JPS63318012A - 超伝導線及びその製造方法 - Google Patents
超伝導線及びその製造方法Info
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- JPS63318012A JPS63318012A JP62152884A JP15288487A JPS63318012A JP S63318012 A JPS63318012 A JP S63318012A JP 62152884 A JP62152884 A JP 62152884A JP 15288487 A JP15288487 A JP 15288487A JP S63318012 A JPS63318012 A JP S63318012A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、超伝導体により構成された超伝導線及びその
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
従来、超伝導体を線状化するために超伝導体を銅や銀等
の金属パイプ内に充填し、この金属パイプをダイスを通
して引き抜くことにより線状化していた。しかしながら
、超伝導転移温度の高い酸化物超伝導体のような脆性体
をこのような構造に適用した場合、線状体の曲げにより
内部の超伝導体にその断面内で不均一な応力が発生する
。即ち曲げの内側では圧縮応力、外側では引っ張り応力
が発生する。この不均一な応力により脆性体である超伝
導体に亀裂が生じ超伝導媒体としての特性を失う。従っ
て、この様な線状体を屈曲する場合には曲率半径を極め
て大きく確保する必要があり、その取扱性に問題を有し
ていた。
の金属パイプ内に充填し、この金属パイプをダイスを通
して引き抜くことにより線状化していた。しかしながら
、超伝導転移温度の高い酸化物超伝導体のような脆性体
をこのような構造に適用した場合、線状体の曲げにより
内部の超伝導体にその断面内で不均一な応力が発生する
。即ち曲げの内側では圧縮応力、外側では引っ張り応力
が発生する。この不均一な応力により脆性体である超伝
導体に亀裂が生じ超伝導媒体としての特性を失う。従っ
て、この様な線状体を屈曲する場合には曲率半径を極め
て大きく確保する必要があり、その取扱性に問題を有し
ていた。
また、従来のように円筒パイプ内部に超伝導体を密封す
ると、酸素中で焼結する場合に酸素が均−に超伝導体の
全体にゆきとどかないために超伝導特性を示さない欠点
があった。
ると、酸素中で焼結する場合に酸素が均−に超伝導体の
全体にゆきとどかないために超伝導特性を示さない欠点
があった。
したがって本発明はこれらの欠点を解決した可とう性に
優れた超伝導線及びその製造方法を提供することを目的
とする。
優れた超伝導線及びその製造方法を提供することを目的
とする。
本発明の超伝導線は、超伝導体の支持体として折り返し
たテープ状導体を用いることを特長としている。
たテープ状導体を用いることを特長としている。
第１図、第２図は本発明の超伝導線の実施例であって、
１は超伝導線、２は超伝導体、３は折り返したテープ状
導体である。テープ状導体３としては、種々の金属が考
えられ、特に、剛性の大きい鋼テープが有効であるが、
そのほか銀、金であっても良い。また超伝導体２として
は、高い超伝導転移温度を有する銅の複合酸化物（例え
ば、Ｙ−’Ｂ ａ −Ｃｕ系、Ｎ ｄ −Ｂ ａ −Ｃ
ｕ系等）を用いることが有効である。この様な構造の超
伝導線１では、テープ状導体３の片端を折り返して形成
した空間に超伝導体２が薄膜状に充填され、テープ状態
になっており、このテープ状の超伝導線をボビンに巻取
る場合超伝導体の厚さが極めて薄く、かつ超伝導体２が
テープの厚さ方向の中心位置に配置されるため、曲げに
よる歪を極めて小さくできる。このため脆性体である超
伝導体２の破壊が生じにくい。従って、本発明の超伝導
線１を用いればそれらを平行に並べて伝送線路にしたり
、ボビンに巻取ってコイル化することも容易である。
１は超伝導線、２は超伝導体、３は折り返したテープ状
導体である。テープ状導体３としては、種々の金属が考
えられ、特に、剛性の大きい鋼テープが有効であるが、
そのほか銀、金であっても良い。また超伝導体２として
は、高い超伝導転移温度を有する銅の複合酸化物（例え
ば、Ｙ−’Ｂ ａ −Ｃｕ系、Ｎ ｄ −Ｂ ａ −Ｃ
ｕ系等）を用いることが有効である。この様な構造の超
伝導線１では、テープ状導体３の片端を折り返して形成
した空間に超伝導体２が薄膜状に充填され、テープ状態
になっており、このテープ状の超伝導線をボビンに巻取
る場合超伝導体の厚さが極めて薄く、かつ超伝導体２が
テープの厚さ方向の中心位置に配置されるため、曲げに
よる歪を極めて小さくできる。このため脆性体である超
伝導体２の破壊が生じにくい。従って、本発明の超伝導
線１を用いればそれらを平行に並べて伝送線路にしたり
、ボビンに巻取ってコイル化することも容易である。
第２図は第１図の折り返しの重なり部分の厚さを減らし
テープ状超伝導線を均一な厚さにしたものである。
テープ状超伝導線を均一な厚さにしたものである。
なお、本発明の超伝導線の外周には、外部との絶縁や保
護のために、更にプラスチックなどが被覆されても良い
。
護のために、更にプラスチックなどが被覆されても良い
。
第３図は本発明の超伝導線の製造方法の実施例である。
４はテープ状導体３の繰り出し装置、５は繰り出しドラ
ム、６は超伝導体の塗布装置、７は焼結装置、８はテー
プ状導体の折り返し成形装置、９は巻取り装置、１０は
巻取りドラムである。
ム、６は超伝導体の塗布装置、７は焼結装置、８はテー
プ状導体の折り返し成形装置、９は巻取り装置、１０は
巻取りドラムである。
テープ状導体３は繰り出し装置４に設置された繰り出し
ドラム５から超伝導体塗布装置６に送り出され、超伝導
体塗布装置６においてテープ状導体３の上に薄い帯状に
塗布される。この様に構成された超伝導線１は焼結袋Ｗ
７に送り込まれ、ここで超伝導体２が焼結される。この
とき、超伝導材料はテープ上に薄く塗布されており、雰
囲気と接する面積が大きいため焼結時に雰囲気との反応
を早く進めることができる。
ドラム５から超伝導体塗布装置６に送り出され、超伝導
体塗布装置６においてテープ状導体３の上に薄い帯状に
塗布される。この様に構成された超伝導線１は焼結袋Ｗ
７に送り込まれ、ここで超伝導体２が焼結される。この
とき、超伝導材料はテープ上に薄く塗布されており、雰
囲気と接する面積が大きいため焼結時に雰囲気との反応
を早く進めることができる。
次にこのようにテープ上に焼結した超伝導体２を包む形
にテープ状導体３の端面を折り返し超伝導線１として完
成する。完成した超伝導線１は巻取り装置９により巻取
りドラム１０に巻取られる。
にテープ状導体３の端面を折り返し超伝導線１として完
成する。完成した超伝導線１は巻取り装置９により巻取
りドラム１０に巻取られる。
ここで超伝導体の塗布装置６において供給される超伝導
体は焼結装置７において超伝導体となるような原料の混
合物であってもよいし、あらかじめ焼成によって合成さ
れた超伝導体を粉砕した粉末や、これらの原料をペース
ト状にしたものであってもよい。
体は焼結装置７において超伝導体となるような原料の混
合物であってもよいし、あらかじめ焼成によって合成さ
れた超伝導体を粉砕した粉末や、これらの原料をペース
ト状にしたものであってもよい。
なお、テープ状導体３の端面を成形装置８で折り返した
後に焼結装置を設置し、再度焼結焼鈍することも有効で
あり、この時は、折り返し時に発生する歪や傷を除去す
ることが出来る。またテープ状導体３の端面部は完全な
密閉構造とされていないことから、この隙間から焼結時
に酸素が浸入し、超伝導特性を示しやすくなる。
後に焼結装置を設置し、再度焼結焼鈍することも有効で
あり、この時は、折り返し時に発生する歪や傷を除去す
ることが出来る。またテープ状導体３の端面部は完全な
密閉構造とされていないことから、この隙間から焼結時
に酸素が浸入し、超伝導特性を示しやすくなる。
以上の製造方法を用いることにより、第１図。
第２図で説明した本発明の超伝導線を製造することが可
能である。
能である。
本発明により以下の効果が得られる。
■可とう性に優れた超伝導線を形成することができ、コ
イル化が容易になるとともに、取扱性が良好な超伝導線
が得られる。
イル化が容易になるとともに、取扱性が良好な超伝導線
が得られる。
■超伝導転移温度の高い酸化物超伝導体を適用した超伝
導線を形成することができる。
導線を形成することができる。
第１図及び第２図は本発明超伝導線の実施例、第３図は
本発明の超伝導線の製造方法の実施例を示す。
本発明の超伝導線の製造方法の実施例を示す。
Claims (3)
- （１）折り返し構成したテープ状導体と、該テープ状導
体の折り返し内部に充填された酸化物超伝導体とからな
ることを特徴とする超伝導線。 - （２）テープ状導線を繰り出す工程と、該テープ状導体
上に超伝導材料を帯状に塗布する工程と、テープ状導体
と該超伝導材料により構成された集合体を焼結する工程
と、該焼結工程後にテープ状導体の端面を折り返し前記
超伝導体を包み込む形に成形する工程とを含むことを特
徴とする超伝導線の製造方法。 - （３）テープ状導体の折り返し形成工程後に再度焼結焼
鈍することを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の超
伝導線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62152884A JPS63318012A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 超伝導線及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62152884A JPS63318012A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 超伝導線及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63318012A true JPS63318012A (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=15550227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62152884A Pending JPS63318012A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 超伝導線及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63318012A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6205345B1 (en) | 1990-03-30 | 2001-03-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Oxide superconducting wire, method of preparing the same, and method of handling the same |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP62152884A patent/JPS63318012A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6205345B1 (en) | 1990-03-30 | 2001-03-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Oxide superconducting wire, method of preparing the same, and method of handling the same |
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