JPS63317182A - 電動鋏 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電動鋏の改良に関するものである。

〔発明の背景〕

従来の電動鋏はスイッチを入れると切断刃が連続的１ζ
揺動運動を繰り返す構造−になっていた。そのため切断
刃の開き角がスイッチを切るタイミングによって異なる
ため、たとえば樹木の剪定作業のように一枝落としてか
ら次の一枝を落とすような棒あるいは糸状のものを所望
の長さに切断する作業には極めて使いにくいものであっ
た。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、操
作性の良い電動鋏を得ることである。

〔発明の概要〕

本発明は、切断刃の位置を検出し、切断刃が最大開口角
付近の位置にきたとき電源を遮断し、遁、断状態を維持
するとともに、遮断後一定時間経過してからモータに電
磁ブレーキをかＨて急停止させ、前記目的を達成するよ
うにしたものである。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を第１図〜第３図によって説明する。

第１図において、ハウジング１には枢支軸２で互いに枢
着された一対の切断刃３．４、電池５、制御回路６、モ
ータ７、主スイッチ８、位置検出器ｖとしてのリミット
スイッチ９、ギヤ℃が配設されている。

切断刃６はハウジング１に固定されている。切断刃４は
切断刃４に設けられた溝２ａとギヤυに設けられた偏心
ピン１０ａにより枢支軸２を中心に揺動する。ギヤ幻は
切断刃６に軸支されており、モータ７の出力軸に設けら
れたピニオンｈの回転により図中矢印の方向に回転する
。また、ギヤ℃には突起１０ｂが設叶られており、切断
刃４が最大開口角まで戻ってくる付近で、リミットスイ
ッチ９のアクチェエータ９ａを押し上げ、リミットスイ
ッチ９をＯＮにする。

第２図は制御回路６の構成および電気的接続関係を示す
ものである。電池５には主スイッチ８、リミットスイッ
チ９、制御回路６およびモータ７が接続されている。制
御回路６はリレー１１．１２および遅延回路Ｓから構成
される。ＩＩシレー１はＩｊ　ミツトスイッチ９七自己
保持 ー℃はモータ７のブレーキ回路らを構成している第３図
は動作線図であり、各回路のＯＮ　、ＯＦＦ状態とモー
タ回転数の関係を示している。

次に動作について説明する。

主スイッチ８をＯＮすると、リレー１１　ノ端子１１ａ
、１１ｂを経て電池５からモータ７に電流か流れ、モー
タ７が回転し、切断刃４か閉じはじめる。切断を終了し
、切断刃４が最大開口角近くまで戻ってくると、ギヤ℃
の突起１０ｂがリミットスイッチ９のアクチェエータ９
ａを押し上げ、リミットスイッチ９がＯＮする。リミッ
トスイッチ９がＯＮするとリレー１１のコイル１１ｃに
電流が流れ、可動片１１ｄｔｓｍ作しテ瑞子１１４　〜
１１ｂ間がＯ　Ｆ　Ｆ　ＩＣ　ｆ！す、端子１１ｄ〜１
１ｅ間がＯＮになり、電池５からモータ７には電流が流
れなくなる。その後モータ７は慣性で回転し、ギヤ℃か
更に回転するので１１　ミツトスイッチ９のアクチェエ
ータ９ａカ復帰り，　’１ミツトスイッチ９はＯＦＦに
なる。リミットスイッチ９がＯＦＦになっても、コイル
１１ｃには端子１１ｄ、１１ｅを経て電流が流れるので
、主スイッチ８をＯＦＦにして再びＯＮにしない限りこ
の状態は維持される。

リミットスイッチ９がＯＮすると遅延回路もが動作し、
遅延時間す後リレーでのコイル１２ｃに電流が流れ可動
片１２ｄが動作し、端子１２．〜１２ｂ１２ｂ１ＯＮＬ
モータ７に電磁ブレーキがかかり、モータ７は急停止す
る。遅延時間すは＋ｉ　ミツトスイッチ９の動作（ＯＮ
している）時間ｎよりも長いので　１３　ミツトスイッ
チ９の動作中にモータ７にブレーキがかかることはない
。

以上により、切断刃４は主スイッチ８をＯＮすると一往
復して元の最大開口角付近で急停止し、主スイッチ８を
再ＯＮしない限りこの状態を維持する。

本発明の他の実施例を第４図に示す。第２図との主たる
相違点はリレーの代わりにトランジスタとサイリスタを
使用したことにある。

自己保持回路賢はサイリスタ九、トランジスタ２６、２
４、抵抗２７〜３１およびリミットスイッチ９から構成
される。遅延回路１３は抵抗％、コンデンサ２５および
トリガダイオード刀から構成され、ブレーキ回路すはサ
イリスタＺで構成される。

主スイッチ８をＯＮするとトランジスタ２６は抵抗汐、
３１でバイアスされてＯＮＩ，、電池５からモータ７に
電流が流れる。この状態で１１　ミツトスイッチ９がＯ
Ｎすると、抵抗２７を経てサイリスタ四にトリガ電流が
流れ、サイリスタ加はＯＮし、サイリスタの自己保持用
によりリミットスイッチ９がＯＦＦしても、サイリスタ
ＡのＯＮ状態は維持される。

サイリスタ囚がＯＮするとトランジスタ２４は抵抗上，
３０によってバイアスされてＯＮＬ、）ランジスタ２６
のベース電流をバイパスするのでトランジスタ２６は０
ＦＦＬ、電池５からモータ７に電流が流れなくなる。

トランジスタ２６がＯＦＦしてもモータ７は慣性で回転
し、発′ＩＪｉ機として動作する。遅延回路１６のコン
デンサｂは、この発電器電圧により抵抗上、サイリスタ
加、抵抗２６を経て充電され、充電電圧がトリガダイオ
ード〃のブレークオーバ電圧に達すると、ト１Ｊがダイ
オードηはＯＮＬ、、サイ１１スタ２１のゲートに電流
が流れ、サイリスタ２１かＯＮし、モータ７に電磁ブレ
ーキがかかる。

リミットスイッチ９がＯＮしてからトリガダイオードη
かＯＮするまでの時間が遅延時間すであり、＋１ミツト
スイツチ９かＯＮしている時間Ｔｈヨれ太きく　　（Ｔ
Ｄ＞ＴＡ）設定されている。

モータ７が停止するとサイ１ｙスタ２１に電流か流れな
くなり、サイ＋１スタ２１はＯＦＦする。また、主スイ
ッチ８をＯＦＦするとサイリスタ九に電流が流れなくな
り、サイリスタ囚がＯＦＦする。

以−りにより、第４図は第２図の回路と同等の動作をす
る。第２図においてはリレーを使用しているので動作寿
命が℃方間のオーダであるが、第４図においては半導体
を使用しているので動作寿命は半永久的であり、かつ制
御回路の小形化が図れる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、切断刃を最大開口角付近の位置で停止
維持させることかできるので、操作性の良い電動鋏を得
ることか□できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電動鋏の一実施例を示す断面図、
第２図は同回路図、第６図は本発明における動作線図、
第４図は本発明の池の実施例を示す回路図である。 １はハウジング、６．４は切断刃、７　ハモ−＃、８は
主スイッチ、払は位置検出器、１３は遅延回路、■は自
己保持回路、ｂはブレーキ回路である特許出願人の名称
　　日立工機株式会社量２図 才３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互いに枢着された一対の切断刃、この切断刃を揺動させ
   るモータ、このモータの電源のＯＮ、ＯＦＦをする主ス
   イッチ、およびこれらの各部材を支持するハウジングと
   からなる電動鋏において、前記切断刃の位置検出器、こ
   の位置検出器の出力で前記モータを急停止させるための
   ブレーキ回路、前記位置検出器の出力で前記ブレーキ回
   路を動作させるに際し一定時間遅らせてブレーキ回路を
   動作させるための遅延回路、および前記位置検出器の出
   力で動作し、前記主スイッチを再ＯＮさせるまでは電源
   の遮断状態を維持する自己保持回路とを設けたことを特
   徴とする電動鋏。