JPS63317476A - 靴下の包装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は通称川流れ方式と称される靴下の包装方法に関
する。

（従来技術） ファツション性の高い婦人用ストッキング、パンティス
トッキング等はその製品自体のデザインはもとより、包
装形態によっても販売が左右される。

即ち、包装された靴下の色、柄、透明感、編［１の美し
さ等をいかにアピールするかがポイントであり、かかる
目的において従来より川流れ方式と称される包装形態が
多用されている。

かかる包装形態を例示すれば、第１〜５図に示すように
、方形の厚紙台紙（１）を第２図のようにパンティスト
ッキング（２）の一方の脚部（３）に挿入し、第３図の
ようにこれを幅方向に半折する。この際同図に示すよう
に他方の脚部（４）を端縁より若干ずらして配近し、丈
方向の残余の部分はかかる台紙上に折畳む、かかる折畳
み状態を示したのが第４図であり、脚部の重なりによる
重合部分（ａ）と−型部分（ｂ）が表面に構成される。

かかる状態において半折された化粧紙（５）により側方
よりこれを挟持し、透明合成樹脂フィルムより成る袋（
６）に収納する。最終的にはかかる袋口をセロハンテー
プ等でシールして販売に供するのであるが、かかる方式
により包装されたパンティストッキングは第５図に示す
ように脚部の一重部（ｂ）に対し重ね合わされた重合部
（ａ）が平行に現れ、あたかも川のようであリ、これが
川流れ方式と呼ばれる所以である。

このように包装された靴下は、−％部分と用台による重
なり部分のカラーのＣ淡、−東部における編目、透明感
の現出等当該品の包装形態としては最適である。

（発す１が解決しようとする問題点） しかしながら、かかる包装形ｊ島においては、ｔｆ）靴
下の脚部の一方を必ずずらして配置せねばならず作業能
率が悪い。

■人為的にこれを行うためバラツキが生じゃすく歪みも
生じやすい。

■前記のように脚部のずらし操作を必ず必要とするため
自動化が極めて困難である等の問題点がある。

本発明は、かかる欠点を解消した従来にない新規な包装
方法を提供するものである。

（問題を解決するための手段） しかるに、その特徴とするところは、ストッキング、パ
ンティストッキング等の包装において、「靴下の脚部に
透孔を有する台紙を挿入し、その残余部をその裏側に捲
回して折り畳んだ後。

前記透孔を有する部分が表出するよう２ツ折した化粧紙
Ｔこれを挟み、次いでこれを透明の袋に収納した後、そ
の袋口をシールすること、」に特徴を有するものである
。

（作用） 本発明においては予め川流れ部に相当する部分に透孔を
有する台紙を用いこれを靴下の脚部に挿入し、残余の部
分をその裏側へ折畳むのでかかる透孔を通してこの重な
り合った部分が見え、あたかも従来と同じような川流れ
の外観を呈するものである。

（実施例） 以下、例示した図面をもとに説明する。

先ず、本発明において使用される台紙は第６図のように
厚紙等により構成された台紙（７）に方形の透孔（８）
が設けられている。

かかる台紙（７）は第７図に示すようにパンティストッ
キングの一方の脚部（９）に挿入され、他方の脚部（１
Ｇ）を下側にし、幅方向に半折した後、脚部（９）側を
表とし、その裏側に丈方向の残余部を捲回して折り重ね
る。

かかる状態を示したのが第８ＩＡであり、透孔部から裏
側に折畳まれた編地が爪台（ａ）して濃色に見え、また
、他の部分は一重部（ｂ）で淡色を呈する。

尚、かかる操作においては従来のように−・方の脚部を
他方の脚部とずらして配置するというような操作は行わ
ないし必要としない。

このように構成した被包装物は２ツ折された化粧紙（５
）で側方より挟持され、透明袋（６）に収納して袋口を
シールするが、その際の外観は第９図のように濃淡部（
ａ）（ｂ）があられれ、従来と同じような川流れの外観
を呈する。

尚、半折された化粧紙（５）はその片面は裏側に折畳ま
れた靴下が見えないよう台紙の全面を覆う大きさとし、
また他の面は靴下が外見されるよう略半分程度の大きさ
とする。かかる構成は本発明において台紙に設けられる
透孔との関係でこれを化粧紙で被覆したとき第９図のよ
うにｔ合部と一重部が従来と同じような川流れを呈する
よう撰部並びに透孔の大きさ、形状を調整する。

尚、これの表ｙＪ１面には意匠効果を高めるために図柄
（１１）等が設けられる。

また、第１０図には台紙の他の構成を例示したが、　（
Ｉ）のように折曲線（１２）によって折曲げて使用され
るダブル台紙に適用したり、また、（■）のように意匠
効果を狙って図柄（１３）を透孔として設けることもで
きる。

（発明の効果） 本発明は以上のような包装形態であり、■靴下の脚部を
従来のようにずらして配置する必要がないので作業能率
を高めることができる。

くメバラッキを生ずることがないので品質の均一化が可
能である。

■ずらしの操作を必要とせず、その残余部を単に裏側へ
捲回するのみであるので自動化が可能である等、従来に
ないすぐれた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１〜第５図は従来の包装形態を例示したもので、第１
図は台紙を示した斜視図、第２図はこれをパンティスト
ッキングの包装に適用した例を示した正面図、第３図、
第４図はこれの折畳み状態を示した斜視図、第５図はこ
れを袋に収納した状態を示した斜視図。 第６〜ｌＯ図は本発明の包装形態を例示したもので、第
６図は本発明に使用される台紙の斜視図。 第７図はこれをパンティストッキングの包装に適用した
正面図、第８図はこれの折畳み状態を示した斜視図、第
９図はこれを袋に入れる状態を示した斜視図、第１Ｏ図
は本発明に使用される台紙の他の構成例を示した斜視図
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 靴下の脚部に透孔を有する台紙を挿入し、その残余部を
   その裏側に捲回して折り畳んだ後、前記透孔を有する部
   分が表出するよう２ッ折した化粧紙でこれを挟み、次い
   でこれを透明の袋に収納した後、その袋口をシールする
   ことを特徴とする靴下の包装方法。