JPS63316370A - 回転ヘッド型ディジタル信号記録装置 - Google Patents

回転ヘッド型ディジタル信号記録装置

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JPS63316370A
JPS63316370A JP15223587A JP15223587A JPS63316370A JP S63316370 A JPS63316370 A JP S63316370A JP 15223587 A JP15223587 A JP 15223587A JP 15223587 A JP15223587 A JP 15223587A JP S63316370 A JPS63316370 A JP S63316370A
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JP
Japan
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data
ranging
recorded
recording
signal
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JP15223587A
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Kentaro Odaka
健太郎 小高
Ragadetsuku Rojiyaa
ロジャー・ラガデック
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタルオーディオ信号、ディジタルビ
デオ信号等のディジタル情報信号を記録する回転ヘッド
型ディジタル信号記録装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、回転ヘッドによりディジタル情報信号を記
録すると共に、ディジタル情報信号のサンプリング周波
数が異なっても、回転ヘッドの回転周波数が同一とされ
た′回転ヘッド型記録装置において、 回転ヘッドの回転周期と対応する所定時間を整数個の区
間に分割し、区間の各々のピーク値から所定ピット数で
定まる範囲のディジタル情報信号を伝送すると共に、ピ
ーク値を示す付加データが記録され、レンジングを良好
になしうると共に、レンジングのために必要な情報を既
存のデータ伝送形式と整合性をもって伝送することを可
能とするものである。
〔従来の技術〕
ディジタルオーディオ信号(PCM信号と称する)を一
対の回転ヘッドにより記録/再生する装置として、ディ
ジタルオーディオテープレコーダ(DATと称する。)
が実用化されている。 DATは、16ビツト直線量子
化を行う、コンシューマ向けのDATの性能をより向上
させ、放送局等での使用を考慮したプロ用の仕様とする
場合、ダイナミックレンジをより拡大することが考えら
れる。この場合、既存のコンシューマ用のDATとの互
換性がなるべく確保できることが好ましく、量子化ビッ
ト数を変更することは、データの伝送形式が既存のもの
と異なり好ましくない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
量子化ビット数自体を変更せずに、実質的にダイナミッ
クレンジを拡大できる方法として、レンジングと称され
る手法がある。レンジングは、ディジタル情報信号例え
ば32ビツトに量子化されたPCM信号の所定期間のピ
ーク値を検出し、このピーク値以下の所定期間のPCM
信号を16ビツトに変換するものである。このレンジン
グを行った場合には、16ビツトの量子化コード(レン
ジングデータ)の他に、ピーク値と対応する付加データ
(レンジング指数データと称される。)を伝送する必要
がある。
この発明の目的は、このレンジングのための付加データ
を記録するのに、既存のDATのデータ伝送形式(フォ
ーマット)との整合性を保つことができる回転ヘッド型
ディジタル信号記録装置を提供するものである。
〔問題点を解決、するための手段〕
この発明では、回転ヘッドによりディジタル情報信号を
記録すると共に、ディジタル情報信号のサンプリング周
波数が異なっても、回転ヘッドの回転周波数が同一とさ
れた回転ヘッド型記録装置において、 回転ヘッドの回転周期と対応する所定時間が整数個の区
間に分割され、区間の各々のピーク値から所定ビット数
で定まる範囲のディジタル情報信号が伝送されると共に
、ピーク値を示す付加データが記録される。
〔作用〕
回転ヘッドの周期は、サンプリング周波数が異なっても
、一定であるので、この周期が整数個の区間に分割され
た場合、区間の個数は、サンプリング周波数と無関係に
所定の数となる。従って、各区間で発生するレンジング
指数データの合計の数がサンプリング周波数と無関係に
なる。このレンジング指数データをPCM信号の他に記
録することが必要となる。また、DATでは、1回転の
時間に記録できるデータ量に対して、実際に記録される
PCM信号の量が少なく、記録領域内に空き領域がある
。この空き領域に上記のレンジング指数データが記録さ
れる。レンジング指数データの記録領域は、サンプリン
グ周波数が異なっても、所定のワード番号で規定される
。更に、レンジング指数データは、再生時に記録時と逆
の処理を行って、データを復元する上で重要なデータで
あるので、同一のレンジング指数データが二重記録され
る。この二重記録されたレンジング指数データは、イン
ターリーブ処理により、磁気テープ上で離れた位置に記
録されるので、エラーの影響が低減される。
〔実施例〕
以下、この発明を回転ヘッド型のディジタルテープレコ
ーダに適用した一実施例について図面を参照して説明す
る。この一実施例の説明は、下記の順序に従ってなされ
る。
a、DATの全体の構成 り、DATのデータ構成 c、DATのエラー訂正符号 d、レンジングについて e、レンジング指数データの記録 a、DATの全体の構成 第1図は、回転ヘッド式のディジタルテープレコーダ所
謂DATの全体の構成を示す、1は、直径が30mmで
200Orpmで回転されるドラムである。ドラム1に
180°の角間隔でもって一対の磁気ヘッド2A及び2
Bが取り付けられる。ドラム1の周面に90°の巻き付
は角で斜めに磁気テープ3(一点鎖線で示される)が巻
き付けられる。磁気テープ3は、テープカセットのり−
ルハブ4A及び4B間にかけわたされ、キャプスタン5
及びピンチローラ6により、8.15 (am/5ec
)の速度で走行される。
磁気ヘッド2A及び2Bが交互に磁気テープ3に摺接す
ることにより、第2図に示すように傾斜したトラック7
A及び7Bが磁気テープ3に形成される。磁気テープ3
のテープ幅Aは、3.81m−である、一方の回転ヘッ
ド2Aの磁気ギャップは、トラックと直交する方向に対
して+α傾けられ、他方の回転ヘッド2Bの磁気ギャッ
プは、トラックと直交する方向に対して−α傾けられて
いる。
(α−20°)とされている、この磁気へラド2A及び
2Bの磁気ギャップの角度は、夫々+アジマス及び−ア
ジマスと称される。
磁気ヘッド2A及び2Bは、ヘッド切り替えスイッチ8
により交互に選択され、記録/再生スイッチ9の端子r
からの記録信号が回転トランス(図示せず)を介して磁
気へラド2A及び2Bに供給され、磁気へラド2A及び
2Bの夫々の再生信号が回転トランス(図示せず)を介
して記録/再生スイッチ9の端子pに取り出される。
入力端子10からのアナログオーディオ信号がローパス
フィルタ11を介してA/Di換器12に供給され、(
サンプリング周波数: 4 B K11z。
44.1KIIZ又は32KHz、16ビツト直NIA
ft子化)でもってディジタルオーディオ信号に変換さ
れる。A/D変換器12からのディジタルオーディオ信
号が記録信号処理回路13に供給される。
記録信号処理回路13では、ディジタルオーディオ信号
のエラー訂正符号化及び後述するような記録データのフ
ォーマットへの変換が行われる。この場合、記録される
信号のプリエンファシスのオン/オフ、サンプリング周
波数、ii子化ビット数等を識別するID信号(PCM
−10)が付加される。また、記録される信号のプログ
ラムナンバー、タイムコード等のサブコード及びサブコ
ードのためのID信号(サブコード[D)がサブコード
エンコーダ(図示せず)により形成され、端子14から
記録信号処理回路13に供給される。
記録信号処理回路13からは、lトラック分ずつのシリ
アルの記録データが磁気へラド2A及び2Bの回転と同
期して発生する。記録データが記録アンプ15及び記録
/再生スイッチ9の端子rを通じてヘッド切り替えスイ
ッチ8に供給される。
ヘッド切り替えスイッチ8によって、記録データが磁気
ヘッド2A及び2Bに交互に供給される。
磁気へラド2A及び2Bにより再生された信号は、ヘッ
ド切り替えスイッチ8と記録/再生スイッチ9の端子p
とを通じて再生アンプ16に供給される。再生アンプ1
6の出力信号がPLL17に供給され、PLL17にお
いて、再生信号と同期したクロックが抽出される。再生
信号は、再生信号処理回路18において、エラー訂正、
補間等の処理を受け、再生ディジタルオーディオ信号が
D/A変換器19に供給される。D/A変換器19から
の再生オーディオ信号がローパスフィルタ20を介して
出力端子21に取り出される。これと共に、再生信号処
理回路18では、サブコード及びサブコードIDが分離
され、出力端子22に取り出される。出力端子22には
、サブコードデコーダが接続され、制御用のデータ等が
サブコードから形成される。
ヘッド切り替えスイッチ8及び記録/再生切り賛えスイ
ッチ9を制御するための制御信号は、タイミング制御回
路23により形成゛される。また、タイミング制御回路
23は、記録信号処理回路13及び再往信号処理回路1
8の夫々が必要とするクロック信号、タイミング信号を
発生する。
b、ディジタルテープレコーダのデータ構成一本のトラ
ックに記録されるデータの全体が1セグメントと称され
る。第3図Aは、一方の回転ヘッドにより記録されるl
セグメントのデータの構成を示す、記録データの単位量
を1ブロツクとする時に、1セグメントには、196ブ
ロツクの(7500μsec )のデータが含まれる。
トラックの端部に相当するlセグメントの両端部の夫々
にマージン(11ブロツク)が設けられる。このマージ
ンの夫々に隣接してサブコードl及びサブコード2が記
録きれる。この2つのサブコードは、同一のデータであ
って、二重記録がなされている。
サブコードは、プログラムナンバー、タイムコードであ
る。サブコードの8ブロツクの記録領域の両側にPLL
のラン・イン区間(2ブロツク)及びポスト・アンプル
区間(1ブロツク)が配されている。
また、データの記録がなされないインター・ブロック・
ギャップが設けられ、3ブロツクのインター・ブロック
・ギャップに挟まれ、AT”F用のパイロット信号が5
ブロツクにわたって記録されている。lセグメントの中
央部の130ブロツクの長さの領域内で、2ブロツクの
PLLのラン・イン区間を除く128ブロツクの長さの
領域に記録処理がなされたPCM信号が記録される。こ
のPCM信号は、回転ヘッドが2回転する時間のオーデ
ィオ信号と対応するデータである。
このPCM信号は、L(左)チャンネル及びR(右)チ
ャンネルからなる2チャンネルステレオPCM信号及び
エラー検出/訂正符号のパリティデータからなる。第3
図Aに示される1セグメントが磁気へラド2Aにより記
録/再生される場合、PCM信号記録領域の左側の半部
には、データ■、eが記録され、その右側の半部には、
データR。
が記録される。データLeは、Lチャンネルの偶数番目
のデータ及びこのデータ・に関してのパリティケータか
らなり、データROは、Rチャンネルの奇数番目のデー
タ及びこのデータに関してのパリティデータからなる。
奇数番及び偶数番は、インターリーブブロックの最初か
ら数えた順番である。
他方の磁気ヘッドにより形成されるトラックには、上述
の一方のトラックと同一の構成で1セグメントのデータ
が記録される。この他方のトラックの1セグメントのデ
ータ中のデータ区間には、その左側の半部にデータRe
が記録され、その右側の半部にデータLoが記録される
。データReは、Rチャンネルの偶数番目のデータ及び
このデータに関してのパリティデータからなる。データ
Loは、Lチャンネルの奇数番目のデータ及びこのデー
タに関してのパリティデータからなる。このように、各
チャンネルの偶数番目のデータ及び奇数番目のデータを
隣接する2本のトラックに分けて記録すると共に、同一
のトラックにLチャンネル及びRチャンネルのデータを
記録するのは、ドロップアウト等により、同一のチャン
ネルの連続するデータが誤ることを防止するためである
第3図Bは、PCM信号の1ブロツクのデータ構成を示
す、1ブロツクの先頭に8ビツト(1シンボル)のブロ
ック同期信号が付加され、次に8ビツトのPCM−I 
Dが付加される。PCM−IDの次に、ブロックアドレ
スが付加される。このPCM−ID及びブロックアドレ
スの2シンボル(wl及びW2)に関して、単純パリテ
ィのエラー訂正符号化の処理が行われ、8ビツトのパリ
ティがブロックアドレスの次に付加される。ブロックア
ドレスは、第3図りに示すように、最上位ビット(MS
B)を除く7ビツトにより構成され、この最上位ビット
が“0゛とされることにより、PCMブロックであるこ
とが示される。
7ビツトのブロックアドレスが(00)〜(7F)(1
6進表示)と順次変化する。ブロックアドレスの下位3
ビツトが(000)(010)(100)(110)の
各ブロックに記録されるPCM−I Dが定められてい
る。ブロックアドレスの下位3ビツトが(001)(0
11)(101)(111)の各ブロックアドレスは、
PCM−IDのオプショナルコードが記録可能とされて
いる。PCM−ID中には、夫々が2ビツトのID1〜
IDBと4ビツトのフレームアドレスが含まれる。ID
I〜ID7は、夫々識別情報が定義されている。32個
のIDBにより、パックが構成される0例えば、101
は、フォーマットIDであり、オーディオ用か他の用途
かがIDIにより識別され、[02により、プリエンフ
ァシスのオン/オフとプリエンファシスの特性が識別さ
れ、ID3により、サンプリング周波数が識別される。
上述のIDI〜ID7とフレームアドレスは、インター
リーブペアのセグメントで同一のデータとされる。
第3図Cは、サブコードの1ブロツクのデータ構成を示
す、前述のPCMブロックと同様のデータ構成とされる
。第3図已に示すように、サブコードブロックのシンボ
ルW2の最上位ビットが“I IIとされ、サブコード
ブロックであることが示される。このシンボルW2の下
位4ビツトがブロックアドレスとされ、シンボルW1の
8ビツトとシンボルW2中のMSB及びブロックアドレ
スを除く3ビツトとがサブコード■Dとされている。
サブコードブロックの2シンボル(Wl及びW2)に関
して、単純パリティのエラー訂正符号化の処理が行われ
、8ビツトのパリティが付加される。
サブコードIDは、ブロックアドレスの偶数番目(ブロ
ックアドレスのLSB(a下位ビット)が“0”)に記
録されるものと、その奇数番目(ブロックアドレスのL
SBが“1″)に記録されるものとで異なるデータとさ
れている。サブコードIDには、再生方法を指定するコ
ントロールID、タイムコード等が含まれている。サブ
コードデータは、PCMデータと同様にリード・ソロモ
ン符号によるエラー訂正符号の処理を受けている。
C,ディジタルテープレコーダのエラー訂正符号1セグ
メントに記録される128ブロツクのデータごとにエラ
ー検出/訂正符号の処理がなされている。第4図Aは、
一方の磁気へラド2Aにより記録されるデータの符号構
成を示し、第4図Bは、他方の磁気ヘッド2Bにより記
録されるデータの符号構成を示す、量子化ビット数が1
6ビツトのPCM信号は、上位の8ビツト及び下位の8
ビツトに分けられ、8ビツトを1シンボルとしてエラー
検出/訂正符号の符号化がなされる。
1セグメントには、サンプリング周波数が48.1に七
の場合には、(128X32−4096シンボル)のデ
ータが記録される。第4図Aに示すように、(LO,L
2.  ・・・L143B)のシンボルからなるLチャ
ンネルの偶数番目のデータLeと、(R1,R3,・・
・R1439)のRチャンネルの奇数番目のデータRo
とからなるデータの2次元配列の垂直方向及び水平方向
の夫々に関してエラー検出符号C1及びエラー訂正符号
C2の符号化がなされる。垂直方向の28個のシンボル
には、(32,28,5)リード・ソロモン符号を用い
たC1符号の符号化がなされる。このC1符号の4シン
ボルのパリティデータPが2次元配列の最後の位置に配
される。また、水平方向の52個のシンボルに対して(
32,26,7)リード・ソロモン符号を用いたC2符
号の符号化がなされる。
このC2符号は、52シンボルの2シンボル毎の26シ
ンボルに対してなされ、1つの符号系列に関して6個の
シンボルからなるパリティデータQが発生する。C2符
号の計12個のシンボルからなるパリティデータQが2
次元配列の中央部に配される。水平方向に位置する他の
52個のI)CMデータのシンボルに関しても同様の0
2符号の符号化がなされ、そのパリティデータQが中央
部に配される。
第4図Bに示される符号構成は、第4図Aの符号構成の
中のLチャンネルの偶数番目のPCM信号をRチャンネ
ルの偶数番目のPCM信号(RO。
R2,・・・R143B)によって置き換え、Rチャン
ネルの奇数番目のPCM信号をLチャンネルの奇数番目
のPCM信号(Ll、L3.  ・・・L1439)・
によって置き換えた符号構成である。
これらの符号構成における垂直方向に並ぶ32シンボル
に対して、第3図B社示すように、同期信号、PCM−
10,ブロックアドレス及びパリティが付加されること
によって、1個のPCMブロックが構成される。
d、レンジングについて 上述のDATの構成及びデータフォーマットは、コンシ
ェーマ用及びプロ用での間で差異がない。
プロ用の場合には、ダイナミックレンジの拡大のために
、レンジングの処理がなされる。
第5図に示すように、記録時には、入力端子lOからの
オーディオ信号がローパスフィルタ31を介して32ビ
ツトのA/D変換器32に供給される、このA/D変換
器32の出力信号(31ビツト)がバッファメモリ33
に供給される。バッファメモリ33に格納されているP
CM信号が読み出され、ピークレベル検出回路34に(
Allれ、所定期間内のPCM信号のピークレベルが検
出される。
この例では、回転ヘッド2A、2B(回転ドラム1)の
回転周期(30ms)を15分割した期間(2瓢)毎に
ピークレベルの検出がされる。検出されたピークレベル
がレンジング指数決定回路35に供給される。レンジン
グ指数決定回路35は、検出されたピークレベルに応じ
たレンジング指数データを形成するもので、ROMによ
り構成されている。
レンジング指数決定回路35で求められたレンジング指
数がビットシフト回路36に対して、制御信号として供
給される。このビットシフト回路36には、バッファメ
モリ33がらのオーディオデータが供給される。ビット
シフト回路36は、レンジング指数に応じたビット数、
PCM信号をシフトする。このビットシフト回路36か
らは、16ビツトに変換されたオーディオデータ(レン
ジングデータ)が発生する。また、レンジング指数決定
回路35からは、4ビツトのレンジング指数データが発
生する。これらの16ビツトのデータ及び4ビツトのレ
ンジング指数データが記録信号処理回路13に供給され
、上述のように、記録信1号フメ・−マットに変換され
る。
第6図は、第5図に示すレンジングエンコーダに対する
レンジングデコーダである。1Bで示す再生信号処理回
路から16ビツトのレンジングデータと4ビツトのレン
ジング指数データとが発生する。レンジングデータは、
′ビットシフト回路41に供給され、レンジング指数デ
ータは、チェック回路42に供給される。チェック回路
42は、二重記録されているレンジング指数データを照
合法により、誤りがないかどうかを検査する回路である
チェック回路42により、誤りの有無が検査されたレン
ジング指数データがビットシフト回路41に供給され、
レンジングエンコーダとは逆のビットシフトの処理がビ
ットシフト回路41においてなされる。ビットシフト回
路41から得られた31ビツトのPCM信号がD/A変
換器43に供給され、アナログオーディオ信号に変換さ
れる。
D/A変換器43には、ローパスフィルタ44が接続さ
れ、このローパスフィルタ44の出力端子21に、アナ
ログ再生オーディオ信号が取り出される。
レンジングの処理について、更に、第7図を参照して説
明する。第7図は、レンジング指数データと、入力の最
大値と、ビットシフト回路36のビットシフト動作と、
レンジング処理後の16ビツトのデータ即ち、レンジン
グデータの正のピーク値及び負のピーク値の関係を示し
ている。第7図におけるデータは、16進法で表された
ものである。
一例として、A/D変換器32からの31ビツトの人力
データの正、負のピーク値が(7FFFFFFF)、 
 (80000000)(最初のビットがMSB)の場
合では、レンジング指数データが(0)とされる、この
時には、ビットシフト回路36では、ビットシフト動作
がされず、レンジングデータは、(7FFF)、(80
00)とされる、他の例として、A/D変換器32から
の31ビツトの入力データの正、負のピーク値が(03
FFF、FFF)、(FCOOOOOO)(最初のビッ
トがMSB)の場合では、レンジング指数データが(5
)とされる、この時には、ビットシフト回路36では、
5ピツトシフトの動作がされ、レンジングデータは、(
7FFF)、  (8000)とされる。
e、レンジング指数データの記録 上述のレンジング処理を行う時には、オーディオデータ
の他に、レンジング指数データの記録が必要である。レ
ンジング指数データが誤りとなると、再生データが元の
データと掛は離れたものとなるので、レンジング指数デ
ータは、重要なデータである。また、レンジング指数デ
ータを記録する時には、コンシューマ用のDATとの互
換性(コンシューマ用のDATで記録したものをプロ用
DATで再生できる)ことが望まれる。
これらの点を考慮した記録フォーマットについて以下に
説明する。前述のように、回転ドラム1の1回転周期を
15個の区間に区切り、各区間毎にレンジング処理を行
っている。この各区間に含まれるオーディオデータは、
異なるサンプリング周波数Fsが(F s =48 k
)[z、  44. 1 kJIz。
32k)[z)の各々に関して、第8図に示すものとな
る。
(Fs−48,1kHz)の時では、各チャンネルの(
LO〜L1439)及び(RO〜R1439)の144
0ワードが一回転周期に含まれる。従って、15個の各
区間には、各々96ワードが含まれる。
(F s−44,1kHz)の時では、各チャンネルの
(LO〜L1322)及び(RO〜R1322)の13
23ワードが一回転周期に含まれる。従って、15個の
各区間には、88ワード又は89ワードが含まれる。第
8図において、*のマークを付した3個の区間が89ワ
ードが含まれる区間である。
(Fs−32kHz)の時では、各チャンネルの(LO
〜L 959)及び(RO−R959)の960ワード
が一回転周期に含まれる。従って、15個の各区間には
、各々64ワードが含まれる。
第4図から分るように、1セグメントに記録されるデー
タのエラー訂正符号のパリティを除く、デτり量は、(
52X28X%−1456ワード)である、このワード
数は、上述の1回転周期当たりのワード数より多く、記
録フォーマットにおいて、空き領域ができる。この空き
領域にレンジング指数データが挿入される。
第9図は、1セグメント(1回転周tlA)当たりで記
録可能なワード数に対するデータの割り当ての方法を示
す。
第9図における縦軸が(0〜1455)迄のワード番号
を示す、(Fs=48.1kHz)の場合には、(O〜
1439)の1440ワードがPCMオーディオデータ
となる。(Fs=44.1kl(z)の場合には、(0
〜1323)の1324ワードがPCMオーディオデー
タとなる。(Fs=32kl仕)の場合には、(0〜9
59)の960ワードがPCMオーディオデータとなる
。従って、サンプリング周波数が違っても、レンジング
指数データの位置が一定となるように、(1440〜1
447)の領域がレンジング指数データに割り当てられ
る。
(Fs−44,1にセ)の場合には、ワード番号の(1
323〜1430)の領域がCD(コンバク・トディス
ク)のサブコード(R−Wチャンネル)の領域とされ、
ワード番号の(1431〜1439)の領域が全て“0
“データの領域(空き領域)とされる。
(Fs=32kHz)の場合には、ワード番号の(96
0〜1439)の領域が全て“0”データの領域(空き
領域)とされる。
残りのワード番号(1448〜1455)の領域の中で
、R1454及びR1455の2ワードがIDワードと
される。この2ワードは、互いに同一のデータであって
、所謂二重記録されたものである。IDワードが(00
00000000000000)の場合、即ち、全て“
0”のデータの場合には、ワード番号(1323〜14
30)がデータ無し或いはC’Dサブコードを意祿し、
また、ワード番号(1440〜1447)がデータ無し
或いはレンジング指数データを意味している。IDコー
ドが上記の全て°0”のデータ以外の時には、単に上記
のワード番号で規定される領域が空き領域であることを
意味する。
ワード番号(1440−144I!−)として、レンジ
ング指数デー、夕を記録する時のフォーマットを第1O
図に示す、第10図Aは、Lチャンネルとして記録され
るデータのフォーマットであり、第1O図Bは、Rチャ
ンネルとして記録されるデータのフォーマットである0
両者は、同一であるので、Lチャンネル(第10図A)
について説明する。
ワードL 1440〜L 1447の8ワードの各々が
4ビツト毎に区切られる。 L E−0−L E−15
が各々4ビツトデータを示している。連続する2ワード
例えばL 1440及びL 1441は、互いに同一の
データ即ち、二重記録されたデータである。従って、第
10図Aでは、これらの連続する2ワードの4ビツトデ
ータの内容が同一のものとして示されている。
連続する2ワードは、奇数番目及び偶数番目のワ−ドで
あり、前述のように、別々のトラックに記録されるもの
となる。従って、記録/再生の過程でエラーの影響を受
けに(いものとなる。
16個の4ビットデータLE−0〜L E−15の中で
、LE−0がレンジングIDコードである。他の4ビツ
トデータL E −1−L E−15がLチャンネルに
関するレンジングデータである。1〜15の数字は、レ
ンジング間隔(第8図参照)を示している。レンジング
IDコードLE−0は、レンジング処理がされたか否か
を表している。即ち、このし7ジ7グID:r−FLE
−0が(0000)17)場合には、レンジング処理が
されていないことを意味し、これが(0001)の場合
には、レンジング処理がされていることを意味する。
〔発明の効果] この発明によれば、既存のコンシューマ用のDATに比
して、よりダイナミックレンジが拡大されたプロ用のD
ATをレンジング処理により実現する場合、レンジング
処理に必要な付加データを既存のD A ’r”のデー
タ伝送フォーマットと整合のあるフォーマットで記録す
ることができる。従って、コンシューマ用のDATで記
録されたデータをこの発明が通用されたDATにより、
再生することができる互換性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を通用することができる回転ヘッド型
のディジクルチープレゴーダの全体の構成を示すブロッ
ク図、第2図はディジタルテープレコーダのテープフォ
ーマットを示す路線図、第3図体ディジタルテープレコ
ーダのトラックフォーマット及びブロックフォーマット
の説明に用いる路線図、第4図はディジタルテープレコ
ーダのエラー訂正符号の説明に用いる路線図、第5図は
レンジングエンコーダの一例のブロック図、第6図はレ
ンジングデコーダの一例のブロック図、第7図及び第8
図はレンジング処理の説明のための路線図、第9図及び
第10図はレンジング指数データの記録フォーマットの
説明のための路線図である。 図面における主要な符号の説明 lニドラム、2A、2B:磁気ヘッド、3:磁気テープ
、13:記録信号処理回路、18:再生信号処理回路、
34:バッファメモリ、35:レンジング指数決定回路
、36:ビットシフト回路、42:チェック回路。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 第2図 Lンジングエンコータ“ 第5図 Lンジシグデ°コーダ 第6図 レンジング         入力の最大値指数データ +ピーク   −ビーク              
  +ビーク −ビーク0(2・ )  π汗汗汗−a
■■刀−−→シフトせず     7日干   a刀1
(2−’)   3FFFFFFP−C00OOOOO
−=lL’ッ)シフ)    7FFF    800
02(2−”)   IFFFFFFF−EOODOO
OO−−=2ヒフ)シフ)    7FFF    F
Em3(2−”)   0FFFFFFF−FOOOO
OOO−−=3ヒフ)シフ)    7FFF    
80004(2−’)   O’)η甲H重−同叩(1
)■−−−4ビツトシフト   7FFl    帥(
1)5(2−’)   (MFFFW−FD)0000
0−  −=5ヒフ)シフ)    7FFF    
80006(2−’)   0IFFFFFF−FEO
OOOOO−−→6ヒyトシ7)    7FFF  
  80007(2−’)   0OFFFFFF  
  FPOOQ)00−  −=7ヒン)シフ)   
 7FFF    80008  (2−” )Off
lFFFFP−圧部(1)(1)−−→8ビットシフト
   τ汗   お刀9(2−’)   0Q3FFF
FF−FFQ)0000−   −9ヒン)シフ)  
  1&W    8ooOA (2”つ  Q)IF
FFFF−圧W■(1)−−−10ヒン)シフ)   
τFF8000B (2−’リ  ω「FF−圧印■(
1)−−→11ビットシフト  7FFF    (資
)圓C(2−’ワ  (1)田圧汗−圧印ω(ト)−−
→12ビットシフト  7FFF    (資)■D 
(2−’リ  ω■汗汗−汗にω刀−−→13ビットシ
フト  7FFPII)刀E (2−”)   0OO
IFFFF−FFFEOOOO−=14 ヒ−t ) 
シフ )   τFP8[X)OF (2−1S)  
 0IX)GFFFF−FFFF■00−  −=15
と7)シフ)   7FFF    8o00第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転ヘッドによりディジタル情報信号を記録すると共に
    、上記ディジタル情報信号のサンプリング周波数が異な
    っても、上記回転ヘッドの回転周波数が同一とされた回
    転ヘッド型ディジタル信号記録装置において、 上記回転ヘッドの回転周期と対応する所定時間を整数個
    の区間に分割し、上記区間の各々のピーク値から所定ビ
    ット数で定まる範囲の上記ディジタル情報信号を伝送す
    ると共に、上記ピーク値を示す付加データを記録するこ
    とを特徴とする回転ヘッド型ディジタル信号記録装置。
JP15223587A 1987-06-18 1987-06-18 回転ヘッド型ディジタル信号記録装置 Pending JPS63316370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15223587A JPS63316370A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 回転ヘッド型ディジタル信号記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15223587A JPS63316370A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 回転ヘッド型ディジタル信号記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63316370A true JPS63316370A (ja) 1988-12-23

Family

ID=15536040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15223587A Pending JPS63316370A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 回転ヘッド型ディジタル信号記録装置

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JP (1) JPS63316370A (ja)

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