JPS63318268A - 超砥粒カッタ− - Google Patents
超砥粒カッタ−Info
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- JPS63318268A JPS63318268A JP15002287A JP15002287A JPS63318268A JP S63318268 A JPS63318268 A JP S63318268A JP 15002287 A JP15002287 A JP 15002287A JP 15002287 A JP15002287 A JP 15002287A JP S63318268 A JPS63318268 A JP S63318268A
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、超砥粒カッターに関し、特に、円板上のカ
ッター基板の外周縁にダイヤモンド微粉粒や立方晶窒化
硼素等の超砥粒を含む圧粉体を焼結させてなる、ダイヤ
モンドカッターまたはシービーエヌカッターに関する。
ッター基板の外周縁にダイヤモンド微粉粒や立方晶窒化
硼素等の超砥粒を含む圧粉体を焼結させてなる、ダイヤ
モンドカッターまたはシービーエヌカッターに関する。
(従来技術)
この種のダイヤモンドカッターとしては、たとえば次の
ようなものがある。
ようなものがある。
第1のダイヤモンドカッターとして、第10A図に示す
ように、型に半分のダイヤモンド微粉粒を含む粉体1a
を入れ、これを均一に均らし、次にカッター基板2とな
る鉄板をおき、さらに、残りの半分の粉体1bを入れた
ものを、プレスで押圧しながら焼結したものがある。
ように、型に半分のダイヤモンド微粉粒を含む粉体1a
を入れ、これを均一に均らし、次にカッター基板2とな
る鉄板をおき、さらに、残りの半分の粉体1bを入れた
ものを、プレスで押圧しながら焼結したものがある。
第2のダイヤモンドカッターとして、第10B図に示す
ように、ダイヤモンド微粉粒を含む粉体を押し固めて予
め所定の形状に成形された圧粉体3aを成形し、同一形
状のこの圧粉体3a、3aを2個成形した後、型の中に
カッター基板4となる鉄板を挟んで入れ、焼結したもの
がある。このダイヤモンドカッターの場合は、圧粉体3
aおよび3aの合わせ目は、平面状であり、かつその外
表面も略々平面状の焼結体が形成される。
ように、ダイヤモンド微粉粒を含む粉体を押し固めて予
め所定の形状に成形された圧粉体3aを成形し、同一形
状のこの圧粉体3a、3aを2個成形した後、型の中に
カッター基板4となる鉄板を挟んで入れ、焼結したもの
がある。このダイヤモンドカッターの場合は、圧粉体3
aおよび3aの合わせ目は、平面状であり、かつその外
表面も略々平面状の焼結体が形成される。
第3のダイヤモンドカッターとして、第10C図に示す
ように、ダイヤモンド微粉粒を含む粉体をもって所定の
形状に成形された1枚分の圧粉体5を予め成形し、カッ
ター基板とともにカッター基板6の半径方向延長線上に
位置せしめて入れ、圧粉体5を焼結するとともにカッタ
ー基板6の熱膨張によってカッター基板6を圧粉体5が
焼結されてなる焼結体7に食い込ませることにより、第
10D図に示すように焼結すると同時にカッター基!t
1i6に焼結体7を融着させたものがある。
ように、ダイヤモンド微粉粒を含む粉体をもって所定の
形状に成形された1枚分の圧粉体5を予め成形し、カッ
ター基板とともにカッター基板6の半径方向延長線上に
位置せしめて入れ、圧粉体5を焼結するとともにカッタ
ー基板6の熱膨張によってカッター基板6を圧粉体5が
焼結されてなる焼結体7に食い込ませることにより、第
10D図に示すように焼結すると同時にカッター基!t
1i6に焼結体7を融着させたものがある。
(発明が解決しようとする問題点)
前記従来のダイヤモンドカッターのうち、第1のダイヤ
モンドカッターは、圧粉体を焼結するときに用いる型と
して、組み合わせる数が多くなり、その構造が複雑とな
るとともに、製造工程を、たとえば圧粉体を押し固める
工程を分離するというように、分離した各工程において
能率よく生産することができないために、量産には適さ
ない。
モンドカッターは、圧粉体を焼結するときに用いる型と
して、組み合わせる数が多くなり、その構造が複雑とな
るとともに、製造工程を、たとえば圧粉体を押し固める
工程を分離するというように、分離した各工程において
能率よく生産することができないために、量産には適さ
ない。
この第1のダイヤモンドカッターと比較し′て、第2の
ダイヤモンドカッターは、製造工程を分離できるために
比較的量産が容易となる。しかし、圧粉体を成形すると
きに、ディスク状でその表面がフラットな面を備えた圧
粉体を予備成形し、そのフラットな面を接合して2個の
圧粉体でダイヤモンド層を焼結成形するために、向かい
合う2個の圧粉体の境目において、ダイヤモンド微粉粒
が存在しない部分ができる。
ダイヤモンドカッターは、製造工程を分離できるために
比較的量産が容易となる。しかし、圧粉体を成形すると
きに、ディスク状でその表面がフラットな面を備えた圧
粉体を予備成形し、そのフラットな面を接合して2個の
圧粉体でダイヤモンド層を焼結成形するために、向かい
合う2個の圧粉体の境目において、ダイヤモンド微粉粒
が存在しない部分ができる。
そこで、予め1枚分の圧粉体を成形することにより、第
2のダイヤモンドカッターのような欠点を除去できる第
3のダイヤモンドカッターが創出されたが、この第3の
ダイヤモンドカッターは、熱膨張によって焼結体の中に
カッター基板が食い込む量は、径が大きいほど大きく、
また温度が高いほど大きいために、比較的小型のカフタ
ーを作るときや、焼結温度の低い粉体を使用するときは
不向きである。
2のダイヤモンドカッターのような欠点を除去できる第
3のダイヤモンドカッターが創出されたが、この第3の
ダイヤモンドカッターは、熱膨張によって焼結体の中に
カッター基板が食い込む量は、径が大きいほど大きく、
また温度が高いほど大きいために、比較的小型のカフタ
ーを作るときや、焼結温度の低い粉体を使用するときは
不向きである。
また、ダイヤモンド焼結体とカッター基板の接着強度が
比較的弱く、過酷な条件において使用するカッターとし
ては不向きである。
比較的弱く、過酷な条件において使用するカッターとし
ては不向きである。
それゆえに、この発明の主たる目的は、焼結体のどの部
分においても、超砥粒が存在し、部分的に偏摩耗するこ
とがなく、常に、良好な切れ味を示し、型の数が比較的
少なく製造装置が簡略化でき、製造工程を分離して量産
することができるとともに、比較的小型のカッターを作
ることが可能で、焼結温度の低い粉体を使用することも
可能な、超砥粒カッターを提供することである。
分においても、超砥粒が存在し、部分的に偏摩耗するこ
とがなく、常に、良好な切れ味を示し、型の数が比較的
少なく製造装置が簡略化でき、製造工程を分離して量産
することができるとともに、比較的小型のカッターを作
ることが可能で、焼結温度の低い粉体を使用することも
可能な、超砥粒カッターを提供することである。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、外周縁に適宜な間隔をもって凹部が形成さ
れたカッター基板と、超砥粒を含む粉体をもって成形さ
れるとともにそれぞれが2つに分割された圧粉体を加圧
しながら加熱して焼結させ、カッター基板の外周縁に固
着された焼結体とを備え、焼結体は、2枚の圧粉体の合
わせ目において両者に形成された凹条と凸条とが対向し
て固着されて、その境界がカッター基板の厚み方向に蛇
行する超砥粒カッターである。
れたカッター基板と、超砥粒を含む粉体をもって成形さ
れるとともにそれぞれが2つに分割された圧粉体を加圧
しながら加熱して焼結させ、カッター基板の外周縁に固
着された焼結体とを備え、焼結体は、2枚の圧粉体の合
わせ目において両者に形成された凹条と凸条とが対向し
て固着されて、その境界がカッター基板の厚み方向に蛇
行する超砥粒カッターである。
(発明の作用・効果)
この発明によれば、焼結体が、2枚の圧粉体の境目にお
いてカッター基板の厚み方向に蛇行しているために、焼
結体のどの部分においても、ダイヤモンド微粉粒等の超
砥粒が存在し、部分的に偏摩耗することがなく、常に良
好な切れ味を示す。
いてカッター基板の厚み方向に蛇行しているために、焼
結体のどの部分においても、ダイヤモンド微粉粒等の超
砥粒が存在し、部分的に偏摩耗することがなく、常に良
好な切れ味を示す。
しかも、この発明によれば、予めダイヤモンド微粉粒等
の超砥粒を含む粉体をもって2個に分割された圧粉体を
予備成形して製造することができるために、製造工程を
分離することができ、ダイヤモンドカッター等の超砥粒
カッターの量産化を図ることが可能となる。また、2個
の圧粉体を予備成形して製造することができるために、
焼結時に用いる型の数を比較的少なくすることができ、
その製造用型の複雑化を防ぐことができる。
の超砥粒を含む粉体をもって2個に分割された圧粉体を
予備成形して製造することができるために、製造工程を
分離することができ、ダイヤモンドカッター等の超砥粒
カッターの量産化を図ることが可能となる。また、2個
の圧粉体を予備成形して製造することができるために、
焼結時に用いる型の数を比較的少なくすることができ、
その製造用型の複雑化を防ぐことができる。
しかも、予備成形された圧粉体を2個作り、型の中にお
いてカッター基板を挟んで圧粉体どうし接着して焼結さ
せるとともに、カッター基板とも固着させて製造できる
ために、カッター基板の熱膨張によって、焼結体と融着
する従来のダイヤモンドカッターとは異なり、カッター
基板の熱膨張率に依存することがないので、比較的小型
のカッターを作ることができ、また焼結温度の低い粉体
を使用することも可能となる。
いてカッター基板を挟んで圧粉体どうし接着して焼結さ
せるとともに、カッター基板とも固着させて製造できる
ために、カッター基板の熱膨張によって、焼結体と融着
する従来のダイヤモンドカッターとは異なり、カッター
基板の熱膨張率に依存することがないので、比較的小型
のカッターを作ることができ、また焼結温度の低い粉体
を使用することも可能となる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例)
第1図は、この発明の一実施例であるダイヤモンドカッ
ターの斜視図であり、第2図はその要部の平面図であり
、第3図はその縦断面図である。
ターの斜視図であり、第2図はその要部の平面図であり
、第3図はその縦断面図である。
第4図ないし第8図は、前記実施例の製造方法の一例を
示す図である。
示す図である。
このダイヤモンドカッターIOは、ダイヤモンド微粉粒
12等の超砥粒を含む焼結体14、および前記焼結体1
4を支持するディスク状のカッター基板16を含む。
12等の超砥粒を含む焼結体14、および前記焼結体1
4を支持するディスク状のカッター基板16を含む。
ダイヤモンド微粉粒12を含む焼結体14は、その内部
に凹条18aおよび凸条18bが連続して形成されてお
り、全体として波形に形成されている。そして、凹条1
8aおよび凸条18bは、カッター基板16の半径方向
と略平行な放射状に形成されているが、半径方向と斜交
するように形成してもよい。
に凹条18aおよび凸条18bが連続して形成されてお
り、全体として波形に形成されている。そして、凹条1
8aおよび凸条18bは、カッター基板16の半径方向
と略平行な放射状に形成されているが、半径方向と斜交
するように形成してもよい。
カッター基板16は、焼結体14の内周縁近傍に、適宜
間隔をおいて、冷却用貫通孔2oが形成されている。
間隔をおいて、冷却用貫通孔2oが形成されている。
次に、このダイヤモンドカッターlOの製造方法につい
て説明することにより、その構造特に焼結体14の構造
を詳細に説明する。
て説明することにより、その構造特に焼結体14の構造
を詳細に説明する。
まず、20〜400メツシュのダイヤモンド微粉粒12
を体積比で1〜50%を含み、銅30〜50%、鉄30
〜50%、錫5〜10%などの金属粉体を準備し、圧粉
体製造装置24に注入する(第4図参照)。
を体積比で1〜50%を含み、銅30〜50%、鉄30
〜50%、錫5〜10%などの金属粉体を準備し、圧粉
体製造装置24に注入する(第4図参照)。
この圧粉体製造装置24は、環状の金型26の内外両側
壁に密接する内外両筒28および30の外面と内面とを
前記金型26上面に有段状に突き出し設けて、内筒28
には大径筒部28aを形成し、また外筒30には長形筒
部30aを形成して、前記金型26上に所定の計算によ
って、定量を計量された前記ダイヤモンド微粉粒を含む
各種粉体22を注入し、上方に環状押型32を押圧緊締
し、第6図に示すように後に焼結合金となるものの密度
より1ないし30%ぐらい小さい密度に硬結させた圧粉
体34を成形する。環状の金型26の上面には、第5図
に示すように、交互に凸条27aおよび凹条27bが形
成されている。
壁に密接する内外両筒28および30の外面と内面とを
前記金型26上面に有段状に突き出し設けて、内筒28
には大径筒部28aを形成し、また外筒30には長形筒
部30aを形成して、前記金型26上に所定の計算によ
って、定量を計量された前記ダイヤモンド微粉粒を含む
各種粉体22を注入し、上方に環状押型32を押圧緊締
し、第6図に示すように後に焼結合金となるものの密度
より1ないし30%ぐらい小さい密度に硬結させた圧粉
体34を成形する。環状の金型26の上面には、第5図
に示すように、交互に凸条27aおよび凹条27bが形
成されている。
この予備成形された圧粉体34は、第6図に示すように
、環状のディスク状で、その一方の主面はほぼフラット
な面を備えて、他方の主面は前記金型26の凸条27a
および凹条27bに対応して、凹条18aおよび凸条1
8bが形成されている。
、環状のディスク状で、その一方の主面はほぼフラット
な面を備えて、他方の主面は前記金型26の凸条27a
および凹条27bに対応して、凹条18aおよび凸条1
8bが形成されている。
この圧粉体34の素材としては、前記した例の他、さら
に、ニッケル30〜50%、コバルト10〜70%、モ
リブデン5〜10%、タングステン5〜10%を1また
は数種を加えてもよい。
に、ニッケル30〜50%、コバルト10〜70%、モ
リブデン5〜10%、タングステン5〜10%を1また
は数種を加えてもよい。
また、前記した金属粉末に代えて、たとえば、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂またはポリイミド樹脂等の合成樹
脂粉末を選択採用してもよい。
ル樹脂、エポキシ樹脂またはポリイミド樹脂等の合成樹
脂粉末を選択採用してもよい。
なお、この圧粉体34を形成する粉体は、前記した圧粉
体製造装置24によって、その金型内に均一に分布充填
し、プレスにて上下から1ton/cjないし5ton
/ajの圧力で圧縮結合して予備成形した後、前記金型
から取り出して形成される。
体製造装置24によって、その金型内に均一に分布充填
し、プレスにて上下から1ton/cjないし5ton
/ajの圧力で圧縮結合して予備成形した後、前記金型
から取り出して形成される。
一方、カッター基板16は、鉄、銅、チタンの単体また
は鋼、銅とベリリニウムの合金などの合金の薄円板を使
用し、その外周縁には、適宜な間隔をもってU字形の凹
部36が切り欠き形成されている。なお、その凹部36
によって形成されたカッター基板16の歯車形状部分は
、各凸部38が隣接する各凸部38どうし、カッター基
板16の両主面と交叉する方向に向けて、互いに反対方
向に向けて若干折れ曲った形状となっているものでもよ
い。
は鋼、銅とベリリニウムの合金などの合金の薄円板を使
用し、その外周縁には、適宜な間隔をもってU字形の凹
部36が切り欠き形成されている。なお、その凹部36
によって形成されたカッター基板16の歯車形状部分は
、各凸部38が隣接する各凸部38どうし、カッター基
板16の両主面と交叉する方向に向けて、互いに反対方
向に向けて若干折れ曲った形状となっているものでもよ
い。
また、この実施例においては、凸部38がカッター基板
16の本体よりも若干その厚みを薄くして段差が形成さ
れ、カッター基板16の強度を保持するとともに、焼結
体14の厚みを薄くしている。
16の本体よりも若干その厚みを薄くして段差が形成さ
れ、カッター基板16の強度を保持するとともに、焼結
体14の厚みを薄くしている。
そして、次に、前記圧粉体34とカッター基板16とを
、別途準備したプレス焼結装置40に入れる(第6図参
照)。
、別途準備したプレス焼結装置40に入れる(第6図参
照)。
このプレス焼結装置40は、前記圧粉体34の高さの半
分とほぼ同一の深さの円筒状上向き凹段部42を有し、
中央に凸軸44を備えた台壁46と、前記台壁46の凹
段部42と対称な下向き凹段部48を有する上型50と
を含む。
分とほぼ同一の深さの円筒状上向き凹段部42を有し、
中央に凸軸44を備えた台壁46と、前記台壁46の凹
段部42と対称な下向き凹段部48を有する上型50と
を含む。
そして、前記型すなわち台壁46の凹段部42および上
型50の凹段部48によってそれぞれ圧粉体34を収納
する部分たる空間部を形成するために、プレス台型54
と、一方前記プレス台型52と対向するプレス上型54
とが、それぞれ台壁46および上型50の外周壁面部分
に添接されている。しかも、プレス台型52およびプレ
ス上型54の外周壁面部分に筒型56が添接されている
。
型50の凹段部48によってそれぞれ圧粉体34を収納
する部分たる空間部を形成するために、プレス台型54
と、一方前記プレス台型52と対向するプレス上型54
とが、それぞれ台壁46および上型50の外周壁面部分
に添接されている。しかも、プレス台型52およびプレ
ス上型54の外周壁面部分に筒型56が添接されている
。
そして、前記台壁46の中央に突き出し設けられた凸軸
44にカッター基板16を嵌め込み、予め凹段部42に
て形成されてなる収容部に収容された圧粉体34とカッ
ター基板16の内周縁゛を挟むように、凹段部52の所
定の箇所に別の圧粉体34を収容した上型50を装填す
る。
44にカッター基板16を嵌め込み、予め凹段部42に
て形成されてなる収容部に収容された圧粉体34とカッ
ター基板16の内周縁゛を挟むように、凹段部52の所
定の箇所に別の圧粉体34を収容した上型50を装填す
る。
そして、プレス台型52の下面より、そしてプレス上型
54の上面より、プレス装置(図示せず)をもって所定
圧で押圧し、プレス台型52側に収容された圧粉体34
とプレス上型54に収容された圧粉体34とも密着させ
る。
54の上面より、プレス装置(図示せず)をもって所定
圧で押圧し、プレス台型52側に収容された圧粉体34
とプレス上型54に収容された圧粉体34とも密着させ
る。
そして、このようにプレスした状態において、たとえば
電気炉において、水素気流中または同僚雰囲気中で加熱
し、カッター基板16と圧粉体34とを一体に焼結させ
る。
電気炉において、水素気流中または同僚雰囲気中で加熱
し、カッター基板16と圧粉体34とを一体に焼結させ
る。
したがって、焼結された圧粉体34は、2枚の圧粉体3
4どうしが互いに固着するとともに、カッター基板16
にも固着されてカッター基板16の外周縁には焼結体1
4が固着されることになる。
4どうしが互いに固着するとともに、カッター基板16
にも固着されてカッター基板16の外周縁には焼結体1
4が固着されることになる。
しかも、一方の焼結体34の上面部に形成された凹条1
8aおよび凸条18bならびに他方の焼結体34の下面
に形成された凹条18aおよび凸条18bの形状に対応
して、第8図に示すように完成した2枚の圧粉体34の
合わせ目34aは、前記した形状に沿って、カッター基
板16の厚み方向に蛇行することになる。
8aおよび凸条18bならびに他方の焼結体34の下面
に形成された凹条18aおよび凸条18bの形状に対応
して、第8図に示すように完成した2枚の圧粉体34の
合わせ目34aは、前記した形状に沿って、カッター基
板16の厚み方向に蛇行することになる。
そのために、圧粉体34の合わせ目は、ダイヤモンドカ
ッター10を回転させて被切削材を切削するときには、
合わせ目が直線でないために、常に合わせ目が被切削材
と接するといった状態になることはなく、どの部分にお
いてもダイヤモンド微粉粒が存在することになるので、
部分的に偏摩耗することがなく、常に合わせ目以外の部
分が被切削材と接することになる。
ッター10を回転させて被切削材を切削するときには、
合わせ目が直線でないために、常に合わせ目が被切削材
と接するといった状態になることはなく、どの部分にお
いてもダイヤモンド微粉粒が存在することになるので、
部分的に偏摩耗することがなく、常に合わせ目以外の部
分が被切削材と接することになる。
しかも、カッター基板16の凹部36と凸部38とによ
って形成された凹凸により、焼結体14との接着面積が
増し、接着強度が上がる。しかも、この実施例において
は、貫通孔20が焼結体14近傍において連続して形成
されているので、水冷により焼結体部分を冷却しながら
使用する方法ではない、たとえば電動グラインダに付け
て乾式で使用する場合においても、貫通孔20により空
気攪拌を行い、空気中に切断時に発生した熱を放散する
ことができ、その冷却効果によりカッター基板16の芯
部に熱が伝達することを遅くする効果が得られる。
って形成された凹凸により、焼結体14との接着面積が
増し、接着強度が上がる。しかも、この実施例において
は、貫通孔20が焼結体14近傍において連続して形成
されているので、水冷により焼結体部分を冷却しながら
使用する方法ではない、たとえば電動グラインダに付け
て乾式で使用する場合においても、貫通孔20により空
気攪拌を行い、空気中に切断時に発生した熱を放散する
ことができ、その冷却効果によりカッター基板16の芯
部に熱が伝達することを遅くする効果が得られる。
なお、前記プレス焼結装置40における型46および5
0は、カーボン・4電性セラミック・フェライト・タン
グステンカーバイドなどで造型する。
0は、カーボン・4電性セラミック・フェライト・タン
グステンカーバイドなどで造型する。
また前記ダイヤモンドカッターの例においては、貫通孔
20を焼結体14の内周縁に沿って形成するようにした
が、このような貫通孔20に代えて、たとえば、カッタ
ー基板16の外周縁に形成された凹部36の形状を、第
9図AないしJに示すように、適宜変更し得ることは勿
論である。
20を焼結体14の内周縁に沿って形成するようにした
が、このような貫通孔20に代えて、たとえば、カッタ
ー基板16の外周縁に形成された凹部36の形状を、第
9図AないしJに示すように、適宜変更し得ることは勿
論である。
また、焼結体14の両主面にも、その半径方向と略平行
な放射状にあるいは半径方向と斜交するように凹条と凸
条とが連続する波形を形成してもよい。
な放射状にあるいは半径方向と斜交するように凹条と凸
条とが連続する波形を形成してもよい。
なお、ダイヤモンド微粉粒に代えて、立方晶窒化硼素(
CB N)等の超砥粒を選択してもよい。
CB N)等の超砥粒を選択してもよい。
第1図および第3図は、この発明の一実施例であるダイ
ヤモンドカッターを示す図で、第1図はその斜視図であ
り、第2図はその要部の平面図であり、第3図はその縦
断面図である。 第4図および第5図は、圧粉体製造装置の一例を示す図
解図である。 第6図は、圧粉体の一例を示す図解図である。 第7図は、プレス焼結装置の一例を示す断面図である。 第8図は、プレス焼結装置の型および圧粉体の要部を示
す図解図である。 第9図は、カッター基板の凹部の側倒を示す図解図であ
る。 第10A図ないし第10D図は、従来のダイヤモンドカ
ッターの製造方法を示す図解図である。 図において、10はダイヤモンドカッター、12はダイ
ヤモンド微粉粒、14は焼結体、16はカッター基板、
18aは凹条、18bは凸条、20は貫通孔、22は粉
体、24は圧粉体製造装置、26は台型、27aは焼結
体の凸条、27bは焼結体の凹条、28は内筒、30は
外筒、32°は押圧押型、34は圧粉体、36は凹部、
38は凸部、40はプレス焼結装置、42は凹段部、4
4は凸軸、46は台型、48は凹段部、50は上型、5
2はプレス台型、54はプレス上型を示す。
ヤモンドカッターを示す図で、第1図はその斜視図であ
り、第2図はその要部の平面図であり、第3図はその縦
断面図である。 第4図および第5図は、圧粉体製造装置の一例を示す図
解図である。 第6図は、圧粉体の一例を示す図解図である。 第7図は、プレス焼結装置の一例を示す断面図である。 第8図は、プレス焼結装置の型および圧粉体の要部を示
す図解図である。 第9図は、カッター基板の凹部の側倒を示す図解図であ
る。 第10A図ないし第10D図は、従来のダイヤモンドカ
ッターの製造方法を示す図解図である。 図において、10はダイヤモンドカッター、12はダイ
ヤモンド微粉粒、14は焼結体、16はカッター基板、
18aは凹条、18bは凸条、20は貫通孔、22は粉
体、24は圧粉体製造装置、26は台型、27aは焼結
体の凸条、27bは焼結体の凹条、28は内筒、30は
外筒、32°は押圧押型、34は圧粉体、36は凹部、
38は凸部、40はプレス焼結装置、42は凹段部、4
4は凸軸、46は台型、48は凹段部、50は上型、5
2はプレス台型、54はプレス上型を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周縁に適宜な間隔をもって凹部が形成されたカッ
ター基板と、超砥粒を含む粉体をもって成形されるとと
もにそれぞれが2つに分割された圧粉体を加圧しながら
加熱して焼結させ、前記カッター基板の外周縁に固着さ
れた焼結体とを備え、前記焼結体は、2枚の圧粉体の合
わせ目において両者に形成された凹条と凸条とが対向し
て固着されて、その境界がカッター基板の厚み方向に蛇
行する超砥粒カッター。 2 前記圧粉体の合わせ目は、凹条と凸条とが連続する
波形に形成された、特許請求の範囲第1項記載の超砥粒
カッター。 3 前記焼結体は、圧粉体として、20〜400メッシ
ュのダイヤモンド微粉粒を体積比で1〜50%を含むも
のをもって、ディスク状に固められた、特許請求の範囲
第1項または第2項記載の超砥粒カッター。 4 カッター基板は、鋼素材をもって形成され、その圧
粉体が接合される外周縁に、U字形の凹部が形成された
、特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
の超砥粒カッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15002287A JPS63318268A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 超砥粒カッタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15002287A JPS63318268A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 超砥粒カッタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63318268A true JPS63318268A (ja) | 1988-12-27 |
JPH0532196B2 JPH0532196B2 (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=15487780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15002287A Granted JPS63318268A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 超砥粒カッタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63318268A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0442364U (ja) * | 1990-08-02 | 1992-04-10 | ||
JPH0442365U (ja) * | 1990-08-02 | 1992-04-10 | ||
JPH0584667A (ja) * | 1990-03-19 | 1993-04-06 | De Beers Ind Diamond Div Ltd | のこぎり及びその構成要素 |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP15002287A patent/JPS63318268A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584667A (ja) * | 1990-03-19 | 1993-04-06 | De Beers Ind Diamond Div Ltd | のこぎり及びその構成要素 |
JPH0442364U (ja) * | 1990-08-02 | 1992-04-10 | ||
JPH0442365U (ja) * | 1990-08-02 | 1992-04-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532196B2 (ja) | 1993-05-14 |
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