JPS63316935A - 決定帰還等化を使用するデータ伝送システム - Google Patents

決定帰還等化を使用するデータ伝送システム

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JPS63316935A
JPS63316935A JP63140649A JP14064988A JPS63316935A JP S63316935 A JPS63316935 A JP S63316935A JP 63140649 A JP63140649 A JP 63140649A JP 14064988 A JP14064988 A JP 14064988A JP S63316935 A JPS63316935 A JP S63316935A
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JP
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filter
data signal
transmission
data
crosstalk
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Application number
JP63140649A
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English (en)
Inventor
ヨハネス・ウィルヘルムス・マリア・ベルフマンス
ペトラス・ヨセフス・ファン・ヘルウェン
コルネリス・ヤン・ウッダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03057Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a recursive structure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数のチャネルを有する伝送設備のlチャネ
ルを通してデータ送信機からデータ受信機まで所与のシ
ンボル速度1/Tでデータ信号を伝送するシステムに関
連し、データ送信機はデータ符号器と送信フィルタを通
して上記のチャネルに接続されたデータ信号源を具え、
上記のチャネルは実質的に最小位相特性の分散伝送チャ
ネル(dispersive transmissio
n channel)であり、この伝送チャネルは伝送
されたデータ信号にシンボル間干渉(inter sy
mbol 1nterference)ならびに雑音お
よび伝送設備の残りのチャネルの同様なデータ信号から
の漏話を導入し、そしてデータ受信機は上記のチャネル
と差回路(difference circuit)の
第1入力の間に接続されたフィードフォアワードフィル
タを含む決定帰還タイプ(decision feed
back type)の等化器、差回路の出力に接続さ
れかつ伝送されたデータ信号から復元されたシンボル速
度1/Tによって制御されたデータ信号再生器、および
データ信号再生器の出力と差回路の第2入力の間に接続
された帰還フィルタを具えている。
そのようなシステムは、エッチ・シェンク(11゜5c
henk)の「漏話を考慮した加入者線の3進データ転
送における信号誤りの計算(Berechnung d
erSchrittfehlerwarscheinl
ichkeit bei ternarerDaten
ubertragung auf Teilnehme
ranschlussleitungen Beric
ksichtigung des Nebenspre
chens) J −。
Frequenz、第38巻、第3号、頁67−71.
1984年から既知であり、これは既存のローカル公衆
電話回線網のワイヤベアーを通すデータ信号のチャネル
特性と漏話の影響を取扱っている。
次の数10年の間、既存のアナログローカル公衆電話回
線網はデータ信号の伝送に大規模に使用され、そして完
全なディジタル回線網、すなわち統合サービスディジタ
ル回線!In (ISDN)の一部分を構成するであろ
う。このl5DNではCCITTとCIEPTによって
標準化された144k bit/秒のビット速度がサー
ビスを組合せる加入者に利用可能となろう。例えば8k
 bit15のピント速度における受信機の同期用の付
加情報と共に、これは約4kllzの帯域幅を有する既
存のローカル公衆電話回線網のワイヤペアーを通す15
2k bit/秒のビット速度におけるデータ信号伝送
を導くであろう。確かにこのかなり高いビット速度にお
いて、ラインの減衰、漏話、インパルス雑音のような既
存のローカル公衆電話回線網の不完全性は伝送品質を損
なう結果となろう。
決定帰還等化器(DPE:decision feed
back equal−iser)はl5DN環境にお
けるシンボル間干渉(ISI:1ntcr symbo
l 1nterference)の実質的にポストカー
シブな性質(postcursive nature)
の観点でシンボル間干渉に対抗するのに著しく適してお
り、この性質はローカル公衆電話回線網の電話ケーブル
のワイヤケーブルの最小位相特性から生している。ポス
トカーシブなIS[を除くために、DI’Eは限られた
数のNシンボル決定(N symbol decisi
on)に基いてこのポストカーシブなISIの複製を合
成する帰還フィルタを具え、このNシンボル決定は既に
形成されておりかつフィードフォアワードフィルタによ
って予備処理された受信データ信号のバージョンからこ
の複製を抽出している。このフィートフォアワードフィ
ルタは帰還フィルタによって除けない干渉、特に帰還フ
ィルタの長さNTのスパンの外側で起こる残留l5I(
residual 151)、隣接ワイヤベアーからの
漏話およびインパルス雑音を抑制することを目的として
いる。このフィートフォアワードフィルタは簡単な構造
、好ましくは非適応構造(non−adaptive 
5tructure)を有すべきであり、しかしケーブ
ル長の変化、漏話レベルの変化、および異なるタイプの
漏話のような広い範囲の周囲条件にわたって動作できな
くてはならない。このフィードフォアワードフィルタに
よって抑制された漏話の振幅レベルは漏話と所望のデー
タ信号の間の常に存在する相対位相差にできる限り僅か
しか存在しない。最後に、このフィードフォアワードフ
ィルタは特にインパルスifのような高周波妨害を効率
的に抑制すべきである。これらの目的は明らかに雑多で
あり、かつ部分的には矛盾している。
この設計問題の複雑性は、既知の伝送システムにおいて
フィードフォアワードフィルタの多少ともアトホックな
解(adhoc 5olution)が線形等化として
知られた低域通過フィルタを特に使用しているという事
実を明らかに導いている(例えば、シェンクによる上記
の論文を比較せよ)。そのような通常のフィードフォア
ワードフィルタの設計は本質的に漏話と残留ISIの間
のむしろデリケートなバランスとなっている。すなわち
、フィルタ帯域幅の制限は付加残留ISIを代償として
より良い漏話抑制を生じている(あるいはその逆)。こ
のように、最大帯域幅はローカル公衆電話回線網では殆
ど予知できず、さらにしばしば時間に依存している漏話
レベルのようなローカルな周囲条件にかなり強く依存し
ている。このほかに、そのようなフィードフォアワード
フィルタを設計する場合、漏話と所望のデータ信号の間
の相対位相差が瞬時伝送品質(insLanteneo
us transmission quality)に
著しく影響できるという事実を考慮していない。
本発明の目的は前文で述べられたタイプのシステムのフ
ィードフォアワードフィルタの新奇な概念を与えること
であり、この概念はフィードフォアワードフィルタの同
じ複雑性で改良された伝送品質を実現できるか、あるい
はおなし伝送品質でフィードフォアワードフィルタの複
雑性を減らすことができるかである。
それに対して、本発明によるシステムは、フィードフォ
アワードフィルタが実質的に最小位相特性と、周波数f
=1/((N+1)T)に近い周波数「、に対して著し
い最大値I W(fm) lを有する振幅周波数特性1
jn(f)lを有する低域通過フィルタセクションを具
え、ここでNTは多数のN個の連続データシンボルに対
応スる帰還フィルタのメモリスパン(memory 5
pan)であり、この最大値I W(fm) Iは上記
のチャネルのメモリスパンが大きくなりかつ数値Nが小
さくなるにつれて大きくなり、そして振幅周波数特性I
 W(f) lがrlを越える周波数で実質的にゆっく
り減少することを特徴としている。
事実、l W(f) lの適当な最大値1轄(fm) 
lは周波数f=0に対する固定値W(O)から、データ
信号源の出力とフィードフォアワードフィルタの出力と
の間の伝送セクションの直線部分のインパルス応答の実
効711間が(N+2)Tより小さいかあるいはそれに
等しくなるまで増大するl w(r、) lを有するこ
とにより簡単に決定できる。
たとえ本発明がNRZ(Non−Return−to−
Zero)および^旧(Alternate−Mark
−Inversion)のような線形ラインコード(l
inear 1ine code)を使用するローカル
公衆電話回線網のワイヤペアーを通るデータ信号の伝送
システムの分野の研究から始まり、そしてこのタイプの
伝送システムは今後論議するととはいえ、本発明はそれ
に限定されない。と言うのは、同じ原理は4B/3Tタ
イプの3進ブロツクコードのような別のラインコードや
ディジクル信号の記録・再生に用いられるような異なる
タイプの伝送システムにも適用できるからである。後の
ケースでは、チャネルはローカル公衆電話回線網のケー
ブルのワイヤペアーによって構成されていなか、しかし
く磁気テープあるいは光ディスクのような)多重トラッ
ク記録媒体上のトランクによって構成されている。これ
らのシステムのチャネルはまた漏話、すなわち隣接トラ
ックからの漏話をこうむる分散伝送チャネルであり、そ
してそれらの伝達特性はフィードフォアワードフィルタ
の前に挿入された適当なフィルタを用いて最小位相特性
に変換することができる。
本発明の実施例およびそれらの利点を図面を参照して説
明する。
この伝送システムの説明は、既存のローカル公衆電話回
線網のケーブルのワイヤペアーが伝送設備を構成し、そ
してデークイ3号が144k bit/秒のl5DN標
準ネットピット速度と152k bit/秒の伝送速度
(ライン速度)を有する2進デ一タ信号であるケースに
ついて与えられている。たとえl5DNに対する既存の
ローカル公衆電話回線網の使用が実際の2ワイヤライン
にわたる全二重伝送(full−duplex tra
nsmission)を要求していてもぐ利用可能な帯
域幅の効率的使用のためのエコーキャンセレーションの
必要性のような)固有の特殊問題は二の説明では無視さ
れている。さらに(加入者から市内交換機への)一方向
のみの伝送が第1図の基本図を参照して論議されている
。と言うのは、(市内交換機から加入打への)他の方向
の伝送は同様なやり方で基本的に実行されるからである
第1図のシステ1、において、複数のワイヤペアー3(
1)−3(M)を有する電話ケーブル3のワイヤペアー
3(1)を通して(加入者ステーションにおける)デー
タ送(3機1から(市内交換機における)データ受信機
2に152k bit/秒のビア)速度で2進デ一タ信
号が送信される。TSDN環境において、この電話ケー
ブル3は任意の時点で異なる2進デ一タ信号を運び、同
時にすべてのこれらの信号の伝送は速度1/T = 1
52KIlzの共通りロック信号によって制御され、こ
のクロック信号は市内交換機のく示されていない)ソー
スから発生される。
データ送信機lはシンボル速度1/Tで2進デ一タ信月
を供給するために共通りロック信号で同期されたデータ
信号源4を具えている。これらの2進デ一タ信号はデー
タ符号器5と伝送フィルタ6を通してワイヤペアー3(
1)に供給され、そのワイヤペアーは実質的に最小位相
特性の分散伝送チャネルであり、かつ伝送されたデータ
信号中にシンボル間干渉(ISI)を導く。その上、伝
送されたデータ信号はインパルス雑音の形をした妨害と
、電話ケーブル3の残りのワイヤペアー3 (2)−3
(M)を通して運ばれた同様なデータ信号からの漏話を
受けている。ワイヤペアー3(1)を通るこの伝送の間
に生じた妨害はデータ受信機2で対抗される。
データ受信機2はワイヤペアー3(1)と差回路9の第
1入力の間に接続されたフィードフォアワードフィルタ
8を含む決定帰還タイプの等化器、クロック抽出器(c
lock extracterHlを用いて伝送された
データ信号から復元されたシンボル速度1/Tによって
制御されかつ差回路9の出力に接続されたデータ信号再
生器10、およびデータ信号再生器10の出力と差回路
9の第2入力の間に接続された帰還フィルタ12を具え
ている。再生された2進デ一タ信号は市内交換機の入力
から最終宛先までの全通路を表わす信号シンク(sig
nal 5inkH3に印加されている。
この基本形において、第1図のデータ信号再生器IOは
各T秒毎に差回路9の出力信号をナンプルするサンプル
リング回路10(1)と、2進デ一タ信号の公称レベル
の間の中央における決定しきい値(decision 
threshold)を持つ2進シンボル決定回路10
 (2)を含んでいる。2進シンボル決定に基いて帰還
フィルタ12はデータ信号再生器1oの入力信号を得る
ために差回路9を用いてフィードフォアワードフィルタ
日の出力信号から抽出されるポストカーシブなISIの
キャンセリング信号を形成する。
この帰還フィルタ12は因果インパルス応答(caus
alimpulse response)と連続データ
シンボルの数Nに対応するメモリスパンNTを有し、従
って任意の時点で形成されたキャンセリング信号は既に
なされたN個の連続2進シンボル決定(N conse
cutivebinary symbol decis
ion)の加重された組合わせである。加重回数(帰還
フィルタ12の係数)は、キャンセリング信号ができる
だけポストカーシブなTSIの良好な複製であるように
調整されている。
この調整は、例えばジュー・ジー・プロアキス(j、G
、Proakis)の著書、「ディジタル通信(Dig
italCommunication) J 、マクグ
ロウヒル社(Mc Graw−Ilill)、1983
年、第6章、第6.5節、頁382−386に記載され
たような既知のアルゴリズムと技術を具体化することに
よる適応的やり方で一般に実行されている。このことは
データ信号再生器10の入出力信号を受信する適応回路
12(1)の存在によって第1図に示されている。
DFIE回路本体(9,10,11,12)は帰還フィ
ルタ12のスパンNT内でポストカーシブなISIのみ
を除くことができるから、このスパンNTの外の残留I
SIならびにインパルス雑音および隣接ワイヤベアー3
 (2) −3(M)からの漏話はフィードフォアワー
ドフィルタ8を用いて最良可能なやり方で前もって抑制
すべきである。予算に基いて、このフィードフォアワー
ドフィルタ8は簡単であり好ましくは非適応構成を有し
なくてはな4ず、一方、それは電話ケーブル3の−長さ
の変化、予知の困難な漏話レベルの変化、および一般に
近端漏話(near−endcrosstalk:NE
XT)と遠端漏話(far−end crosstal
k:Fl!XT)に分解できる異なるタイプの漏話のよ
うなローカル公衆電話回線網における広い範囲の周囲条
件にわたって動作しなければならない。なおNIEXT
は一般にローカル公衆電話回線網で目立っている。l5
DN環境において、電話ケーブル3は任意の時点で種々
の2進デ一タ信号を運び、すべてのこれらの信号の伝送
は速度1/Tを有する共通りIコック信号によって制御
されている。漏話によって生じたこれらのデータ信号間
の干渉はデータ受信機2の決定時点(decision
 1nstant)でのみ関連し、そしてこの干渉の効
果を決定する場合に、これらのデータ信号のサイクル定
常性(cyclosLationarynature)
は、平均、分散、自己相関のような信号集団(sign
al ensemble)の性質が期間Tによる周期的
時間依存性を有している事実をどの特性が反映している
かを考慮せねばならない。これについてはジュー・シー
・エッチ・キャンベル(J、C,H。
Campbel)、ニー・ジュー・ギブス(A 、 J
 、 G 1bbs)、ビー・エム・スミス(B、M、
Sm1th) ニよる論文、[多対ケーブルのディジタ
ル信号からの漏話干渉のサイクル定常性(The cy
clostationary Natureof Cr
osstalk Interference froI
IIDigital Signalsin Multi
−Pair Cable)、パートI+  n、アイト
リプルイー・トランズアクション・オブ・コミュニケー
ション(IEEE Trans、 Conlll1un
、) %第C0M−31巻−第5号、1983年5月、
頁629−637および頁638−649を比較された
い。このサイクル定常性の結果として、漏話データ信号
と所望のデータ信号との間の相対位相差は瞬時伝送品質
に大きな影響を有するであろう。従って、フィードフォ
アワードフィルタ8によって抑制された漏話の振幅レベ
ルがこれらの相対位相差にできる限り依存しないことが
望ましい。
第1図のシステムの所望のデータ信号の伝送におけるI
SI、漏話および雑音の効果は、第2図に表されたシス
テムモデルを参照して説明できる。
ここで第2図はいくつかの現実的仮定によって第1図か
ら導びかれたものである。第1図と第2図において、対
応する要素は同じ参照記号によって表されている。
ワイヤペアー3(1)上のデータ信号はすべての残りの
ワイヤペアー3 (2) −3(M)を通して運ぶこと
のできる複数の同様なデータ信号からの漏話を受ける。
しかし電話ケーブル3の幾何学的形状は相対的に高い妨
害効果を有する小さい数の漏話データ信号と、殆ど僅か
の効果した持たぬ残りの漏話データ信号という結果にな
る。後者のカテゴリの全結果は、たとえ漏話成分それ自
身がサイクル定°常性であっても、色付けられた定常ガ
ウス雑音(Coloured、 5tationary
 Gaussian noise)として現実的にモデ
ル化できる。それについてキャンベル等の上記の論文を
比較されたい。しかし著しい漏話成分は定常雑音として
モデル化できないが、しかしそれらのサイクル定常性に
ついて相当の許容を行ってモデル化すべきである。第2
図において、簡単のために著しい漏話成分のみが示され
ており、すなわち、ワイヤペアー3(1)といわゆる「
カッド(quad) Jを形成するワイヤペアー3(2
)から発生する電話ケーブル3の成分が示されている。
それについてはシェンクによる上述の論文を比較された
い。さらに、第1図の信号再生器10のサンプリング回
路10(11は叶E回路の信号記述を簡単化するために
第2図の差回路9の入力の前に挿入されているが、DI
”E回路の動作にはこの変形はマイナーな重要性しか持
っていない。
第2図の主信号路において、データ信号tA4はah 
E  +−1,+11なる2進データシーケンスakを
生成する。データ符号器5によってこのデータシーケン
スはライン信号 S(〇 −Σ akc(t−kT)       (1
)k−−(1) に変換され、ここでc(t)はデータ符号器5のインパ
ルス応答である。解析を簡単にするために、第2図では
微分符号化(differential encodi
ng)あるいは非線形予備符号化(non−1inea
r precoding)のようなプロセスはデータ信
号(原4で起こるものと仮定され、従ってデータ符号器
5は線形符号器(ライン符号器)と考えられよう。この
仮定は解析の結果に重大な効果を持っていない。例示の
目的で、第3図はしばしば通用される3つのラインコー
ドに対するライン符号器5のインパルス応答c(t)の
形を示している。すなわら、^旧(A l terna
 te−Mark−Inversion)については第
3八図に、NRZ(Non−ReLurn−to−Ze
ro)については第3B図に、そしてハイフェーズ(B
i−Phase)については第3C図に示されている。
組合せインパルス応答h(t)を持つ伝送フィルタ6と
ワイヤペアー3(1)、およびインパルス応答−(1)
を持つフィードフォアワードフィルタ8を通る伝送のあ
と、サンプリング回路10fm)の入力において信号z
 (t)が起こり、これはz(t)=   Σ  ak
 (cmh柿) (t−kT) +d (t)  (2
)k−−(1) を満足し、ここで記号「*」は線形畳込み演算子(li
near convolution operator
)  を示し、(c*h*1y)(1)は第2図の主信
号路のシステムインパルス応答を表している。式(2)
において、項d(t)はインパルス雑音および隣接ワイ
ヤペアー3 (2)−3(M)からの漏話の形をした付
加干渉の効果を示している(ローカル公衆電話回綿綱で
は熱雑音は一般に無視できる)。
干渉項d(t)のサイクル定常漏話成分はワイヤペアー
3(1)と「カッド」を形成するワイヤペアーから発生
ずる。ワイヤペアー3(2)には第1図のデータ送信機
1と類似の構造を持つデータ送信機、インパルス応答c
(t)を有するライン符号器15にbkε (−1,+
1 )であるデータシーケンスbkを生成するデータ信
号源14が接続され、そしてこのようにして得られたラ
イン信号 Oo が送信フィルタ16を通してワイヤペアー3(2)に印
JJ口されている。ワイヤペアー3(2)とワイヤペア
ー3(1)の結合はフィードフォアワードフィルタ8の
入力における合算器(summator) 18を通し
てワイヤペアー3(1)に接続されている結合路(co
uplingpa th) 17によって第2図に描か
れており、伝送フィルタ16と結合路17の組合わせは
インパルス応答d(t)を有している。残りの漏話成分
とインパルス雑音は合算器18に定常雑音信号n(t)
を供給する雑音a19によって第2図に反映されている
。式(2)の干渉項d(t)は d (L) =  Σ   bk(c*g*w)(t−
r −kT)+ (n*w)(t)  (4)kヨー■ によって表され、ここで遅延τは著しい漏話データ信号
と所望のデータ信号の間の位相差を示し、その位相差は
瞬時伝送品質に大きな影響を持っている。
原始データ信号(original deta sig
nal) akの評価(es t i…a te)τ工
を得るために、フィードフォアワードフィルタ8の出力
信号z(t)はサンプリング点【・to+kTでサンプ
ルされ、対抗ポストカーシブ(combatingpo
sLcurive)ISIは適当なインパルス応答Pう
を持つ帰還フィルタ12を備えることにより実行され、
これに対して が保持され、そしてこの帰還フィルタ12にシンボル決
定回路10 (2)によって形成されるシンホル決定(
symbol decision) gwを与える。帰
還フィルタ12の有限スパン長NTのために、その任意
の時点kにおける出力信号は’  (1+−”INlの
以前のシンボル決定3.−8によって専ら決定される。
正規動作条件の下でこれらのシンボル決定は正しく、す
なわち 訊−i =ak−7+Iε (1,・−、N )   
   (6)であり、従って帰還フィルター2の長さN
Tのスパン内のすべてのポストカーシブなIs?はフィ
ードフォアワードフィルタ8の出力信号z(t)のサン
プルされたバージョンz (t、+kT)から除かれる
シンボル決定回路10 (2)の入力における前の式に
裁いて、原始データ信号の評価りが展開され、それにつ
いて が保持される。式(7)は原始データ信号の評価a。
が所望の信号成分a11 (c柿柿) (to)および
残留ISI、フィルタされた漏話、フィルタされた雑音
をそれぞれれ表わす干渉型を具えている。干渉型はサイ
クル定常性カテゴリ(cyclostaionary 
category)(式(7)の右手の第2項と第3項
である残留151 とフィルタされた漏話)と、定常カ
テゴリ(、tationaryca tegory) 
(式(7)の第4項であるフィルタされた雑音)に分割
でき、実際には前者のカテゴリが一般に優勢である。さ
て、干渉型の双方のカテゴリの結合された影響を最小に
するのがフィードフォアワードフィルタ8の役割である
前にも説明したように、フィードフォアワードフィルタ
8に課せられた要件は雑多であり、部分的には矛盾さえ
している。要件のこのパケットの複雑性は、通常のシス
テムでは線形等化について知られているような通過帯域
で実質的に平坦な振幅周波数特性IW(f) lを有す
る簡単なタイプの低域通過フィルタの形をしたフィード
フォアワードフィルタ8に対して多少ともアトホックな
解が使用されている事実を明らかに導いている。例示と
して第4図はシェンクによる上記の論文に従って152
k bit/秒の伝送速度でフィードフォアワードフィ
ルタ8が使用されている場合のl W(f) lの形を
対数尺度で示している(頁71で値r=0.5が与えら
れている式(6)を見られたい)。このフィードフォア
ワードフィルタ8の遮断周波数の選択により、漏話と残
留IS■の結合効果を最小にすることが試みられている
。しかしそのような設計は漏話と残留ISIの間のむし
ろクリチカルなバランスを導いている。と言うのは、フ
ィルタ帯域幅の制限は良好な漏話抑制(これは高い周波
数で更に強く表されている)を与えるが、しかしこの帯
域幅制限に伴うシステムインパルス応答(c*h*w)
 (L)の実効期間の増大の結果として、付加的残留r
sIが起る(あるいはその逆)。この通常のフィードフ
ォアワードフィルタ8の最大帯域幅は、ケーブル長、漏
話レベルおよび漏話のタイプのようなローカルな周囲条
件にかなり強く依存し、この条件はローカル公衆電話回
線網で著しく変化するであろう。
本発明はフィードフォワードフィルタ8の全く異なる概
念を与える。長さNTを有する帰還フィルタ12のメモ
リスパンによって、この概念に従うフィードフォワード
フィルタ8は実質的に最小位相特性と振幅周波数特性1
w(r)lを持つ低域通過フィルタセクションを具え、
この振幅周波数特性は通過帯域で通常の実質的に平坦な
形状とは反対に周波数f = 1/ ((N+ 1)T
)の近くの周波数f7で著しい最大値を示し、そしてf
mを超える周波数fで実質的にゆっくり減少し、この最
大値l w(r、) lは電話ケーブル3のワイヤペア
ー3(1)の物理長が大きくなるにつれ、そしてメモリ
スパンNTが小さくなるにつれて大きくなる。
実際に、適当な値l W(fm) lは、LとNTの所
与の値において、周波数f=00固定値呵0)から増大
し、データ送信機lのデータ信号源4の出力とデータ受
信機2のフィードフォワードフィルタ8の出力の間の伝
送セクションの線形部分のシステムインパルス応答(c
*h*im) (t)の実効期間が(N+2)Tより小
さいかあるいはそれに等しくなるまで増大する値l W
(fm) lを有することにより節単に決定できる。そ
のような小さい実効期間は、もし実際的でない小さい値
が例えばN<5であるNTを選ぶならもちろん達成でき
ない。
第5A図は長さL = 4 kmを有するしばしば使用
されたタイプのワイヤペアー3(1) (ワイヤ径0.
4mm。
容量46nF/kt)を」mる静1ラインコードを用い
て152kbit/秒の2進デ一タ信号が伝送され、か
つ帰還フィルタ12が期間NT=5T (N= 5 )
を持つインパルス応答を示す場合のこの態様で達成され
たIW(f)の形を対数尺度で示している。考慮してい
るケースはl5DN用伝送システムで実際に起る想定で
きる最悪状態を示している。比較のために、通常のフィ
ードフォワードフィルタ8のl W(f) lの形が破
線で示され(第4図を見よ)、そして実線によりかつそ
のような尺度により最適サンプリング点(時点t。+k
Tにおけるデータシンボルa1を検出する[。の最適値
において)における双方のケースで弐(力の右手の所望
の信号成分a、、(c*h*w) (to)は同じ値を
有している。
改良された漏話抑制を例示するために、第58図はナイ
;トスト周波数f =1/(2T)の近くの周波数で著
しい最大値を有する近端漏話(NEXT)を表す電カス
ベクトルを示している。f =1/((N+1)T)=
1/6Tの近くの周波数に対する著しく大きい値を代償
として、新しいフィードフォワードフィルタの振幅周波
数特性|W(f)|(第肺図の実線)はナイキスト周波
数f =1/(2T)の近くの周波数に対する通常のフ
ィードフォワードフィルタ(第5八図の破線)1 の振
幅周波数特性よりも著しく小さい値を有している。たと
えf = 1/ ((N+1)T) −1/ (6T)
の近くの周波数fを持つ弱いスペクトル漏話成分がこの
ように増幅されても、ナイキスト周波数f =1/(2
T)の近くの漏話スペクトルの最も主要な部分はこの様
にJ7j?のフィードフォワードフィルタによるよりも
もっと良く減衰される。このように、著しく良好なネッ
ト漏話抑制が達成される。
その上、このより良い漏話抑制は第6図を参照して説明
されるように伝送フィルタ6、ワイヤペアー3(1)お
よびフィードフォワードフィルタ8の縦続配列の帯域幅
の拡大を伴っており、ここで第6八図は第5A図の振幅
周波数特性|W(f)|を示し、第6B図は伝送フィル
タ6と伝送フィルタが欠けているケースの長さL = 
4 kmを持つ上述のタイプのワイヤペアー3(1)の
縦続配列の振幅周波数特性111(f) lを示してい
る。簡単のために、伝送フィルタ6の影響は今後考慮さ
れぬであろう。
はぼナイキスト周波数1/(2T)まで第6A図に示さ
れた通常の特性|W(f)|が平坦な形状を有している
から、ワイヤペアー3(1)とこの通常のフィードフォ
ワードフィルタ8の縦続配列の振幅周波数特性1++(
nwO)lはこれらの周波数に対してこのワイヤペアー
3(1)の振幅周波数特性In(lによって主として決
定されるであろう。これは第6C図にもまた示されてい
るように(++(r)w(r) lの非常に「狭帯域」
な特性を導き、ここでl 1((f)W(f) lは破
線で示され、この場合の一3dB帯域幅は約0.04/
Tである。他方、第9図の実線による新しいフィルタは
f =1/((N+1)T)=1/(6T)の近くの周
波数f1でl W(f) lの著しい最大値を有してい
る。周波数f。
までの|W(f)|の上昇はワイヤペアー3(1)のl
 ++(r) lの降下の補償を与え、従ってワイヤペ
アー3(1)と新しいフィードフォワードフィルタ8の
縦続配列はこの周波数f。までもつと変化の少ない振幅
周波数特性+ 11(f)W(f) lを示している。
これは第6C図から分るようにもっと広い帯域を有する
特性+ 11(f)W(f) lを導き、第6C図では
この特性III(f)W(f) lは実線で示され、ま
た−3dB帯域幅はこの場合はぼ1/((N+1)T)
 =1/(6T)であり、このことはほぼ因数4の改良
を意味している。もちろん帯域幅のこの著しい拡大はワ
イヤペアー3(1)とフィードフォワードフィルタ8の
縦続配列のインパルス応答(hew) (t)の著しい
短縮(shor ten ing)を同様に導いている
。さらに特定すると、上記の帯域幅の逆数(N+1)T
=67はこのインパルス応答(hew) (t)の実効
期間の一次近似を形成している。第3図によるデータ符
号器5のインパルス応答cD)は1あるいはせいぜい2
シンボル間隔Tだけ拡がっているから、システムインパ
ルス応答(csh柿) (L)はほぼ(N+2)シンボ
ル間隔Tの期間にわたって広がり、これは通常の場合よ
りかなり少ない。これは第7図を参照して例示され、こ
こで第7A図は^旧うインコードを用いた場合のデータ
符号器5のインパルス応答c(t)を示しく第3A図と
比較されたい)、第7B図は既に述べられたタイプのデ
ータ符号器5とワイヤペアー3(1)の縦続配列のイン
パルス応答(c*h) (t)を示し、第7C図は第5
八図(破線)による通常のフィードフォワードフィルタ
を使用する場合の関連システムインパルス応答(csh
柿) (t)を示し、そして第7D図は第5八図に示さ
れた(実線)のような新しいフィードフォワードフィル
タを使用する場合の関連システムインパルス応答(c柿
本w) (t)を示している。第7C図と第7D図から
明らかに分るように、新しいフィードフォワードフィル
タを実現した場合のこのシステムインパルス応答(cs
h軸)(1)の実効期間(第7D図)は通常のフィード
フォワードフィルタを使用した場合(第7C図)のそれ
よりもかなり小さい。
式(5)に基づいて、このかなりの短縮は帰還フィルタ
12のメモリスパンNTをかなり減少でき、かつもっと
簡単な実現をそれぞれ第7C図と第7D図に示すことを
可能にし、この実例では通常のフィードフォワ−ドフィ
ルタ8.で要求された値NT≧127の代りに値NT 
= 57は新しいフィードフォワードフィルタ8にとっ
て充分であろう。そのような小さい値NT = 57は
、帰還フィルタ12が非常に簡単なテーブルルックアッ
プフィルタとして設計できるという実際の付加的利点を
示し、これはNT = 5Tに対してNT≧12Tに対
するものより桁違いに複雑でない。
通常のフィードフォワードフィルタ8における漏話抑制
と残留1sI との間の上述のトレードオフは本発明に
よるフィードフォワードフィルタ8で最早やクリチカル
ではない。と言うのは、実際に無視できる残留ISIを
達成するこのフィードフォワードフィルタ8の設計はシ
ステム的にもっと良い漏話抑制を自然に導くように見え
る。このように、本例では改良された伝送品質が帰還フ
ィルタ12を余り複雑にしないで達成される。
上の説明に基いて、描かれたフィルタ特性の変化がいか
にしてワイヤペアー3(1)の物理長しと帰還フィルタ
12のメモリスパンNTに依存するかが節単に認識でき
る。これは前に既に論議された第6図を参照して説明さ
れよう。
ワイヤペアー3(1)の物理長りの増大は第6B図に示
されたより狭い帯域幅を持つ振幅周波数特性111(f
) lを導くであろう。(N+2)シンボル間隔Tの同
じ実効期間を持つシステムインパルス応答(c峠*w)
 (t)を実現するために、l +m)w(r) lは
第6C図に示されたように同じ一3d[l帯域幅1/(
(N+1)T)を見掛上示す必要がある。これは周波数
fm(その位置は変化しない)までl W(f) lの
対応する高速上昇によって1 u(r) lの高速降下
を補償することによってのみ可能である。これは第6A
図に示されたものよりIW(f) lの最大値l W(
fm) lのより大きい値を導く。実際には、フィード
フォワードフィルタ8の適当に固定された設計は、受信
データ信号が最も強く減衰され、従って最大限妨害する
最も好ましくない実際の状態(ワイヤペアー3(1)の
最大可能物理長しで起る)から出発して決めることがで
きる。もっと小さい物理長しにおいて、フィードフォワ
ードフィルタ8の設計は最適ではないが充分真である。
しかし伝送品質の結果として生ずる劣化は受信データ信
号の小さい減衰による改良で充分補償されよう。
ワイヤペアー3(1)の固定物理長りに対して、どんな
やり方で最大値1 w(r、) lの値とこの最大値が
起る周波数fmが帰還フィルタ12のメモリスパンNT
に依存するかを簡単に認識することができる。
第6八図で使用された値NT = 57より大きいメモ
リスパンNTはシステムインパルス応答(c峠軸) (
t)が大きい実効長(N+2)Tにわたって延びること
を許し、これは振幅周波数特性+ 11(f)W(f)
 lが小さい一3dB帯域幅1/ ((N+ 1) T
)を有することを許容する事実を意味している。このこ
とはl II(f) lの降下がl W(f) 1の対
応する上昇によって小さい周波数範囲にわたって補償さ
れることのみが必要であり、従って|W(f)|の最大
値l W(fm) lのこの最大値が起る周波数fmの
双方が小さくなることを意味している。
別の観点セは、第6八図の新しいフィードフォワードフ
ィルタ8の簡単な特性によって第6図に示されたかなり
の広い周波数範囲にわたってl II(f) 1の変動
を充分補償し続けることは本来不可能であり、従って実
際には約5Tより小さい値NTは達成できぬであろう。
フィードフォワードフィルタ8の魅力的な特性を得るた
めに、描かれた伝達関数W(f)はこれから説明する簡
単なやり方で実現できる。と言うのは、伝達関数層(f
)を の形の2次伝達関数として良好な近似で記述することは
可能であるように見えるからである。ここでW (o)
は実スケースファクタであり、foはIW(f)1の最
大値I W(fm) lの位置fmに対して決定的(d
ecis 1ve)であり、αはこの最大値の値に対し
て実質的に決定的であり、そしてβの適当な値は約0.
5から0.8であり、従ってW(f)は複素共役極(c
omplex conjugateρole)を有して
いる。−(f)が最小位相特性であることを実現するた
めに、αは正でなくてはならない。第2図の主信号路の
伝達関数がまた実質的に最小位相であるからこれは望ま
しく、そして最小位相システムが決定帰還等化の適用に
非常に適していることが一般に知られている。
1/T = 152kllzである第5A図の実例にお
いて、描かれた振幅周波数特性IW(f) lはr、r
=0.155、α=2.67およびβ=0.55なる値
を持つ式(8)による伝達関数W(f)に関連している
式(8)による伝達関数は、エヌ・フリーダ(N。
Fliege)の「2つの演算増幅器を持つ2次RC能
動フィルタの新しいクラス(A New C1ass 
of 5econd−0rder RC−Active
 Filthers with two operat
ionalAmplfiers)J 、と題する論文、
Nachrichtentech。
Zl、第26巻、頁279−282.1973年6月に
記載されているような2つの演算増幅器を持つ2次能動
フィルタによって簡単に実現できる。そのような実現の
一例は第8図に表わされている。第8図のフィルタは2
つの演算増幅器A、と八2を具え、その反転入力が相互
に接続されている。フィルタ入力は抵抗器R3を通して
増幅器A、の非反転入力に接続され、増幅器A、の出力
は抵抗器R2’を通してその反転入力に帰還されている
。増幅器A1の出力はフィルタ出力を形成し、それはま
たキャパシタC′を通して増幅器へ2の非反転入力に接
続されている。
増幅器A2の出力は抵抗HR,を通してその反転入力に
帰還され、かつ増幅器A1の反転入力にも接続されてい
る。キャパシタCはさらに増幅器A1の非反転入力とア
ースの間に接続され、そしてP、′は増幅2SAzの非
反転入力とアースの間に接続されている。理想的演算増
幅器A1と八2に対して、もし以下の関係、すなわち 2πro=1/(pzc) α−R3/R2 2β−R2/R1 +v(0) =R1/(LRi) が満足されるなら第8図のフィルタの伝達関数が弐(8
)によって与えることが推定できる。第5八図の特性値
f。T =0.155 、α=2.67、β=0.55
はR1R2,R3+  Cそれぞれを51.1 kΩ、
 56.2 kΩ、150にΩ、120pFと選ぶこと
により実現できる。もちろん第8図に示されたフィード
フォワードフィルタ8の実施例に加えて、種々の異なる
実施例が実現可能である。
残留+51と漏話の達成された抑制を維持すると同時に
、この新しいフィードフォワードフィルタ8は高周波雑
音成分のより良い抑制までも実現されるように配置でき
る。これに対して、好ましい実施例では上述のフィード
フォワードフィルタ8は、はぼナイキスト周波数1/(
2T)までの周波数で実質的に一定である伝達関数と、
オクターブ当り約18dBあるいは24dBの所定の傾
斜で高い周波数に対して減少する振幅周波数特性を有す
る2次低減通過フィルタによって拡張できる。一般に知
られているように、そのような特性はバッターワースフ
ィルタおよびトムソンフィルタ(Bu t teruo
r thand Thomson filter)のよ
うな古典的なフィルタタイプを用いて実現でき、そして
実際には3次あるいは4次フィルタは高周波雑音成分の
適当な抑制を一般に導くであろう。はぼナイキスト周波
数1/(2T)以下の周波数でこの2次フィルタセクシ
ョンは実質的に一定の伝達関数を有するから、この周波
数範囲におけるフィートフォワードフィルタ8の振舞は
広く議論された1次フィルタセクションによって主とし
て決定されよう。それ故、残留ISIの達成された抑制
は見掛上変化しないままであり、同時に漏話の達成され
た抑制は改良されさえするであろう。これは第5.6.
7図を参照して簡単に例示できる。−3dB点でf =
0.55/Tの遮断周波数を有する3次トムソンフィル
タの形をした2次フィルタセクションのケースでは、第
5A図と第6八図はフィードフォワードフィルタ8の振
幅周波数|W(f)|を示し、これはそれが1次フィル
タセクションの|W(f)|の形状(実線)から異る限
りにおいて一点鎖線によるこれら2つのフィルタセクシ
ョンを含んでいる。第5A図から、ナイキスト周波数r
 =1/(2T)の近くの第5B図の漏話スペクトルの
最も重要な部分は2次フィルタセクションの付加の結果
として明らかに良好な抑制を有することが分る。しかし
、他方、第6C図から、2次フィルタセクションの付加
はf =1/(4T)以下の周波数に対するワイヤペア
ー3(1)とフィードフォワードフィルタ8の縦続配列
の振幅周波数特性l H(f)W(f) 1の形がどう
てあっても実際上の影響を持っていないように見える。
前に示された第6図の説明によって、そのケースでは残
留ISIの抑制は見掛上不変のままであることはもちろ
んである。このことは実際に双方のフィルタセクション
を具えるフィードフォワードフィルタ8のケースでシス
テムインパルス応答(c*h*w) (t)が1次フィ
ルタセクションしか具えないフィードフォワードフィル
タ8のケースに対する第7D図のものと実質的に異なっ
ていないうという事実によって確認される。
本発明の利点を例示するために、第9図に一対の実際の
システム、ずなわちNT=12Tを持つ帰還フィルタ1
2と組合された第4図による通常のフィードフォワード
フィルタ8を有するシステム(破線)と、NT = 5
7を持つかなり簡単な帰還フィルタ12と組合された新
しいフィードフォワードフィルタ8を有するシステム(
実線)について行なわれた測定によって得られた一組の
グラフが示されている。
この新しいフィードフォワードフィルタ8は、第8図に
従いかつ第5A図の実線の特性を導く関連成分値を持つ
第1フイルタセクシヨンと、2つのセクションの縦続配
列およびほぼf =1/(4T)の上の周波数に対して
第5A図の一点鎖線の特性を導く上述の3次トムソンフ
ィルタの形をした第2フイルタセクシヨンとを具えてい
る。双方のシステムではAMI ラインコードと長さL
=41amを持つ前述のタイプのワイヤペアー3(1)
が使用され、一方、ワイヤペアー3(1)とカッドを形
成するワイヤペアー3(2)を通して、近端漏話(NE
XT)はフィードフォワードフィルタ8の入力において
所望の受信データ信号に対して一10dBである一定平
均電力レベルで導入されている。このほかに、ガウス雑
音が調整可能な電力レベルでフィードフォワードフィル
タ8の入力に注入されている。第9図のグラフはフィー
ドフォワードフィルタ8の入力における信号、対雑音比
(SNR)の関数としての測定ビットエラー率(BER
:bit error rate)を示し、これは所望
のデータ信号成分と漏話成分の間の特定できる最も好ま
しくない位相差τの状態のものである。10−4あるい
はもっと小さいビットエラー率に属するSNRの値に対
して、第9図は本発明によるフィードフォワードフィル
タ8の適用が通常のフィードフォワードフィルタ8を用
いて達成できるものより何倍も小さいビットエラーを導
くことを示している。
別の測定は通常のフィードフォワードフィルタを用いて
実現された伝送品質が新しいフィードフォワードフィル
タ8を用いて実現された伝送品質よりも所望のデータ信
号成分と漏話成分間の上記の位相差τにずっと強く依存
していることを確かめている。前に既に述べたように、
第1図の受信機2の性能レベルでこのように達成された
改善全体は帰還フィルタ12のかなりの簡単化、従って
叶E回路本体(9,10,11,12)の簡単化を伴っ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図はローカル公衆電話回路網のケーブルのワイヤペ
アーを通るデータ信号伝送システムの基本図を示し、 第2図は所望のデータ信号伝送のISI 、漏話、およ
び雑音の効果を説明する第1図のシステムのモデルを示
し、 第3A、 3B、 3C図はしばしば使用さている3つ
のラインコードに対する第1図の送信機のライン符号器
のインパルス応答を示し、 第4図は第1図の受信機の通常のフィードフォワードフ
ィルタの振幅周波数特性を示し、第5八図は本発明によ
る2つのフィードフォワードフィルタならびに第4回の
振幅周波数特性を示し、かつ第5Thlkは近端漏話を
表す電カスベクトルを示し、 第6八図は第5八図の振幅周波数特性を示し、第6B図
は電話ケーブルのワイヤペアーの振幅周波数特性を示し
、そして第6C図は第6A図に示されたようなフィード
フォワードフィルタと第6B図に示されたようなワイヤ
ペアーとの縦続配列の振幅周波数特性を示し、 第7八図と第7B図はAMI ラインコードと第6B図
に示されたようなワイヤペアーを使用する場合のライン
符号器およびライン符号器とワイヤペアーの縦続配列の
各インパルス応答を示し、そして第7C図と第7D図は
第4図に示されたような通常のフィルタと第論図に示さ
れたような新しいフィルタを使用tろ場合の第7B図の
ケースのシステムインパルス応答を示し、 第)3図は本発明によるフィルタの簡単な具体例を示し
、 第9図は通常のフィルタおよび本発明によるフィルタで
達成できる伝送品質を例示する一組のグラフを示してい
る。 1・・・データ送信機   2・・・データ受信機3・
・・電話ケーブル 3(1)−3(旧・・・ワイヤペアー 4・・・データ信号源 5・・・データ符号器あるいはライン符号器6・・・伝
送フィルタ   7・・・等化器8・・・フィードフォ
ワードフィルタ 9・・・差回路 10・・・データ信号再生器 10(1)・・・サンプリング回路 10(2)・・・2進シンボル決定回路11・・・クロ
ック抽出器  12・・・帰還フィルタ12(1)・・
・適応回路   13・・・信号シンク14・・・デー
タ信号源   15・・・ライン符号器16・・・伝送
フルイタ   17・・・結合路18・・・合算器  
    19・・・雑音源特許出願人   エヌ・ベー
・フィリップス・フルーイランペンファブリケン 代理人弁理士  杉  村  暁  査問弁理士 杉 
村 興 作 (下

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のチャネルを有する伝送設備の1チャネルを通
    してデータ送信機からデータ受信機まで所与のシンボル
    速度1/Tでデータ信号を伝送するシステムであって、
    データ送信機はデータ符号器と送信フィルタを通して上
    記のチャネルに接続されたデータ信号源を具え、上記の
    チャネルは実質的に最小位相特性の分散伝送チャネルで
    あり、この伝送チャネルは伝送されたデータ信号にシン
    ボル間干渉ならびに雑音および伝送設備の残りのチャネ
    ルの同様なデータ信号からの漏話を導入し、そしてデー
    タ受信機は上記のチャネルと差回路の第1入力の間に接
    続されたフィードフォアワードフィルタを含む決定帰還
    タイプの等化器、差回路の出力に接続されかつ伝送され
    たデータ信号から復元されたシンボル速度1/Tによっ
    て制御されたデータ信号再生器およびデータ信号再生器
    の出力と差回路の第2入力との間に接続された帰還フィ
    ルタを具えるものにおいて、 フィードフォアワードフィルタが実質的に 最小位相特性と、周波数f=1/((N+1)T)に近
    い周波数f_mに対して著しい最大値|W(f_m)|
    を有する振幅周波数特性|W(f)|とを有する低域通
    過フィルタセクションを具え、ここでNTは多数のN個
    の連続データシンボルに対応する帰還フィルタのメモリ
    スパンであり、この最大値|W(f_m)|は上記のチ
    ャネルのメモリスパンが大きくなりかつ数値Nが小さく
    なるにつれて大きくなり、そして振幅周波数特性|W(
    f)|がf_mを越える周波数で実質的にゆっくり減少
    すること、 を特徴とするシステム。 2、|W(f)|の最大値|W(f_m)|は周波数f
    =0に対する固定値W(O)から、データ信号源の出力
    とフィードフォアワードフィルタの出力との間の伝送セ
    クションの直線部分のインパルス応答の実効期間が(N
    +2)Tより小さいかあるいはそれに等しくなるまで増
    大する|W(f_m)|を有することによって決定され
    ることを特徴とする請求項1記載のシステム。 3、フィードフォアワードフィルタがほぼナイキスト周
    波数=1/(2T)までの周波数に対して実質的に一定
    である伝達特性を持つ第2低域通過フィルタセクション
    を具え、かつ振幅周波数特性が高い周波数に対して所定
    の傾斜で減少することを特徴とする請求項1もしくは2
    記載のシステム。 4、低域通過フィルタセクションが W(f)=W(O){1+j α(f/f_0)/1+
    j2β(f/f_0)−(f/f_0)^2}(9)の
    形の2次伝達関数W(f)を有し、ここでW(O)は実
    スケールファクタであり、f_0は|W(f)|の最大
    値|W(f_m)|の位置f_mに対して決定的であり
    、αは正でありかつこの最大値に対して実質的に決定的
    であり、βの値はほぼ0.5から0.8であることを特
    徴とする請求項1もしくは2記載のシステム。
JP63140649A 1987-06-09 1988-06-09 決定帰還等化を使用するデータ伝送システム Pending JPS63316935A (ja)

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