凹所2内に固定するには、該凹所2の底面に取付
けられる内側リム部材11aと外側リム部材11
bとよりなる取付用リム11により各支衝部4の
下端を掴持するごとく固定される。この構成であ
れば、前例防舷材における取付部5が除去される
ので、防舷材1の底面積はそれだけ小さくなり、
したがつて凹所2の開口面積もそれだけ小さくす
ることができるので、施工手間が軽減され、かつ
岸壁面を防舷機構のためにより有効に活用するこ
とができる。
本考案は以上詳述したとおり、外洋に面する港
湾施設において、荒天時の過酷な条件に充分耐え
得るゴム製防舷装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の中空台形ゴム製防舷材を例示す
る断面図、第2図イおよびロは従来の防舷材の取
付態様を示す正面図、第3図は本考案の一実施例
による防舷装置の斜視図、第4図は第3図のA−
A線に沿う断面図、第5図は別な実施例による防
舷装置の断面図、第6図はさらに別な実施例によ
る防舷装置の一部を断面で示す斜視図である。各
図において、符号の意味は以下のとおり。 1;ゴム製中空台形防舷材、2;岸壁pの凹
所、3;1の受衝部、4;1の支衝部、5;1の
取付部、6;5のボルト挿通孔、7;アンカー・
ボルト、8;ナツト、9;ビード・コアー、1
0;凹溝部、11;取付用リム、11a;外側リ
ム部材、11b;内側リム部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ゴム製中空台形防舷材が岩壁に予め穿たれた凹
    所内に固定されている防舷装置であつて、前記凹
    所は、その深さDが、前記防舷材の取付面から受
    衝面までの高さHと該防舷材が最大圧縮された時
    の前記高さhとの比率(最大圧縮率)に対して、
    D〔1−(h/H)〕×Hなる関係を有すごとく
    形成されていることを特徴とするゴム製防舷装
    置。
JP1982183989U 1982-12-04 1982-12-04 ゴム製防舷装置 Granted JPS5989122U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982183989U JPS5989122U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 ゴム製防舷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982183989U JPS5989122U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 ゴム製防舷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5989122U JPS5989122U (ja) 1984-06-16
JPS6332177Y2 true JPS6332177Y2 (ja) 1988-08-29

Family

ID=30398060

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JP1982183989U Granted JPS5989122U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 ゴム製防舷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5911817B2 (ja) * 2013-03-08 2016-04-27 株式会社ブリヂストン 防舷材

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JPS5989122U (ja) 1984-06-16

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