JPS63315782A

JPS63315782A - 車両用アクチュエ−タ

Info

Publication number: JPS63315782A
Application number: JP62149707A
Authority: JP
Inventors: 高橋　昭良
Original assignee: Jeco Corp
Current assignee: Jeco Corp
Priority date: 1987-06-16
Filing date: 1987-06-16
Publication date: 1988-12-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［産業上の利用分野ｌ車両用アクユエータであり主に電動式ドアロツクアクチ
ュエータを利用分野とするが、ワイヤーと直結し電動式
トランクオープナ−やフェールリッドオープナ−として
も利用できる。（弁明が解決しようとする問題点］従来はアクチュエータの駆動方法として双極ソレノイド
と直流モータに大別できるる。そして共通した問題点と
して電動式アクチュエータを例どした場合ロックとアン
ロックの作動を上記アクチュエータに流す電流の向きを
切替えて行う。従って操作スイッチの構造が複雑に成る
か、タイマー或いはコントローラの出力段に電流反転回
路が必要となりコスト高となっている。また双極ソレノイド方式の場合、応答速度が甲過ぎ作動
時大きな衝撃音を伴うという欠点がある。一方モータ方
式の場合はラックピニオンによる単純な機構とギヤーに
よる減速１機構を用いた方式に２分できる。このうちラ
ックピニオン方式はモータ回転数を減速できないためア
クチュエータの作動力を確保するのにモータ体格が大き
くなってしまい、更に作動時間を長くすることもできな
いので双極ソレノイドの場合と同様、大きな衝撃音を伴
う欠点がある。また、最も普及の高い、各種ギヤーによる減速機構を用
いた方式は減速比を大きくとることでモータ体格を小さ
く、しかも作動時間を容易に長くすることが可能なため
衝撃音を大巾に軽減できる。しかし手動により、ドアロ
ックノブ或いはドアの取手による、施錠や解鍵を行う場
合、アクチュエータを逆作動させることになるため、減
速比に相反し操作力が車く、時にはこれらの手動操作が
できなくなってしまうという重大な欠点がある。この欠点を回避すべく様々なりラッチ門構やバネ圧を利
用した回避門構が不可欠であり、構造の複雑化と前記電
流反転構造によりコスト高の欠点がある。［問題点を解決する為の手段１一方向回転のモータの出力軸に係合された減速歯車の出
力段のクランク歯車に同芯で略円弧状に設けた溝を貫通
溝として、この溝の円周上の外壁と内壁の略中央で一定
の間隔を保ち隣接し、モータの一方の端子と接続され相
対してベースに埋設された摺動接点板から成り第１のリ
ンクの一方の先端に設けた接点により、駆動ピンがクラ
ンク歯車の貫通溝の範囲に位置した時、前記の相対する
摺動接点板が電気的に導通状態となりモータが作動し、
駆動ピンが両摺動接点板が導通しえない所定の位置に達
した時停止することで単純な操作回路で、且つコストの
安価なアクチュエータを提供する。（実　施　例］本発明の詳細を実施例について説明する。第１図に於いて、モータ（１）の軸（１ａ）に設けられ
たギヤー（２）に噛合づ−るクランク歯車（４）が設け
られている。クランク歯車（４）の回転軸（１５）は本
体シャーシ（図示せず）に取り付けられている。またモ
ータ軸（１ａ）には軸受（３）が設けられている。クランク歯車（４）に設けた貫通溝（４ａ）は、駆動ピ
ン（５ａ）が溝を介して矢印へ方向または矢印Ｂ方向へ
の移動可能にするため第１リンク（５）に設けられてい
る。また第１リンク（５）とクランク歯車（４）の下面には
、摺動接点板（９ａ）と（９ｂ）が設けられており第１
リンク（５）の駆動ピン（５ａ）に設けられた第４図に
示す接点板（９Ｃ）により、モータ（１）の動作を可能
にするために設けられた。第１図にて第１リンク（５）と第２リンク（６）の係合
部には連結ピン（５ｂ）が設けられ、この連結ピン（５
ｂ）に摺動接点（７）が取り付けられており、矢印Ｃ方
向または矢印り方向に移動すると同様に移動する。また
第２リンク（６）の係合部には長孔（６ａ）が設けられ
てＪ３つ、連結ピン（５ｂ）が自由に移動できる。連結ピン（５ｂ）の下側にはスライドガイド長孔（１０
）が設けられている。第１リンク（５）の略往復運動をスライドガイド長孔（
１０）により、直線的な往復運動にかえられる。第２リンク（６）の上端には手動で矢印Ｃ方向または矢
印り方向へ移動できるように摘子（１７）が取付かれて
いる。摘子（１７）が矢印Ｃ方向へ移動する場合はロッ
クまた矢印り方向へ移動する場合はアンロックと言う、
即ちロックは白初車のドアが開かない状態を言いアンロ
ックはイの逆を言う。また第２リンク（６）の中間部に
突起（６ｂ）がありアンロックを検知するために設けら
れた。第２図は本実施例の簡易型作動回路図を示づ。第３図（ａ）、（ｂ）は本発明のクランク歯車（４）の
実施例を示す図である。貫通溝（４ａ）が設けてありる
。第４図（ａ）、（ｂ）は本発明のベース（９）に設けた
摺動接点板（９ａ）、（’９ｂ）と接点（９Ｃ）との導
通状態を示す断面図である。第５図には本発明のリンクの係合間係を示す。スライドガイド長孔の案内により第１リンク（５）の略
往復運動が第２リンク（６）では直線的な往復運動に変
えられる。第１図はロック状態を示しており、摺動接点板（８ａ＞
、（８ｃ）は第１リンク（５）に取り付けられた接点板
（７）によって導通状態にある。一方摺動接点板（８ａ）、（８ｂ）は接点板（７）が摺
動接点板（８ｂ）に達していないため、摺動接点板（８
ａ）、（８ｂ）は不導通状態となっている。即ち、第２
図に示すロックスイッチ（２ｏ）を操作してもモータは
不感応のままで誤操作に反応しない。しかし、アンロッ
クスイッチ（２１）を操作するとモータ（１）は起動し
、クランク歯車（４）が第１図に示す矢印方向へ方向に
回転し、クランク歯車（４）の貫通’７１４　（４ａ　
）の端部で第１のリンク（５）に取り付けられた駆動ピ
ン（５ａ）が押し廻され、第１リンク（５）に取り付け
られた連結ピン（５ｂ）に係合した第２リンク（６）も
押し出される。この時クランク歯車（４）の裏側に配置
された摺動接点板（９ａ＞、（９ｂ）は第４図（ｂ）に
示す駆動ピン（５ａ）の先端に取り付けられた接点板（
９Ｃ）が摺動接点板（９ａ）の切欠き（９ｄ）を通過し
た所で摺動板（９ａ）と（９ｂ）が導通状態となる。即
ち第２図に示したスイッチ（２２）がＯＮとなるため、
この時点で（２３）または（２１）のスイッチをＯＦＦ
状態にしてもモータ（１）は回転を続ける。そして、第
１図に示したクランク歯車（４）により第１リンク（５
）の駆動ピン（５ａ）を矢印へ方向に約１８０度回転し
た摺動接点板（９ｂ）の端（９ｅ）を通過した時点で導
通が切れる、同時に第１リンクの連絡ピン（５ｂ）が第
２リンク（６）の長孔（６ａ）の上端（６ａ”）を矢印
り方向へ移動させてモータ（１）は停止する。次ぎに前記に記載した状態からロック操作のため第２リ
ンク（６）の摘了（１７）を手動で押込んだ場合第６図
（ａ）に示す第２リンクと第１リンクの係合部にて、連
結ピン（５ｂ）が、スライドガイド長孔（１０）の上端
（１０−）から中間の位置まで移動する。このとき第７
図に示す駆動ピン（５ａ）は、矢印へ方向へ移動する、
このとき摺動接点板（９ａ）、（９ｂ）は接点（９Ｃ）
により導通しモータ（１）が駆動しクランク歯車（４）
を矢印へ方向へ回転させ、第１リンク（５）をクランク
歯車（４）が接触して更に矢印へ方向へ約１８０度回転
した間車て、駆動ピン（５ａ）が接点（９ａ）の切り欠
け（９ｄ）の位置に達して駆動ピン（５ａ）の接点（９
Ｃ）と摺動接点板（９ａ）、（９ｂ）の導通が切れモー
タ（１）の回転が停止する。一方係合部は第６図（ｂ）に示す連結ピン（５ｂ）がス
ライドガイド長孔（１０）の下端（１０−一）に位置す
る。電源が加わっていない状態での手動操作では第１図に示
すロック状態からアンロック状態に第２リンク（６）を
引き上けた場合、第８図（ａ）に示す連結ピン（５ｂ）
は第２リンク（６）の長孔（６ａ）の下端（６ａ−−）
に係合したまま矢印り方向へ移しノし、アンロックした
時結合ピン（５ｂ）はスライドガイド長孔（１０）の中
間に位置する。第１図に示す連結ピン（５ｂ）はクランク歯車（４）の
貫通溝（４ａ）に沿って９０度分矢印八へ向に移動され
た位１！？（５ｃ）で停止する。この状態からロック操作した場合、第８図（ｂ）に示を
連結ピン（５ｂ）はそのままで停止している。この状態
は活動抵抗の少ない第１リンク（５）と第２リンク（６
）の係合部で長孔（６ａ）を自由に移動できるので、摺
動するため小さな操作力で操作できる。第２のリンク（６）に設けた突起（６ｂ）は、第２のリ
ンク（６）が矢印り方向に移動した時に検知スイッチ（
１２）がＯＮ、矢印Ｃ方向に移動した時に検知スイッチ
（１２）がＯＦＦ、になるスイッチ機構を備えた。

【発明の効果】

クランク歯車の定位置停止スイッチを備えることにより
モータの一方向回転動作を可能とし、操作スイッチの簡
略化とタイマーが不要で且つ操作回路の単純化による低
コスト化が可能となった。更に二つのリンクを遊び係合
させることで手動による繰り返し操作力の軽減が達成で
きた。さらに伯の利用分野として、ワイヤーと直結し電
動式トランクオープナ−やフェールリッドオーブナ−と
しても利用でき、同様の効果が有る。

【図面の簡単な説明】

第１図、第７図は本光明の門構図、第２図は回路図、第
３図（ａ）はクランク歯車、（ｂ）はＡ−Ａ断面図、第
４図（ａ）はｔＦＩＪｔ接点板、（ｂ）は摺動接点とク
ランク歯車の断面図、第５〜６図、第８図は第１と第２
リンクの係合部の断面図。１・・・モータ、４・・・クランク歯車、４ａ・・・貫
通溝、４Ｃ・・・溝外壁、４ｄ・・・溝内壁、５・・・
第１リンク、５ａ・・・駆動ピン、５ｂ・・・連結ピン
、６・・・第２リンク、６ａ・・・長孔、６ｂ・・・突
起、７・・・接点板、８ａ・・・摺動接点板、８ｂ・・
・摺動接点板、８Ｃ・・・摺動接点板、９・・・ベース
、９ａ・・・活動接点板、９ｂ・・・摺動接点板、９Ｃ
・・・接点、１０・・・スライドガイド長孔、１２・・
・検知スイッチ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）モータの出力軸に係合された減速歯車の出力段のクランク歯車に同芯で略円弧状に設けた貫
通溝を設け、この貫通溝内に挿入された駆動ピンを持つ
第１リンクに設けてあり、また上記クランク歯車に相対
してベースに設けた一対の摺動接点板から成り、上記駆
動ピンの先端に設けた接点が一対の摺動接点板上に位置
した時、この一対摺動接点板が電気的に導通状態となっ
てりモータが作動し、駆動ピンの接点がクランク歯車の
回転により上記一対の両摺動接点板から離れ導通しえな
い所定の位置に達した時、上記モータが停止することを
特徴とする車両用アクチュエータ。
（２）モータで回転されたクランク歯車の回転運動を第
２のリンクの略長手方向の往復運動に変換し、第１のリ
ンクの他端に付設された接点板と取り付けベースに埋設
されたモータの一方の端子と接続された長い摺動接点板
と、且つ長手方向に段違いでベースに埋設された２枚の
摺動接点板から各々操作スイッチに対応し接続されて成
るリンクの定位置停止スイッチを備えた特許登録請求の
範囲第（１）項記載の車両用アクチュエータ。
（３）クランク歯車に係合し略往復運動する第１のリン
クのストロークは第２のリンクの約２倍のストロークと
を持つて係合させた、特許登録請求の範囲第（１）項記
載の車両用アクチュエータ。
（４）第２のリンクに設けた突起により、第２のリンク
が前進した時メイクし、第２のリンクが後退した時ブレ
ークするスイッチ機構を備えた特許登録請求の範囲第（
１）項記載の車両用アクチュエータ。