JPS6332099A - トンネルの防振方法 - Google Patents

トンネルの防振方法

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JPS6332099A
JPS6332099A JP61177181A JP17718186A JPS6332099A JP S6332099 A JPS6332099 A JP S6332099A JP 61177181 A JP61177181 A JP 61177181A JP 17718186 A JP17718186 A JP 17718186A JP S6332099 A JPS6332099 A JP S6332099A
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JP
Japan
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vibration
tunnel
sheet
lining concrete
vibrations
Prior art date
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Pending
Application number
JP61177181A
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English (en)
Inventor
白井 栄
山崎 虎雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 魔栗上食程朋光国 本発明は、発破等のトンネル周辺からの振動を吸収して
トンネル覆工コンクリートが損傷、破壊するのを防止す
るためのトンネル覆工コンクリートの防振方法に関する
従来坐且班 従来よりトンネル工事に際しては発破などにより振動が
発生する場合や、山砂利採取に当っての発破作業ですで
に完成しているトンネルに振動を与えるなどのことがあ
る。このため、打設した覆工コンクリートがこの地中を
伝わってくる振動で損傷、破壊する場合が生じる。従っ
て、トンネル工事を行なう場合、強い振動が生じるおそ
れのある場所、振動の多く発生する場所などでは、覆工
コンクリートを保全するため、振動による損傷、破損を
防止する防振対策が必要とされる。
こうした防振のためにはゴム材料、多孔もしくは発泡合
成樹脂材料などの防振材料をトンネルの地山と一次覆工
コンクリート又は一次覆工コンクリートと二次覆工コン
クリートとの間に配設してトンネル覆工コンクリートの
損傷、破壊を防止することが考えられる。
日が”ンしようとする□ 占 しかしながら、上述した方法では防振効果が不十分であ
ったり、また防振効果を十分に発渾させるためには、こ
れらの防振材料をかなり厚(配設しなければならない等
の不都合があり、コスト的にも負担の大きいものである
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、発破等による
振動に対し優れた吸収効果を有し、トンネル工事の際の
覆工コンクリートに対して良好な防振効果を与える上、
コスト的にも負担の少ないトンネルの防振方法を提供す
ることを目的とする。
5 点を”するための 本発明は上記目的を達成するため、トンネルの他山と一
次覆工コンクリートとの間又は一次覆工コンクリートと
二次覆工コンクリートとの間に、プラスチックフィルム
上に内部に空気が封入されて内部を独立空気室とした中
空柱状のプラスチック製突起体が多数突設されてなるシ
ート体を具備する振動吸収シートを催設して、トンネル
の地山側から伝達される振動を該振動吸収シートで吸収
して防振するようにしたものである。
庄−里 本発明によれば、゛多数の独立空気室を有するシート体
を振動吸収部材としたことにより、非常に防振性が優れ
、発破等によるトンネル地山側からの振動を確実に吸収
し、トンネルの覆工コンクリートを振動から保護し、防
振する。
即ち、従来より、プラスチックフィルム上に内部に空気
が封入されて内部を独立空気室とした中空柱状のプラス
チック製突起体が多数突設されてなるシート体は主とし
て物流分野において緩衝材として使用されているが、こ
のような多数の独立空気室を有するシート体をトンネル
の防振材として施工した例はない。ところが、本発明者
の検討によれば、後述する実験例にも示したように、こ
の多数の独立空気室を有するシート体が発破等の振動に
対する優れた振動吸収効果を有し、このためトンネルの
防振材に効果的に使用し得、この多数の独立シート体を
具備する振動吸収シートを他山と一次覆工コンクリート
又は一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリートとの
間に張設した場合、地山側から伝達される発破等による
振動を確実に吸収、遮断して覆工コンクリートに振動が
伝達されることを防止し得ることを知見したものである
従って、本発明によれば、このようにプラスチックフィ
ルム上に内部に空気が封入されて内部を独立空気室とし
た中空柱状のプラスチック製突起体が多数突設されてな
るシート体の優れた振動吸収作用でトンネルを防振し得
るものである。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
実施班 第1.2図は本発明に係るトンネル防振方法に使用する
振動吸収シート1を示すもので、この振動吸収シート1
は、振動吸収部材として作用するシート体2と保護シー
ト3とから構成されている。
このシート体2は、ポリエチレン等のプラスチックフィ
ルム4の片面に多数の中空短軸円柱状(円盤状)のプラ
スチック製突起体5を互に所定間隔離間させて千鳥状に
一体に突設してなるもので、前記突起体5内が空気が封
入されて弾性を有する独立空気室6として形成され、こ
れら突起体5の端面に前記保護シート3が積層一体化さ
れているものである。
ここで、前記シート体2としては、例えば商品名「エヤ
ーキャップ」 (宇部興産株式会社製)として知られて
いるものなどを利用することができる。
また、このシート体2の突起体5は、その高さが1〜3
01厘、特に4〜10R1直径が5〜50n5特に10
〜301m、密度300〜3000個/ 、(のものが
振動吸収性の点から好適である。
また、前記保護シート3は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体等のエチレン系共重
合体、ポリ塩化ビニル等のプラスチックシート、天然ゴ
ムや合成ゴムのゴムシート、プラスチック繊維等から形
成された織布、不織布などから形成され、通常0.1〜
311、特に0.4〜0.8鶴の厚さに形成され得る。
上述した振動吸収シート1を用いてトンネルを防振する
場合は、第3.4図に示したように、この振動吸収シー
ト1をトンネルの地山7と一次覆工コンクリート8との
間(第3図)や−次覆工コンクリート8と二次覆工コン
クリート9との間(第4図)に張設するもので、これに
より他山7側から伝わってくる発破等による振動が振動
吸収シート1により吸収され、覆工コンクリートに強い
振動が伝達されるのが防止されて覆工コンクリートが保
護される。またこの場合、この振動吸収シート1は非透
水性であるため、地山7側からの湧水が二次覆工コンク
リート9側に漏水するのを防止する防水シートとしても
作用する。
なお、本発明のトンネル防振方法において、振動吸収シ
ート1としては上述したものに限られず、種々の変形が
可能である。
例えば、第5図の実施例は2枚の保護シート3゜3間に
シート体2を介装した例である。
また、第6図乃至第8図の実施例はそれぞれ複数枚のシ
ート体2を積層した例であり、このようにシート体2を
多層構造とすることにより、更に振動吸収性が増大する
。ただこの場合、あまり多数枚を積層すると却って振動
吸収性が低下する場合があるので、2〜4枚のシート体
2を積層することが好適である。なお、シート体2を複
数枚積層する場合、これらシート体2は互にその突起体
5の高さや直径が同じであってもよく、互に異なってい
てもよい。また、シート体2の積層の仕方は図示のもの
に限られず、−のシート体2の突起体5と他のシート体
2の突起体5とを互いに対向させて積層するようにして
もよい。
更に、第9図の実施例は、本発明のシート体2に他の防
振材10を組み合せたものである。この場合、シート体
2と他の防振材10との組み合せ方は、図示のものに限
られず、本発明のシート体2の1枚又は複数枚と他の防
振材1001枚又は複数枚とを適宜順序で組み合せ、積
層することができる。ここで、他の防振材10としては
、ゴムシート、発泡ゴム又は発泡プラスチックシートな
どが挙げられる。この場合、他の防振材10は、その種
類によっては保護シート3として兼用させるこ−とがで
きる。
なおまた、シート体2の突起体5の形状も図示の如き中
空円盤状に限定されず、その他の構成についても本発明
の要旨の範囲内で種々変更して差支えない。
次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説明する。
〔実験例〕
多数の独立空気室を有するシート体として、独立空気室
の高さが約10fm、直径が30m、突起の離間距離が
311のエアーキャンプD400 (宇部興産株式会社
製;以下A、の記号で示す。)、独立空気室の高さが約
41諷、直径が約9鶴、突起の離間距離が2111のエ
アーキャップTC40(上記社製;以下A2の記号で示
す。)をそれぞれ使用し、更に保護シートとして厚さ0
.4 *■のエチレン−酢酸ビニル共重合体(E V 
A)シート(以下Bの記号で示す)を使用して第1表に
示す振動吸収シートを製造した。
次に、これらの振動吸収シートを用いて第10図に示す
実験装置により振動試験を行なった。
即ち、第10図において、11.11’はそれぞれ載置
台であり、これら載置台11.11’に厚さ30n1重
さ5 kgの2枚のコンクリート板をその間に試料(振
動吸収シート1)を挟んで載置し、上側コンクリート板
12′の上面両側部にそれぞれ重さ41kgの2個の荷
重体13.13’を積載すると共に、下側コンクリート
板12の下面及び上側コンクリート板12′の上面にそ
れぞれピックアップ14.14’を取付けて、下側ピッ
クアップ14により下側コンクリート板12の振動を計
測し、上側ピンクアップ14′により上側コンクリート
板12′の振動を計測し得るようにし、また、これらの
計測された振動を記録し得るようにピックアンプ14.
14’にレコーダー15を接続した。
次いで、直径50鶴2重さ0.5 kgの鋼球16を上
側コンクリート板12′のほぼ中央部の上方高さ70c
mの位置から自然落下させて、その時に受けるコンクリ
ート板12.12’の振動を各々計測した。
なお、この実験において、荷重体13.13’により上
側コンクリート板12′が受ける圧力は約0.22 k
g/cfflとなっているが、この圧力は覆工コンクリ
ート打設時に覆工コンクリートもしくは防振シートが受
ける圧力に相当するものである。
トを用いた場合(磁2〜8)につき行なった。これらの
結果を第1表に示す。
第1表の結果より、プラスチックフィルム上に内部に空
気が封入されて内部を独立空気室とした中空柱状のプラ
スチック製突起体が多数突設されてなるシート体は覆工
コンクリート打設時の圧力に相当する圧力下において優
れた振動吸収効果を示すことが知見される。
又里虫四困 本発明のトンネルの防振方法によれば、発破等によるト
ンネル地山側からの強い振動が二次覆工コンクリートに
伝達されることが防止され、このため二次覆工コンクリ
ートの振動による損傷、破壊が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトンネルの防振方法に用いる振動吸収
シートの一例を示す一部省略断面図、第2図は第1図の
n−n線に沿った断面図、第3図及び第4図はそれぞれ
本発明のトンネル防振方法の一実施例を示す断面図、第
5図乃至第9図はそれぞれ振動吸収シートの他の例を示
す第1図と固状の断面図、第10図は振動吸収シートの
防振性能を評価するため用いた実験装置の概略システム
  。 図である。 1・・・振動吸収シート、2・・・シート体、4・・・
プラスチックフィルム、5・・・柱状突起体、6・・・
独立空気室、7・・・地山、8・・・一次覆工コンクリ
ート、9・・・二次覆工コンクリート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、トンネルの地山と一次覆工コンクリートとの間又は
    一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に
    、プラスチックフィルム上に内部に空気が封入されて内
    部を独立空気室とした中空柱状のプラスチック製突起体
    が多数突設されてなるシート体を具備する振動吸収シー
    トを張設して、トンネルの地山側から伝達される振動を
    該振動吸収シートで吸収して防振するようにしたことを
    特徴とするトンネルの防振方法。
JP61177181A 1986-07-28 1986-07-28 トンネルの防振方法 Pending JPS6332099A (ja)

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