JPS63317945A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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JPS63317945A
JPS63317945A JP15268687A JP15268687A JPS63317945A JP S63317945 A JPS63317945 A JP S63317945A JP 15268687 A JP15268687 A JP 15268687A JP 15268687 A JP15268687 A JP 15268687A JP S63317945 A JPS63317945 A JP S63317945A
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JP
Japan
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recording layer
recording
magnetic field
magneto
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP15268687A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Ishida
方哉 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPS63317945A publication Critical patent/JPS63317945A/ja
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  • Thin Magnetic Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光により情報を記録、再生及び消去が可能な
光磁気記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
レーザー光のスポットで、記録層を加熱しながら、バイ
アス磁界を印加して反転磁区を形成、消失させることに
より情報を記録、消去し、記録時より低パワーの直線偏
光した前記レーザー光を照射し、カー効果あるいはファ
ラデー効果を利用して情報を再生する光磁気記録におい
て、その記録層である磁性薄膜は少なくとも次の性質を
満たすことが必要である。
(り  垂直磁化膜である。
(2)  半導体レーザーで記録、消去を行なえる程度
にキュリー温度が低く、通常の使用環境温度に比べてキ
ュリー温度が充分高いこと。
(3)  媒体ノイズが低いこと。
(4)  磁気光学効果が高いこと。
これらを満たすものとして、例えば、特開昭57−94
948のように重希土類金属’rb%Dy。
Gdのうち1種類およびFe1Coのうち1種類以上で
形成された非晶質合金が用いられてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
光磁気記録は、 レーザーを照射することによって記録
膜の一部をキューリ一温度以上まで昇温し、同時にバイ
アス磁界を印加することにより反転磁区を形成、あるい
は消失させることで情報の記録、消去を行なう。重希土
類金属・遷移金属を主たる成分とする非晶質合金におい
て、室温で見かけ上磁化が消失する補償組成よりも遷移
金属が多い組成系では、磁区を形成する際に反転させる
磁区及びその周囲が持つ磁化が作る磁界(浮遊磁界)が
反転磁区の形成を助ける方向に働く。そのため、反転磁
区を形成するために印加するバイアス磁界は小さくてす
む。一方、磁区を消失させる際に浮遊磁界は反転磁区の
形成を妨げるために働くため、反転磁区を消失させるた
めのバイアス磁界は大きくならなければならない。また
、補償組成より重希土類金属が多い組成系では、補償組
成より遷移金属が多い組成系と逆向きの浮遊磁界が働く
ため、反転磁区を形成するために大きなバイアス磁界が
必要であり、消失させるためには小さなバイアス磁界で
済む。
以上のように、浮遊磁界よりも大きなバイアス磁界を印
加することにより反転磁区の形成、消失が行なわれる。
光磁気記録方式で記録・消去時に印加されるバイアス磁
界は通常500〜eoo。
eを越えることはない。従って、光磁気記録媒体は数百
Oeで飽和記録及び完全消去ができるという特性が不可
欠である。補償組成より遷移金属が多い組成系において
、浮遊磁界が大きければ記録時に飽和記録が出来るが、
消去時に完全消去が出来ないことが起こる。補償組成よ
り重希土類金属が大きければ消去時に完全消去が出来る
が、記録時に飽和記録が出来ないことが起こる。つまり
、浮遊磁界が充分小さくなければ低バイアス磁界での記
録・消去が完全に行われない。
また、記録、消去時に照射するレーザー光は強度分布を
持つため、記録層はレーザー光照射部の中央部が最も温
度が高く、外周へ行くに従い温度が低い温度分布を持ち
ながら冷却されていく。このため、キュリー温度以上に
昇温されていた部分の外周部から次第にキュリー温度以
下になり磁化が現われてくる。そのため、反転磁区の周
囲の部分の持つ磁化及び新たに現れた磁化により浮遊磁
界が形成され、この浮遊磁界が大きい時、垂直方時には
これにより反転磁区内に微小な反転磁区が形成され、消
去時には消し残りになる。
従って、浮遊磁界が充分小さければ、反転磁区内に微小
な反転磁区のない一様な記録ビットを形成することが出
来るため、情報を再生する際にキャリアーeレベルの高
い信号が得られる。また、浮遊磁界が充分小されけば、
完全消去が可能であるため、再生時にノイズ・レベルの
低い信号が得られる。
そこで、本発明は浮遊磁界の小さな磁性薄膜を記録層と
することにより、記録・再生・消去特性に優れた光磁気
記録媒体を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光磁気記録媒体は、透明基板上に、膜面に対し
て垂直方向に磁気異方性を有する磁性薄膜を記録層とし
て形成し、光により情報を記録、再生及び消去を行なう
光磁気記録媒体において、前記記録層の組成を原子比で 〔(LR)x’(HR)=−x)yAloo−yと表わ
すとき(但し、LRは軽希土類金属Ce。
Pr、Nd、Smのうちの1種類以上、HRは重希土類
金属Gdz Tbs Dyのうちの、1種類以上、Aは
Fe1Coのうち、いずれかを含む(LR) 、(HR
)以外の元素を表わす〕、X、Yが各々 0.05≦X≦0.60 15≦Y≦40 の範囲にあるもののうぢ、25℃がら前記記録層のキュ
リー湯度までの温度範囲で、前記記録層の膜面に対して
垂直方向の保磁力が1KOe以下の温度の時に、前記記
録層の膜面に対して垂直方向の飽和磁化か常に50em
u/cc以下であると表を特徴とする。
〔実施例〕
実施例により本発明の効果を述べる。本実施例に用いた
スパッタリング・ターゲットは特に断わらない限り、す
べて純度99.0%以上の高純度金属の原料を誘導加熱
炉にて真空中で加熱・溶解とだ後、アルゴン雰囲気中で
鋳造したものを直径10cm1厚さ5mmの円盤状に加
工し、さらに銅板からなるバッキングプレートにインジ
ウム系ハンダで接合して用いた。また、以下に示す組成
は原子比である。
(実施例1) 作成した鋳造ターゲットの組成を、第1表に示す。これ
らのスパッタリング・ターゲットを用いて以下のスパッ
タリング条件において記録膜を作成した。初期真空度5
.0XIO−’ Toor以下にチャンバー内を排気し
た後、キャリアーガスとして 第1表 第2表 Arを導入し、3oowの高周波電力をカソードに印加
して、ガラス基板上に50nmの膜厚に作成した。磁性
膜の酸化を防止するため真空を破らずに連続して窒化ア
ルミニウムと窒化ケイ素の混合物を1100n形成した
。作成した記録膜の組成を第2表に示す。 第1図(a
)(b)(c)(d)は各々、試料番号1.2.3.4
の組成の記録膜の膜面に対して垂直方向の磁化、(以下
磁化と記す)と膜面に対して垂直方向の保磁力(以下保
磁力と記す)の温度依存性を示す。 第3表は、試料番
号1.2.3.4の組成の記録膜のファラデー回転角を
示す。
第3表 次に、案内溝付きのポリカーボネイト基板に、第一保護
層として窒化アルミニウムと窒化ケイ素の混合物を11
00nの膜厚に形成して、連続して試料番号1.2.3
.4の組成の記録膜を40nm0)膜厚に形成して、第
一保護層として第一保護層と同一組成のものを1100
nの膜厚に形成して4種類の光磁気記録媒体を作製した
。 第四表は、4a類の記録媒体のファラデ一方式によ
る再生信号のCN比を示す。尚、線廃4.7m/s。
記録周波数I M Hz 、分解能帯域30KHz1バ
イアス磁界3000eの条件にて、評価を行なった。第
1図で明らかなように、保磁力が1KOe以下の温度に
おいて磁化が常に50 e m u / c c以下で
あるという条件を満たしていないと試料番号1の記録媒
体は、他の記録媒体と比較したCN比が劣っている。
第4表 一方、試料番号4の組成の記録媒体は、保磁力が1KO
e以下に温度において磁化が常に50emU/CC以下
でありながら、同様に保磁力が1KOe以下に温度にお
いて磁化が常に50 emu/CC以下である試料番号
2及び3と比較してCN比が劣っている。これは、第3
表で示されているように、試料番号1.2.3.4の順
で重希土類金属の占める割合が多くなると、その順で磁
気光学効果が小さくなるためである。 以上のことがら
、キュリー温度付近すなわち保磁力が1KOeの温度範
囲において、浮遊磁界が小さいことにより、一様で微少
な反転磁区のない記録ビットが形成とれることが高CN
比の光磁気記録媒体の必要条件であり、その上で磁気光
学効果が大きいことが望ましい。
(実施例2) 実施例1で用いた4種類の光磁気記録媒体の消去特性を
調べるため、消去時に各バイアス磁界において、レーザ
ーパワーを変えてCN比を測定した。第2図(a)(b
)(c)(d)は、試料番号1.2.3.4の組成の記
録媒体についての消去特性の結果である。試料番号1の
組成の記録媒体Lt5000eのバイアス磁界が消去に
必要なのに対して、試料番号2.3.4においては20
00eのバイアス磁界で消去が可能である。浮遊磁界が
試料番号1に比べて小さな試料番号2.3.4の組成の
記録媒体は、消去時に2000eのバイアス磁界で充分
であり、また実施例1によりバイアス磁界が3000e
で充分な記録が可能であることから、試料番号2.8.
4の組成の記録媒体は、光磁気記録媒体に望まれる低バ
イアス磁界による記録・再生を実現していると考えられ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、希土類金属及び遷移
金属を主たる成分とする磁性薄膜を記録層とする光磁気
記録媒体において、低バイアス磁界による記録・消去及
び高CN比を実現させるという効果を存する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)(d)は、各々試料番号1.
2.3.4の組成の磁性膜の磁化と保磁力の温度依存性
を示す図で、尚、 各図において(0)は保磁力の温度
依存性、(Δ)は磁化の温度依存性を示す。 第2図(a)(b)(c)(d)は、各々試料番号1.
2.3.4の組成の光磁気記録媒体の消去時の各バイア
ス磁界におけるCN比のレーザーパワー依存性を示す図
で、尚、第2図(a)において(○)は4000e、(
△)は4500e。 (×)は5000eのバイアス磁界を表わす。第2図(
b)において(○)は1500es(Δ)は2000e
1 (X)は2500eのバイアス磁界を表わす。第2
図(d)において(○)は1000es  (Δ)は1
500e、(X)は2000eのバイアス磁界を表わす
。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 透明基体上に、膜面に対して垂直方向に磁気異方性を有
    する磁性薄膜を記録層として形成し、光により情報を記
    録・再生、及び消去を行う光磁気記録媒体において、前
    記記録層の組成を原子比で〔(LR)_x(HR)_1
    _−_x〕_yA_1_0_0_−_yと表わすとき〔
    但し、LRは軽希土類金属Ce、Pr、Nd、Smのう
    ちの1種類以上、HRは重希土類金属Gd、Tb、Dy
    のうちの、1種類以上、AはFe、Coのうち、いずれ
    かを必ず含む(LR)、(HR)以外の元素を表わす〕
    、X、Yが各々 0.05≦X≦0.60 15≦Y≦40 の範囲にあるもののうち、25℃から前記記録層のキュ
    リー温度までの温度範囲で、前記記録層の膜面に対して
    垂直方向の保磁力が1KOe以下の温度の時に、前記記
    録層の膜面に対して垂直方向の飽和磁化が常に50em
    u/cc以下であることを特徴とする光磁気記録媒体。
JP15268687A 1987-06-19 1987-06-19 光磁気記録媒体 Pending JPS63317945A (ja)

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JPS63317945A true JPS63317945A (ja) 1988-12-26

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JP15268687A Pending JPS63317945A (ja) 1987-06-19 1987-06-19 光磁気記録媒体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990011602A1 (en) * 1989-03-28 1990-10-04 Seiko Epson Corporation Magnetooptical medium
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