JPH02265048A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
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- JPH02265048A JPH02265048A JP8590789A JP8590789A JPH02265048A JP H02265048 A JPH02265048 A JP H02265048A JP 8590789 A JP8590789 A JP 8590789A JP 8590789 A JP8590789 A JP 8590789A JP H02265048 A JPH02265048 A JP H02265048A
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Landscapes
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は光磁気記録に用いられる光61N気記録媒体に
関するもので、特にその光6n気記録層の材料に関わる
。
関するもので、特にその光6n気記録層の材料に関わる
。
[従来の技術]
従来公知である光磁気記録媒体は、案内溝を有するガラ
ス、又は樹脂製の円盤状基板と、その上に成膜した記録
層からなり、記録層としてはTbFe、TbFeCo、
GdTbFe等の非晶質の重希土類と遷移金属の非晶質
合金薄膜が用いられる。これらの膜はキューリー温度が
100℃から200°Cと半導体レーザーの収束光によ
る記録消去に適しており、また非晶質であることからM
nB1等結晶材料の欠点である粒界ノイズがなく光磁気
記録材料としては望ましい特性を備えている。
ス、又は樹脂製の円盤状基板と、その上に成膜した記録
層からなり、記録層としてはTbFe、TbFeCo、
GdTbFe等の非晶質の重希土類と遷移金属の非晶質
合金薄膜が用いられる。これらの膜はキューリー温度が
100℃から200°Cと半導体レーザーの収束光によ
る記録消去に適しており、また非晶質であることからM
nB1等結晶材料の欠点である粒界ノイズがなく光磁気
記録材料としては望ましい特性を備えている。
しかしながら、これらの材料にはつぎのような欠点があ
る。即ち光磁気記録においてはカー効果やファラデー効
果を用いて行われるが、これらの材料においてはこの磁
気光学効果が非常に小さい。一方磁気光学効果は動作温
度においては記録膜のキューリー温度と正の相関が経験
的に知られている。したがって、記録膜のキューリー温
度を高めることによって磁気光学効果を大きくすること
ができる。ところがキューリー温度が高くなると記録・
消去に必要なレーザーパワーが高くなってしまう。そこ
で、このような欠点を改善するために重希土鉄系合金に
軽希土類元素のSmを添加した材料が提案されている(
特開昭59−178641)。この材料によって記録感
度を低下せしめることなく、光再生特性を向上させるこ
とができる。
る。即ち光磁気記録においてはカー効果やファラデー効
果を用いて行われるが、これらの材料においてはこの磁
気光学効果が非常に小さい。一方磁気光学効果は動作温
度においては記録膜のキューリー温度と正の相関が経験
的に知られている。したがって、記録膜のキューリー温
度を高めることによって磁気光学効果を大きくすること
ができる。ところがキューリー温度が高くなると記録・
消去に必要なレーザーパワーが高くなってしまう。そこ
で、このような欠点を改善するために重希土鉄系合金に
軽希土類元素のSmを添加した材料が提案されている(
特開昭59−178641)。この材料によって記録感
度を低下せしめることなく、光再生特性を向上させるこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題1
しかしながらこの材料には次に示ず様な改善ずべき問題
点が残されている。
点が残されている。
光磁気記録においては情報の記録のためにバイアス磁界
を必要とする。このような材料を記録層に用いた場合、
最低300 0e程度以上のバイアス磁界を記録ピット
周囲に発生させないと、良好な記録を行うことができな
い。記録 再生装置の小型化・低消費電力化を実現する
ためには、低バイアス磁界での記録消去が可能な材料が
待望されている。一方、光磁気記録における重ね書きを
実現する方法として、磁界変調記録方式が提案されてい
るが、この方式においても磁場感度の高い記録媒体が望
ましい。即ち従来の光磁気記録媒体を用いた場合、大き
な醒主界を高速でスイッチングする必要からコイルに高
電圧をかけることになる。更に高磁界を高周波で得るた
めにコイルを媒体面より数μm程度まで近付けると、光
磁気記録の光メモリーとしての利点の大半を失うことに
なる。
を必要とする。このような材料を記録層に用いた場合、
最低300 0e程度以上のバイアス磁界を記録ピット
周囲に発生させないと、良好な記録を行うことができな
い。記録 再生装置の小型化・低消費電力化を実現する
ためには、低バイアス磁界での記録消去が可能な材料が
待望されている。一方、光磁気記録における重ね書きを
実現する方法として、磁界変調記録方式が提案されてい
るが、この方式においても磁場感度の高い記録媒体が望
ましい。即ち従来の光磁気記録媒体を用いた場合、大き
な醒主界を高速でスイッチングする必要からコイルに高
電圧をかけることになる。更に高磁界を高周波で得るた
めにコイルを媒体面より数μm程度まで近付けると、光
磁気記録の光メモリーとしての利点の大半を失うことに
なる。
本発明はこのような従来の光at気記録媒体の課題を解
決するもので、その目的とするところは、低バイアス磁
界でも良好な記録消去を行うことができる光磁気記録媒
体を提供することにある。
決するもので、その目的とするところは、低バイアス磁
界でも良好な記録消去を行うことができる光磁気記録媒
体を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の光磁気記録媒体は、記録層が膜面と垂直な方向
に磁化容易軸を有する非晶質薄膜であって、組成を原子
比で Prx(Smz (TbGd)+−z)y(FeCO
Ni)と表したとき、0<x≦10.15≦x+y≦4
0、O<z≦0.3であることを特徴とする。
に磁化容易軸を有する非晶質薄膜であって、組成を原子
比で Prx(Smz (TbGd)+−z)y(FeCO
Ni)と表したとき、0<x≦10.15≦x+y≦4
0、O<z≦0.3であることを特徴とする。
ここで、Fe、Co、Niの比率は、媒体の記録再生条
件によってキューリー温度、補償温度等の物性を所望の
値にするために、任意に設定できる。但しこの組成系に
おいて、光磁気記録媒体として必要条件である垂直磁化
膜であるためには、x+y、即ち膜中の全希土類の比率
を15at%から40at%の範囲にする必要がある。
件によってキューリー温度、補償温度等の物性を所望の
値にするために、任意に設定できる。但しこの組成系に
おいて、光磁気記録媒体として必要条件である垂直磁化
膜であるためには、x+y、即ち膜中の全希土類の比率
を15at%から40at%の範囲にする必要がある。
[実 施 例]
以下実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
(実施例1)
P r 55(Smo、+(T bo5Gdo5) a
、a )28.6 (F eo、t COo、3 )
a8なる組成の非晶質膜を記録層とする光磁気記録媒体
を、1.611mピッチのスパイラル状の案内溝を有す
る直径130mmのポリカーボネイト基板を用いて作成
した。又比較例として(Smo2(T bo、s Gd
o、s ) o、a ) 26.6 (F eo7CO
Q、3 ) t3.sの組成の記録膜を有する光磁気記
録媒体を作成した。
、a )28.6 (F eo、t COo、3 )
a8なる組成の非晶質膜を記録層とする光磁気記録媒体
を、1.611mピッチのスパイラル状の案内溝を有す
る直径130mmのポリカーボネイト基板を用いて作成
した。又比較例として(Smo2(T bo、s Gd
o、s ) o、a ) 26.6 (F eo7CO
Q、3 ) t3.sの組成の記録膜を有する光磁気記
録媒体を作成した。
第1図は本実施例のP r S m T l:l G
d F e C。
d F e C。
(ロ)と比較例のSmTbGdFeCo (◆)を記録
膜とした光磁気記録媒体の再生C/N比の記録バイアス
磁界依存性を示したものである。本実施例の媒体の再生
C/N比が約+00 0eで飽和するのに対して、比較
例のPrを含有しない媒体は飽和するのに約300 0
eのバイアス磁界が必要なことが分かる。
膜とした光磁気記録媒体の再生C/N比の記録バイアス
磁界依存性を示したものである。本実施例の媒体の再生
C/N比が約+00 0eで飽和するのに対して、比較
例のPrを含有しない媒体は飽和するのに約300 0
eのバイアス磁界が必要なことが分かる。
(実施例2)
P rx (Smo2o (T bo5Gdo、) o
、go)211.0 (F eo、aoc 00
.20) 75.0−xなる組成において、Pr量X
を変化させて光磁気記録媒体を作成した。
、go)211.0 (F eo、aoc 00
.20) 75.0−xなる組成において、Pr量X
を変化させて光磁気記録媒体を作成した。
第2図はPrMXに対して、C/N比の飽和に要する記
録バイアス磁界の大きさをプロットしたものである。飽
和バイアス記録磁界はPr量の増加にともない減少し、
x=6at%で最小となったあと、増大する。−力筒3
図に示すように光磁気記録媒体の再生C/N比はx=6
at%程度まで漸増した後、急激に低下する。このよう
なことを総合すると、Prfiとしては]、 Oa t
%以下であれば、Pr添加の効果であるところの記録バ
イアス磁界の減少を再生信号の劣化を伴わずに実現する
ことができる。
録バイアス磁界の大きさをプロットしたものである。飽
和バイアス記録磁界はPr量の増加にともない減少し、
x=6at%で最小となったあと、増大する。−力筒3
図に示すように光磁気記録媒体の再生C/N比はx=6
at%程度まで漸増した後、急激に低下する。このよう
なことを総合すると、Prfiとしては]、 Oa t
%以下であれば、Pr添加の効果であるところの記録バ
イアス磁界の減少を再生信号の劣化を伴わずに実現する
ことができる。
(実施例3)
本発明の実施例として第1表に示した組成の記録膜を有
する光磁気記録媒体を作成した。添え字x、y、z、p
、qは次の組成式における組成比を表す。
する光磁気記録媒体を作成した。添え字x、y、z、p
、qは次の組成式における組成比を表す。
P r x (Sm、 (T bo、s G do
5) l−2) y(Fe、 CoqNi+−p−q
) IQo−X−11第1表 更に比較のために第2表に示す組成の記録膜を有する光
磁気記録媒体を作成した。
5) l−2) y(Fe、 CoqNi+−p−q
) IQo−X−11第1表 更に比較のために第2表に示す組成の記録膜を有する光
磁気記録媒体を作成した。
第3表に示す。
第2表
これら実施例並びに比較例の記録媒体のC/N比の飽和
に要する記録バイアス磁界とC/N比を第3表 本発明の実施例の飽和記録バイアス五R界はいずれも比
較例No、]、]よりも小さい。またC/N比もPrの
入らないNo、1]の資料と同等か、それ以上の値が得
られる。更に希土類の比率が1、5 a t%未満であ
ったり40at%を越えると、或はSmとTbGdの比
率が37を越えた場合やPr量が10at%を越えたと
き、いずれの場合も飽和バイアス磁界の改善は認められ
るが、大幅なC/N比の低下を伴うため好ましくないこ
とがわかる。
に要する記録バイアス磁界とC/N比を第3表 本発明の実施例の飽和記録バイアス五R界はいずれも比
較例No、]、]よりも小さい。またC/N比もPrの
入らないNo、1]の資料と同等か、それ以上の値が得
られる。更に希土類の比率が1、5 a t%未満であ
ったり40at%を越えると、或はSmとTbGdの比
率が37を越えた場合やPr量が10at%を越えたと
き、いずれの場合も飽和バイアス磁界の改善は認められ
るが、大幅なC/N比の低下を伴うため好ましくないこ
とがわかる。
尚、本発明はこれらの実施例に限定されると考えるべき
てはなく、本発明の主旨を逸脱しない限り種々の変更は
可能である。
てはなく、本発明の主旨を逸脱しない限り種々の変更は
可能である。
例えば、重希土類のT I)・Gdの構成比が任意の値
であっても、飽和バイアスα主界・C/N比等の諸特性
を悪化させることはない。
であっても、飽和バイアスα主界・C/N比等の諸特性
を悪化させることはない。
更に、遷移金属であるFe−Co N1の構成比が任意
の値であっても、飽和バイアス磁界・C/N等の諸特性
を悪化させることはない。
の値であっても、飽和バイアス磁界・C/N等の諸特性
を悪化させることはない。
〔発明の効果1
以上に述べたように本発明によれば、光磁気記録媒体の
C/N比の低下を伴うことなく、C/N比の飽和バイア
ス磁界の低減を行うことが出来る。従って低バイアスm
界でも良好な記録消去が可能な高性能な光磁気記録媒体
を提供することができる。
C/N比の低下を伴うことなく、C/N比の飽和バイア
ス磁界の低減を行うことが出来る。従って低バイアスm
界でも良好な記録消去が可能な高性能な光磁気記録媒体
を提供することができる。
第1図は本発明のPrSmTbGdFeCo膜(ロ)と
従来例のSmTbGdFeCo膜(◆)を記録膜とする
光6R気記録媒体のC/N比と記録バイアス磁界の関係
を示す図である。 第2図は本発明のPrx (Smo2o(Tba5G
d 115) O,BO) 25.0 (F eo8
oc OQ、20)76、0−Xを用いた光磁気記録媒
体のPr量Xと飽和バイアス61主界の関係を表す図で
ある。 第3図は同しく P r 量xとC/N比の関係を表す
図である。 以上
従来例のSmTbGdFeCo膜(◆)を記録膜とする
光6R気記録媒体のC/N比と記録バイアス磁界の関係
を示す図である。 第2図は本発明のPrx (Smo2o(Tba5G
d 115) O,BO) 25.0 (F eo8
oc OQ、20)76、0−Xを用いた光磁気記録媒
体のPr量Xと飽和バイアス61主界の関係を表す図で
ある。 第3図は同しく P r 量xとC/N比の関係を表す
図である。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 膜面と垂直な方向に磁化容易軸を有する非晶質合金薄膜
であって、組成を原子比で Pr_x(Sm_z(TbGd)_1_−_z)_y(
FeCoNi)_1_0_0_−_x_−_yと表した
とき0<x≦10 15≦x+y≦40 0<z≦0.3 であることを特徴とする光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8590789A JPH02265048A (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8590789A JPH02265048A (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 光磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02265048A true JPH02265048A (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=13871906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8590789A Pending JPH02265048A (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02265048A (ja) |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP8590789A patent/JPH02265048A/ja active Pending
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