JPS633183Y2 - - Google Patents

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JPS633183Y2
JPS633183Y2 JP1984008833U JP883384U JPS633183Y2 JP S633183 Y2 JPS633183 Y2 JP S633183Y2 JP 1984008833 U JP1984008833 U JP 1984008833U JP 883384 U JP883384 U JP 883384U JP S633183 Y2 JPS633183 Y2 JP S633183Y2
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JP
Japan
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mounting
housing
mounting seat
back plate
seat
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JP1984008833U
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English (en)
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JPS60121680U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は筐体の取付構造に関する。
(b) 技術の背景 機器本体を収容する筐体を壁あるいは床に固着
する場合には、壁あるいは床が平坦でないので、
筐体の背面板の全面をあてると、筐体が変形など
して、筐体の扉の開閉などに支障をきたす。した
がつて背面板に取付座を設けて3点あるいは4点
支持の構造にすることが行われている。
(c) 従来技術と問題点 第1図は従来の筐体の取付構造を示すイは背面
斜視図、ロはイに示す鎖線M−M部分の断面図で
ある。
同図において壁5に固着される箱形の筐体1の
正面側には、開閉式の扉1Aが装着されている。
筐体1の背面板2には4隅に絞り加工されて取付
座3が突出して設けられ、それぞれの取付座3に
は壁5に植え込まれたアンカーボルト6の頭部が
貫通する取付孔4がそれぞれ穿設されている。そ
して筐体1内に突出したアンカーボルト6の頭部
にナツト7を螺着して筐体1を壁5に固着してい
る。
また筐体1に機器本体8を収容するために、背
面板2の内側に断面Z形の装着金具9をスポツト
熔接などで固着している。そしてこの装着金具9
に小ねじ14が螺合するねじ孔を設け、機器本体
8の底板部材を小ねじ14で固着している。
しかし取付座3を絞り加工するという煩わしさ
と、機器本体を装着するのに装着金具9を固着せ
ねばならず、機器本体8は装着金具9に取着され
ており、この装着金具9を支持するための背面板
2は十分な強度を必要とするために筐体1自体の
強度を大きくしなければならず、重量の増加、コ
スト高になるという問題点がある。
(d) 考案の目的 本考案の目的は上記従来の問題点に鑑み、部品
点数が少なく、低コストの筐体の取付構造を提供
することにある。
(e) 考案の構成 この目的を達成するために本考案は、Z形金具
の平行な取付座と装着座それぞれに取付ねじ用孔
を有し、筐体の背面板に並併されたスリツトに複
数の上記Z形金具がそれぞれの垂直部を貫通係合
した状態に装着座を該筐体内に挿入させるととも
に、取付座を該取付座の取付ねじ用孔に対応して
設けられた筐体背面板の取付孔のねじ貫通孔と一
致せしめ、上記筐体外の取付座を壁あるいは床と
筐体背面に挟着着させ、筐体内装着座に機器本体
をそれぞれに取付ねじにて取付るようにしたもの
である。
(f) 考案の実施例 以下図示実施例を参照して本考案について詳細
に説明する。なお全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。
第2図は本考案の一実施例のイは筐体の背面斜
視図、ロはイに示す鎖線N−N部分の断面図、ハ
はZ形金具の斜視図であり、第3図は他の実施例
のZ形金具の斜視図である。
第2図において、筐体1の背面板2の4隅のそ
れぞれには、Z形金具10の板厚よりも大きいス
リツト幅のスリツト13が並列して穿設されてい
る。
小ねじ14が螺着するのに十分のねじ山数が螺
刻され得る板厚の金属板よりなる側面視がほぼZ
形のZ形金具10は、鉛直部10Aが背面板2の
板厚よりも大きい所望の高さである。Z形金具1
0の垂直部10Aの一方には、筐体1の内側より
スリツト13に挿入されて、筐体1の背面で背面
板2と平行となり、壁5と背面板2に挟着される
取付座11が形成されている。また垂直部10A
の他方には、筐体1内で背面板2の内側面に殆ど
密着する装着座12が形成されている。
取付座11には背面板2の取付孔2aに対応し
てアンカーボルト6の頭部が貫通する取付孔11
aが穿設されている。また装着座12には小ねじ
14が螺合するねじ孔が設けられ、機器本体8の
底板部材を小ねじ14で固着するようになつてい
る。
このように構成されたZ形金具10の取付座1
1をスリツト13に挿入し、背面板2の取付孔2
aと取付座11の取付孔11aを一致させ、アン
カーボルト6の頭部を貫通させた後にアンカーボ
ルト6の頭部に座金とナツト7を螺着する。この
ようにすることにより、背面板2は取付座11の
面のみが壁5に密着し、その他の部分は取付座1
1の板厚に相当する間隙を保つので、壁5に凹凸
部があつても背面板2あるいは筐体1が変形する
ことなく確実に、筐体1を壁5に固着することが
できる。また別の装着金具を必要とせず、機器本
体8をZ形金具10の装着座12に固着すること
により、筐体1内に装着することができる。
なお図示例はスリツトが上下方向に形成されて
いるが、水平方向に設けても良い。このようにス
リツトを水平方向にすると背面板の板厚を薄くし
ても、重量の重い機器本体を装着することができ
るというメリツトがある。
第3図においてZ形金具15は、細長い板状の
装着座17の長手方向の側縁の両端部が、側面視
でZ形になるよう折曲げられて、垂直部15Aの
先端に舌片状の取付座16が形成されたものであ
る。それぞれの取付座16には取付孔16aが穿
設されている。また装着座17には、機器本体の
装着座に対応した所望の位置にねじ孔17aが設
けられている。
このようなZ形金具15は機器本体を固着する
ねじ孔17aの位置に自由度があるというメリツ
トがある。またZ形金具15は筐体1とねじ止
め、熔接等により筐体1に固着しておくことで取
付前に機器本体8が筐体1に安定装着される。取
付ねじについてはアンカーボルトに限らず頭付ね
じ、木ねじ等取付位置に応じて適宜選定し得る。
なお本考案は壁に取付ける筐体のみならず、床
に設置する筐体にも適応できるものである。
(g) 考案の効果 以上説明したように本考案は、筐体はその背面
板を取付座とともに取付けることから、背面板が
機器本体の荷重を支持する要がなくそのための強
度を必要とせず、かつ絞り加工などがなく加工が
容易で低コストであるなどという実用上で優れた
効果がある筐体の取付構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の筐体の取付構造を示す、イは背
面斜視図、ロはイに示す鎖線M−M部分の断面図
であり、第2図は本考案の一実施例でイは筐体の
背面斜視図、ロはイに示す鎖線N−N部分の断面
図、ハはZ形金具の斜視図であり、第3図は他の
実施例のZ形金具の斜視図である。 図中1は筐体、2は背面板、2a,4,11
a,16aは取付孔、5は壁、6はアンカーボル
ト、7はナツト、8は機器本体、9は装着金具、
10,15はZ形金具、3,11,16は取付
座、12,17は装着座、10A,15Aは垂直
部、12a,17aはねじ孔をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. Z形金具の平行な取付座と装着座それぞれに取
    付ねじ用孔を有し、筐体の背面板に並併されたス
    リツトに複数の上記Z形金具がそれぞれの垂直部
    を貫通係合した状態に装着座を該筐体内に挿入さ
    せるとともに、取付座を該取付座の取付ねじ用孔
    に対応して設けられた筐体背面板の取付孔のねじ
    貫通孔と一致せしめ、上記筐体外の取付座を壁あ
    るいは床と筐体背面に挟着させ、筐体内装着座に
    機器本体をそれぞれに取付ねじにて取付るように
    したことを特徴とする筐体の取付構造。
JP883384U 1984-01-24 1984-01-24 筐体の取付構造 Granted JPS60121680U (ja)

Priority Applications (1)

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JP883384U JPS60121680U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 筐体の取付構造

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JP883384U JPS60121680U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 筐体の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121680U JPS60121680U (ja) 1985-08-16
JPS633183Y2 true JPS633183Y2 (ja) 1988-01-26

Family

ID=30488484

Family Applications (1)

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JP883384U Granted JPS60121680U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 筐体の取付構造

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JP (1) JPS60121680U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5066469B2 (ja) * 2008-03-25 2012-11-07 三菱電機エンジニアリング株式会社 筐体
JP5616468B2 (ja) * 2013-01-19 2014-10-29 株式会社三誠 アンカーボルトの固定方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833741Y2 (ja) * 1978-12-20 1983-07-28 松下電器産業株式会社 ユニット装置
JPS5834782Y2 (ja) * 1979-12-19 1983-08-04 沖電気工業株式会社 キヤビネツトの床固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60121680U (ja) 1985-08-16

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