JPS6331960Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6331960Y2 JPS6331960Y2 JP876982U JP876982U JPS6331960Y2 JP S6331960 Y2 JPS6331960 Y2 JP S6331960Y2 JP 876982 U JP876982 U JP 876982U JP 876982 U JP876982 U JP 876982U JP S6331960 Y2 JPS6331960 Y2 JP S6331960Y2
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- Japan
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- spacer
- laminated
- radiant heat
- insulating material
- heat insulating
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- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スペーサに係り、特に、低温装置の
容器、配管等に巻装される積層断熱材を構成する
スペーサの改良に関するものである。
容器、配管等に巻装される積層断熱材を構成する
スペーサの改良に関するものである。
従来のスペーサ例を第1図により説明する。
第1図は、液体ヘリウム、液体水素等の極低温
物質を取扱う低温装置の容器、配管等に巻装さ
れ、従来のスペーサを用いた積層断熱材の縦断面
図で、例えば、ポリエステル等高分子材料で形成
されたネツト状のスペーサ10と、例えば、ポリ
エステル等高分子材料で形成され、かつ、放射率
の小さなアルミニウムが600Å程度蒸着された輻
射熱防止シート11とが交互に積層されてなる積
層断熱材12が、低温装置の、例えば、容器13
に巻装されている。なお、積層断熱材12の外部
空間14は真空断熱されている。
物質を取扱う低温装置の容器、配管等に巻装さ
れ、従来のスペーサを用いた積層断熱材の縦断面
図で、例えば、ポリエステル等高分子材料で形成
されたネツト状のスペーサ10と、例えば、ポリ
エステル等高分子材料で形成され、かつ、放射率
の小さなアルミニウムが600Å程度蒸着された輻
射熱防止シート11とが交互に積層されてなる積
層断熱材12が、低温装置の、例えば、容器13
に巻装されている。なお、積層断熱材12の外部
空間14は真空断熱されている。
このような積層断熱材では、幅射熱防止シート
に放射率の小さな材料が蒸着されているもののス
ペーサは放射率の大きな高分子材料の素地そのま
まであるため、スペーサからの輻射熱が大きく侵
入熱量が増加するといつた欠点があつた。
に放射率の小さな材料が蒸着されているもののス
ペーサは放射率の大きな高分子材料の素地そのま
まであるため、スペーサからの輻射熱が大きく侵
入熱量が増加するといつた欠点があつた。
本考案は、上記欠点の除去を目的としたもの
で、積層断熱材を輻射熱防止シートと共に構成す
るスペーサを放射率の小さな材料で被覆したこと
を特徴とし、放射率を小さくすることで、輻射熱
を小さく抑制できるスペーサを提供するものであ
る。
で、積層断熱材を輻射熱防止シートと共に構成す
るスペーサを放射率の小さな材料で被覆したこと
を特徴とし、放射率を小さくすることで、輻射熱
を小さく抑制できるスペーサを提供するものであ
る。
本考案の一実施例を第2図により説明する。
第2図は、本考案によるスペーサの横断面図
で、例えば、ポリエステル等高分子材料で形成さ
れたネツト状のスペーサ10には、放射率の小さ
な材料15、例えば、アルミニウムが蒸着、被覆
されている。なお、この場合のアルミニウムの蒸
着、被覆は、スペーサ10の素地、すなわち、線
状の状態で蒸着、被覆しても良く、また、ネツト
状にした後で蒸着、被覆しても良いことはいうま
でもない。
で、例えば、ポリエステル等高分子材料で形成さ
れたネツト状のスペーサ10には、放射率の小さ
な材料15、例えば、アルミニウムが蒸着、被覆
されている。なお、この場合のアルミニウムの蒸
着、被覆は、スペーサ10の素地、すなわち、線
状の状態で蒸着、被覆しても良く、また、ネツト
状にした後で蒸着、被覆しても良いことはいうま
でもない。
本実施例のようなスペーサでは、例えば、アル
ミニウムを300Å程度蒸着した場合、スペーサの
放射率は輻射熱防止シートの放射率と同程度の
0.03まで小さくなり、その結果、低温装置の容
器、配管等への侵入熱量を約48%減少できる。
ミニウムを300Å程度蒸着した場合、スペーサの
放射率は輻射熱防止シートの放射率と同程度の
0.03まで小さくなり、その結果、低温装置の容
器、配管等への侵入熱量を約48%減少できる。
本考案は、以上説明したように、積層断熱材を
輻射熱防止シートと共に構成するスペーサを放射
率の小さな材料で被覆したということで、スペー
サからの輻射熱を小さく抑制できるので、低温装
置の容器、配管等への侵入熱量を減少できる効果
がある。
輻射熱防止シートと共に構成するスペーサを放射
率の小さな材料で被覆したということで、スペー
サからの輻射熱を小さく抑制できるので、低温装
置の容器、配管等への侵入熱量を減少できる効果
がある。
第1図は、従来のスペーサ例を説明するもの
で、従来のスペーサを用いた積層断熱材の縦断面
図、第2図は、本考案の一実施例を説明するもの
で、本考案によるスペーサの横断面図である。 10……スペーサ、11……輻射熱防止シー
ト、12……積層断熱材、15……放射率の小さ
な材料。
で、従来のスペーサを用いた積層断熱材の縦断面
図、第2図は、本考案の一実施例を説明するもの
で、本考案によるスペーサの横断面図である。 10……スペーサ、11……輻射熱防止シー
ト、12……積層断熱材、15……放射率の小さ
な材料。
Claims (1)
- 輻射熱防止シートと交互に積層され積層断熱材
を構成するスペーサにおいて、前記スペーサを放
射率の小さな材料で被覆したことを特徴とするス
ペーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP876982U JPS58112536U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | スペ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP876982U JPS58112536U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | スペ−サ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58112536U JPS58112536U (ja) | 1983-08-01 |
JPS6331960Y2 true JPS6331960Y2 (ja) | 1988-08-25 |
Family
ID=30021448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP876982U Granted JPS58112536U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | スペ−サ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58112536U (ja) |
-
1982
- 1982-01-27 JP JP876982U patent/JPS58112536U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58112536U (ja) | 1983-08-01 |
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