JPH11325180A - 防振器具 - Google Patents

防振器具

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JPH11325180A
JPH11325180A JP14843498A JP14843498A JPH11325180A JP H11325180 A JPH11325180 A JP H11325180A JP 14843498 A JP14843498 A JP 14843498A JP 14843498 A JP14843498 A JP 14843498A JP H11325180 A JPH11325180 A JP H11325180A
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JP
Japan
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vibration
hardness
shock absorbing
absorbing material
shock
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JP14843498A
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Takeshi Yamazaki
毅 山崎
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NIKKU SHOHIN KAIHATSU CENTER K
NIKKU SHOHIN KAIHATSU CENTER KK
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NIKKU SHOHIN KAIHATSU CENTER K
NIKKU SHOHIN KAIHATSU CENTER KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微振動まで十分に振動を吸収し、しかも薄形で
安価な防振器具を提供する。 【解決手段】剛性を有する板状体2の下面に、衝撃吸収
率が80%以上、粘着力が0.3kg/cm2以上1.
6kg/cm2以下、アスカーC硬度が1以上50以下
の範囲にある衝撃吸収材層5が形成された防振器具であ
って、上記衝撃吸収材層5が、硬度の異なる複数枚の衝
撃吸収材3,4が積層されて構成されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学顕微鏡・電子
顕微鏡・医療機器・各種計測器・精密機器等の設置品
が、振動等の影響を受けるのを防止する防振器具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、光学顕微鏡・電子顕微鏡・各
種計測器等は、床振動が伝わって機器自体が振動する
と、画像がぶれたり測定誤差が大きくなったりする。こ
のため、機器の下に防振ゴムを敷いたり防振装置を設置
することにより、床振動の影響をできるだけ減少させる
ことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように防振ゴムを敷く方法では、比較的大きな振動は吸
収できるが、微振動まで十分に吸収することができない
という問題がある。また、防振装置は、ばねやダンパを
使用するため、装置自体が大形となり、機器の下に設置
するとその分だけ機器の高さが高くなって操作性に難が
生じる。また、微振動まで十分に吸収するものは極めて
少なく、しかも装置そのものが非常に高価であるという
問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、微振動まで十分に振動を吸収し、しかも薄形で
安価な防振器具の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の防振器具は、剛性を有する板状体の下面
に、衝撃吸収率が80%以上、粘着力が0.3kg/c
2以上1.6kg/cm2以下、アスカーC硬度が1以
上50以下の範囲にある衝撃吸収材層が形成された防振
器具であって、上記衝撃吸収材層が、硬度の異なる複数
枚の衝撃吸収材が積層されて構成されていることを第1
の要旨とする。
【0006】また、本発明の防振器具は、剛性を有する
板状体の下面に、衝撃吸収率が80%以上、粘着力が
0.3kg/cm2以上1.6kg/cm2以下、アスカ
ーC硬度が1以上50以下の範囲にある衝撃吸収材層が
形成された防振器具であって、上記衝撃吸収材層中に、
エア保持空間が形成されていることを第2の要旨とす
る。
【0007】本発明の防振器具は、剛性を有する板状体
の下面に、衝撃吸収率が80%以上、粘着力が0.3k
g/cm2以上1.6kg/cm2以下、アスカーC硬度
が1以上50以下の範囲にある衝撃吸収材層が形成され
た防振器具であって、上記衝撃吸収材層中に、鉛層が形
成されていることを第3の要旨とする。
【0008】すなわち、本発明の第1の防振器具は、剛
性を有する板状体の下面に、衝撃吸収率が80%以上、
粘着力が0.3kg/cm2以上1.6kg/cm2
下、アスカーC硬度が1以上50以下の範囲にある衝撃
吸収材層が形成された防振器具である。そして、上記衝
撃吸収材層が、硬度の異なる複数枚の衝撃吸収材が積層
されて構成されている。このため、硬度の低い衝撃吸収
材によって、周波数の低い振動から高い振動まで全体的
に振動を吸収する。同時に、硬度の高い衝撃吸収材は、
反発弾性が高いため、特に周波数が高い微振動を効率的
に吸収する。したがって、特に微振動の吸収性能に優れ
た防振器具となり、顕微鏡や精密計測器の下に設置する
ことにより、画像のぶれや測定誤差が生じるのを有効に
防止することができる。
【0009】また、本発明の第2の防振器具は、衝撃吸
収材層中に、エア保持空間が形成されている。このた
め、上記エア保持空間がいわばエアダンパとして作用し
て振動を吸収する。また、上記エア保持空間の存在によ
り、特に横方向の振動を効率的に吸収するため、顕微鏡
や精密計測器に用いた場合に、画像のぶれや測定誤差を
有効に防止することができる。
【0010】また、本発明の第3の防振器具は、衝撃吸
収材層中に、鉛層が形成されている。このため、上記鉛
層によって極めて微少な振動である音波が遮断され、極
微少な振動まで吸収する優れた防振器具となる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0012】図1および図2は、本発明の防振器具の一
実施の形態を示す図である。この防振器具1は、鋼製の
四角板状の板状体2の下面に、同じく四角板状の2枚の
衝撃吸収材3,4からなる衝撃吸収材層5が形成されて
いる。
【0013】上記衝撃吸収材3,4としては、例えば、
中性ウレタンエラストマーに硬化剤を混入して半架橋状
態にした粘性および弾性を有するウレタン系ゴム(ゲル
ニック;ニック社の商品名,Gベース;ニック商品開発
センター社の商品名)が用いられる。
【0014】上記衝撃吸収材3,4の特性として、衝撃
吸収率は80%以上が好ましく、90%以上であればよ
り好ましい。80%未満では、十分な振動吸収性能が得
られないからである。また、粘着力は0.3kg/cm
2以上1.6kg/cm2以下が好ましく、1kg/cm
2以上1.6kg/cm2以下であればより好ましい。
0.3kg/cm2未満では、板状体2や床面との固着
が十分にならないうえ、エア保持空間を設けた場合にエ
ア漏れを生じやすくなり、1.6kg/cm2を超える
と、衝撃吸収材3,4の除去が困難になるからである。
また、アスカーC硬度は、1以上50以下の範囲内にあ
ることが好ましい。1未満では、機器等の重量で衝撃吸
収材3,4自体が圧縮されてつぶれてしまい、十分な振
動吸収性能が得られず、50を超えると、硬すぎてかえ
って振動吸収性能に劣るからである。
【0015】上記防振器具1では、衝撃吸収材層5は、
板状体2に密着する比較的硬度が低い第1衝撃吸収材3
と、床面に密着する比較的硬度が高い第2衝撃吸収材4
とが積層されて構成されている。このように、硬度の異
なる2枚の衝撃吸収材3,4を積層することにより、微
振動を効果的に吸収するのである。すなわち、硬度の低
い第1衝撃吸収材3によって、周波数の低い振動から高
い振動まで全体的に振動を吸収するとともに、硬度の高
い第2衝撃吸収材4は、反発弾性が高いため、特に周波
数の高い微振動を効率的に吸収するのである。
【0016】特に、低硬度の第1衝撃吸収材3を板状体
2と高硬度の第2衝撃吸収材4との間に挟むようにする
のが効果的である。板状体2の上面にある程度の重量の
機器が載ったときに、高硬度の第2衝撃吸収材4の存在
によって低硬度の第1衝撃吸収材3が押し潰されるのが
抑制され、衝撃吸収性能の低下が防止されるからであ
る。
【0017】上記第1衝撃吸収材3の硬度は、アスカー
C硬度で、1以上30以下の範囲内にあることが好まし
い。1未満では、機器等の重量で衝撃吸収材3,4自体
が圧縮されてつぶれてしまい、十分な振動吸収性能が得
られず、30を超えると、第2衝撃吸収材4との硬度差
が小さくなりすぎて、硬度の異なる衝撃吸収材3,4を
積層する効果が薄くなるからである。また、上記第2衝
撃吸収材4の硬度は、アスカーC硬度で、10以上50
以下の範囲内にあることが好ましい。10未満では、第
1衝撃吸収材3との硬度差が小さくなりすぎて、硬度の
異なる衝撃吸収材3,4を積層する効果が薄くなるから
であり、50を超えると、硬すぎてかえって振動吸収性
能に劣るからである。
【0018】上記防振器具1は、例えば、つぎのように
して使用することができる。すなわち、まず、図3に示
すように、防振器具1の衝撃吸収材層5を床面8に密着
させる。ついで、精密測定器等の機器6の脚部7を上記
防振器具1の板状体2の上面に載置する。これにより、
上記衝撃吸収材層5をクッションにして機器6が床面8
に載置されることになる。
【0019】上記防振器具1によれば、硬度が異なる2
枚の衝撃吸収材3,4からなる衝撃吸収材層5で床面8
の振動を吸収するため、特に微振動の吸収性能に優れて
いる。したがって、顕微鏡や精密計測器の下に設置する
ことにより、画像のぶれや測定誤差が生じるのを有効に
防止することができる。また、機器6を撤去したり移動
したりする際には、機器6を取り外して荷重を除去し、
板状体2と衝撃吸収材3,4を床面8からゆっくり剥離
させればよい。
【0020】図4および図5は、本発明の防振器具の第
2の実施の形態を示す。この防振器具10は、衝撃吸収
材層11が、平面視円形の4枚の衝撃吸収材12,13
からなっている。このものでは、低硬度の2枚の第1衝
撃吸収材12が高硬度の2枚の第2衝撃吸収材13で挟
まれるように積層されている。それ以外は、図1および
図2に示すものと同様であり、同様の部分には同じ符号
を付している。このものでも、図1および図2に示すも
のと同様の作用効果を奏する。
【0021】図6および図7は、本発明の防振器具の第
3の実施の形態を示す。この防振器具20は、衝撃吸収
材層22の第1および第2衝撃吸収材3,4の間に鉛板
21が挟まれている。それ以外は、図1および図2に示
すものと同様であり、同様の部分には同じ符号を付して
いる。このものでは、上記鉛板21によって極めて微少
な振動である音波が遮断され、極微少な振動まで吸収す
るようになる。
【0022】図8および図9は、本発明の防振器具の第
4の実施の形態を示す。この防振器具30は、平面視円
形の2枚の板状体31,32の間にリング状の衝撃吸収
材33が挟まれ、上記板状体31の上にキャップ部材3
4が冠着されている。これにより、衝撃吸収材層35中
にエア保持空間36が形成されるようになっている。図
において37は足ゴムである。このものでは、上記エア
保持空間36がいわばエアダンパとして作用して振動を
吸収し、特に横方向の振動を効率的に吸収するようにな
る。
【0023】図10は、本発明の防振器具の第5の実施
の形態を示す。複数の円形穴42が穿設されたれんこん
状の衝撃吸収材33用いられることにより、上記円形穴
42の部分がエア保持空間に形成されるようになってい
る。それ以外は、図8及び図9に示すものと同様であ
り、同様の部分には同じ符号を付している。このもので
も、図8及び図9に示すものと同様の作用効果を奏す
る。
【0024】なお、本発明において、衝撃吸収率は、鋼
球を衝撃吸収材上に落下させ、衝撃吸収材を通じて伝わ
った振動を測定することにより求められ、例えば、図1
1に示す測定器によって測定される。すなわち、3点支
持法のロードセル45の上に厚み4.2mmの鋼板46
を設け、この鋼板46の上面に厚み10mmの衝撃吸収
材47を載置する。そして、スタンド48に保持された
鋼球(φ25mm,65g)49を100mm自然落下
させたときの最大衝撃荷重H(kg)を測定する。一
方、衝撃吸収材47を載置しないときの最大衝撃荷重G
(kg)を測定する。そして、下記の式(1)により、
衝撃吸収率(%)を求める。図において50は鋼球49
を保持する電磁石、51は動歪み測定器(6002F振
興通信工業)、52は波動記録計(8803日置電機)
である。
【0025】
【式1】(G−H)/G×100 …(1)
【0026】また、上記各実施の形態では、板状体2,
31として鋼板を用いたが、これに限定するものではな
く、ある程度の剛性を有するものであれば、セラミッ
ク,コンクリート,樹脂,木材,FRP等各種のものが
用いられる。
【0027】
【実施例】図1および図2に示す防振器具1を下記の仕
様で作製し、振動伝達率の測定を行った。 [仕様] 板状体:ステンレス製,150mm×150mm×5m
m厚 第1衝撃吸収材:ゲルニック(アスカーC硬度1)5m
m厚 第2衝撃吸収材:ゲルニック(アスカーC硬度15)5
mm厚
【0028】図12に示すように、測定台60の上に顕
微鏡62を載置し、床面A,測定台60上面Bおよび顕
微鏡62の上面Cの三個所に加速度計を置き、それぞれ
の箇所における振動加速度を、測定台60のアジャスタ
61と床との間に防振器具1を設置した場合としない場
合それぞれについて測定した。その結果を図13〜図1
7に示す。図13は床の振動であり、図14は防振器具
がない場合のA−B間の振動伝達率、図15は防振器具
を設置した場合のA−B間の振動伝達率である。また、
図16は防振器具がない場合のC−B間の振動伝達率、
図17は防振器具を設置した場合のC−B間の振動伝達
率である。
【0029】上記測定結果から、床振動のピーク値は、
X方向0.58gal/55Hz,Y方向0.95ga
l/30Hz,Z方向1.10gal/55Hzであっ
た。この振動は、50〜60Hz付近にピークがあり、
送風機等による振動であると考えられる。
【0030】A−B間の振動伝達率は、X方向・Y方向
は−40dB(=1/100)、Z方向は、−20dB
(=1/10)であった。この結果より、A−B間の除
振後の振幅Sを計算すると、加速度α=S(2π
f)2、S=α/(2πf)2より、つぎのとおりにな
る。なお、fは周波数である。 X方向:SX=0.58/(2π・55)2×(1/1
00)=0.48×10-3μm Y方向:SY=0.95/(2π・30)2×(1/1
00)=2.6×10-3μm Z方向:SZ=1.10/(2π・55)2×(1/1
0)=9.2×10-3μm
【0031】C−B間の振動伝達率の結果より、顕微鏡
62部の共振点がX方向,Y方向,Z方向ともに50H
z付近に見られ、その伝達率は、つぎのとおりである。 X方向:3dB/50Hz(=1.4倍) Y方向:14dB/50Hz(=5倍) Z方向:7dB/50Hz(=2.2倍)
【0032】したがって、振幅SX,SY,SZが増幅
した後の振幅TX,TY,TZを計算すると、つぎのと
おりになる。 X方向:TX=0.48×10-3μm×1.4=0.6
72×10-3μm Y方向:TY=2.6×10-3μm×5=13×10-3
μm Z方向:TZ=9.2×10-3μm×2.2=20.2
×10-3μm
【0033】上記振幅TX,TY,TZは、0.03μ
mの計測精度を維持するうえで許容される程度のもので
あり、上記防振器具1を使用することにより、十分に振
動が吸収されていることがわかる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の防振器具
によれば、硬度の低い衝撃吸収材によって、周波数の低
い振動から高い振動まで全体的に振動を吸収する。同時
に、硬度の高い衝撃吸収材は、反発弾性が高いため、特
に周波数が高い微振動を効率的に吸収する。したがっ
て、特に微振動の吸収性能に優れた防振器具となり、顕
微鏡や精密計測器の下に設置することにより、画像のぶ
れや測定誤差が生じるのを有効に防止することができ
る。
【0035】また、本発明の第2の防振器具によれば、
エア保持空間がいわばエアダンパとして作用して振動を
吸収する。また、上記エア保持空間の存在により、特に
横方向の振動を効率的に吸収するため、顕微鏡や精密計
測器に用いた場合に、画像のぶれや測定誤差を有効に防
止することができる。
【0036】また、本発明の第3の防振器具によれば、
鉛層によって極めて微少な振動である音波が遮断され、
極微少な振動まで吸収する優れた防振器具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振器具の一実施の形態を示す分解斜
視図である。
【図2】上記防振器具を示す断面図である。
【図3】上記防振器具の使用状態を示す正面図である。
【図4】本発明の防振器具の第2の実施の形態を示す分
解斜視図である。
【図5】上記防振器具を示す断面図である。
【図6】本発明の防振器具の第3の実施の形態を示す分
解斜視図である。
【図7】上記防振器具を示す断面図である。
【図8】本発明の防振器具の第4の実施の形態を示す分
解斜視図である。
【図9】上記防振器具を示す断面図である。
【図10】本発明の防振器具の第5の実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図11】衝撃吸収率の測定方法を説明する構成図であ
る。
【図12】振動測定方法を説明する構成図である。
【図13】床振動の測定結果を示す線図であり、(a)
はX方向、(b)はY方向、(c)はZ方向の測定結果
である。
【図14】防振器具を使用しない状態のA−B間の振動
伝達率の測定結果を示す線図であり、(a)はX方向、
(b)はY方向、(c)はZ方向の測定結果である。
【図15】防振器具を使用した状態のA−B間の振動伝
達率の測定結果を示す線図であり、(a)はX方向、
(b)はY方向、(c)はZ方向の測定結果である。
【図16】防振器具を使用しない状態のB−C間の振動
伝達率の測定結果を示す線図であり、(a)はX方向、
(b)はY方向、(c)はZ方向の測定結果である。
【図17】防振器具を使用した状態のB−C間の振動伝
達率の測定結果を示す線図であり、(a)はX方向、
(b)はY方向、(c)はZ方向の測定結果である。
【符号の説明】
2 板状体 3,4 衝撃吸収材 5 衝撃吸収材層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性を有する板状体の下面に、衝撃吸収
    率が80%以上、粘着力が0.3kg/cm2以上1.
    6kg/cm2以下、アスカーC硬度が1以上50以下
    の範囲にある衝撃吸収材層が形成された防振器具であっ
    て、上記衝撃吸収材層が、硬度の異なる複数枚の衝撃吸
    収材が積層されて構成されていることを特徴とする防振
    器具。
  2. 【請求項2】 剛性を有する板状体の下面に、衝撃吸収
    率が80%以上、粘着力が0.3kg/cm2以上1.
    6kg/cm2以下、アスカーC硬度が1以上50以下
    の範囲にある衝撃吸収材層が形成された防振器具であっ
    て、上記衝撃吸収材層中に、エア保持空間が形成されて
    いることを特徴とする防振器具。
  3. 【請求項3】 剛性を有する板状体の下面に、衝撃吸収
    率が80%以上、粘着力が0.3kg/cm2以上1.
    6kg/cm2以下、アスカーC硬度が1以上50以下
    の範囲にある衝撃吸収材層が形成された防振器具であっ
    て、上記衝撃吸収材層中に、鉛層が形成されていること
    を特徴とする防振器具。
JP14843498A 1998-05-12 1998-05-12 防振器具 Pending JPH11325180A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322610A (ja) * 2005-04-20 2006-11-30 Sony Corp 振動衝撃吸収機構およびコンテンツ再生装置
JP2009140550A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Panasonic Corp レンズ駆動装置、光ピックアップ装置及び光ディスク装置
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JP2017002567A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 株式会社ライテク 保護構造物

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