JPS6331905A - 物品収容装置の位置付け制御方式 - Google Patents

物品収容装置の位置付け制御方式

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JPS6331905A
JPS6331905A JP17508186A JP17508186A JPS6331905A JP S6331905 A JPS6331905 A JP S6331905A JP 17508186 A JP17508186 A JP 17508186A JP 17508186 A JP17508186 A JP 17508186A JP S6331905 A JPS6331905 A JP S6331905A
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JP
Japan
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servo
axis
positioning
hand
control
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JP17508186A
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Takeo Oi
大井 健夫
Hisashi Kimura
木村 尚志
Akira Nagayama
昭 永山
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図)作用 実施例 (a)一実施例の構成の説明(第2図、第3図)(b)
サーボ処理の説明(第4図、第5図)(c)全体動作の
説明(第6図、第7図)(d)他の実施例の説明 発明の効果 〔1既要〕 物品を収容棚に対し出し入れするハンド機構を移動機構
によって位置付けする物品収容装置の位置付は制御方式
において、移動機構によるハンド機構の位置付は中はサ
ーボ剛性小で、位置付は完了後はサーボ剛性大で移動機
構を制御する制御部を設けることによって、ハンド機構
の位置付は時の振動防止とハンド機構動作時の剛性保持
を図るものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、多数の収容棚に対しハンド機構を位置付けし
てハンド機構による収容棚に対する物品の取出し、収納
を行う物品収容装置の位置付は制御方式に関し、ハンド
機構を位置付ける際と、位置付は完了後のサーボ剛性を
変えるようにした物品収容装置の位置付は制御方式に関
する。
自動倉庫形式の物品収容装置は、種々の分野で利用され
ており、例えばコンピュータの外部記憶装置として用い
られる大容量記憶装置としても用いられている。
このような物品収容装置においては、安定な動作が求め
られている。
〔従来の技術〕
例えば、大容量記憶装置においては、記憶媒体として汎
用のビデオテープカセントから成る磁気テープカートリ
ッジを用い、第8図に示す如く多数の収容棚1の各収容
棚1aにこの磁気テープカートリッジ(以下カートリッ
ジと称す)CTを収容しておく。
このカートリッジCTを収容棚1から取り出し又は収容
棚1へ収納するため、ハンド機構2が設けられており、
更にハンド機構2を収容棚の所望の収容棚へx−yの2
次元方向に位置付けるための移動機構3が設けられてい
る。
ハンド機構2は、カートリッジCTを把持、解放するハ
ンド22と、ハンド22の把持、解放動作を行わせるハ
ンド駆動部21と、これらを図のα方向に(収容棚方向
)に移動するためのハンド移動部20とを有している。
一方、移動機構3は、ベース30の側面に4つのガイド
ローラ31と、X軸方向の駆動のためのX軸モータ32
と、ハンド機構2をY軸方向に移動するためのY軸モー
タ33とを有しており、更にベース30には支柱34が
設けられ、支柱34の上端には4つのガイドローラ35
が設けられている。
移動機構3は、収容棚1に沿った方向くX軸方向)に設
けられた上レールRU及び下レールRLにガイドローラ
35及びガイドローラ31をはさみ込み、X軸モータ3
2の先端のピニオンギアが下レールRL裏面のラックに
係合して、X軸モータ32の回転によるX方向の移動を
行う。
又、ハンド機構2は、支柱3の図示しないガイドに沿っ
てY方向(図の上下方向)に移動可能に支持され且つY
軸モータ33とワイヤ等で連結され、Y軸モーク33の
回転によってY方向に移動される。
このような大容量記憶装置では、ハンド機構2を支持す
る移動機構3が、ハンド機構2を指定された収容棚の前
方に位置付けるため、X軸モータ32及びY軸モータ3
3を回転制御し、ハンド機構2を指定された収容棚の前
方に位置付け、位置付は完了後、ハンド機構2を動作し
て収容棚へのカートリッジCTの収納又は収容棚からの
カートリッジCTの取出しを行い、取出したカートリッ
ジを図示しないリード/ライトステーションに運搬し、
カートリッジCTのリード/ライトを行い、リード/ラ
イト後元の収容棚に戻す。
このような移動機構3のX軸モータ32及びY軸モータ
33は、移動パスに沿って設hjられるタイミングトラ
ックの検出又はロータリエンコーダ等による状B(位置
)検出装置を用いてサーボ制御が行われ、精度の高い位
置付は及び停止位置保持を可能としている。
このようなサーボ制御においては、一般にサーボゲイン
によってサーボ剛性が決定され、従来はサーボ系の安定
性を保つような一種類のサーボゲイン、即ち1つのサー
ボ剛性をもってサーボ制御していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このサーボ剛性は、一般にサーボ剛性を大とすると、共
振点が低くなり、サーボ系が発振し、不安定になり易く
、一方サーボ剛性を小とすると外乱による振動の影響が
大となってしまうことが知られている。
このため、従来の如く1種類のサーボ剛性をもつサーボ
制御系では、サーボ剛性を大に設定すると、移動機構3
の目標位置近傍での位置付は動作中に、自系(例えばX
軸)の不安定要因や他系(Y軸)の動きによる外乱によ
って自系が不安定となり易く、逆にサーボ剛性を小とす
ると、位置付は中の上述の不安定は生じにくくなるが、
位置付は完了後に行われるハンド動作による振動や地震
等による少しの振動に対しても移動機構3が振動してし
まい、位置保持が困難となり、ハンド機構2が収容棚の
壁面に衝突したり、ハンド機構2の把持するカートリッ
ジCTが収容棚と接触してしまうという問題があった。
本発明は、ハンド動作中の非接触動作を確保しつつ移動
機構の安定位置付けを行うことのできる物品収容装置の
位置付は制御方式を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
図中、第8図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してあり、4は制御部であり、サーボ剛性率とサーボ
剛性大とを選択して移動機構3をサーボ制御するもので
あり、位置付は中はサーボ剛性率で移動機構3をサーボ
制御し、位置付は完了後のハンド動作中はサーボ剛性大
で移動機構3をサーボ制御するものである。
〔作用〕
本発明では、移動機構3の目標位置の許容範囲内での系
が不安定となり易い位置付は中には、サーボ剛性を小と
して、他系からの外乱等による不安定動作を防止し、位
置付は完了後は、系は安定であるので、サーボ剛性を大
として、外乱によっても確実に停止位置保持を行ってハ
ンド動作の非接触性を確保するものである。
〔実施例) (a)一実施例の構成の説明 第2図は本発明の一実施例構成図である。
図中、第1図及び第8図で示したものと同一のものは同
一の記号で示してあり、32aはロータリエンコーダで
あり、X軸モータ32に直結され、X軸モータ32の所
定角回転毎に位置パルスを発生するもの、33aはロー
タリエンコーダであり、Y軸モータ33に直結され、Y
軸モータ33の所定角回転毎に位置パルスを発生するも
の、36.37は各々フォトセンサであり、第8図では
図示していないが、X軸及びY軸に沿って設けられた各
々タイミングトランクに各収納棚の中心に対応して印さ
れたミツドパターンを検出するもの、38.39は各々
パワーアンプであり、電流増幅して各々X軸モータ32
、Y軸モータ33を駆動するものである。
PCはプロセッサであり、移動機構3及びノ\ンド(ピ
ッカーと称す)機構2の制御を行うもの、40はそのマ
イクロプロセッサ(以下MPUと称す)であり、後述す
るプログラムの実行により前述の制御を行うもの、41
はそのメモリであり、X軸周の制御プログラム41X、
Y軸用の制御プログラム41Y、ピッカー制御プログラ
ム41Pを格納し、X軸周制御プログラム41Xには、
第6図にて後述するX軸動作制御プログラムと、第4図
にて後述するサーボ処理ルーチンの他にタイマと、サー
ボ剛性小用のローゲインLGと、サーボ剛性大用のハイ
ゲインHGをパラメータとして有しており、Y軸周制御
プログラム41Yには第6図にて後述するY軸動作制御
プログラムと、第4図にて後述するサーボ処理ルーチン
の他にタイマと、サーボ剛性小用のローゲインLGと、
サーボ剛性大用のハイゲンHGとを有しているものであ
る。
42X、42Yは各々入力レジスタであり、各々MPU
40から与えられるX軸制御電流値lx、Y軸制御電流
値+yがセントされるもの、43X、43Yは各々ロー
ドレジスタであり、各々MPU40から与えられるX軸
変位量(移動量)Px、Y軸変位量(移動量)Pyがロ
ードされるもの、44X、44Yは各々デジタル/アナ
ログコンバータ(以下DACと称す)であり、各々入力
レジスタ42X、42YにセットされたデジタルのX軸
制御電流値1x、Y軸制御電流値ryをアナログ量に変
換してパワーアンプ38.39に供給するもの、45X
、45Yは各々タコカウンタであり、アップダウンカウ
ンタで構成され、各々ロードレジスタ43X、43Yに
ロードされたX軸変位11Px、Y軸変位H1Pyがロ
ードされ、X軸、Y軸モータ32.33の回転に応じて
ロークリエンコーダ32a、33aの位置パルスによっ
てロード値が減算され、位置誤差△Px、ΔpyをMP
U40に通知するもの、46X、46Yは各々センサデ
コーダであり、各々フォトセンサ36.37の検出出力
をデコードし、ミツドパターン検出信号Xm、YmをM
PU40に通知するものである。
この実施例では、MPU40がX軸とY軸の2軸のサー
ボ制御を行い且つピッカー制御を行うものであり、サー
ボ系の状態としてタコカウンタ45x、45Yより位置
誤差△Px、△py及びミツドパターン検出信号Xm、
Ymを受け、演算によってX軸、Y軸の制御電流lx、
ryを発生するデジタルサーボ制御系で構成されている
第3図はプロセッサの動作タイミング説明図である。
前述の如く、MPU40は、X軸、Y軸のサーボ制御を
行うため、X軸動作制御(プログラム)とY軸動作制御
(プログラム)を時分割的に交互に行い、且つ第4図に
示すX軸サーボ処理及びY軸サーボ処理を各々一定周期
(例えば10m5)毎に割込みによって実行する。
即ち、MPU40は第3図に示す如く、X軸サーボ処理
をlQms毎に、Y軸サーボ処理もこれと位相をずらし
て10μs毎に優先的に実行し、この空き時間を用いて
X軸とY軸の動作制御(第6図)を交互に行うようにし
ている。又、位置付は完了後はX軸サーボ処理及びY軸
サーボ処理は継続され、その空き時間にピッカー制御を
行う。
(b)サーボ処理の説明 第4図は第2図におけるサーボ処理ルーチンのフロー図
であり、第5図はそのサーボ処理の説明図である。
この例では、目標位置近傍までは速度(スピード)制御
し、その後位置づけ制御するものである。
a 先づ、MPU40はタコカウンタ45Xの値を読み
とる。タコカウンタ45Xの値は、位置誤差△Pxであ
り、1周期前の読取値との差分によって実速度Vrを計
算し、更に実位置誤差を計算する。
b 次に、MPU40は第6図にて後述する目標位置近
傍かの検出によって位置付は制御か否かを判断し、スピ
ード制御なら、前述の読取値に対する基準速度Vcを算
出する。
第5図(A)、(B)に示す如く、目標位置までは台形
速度カーブを用いて制御し、第5図(A)の位置誤差く
即ちタコカウンタ45Xの値)△Pxに対応し第5図(
B)の係る台形速度カーブにおける基準速度Vcを算出
する。
■ MPU40は基準速度Vcを算出すると、前述の実
速度Vrとの差分を演算し、これをX軸制御電流lxと
して入力レジスタ42Xにセットし、DAC44Xを介
しパワーアンプ38によってX軸モータ32を電流駆動
する。
■ 一方、ステ・7プ■で位置付は制御と判定すると、
MPU40は、ステップ■で求めた実位置誤差を積分し
て積分値を計算する。
■ 次に、積分値、実位置誤差、実速度Vrよりxm制
御電流lxを算出する。
これは、第5図(C)に示す如くいわゆるPID?ν制
御を用いており、実位置誤差の積分値に積分量のゲイン
に1を、実位置誤差に位置のゲインに2を、実速度Vr
に速度のゲインに3を乗じたものを加算して制御電流I
を作成する。
このゲインに1、K2、K3は、第2図のメモリ41に
格納されており、後述する第6図によって位置付は中は
ローゲインLGの各ゲインKl、K2、K3が、位置付
は完了後はハイゲインHGの各ゲインKl′、K2’、
K3’  (Kl’>K1、K2’>K2、K3′>K
3)が選択される。
そして、制御電流■は入力レジスタ42Xにセントされ
DAC44Xを介しパワーアンプ3日によってX軸モー
タ32を電流駆動する。
上述の説明では、X軸側について説明したが、Y軸側も
同一であり、説明は省略する。
このようにして、サーボ処理ルーチンはXSY軸で各々
10B毎に実行され、スピード制御又は位置付は制御の
いずれかが行われ、モータ32.33を電流駆動する6 (c)全体動作の説明 第6図は第2図の全体動作制御フロー図であり、X軸も
Y軸も同一のものである。第7図は全体動作説明図であ
る。
尚、以下の説明では、X軸側の動作について説明するが
、Y軸側も全く同一である。
■ MPU40は、目標位置までの変位量Pxをロード
レジスタ43Xに与え、タコカウンタ45Xにこれをロ
ードする。
■ 次にMPU40は、タコカウンタ45Xの値を読み
とり、タコカウンタ45Xの位置誤差値が値A(目標位
置近傍を示す)以下かを調べる。
値A以上なら、MPU40はスピード制御を指示する。
従って、第4図及び第5図(A)、(B)にて説明した
如くX軸モータ32は台形速度カーブに従って10鮎毎
に速度制御され、これとともにロークリエンコーダ32
aの位置パルスによってタコカウンタ45X値が減算さ
れていく。
■ このようにして、X軸モータ32がスピード制御さ
れ、目標位置に近付くにつれ、タコカウンタ45Xの値
は減少し、MPU40がタコカウンタ45Xの値が前述
のA以下になったと判定すると、位置付は制御を指定す
るとともに、ローゲインLGを設定する。
これによって第4図及び第5図(C)にて説明した如(
X軸モータ32はローゲインLGによって1011IS
毎に位置付は制御される。
■ 次に、MPU40は、メモリ41のX軸タイマをリ
セットした後スタートさせ時間計時を始める。
■ 次に、MPU40は、タコカウンタ45Xの位置誤
差△Pxを読み出し、許容範囲内の値B以下刃1を8周
べる。
B以上ならステップ■に戻り、X軸タイマをリセットし
、スタートする。
一方、位置誤差△PxがB以下であることを検出すると
、MPU40はセンサデコード46Xのミツド(M I
 D)パターン検出信号Xmを調べる。
ミツドパターンは前述のごとくタイミングトラックの各
収容棚の中心に対応する位置に設けられているので、ミ
ツドパターンの検出はハンド機構2がX軸モータ32に
よって目標とする収容棚のX方向の中心に位置したこと
を示す。
ミツドパターン検出信号Xmによってミツドパターンの
検出なしと判定すると前述の如(ステップ■に戻る。
MPU40はミツドパターン検出信号Xmによってミツ
ドパターンの検出を知ると、前述のX軸タイマの値がT
o  (=300ms)を越えたかを調べる。即ち、位
置誤差が許容範囲内で且っミツドパターンが検出され、
T、という整定時間が過ぎたかを調べ、タイマの値がT
0以下ならステップ■の先頭に戻る。
■ このようにして、整定時間T0を経過すると、MP
U40はX軸の位置付は完了として自系(X軸)の移動
完了(MOVE COMP)のフラグをオンとする。次
にMPU40は、他系(Y軸)のMOVE COMPの
フラグがオンかを調べ、オンでなければ、オンになるま
で待つ。
他系のMOVE COMPのフラグがオンであれば、M
PU40は位置付は制御をハイゲインHGで行うように
指示してX軸動作制御プログラムを終了する。
Y軸についても、MPU40は第3図で示した時分割制
御によって全く同一の処理を行っており、自系のMOV
E COMPオンと他系のN0VIE COMPオンで
Y軸動作プログラムを終了する。
このようにして、MPU40は、ピッカー2を収容棚へ
移動するのに、モータ32.33を先づスピード制御し
、目標位置近傍では位置付は制御に変更し、且つ位置付
は完了までは、ローゲインのサーボ剛性小で制御し、位
置付は完了後はハイゲインのサーボ剛性大で制御する。
この位置付は完了後は、ピッカー制御プログラムによっ
てピンカー2が制御されるが、この間も10m5毎にX
軸、Y軸のサーボ処理ルーチンが実行され、ハイゲイン
のサーボ剛性大でモータ32.33が制御される。従っ
て外乱に対し停止位置を強固に保持することができ、ピ
ンカー2の非接触動作を確保する。
特に、ピッカー2のカートリッジCTの収納に際しては
、カートリッジCTを把持したハンド22(第8図)を
収容棚に前進させ、カートリッジCTを収容棚の底面に
押し付け、ハンド22がカートリッジCTを解放し、後
退するので、係る底面への押し付は時の衝撃による振動
が生じ、これによって移動機構3に振動が伝達する。
この場合、移動機構3がピッカー2の停止位置保持がで
きないと、移動機構3がX、Y方向に移動し、ピッカー
2の保持するカートリッジCTが収容棚の壁面に接触又
は衝突し、これらを損傷し、最悪の場合ハンド22自体
も収容棚の壁面に衝突してしまう。
同様にピンカー2のカートリッジCTの取り出しについ
ても、ハンド22がカートリッジCTを収容棚の底面に
押し付けながら把持し、把持位置を一定にするから、同
様の振動が発生する。
更に、ピンカー動作を高速化しようとすると、どうして
も、動作の立上り時に振動が発生し、これによって移動
機構3が移動すると、ピッカー2が振動する。
従って、このようなピッカー動作に対し、高剛性で停止
位置保持をすることにより、安定な非接触ピッカー動作
を確保するようにしている。
(d)他の実施例の説明 上述の実施例では、物品としてビデオテープカートリッ
ジを用いた大容量記憶装置を例に説明したが、他の物品
を収容する物品収容装置であってもよく、移動機構も、
実施例のX−Y直交型の構成に限らず、例えば、ハンド
機構がY軸を中心に回転するZ軸を持つものであっても
よい。
又、X、Y軸用に1ケのMPUで制御しているが、各々
別個のMPUを用いてもよい。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、 ハンド機構と移動a横とを有する物品収容装置において
、位置付は制御における位置付けの際のサーボ剛性を小
とし、位置付は完了後のサーボ剛性を大としてサーボ剛
性を変更しているので、位置付けの際の系が不安定にな
り易い状態での外乱による不安定動作を防止できるとい
う効果と位置付は完了後の系の安定なときのハンド動作
等による外乱に対し安定な停止位置保持を確保できると
いう効果を同時に達成できる。従って、所望の収容棚に
対する物品の取出し、収納を安定に行うことができる。
又、サーボ剛性の変更という比較的簡単な手段で係る効
果を実現できるという効果も奏し、実現も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例構成図、 第3図は第2図におけるプロセッサの動作タイミング説
明図、 第4図は第2図におけるサーボ処理ルーチンのフロー図
、 第5図は第4図のサーボ処理の説明図、第6図は第2図
における全体動作制御フロー図、第7図は第6図の全体
動作説明図、 第8図は物品収容装置の説明図である。 図中、1−・−・−−一−−収容棚、 2−−−−−−−−−ハンド機構、 3−−−−−−一移動機構、 4−−−・・−制御部、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 各々物品を収容するため複数の収容棚(1)と、該収容
    棚(1)に対する該物品の取出し及び収納動作を行うハ
    ンド機構(2)と、 該ハンド機構(2)を該複数の収容棚(1)の所望の収
    容棚(1a)に位置付けるための移動機構(3)と、 該移動機構(3)を小のサーボ剛性と大のサーボ剛性と
    を選択してサーボ制御する制御部(4)とを有し、 該制御部(4)は該ハンド機構(2)を該所望の収容棚
    (1a)に位置付ける際は、該移動機構(3)を該小の
    サーボ剛性をもってサーボ制御し、該位置付け完了後は
    、該移動機構(3)を該大のサーボ剛性をもってサーボ
    制御することを特徴とする物品収容装置の位置付け制御
    方式。
JP17508186A 1986-07-25 1986-07-25 物品収容装置の位置付け制御方式 Pending JPS6331905A (ja)

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