JPS63315542A - 光フアイバの製造方法 - Google Patents
光フアイバの製造方法Info
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- JPS63315542A JPS63315542A JP62148112A JP14811287A JPS63315542A JP S63315542 A JPS63315542 A JP S63315542A JP 62148112 A JP62148112 A JP 62148112A JP 14811287 A JP14811287 A JP 14811287A JP S63315542 A JPS63315542 A JP S63315542A
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は元ファイバの製造方法、特に元ファイバに樹脂
を被つする方法の改良て関するものである。
を被つする方法の改良て関するものである。
ガラス元ファイバはガラス母材から線引きされたままで
は細径で機械的強度も小さいため、一般には線引き工程
においてその外周に被覆を施こして元ファイバ素線とす
る。第1図に元ファイバ素線1の一例の断面構造を示す
が、コアとクラッドを有してなるガラスファイバ2を中
心としてその外周に緩衝被積層3と保護被積層4が設け
られている。該緩衝被積層6は一次コートを兼ねると同
時にクッション効果を奏するもので、弾性率1鴎−1以
下といった比較的軟質な樹脂からなり、保護被覆層4は
殻としてファイバに高い機械的強度を付与し、元伝送損
失増加を抑える効果を奏するもので、弾性率10kP/
、、”以上といった比較的硬質な樹脂が用いられる。
は細径で機械的強度も小さいため、一般には線引き工程
においてその外周に被覆を施こして元ファイバ素線とす
る。第1図に元ファイバ素線1の一例の断面構造を示す
が、コアとクラッドを有してなるガラスファイバ2を中
心としてその外周に緩衝被積層3と保護被積層4が設け
られている。該緩衝被積層6は一次コートを兼ねると同
時にクッション効果を奏するもので、弾性率1鴎−1以
下といった比較的軟質な樹脂からなり、保護被覆層4は
殻としてファイバに高い機械的強度を付与し、元伝送損
失増加を抑える効果を奏するもので、弾性率10kP/
、、”以上といった比較的硬質な樹脂が用いられる。
これ等の被覆用樹脂としては、生産性の観点から硬化速
度の速い光硬化樹脂が用いられることが多い、、またこ
のような構造の元ファイバ素iにおいては、ガラス7ア
イバ2と緩衝被a層3の密着性を確保することが、気密
性2強度及び信頼性の上で望まれている。
度の速い光硬化樹脂が用いられることが多い、、またこ
のような構造の元ファイバ素iにおいては、ガラス7ア
イバ2と緩衝被a層3の密着性を確保することが、気密
性2強度及び信頼性の上で望まれている。
上記の構造の元ファイバ素綜1の製造法としては、線引
きファイバに被覆用樹脂を塗布する工程を各層毎に順次
行なういわゆるタンデム方式の製法と、二層の被覆用樹
脂を同時に塗布し硬化させる二層同時被校法が知られて
いる。
きファイバに被覆用樹脂を塗布する工程を各層毎に順次
行なういわゆるタンデム方式の製法と、二層の被覆用樹
脂を同時に塗布し硬化させる二層同時被校法が知られて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点]
ところが、この種の元ファイバにおいてはガラス7アイ
パ2と緩衝被覆層30間で剥離が生じやすく、密着性に
問題のある場合がある。一般に、比較的軟質の光硬化性
樹脂は比較的硬質の光硬化性樹脂よ)も硬化速度が遅く
、その硬化速度差が大きい程剥離が生じやすいことがわ
かっている。
パ2と緩衝被覆層30間で剥離が生じやすく、密着性に
問題のある場合がある。一般に、比較的軟質の光硬化性
樹脂は比較的硬質の光硬化性樹脂よ)も硬化速度が遅く
、その硬化速度差が大きい程剥離が生じやすいことがわ
かっている。
その原因としては、緩衝被覆層3の外周に塗布された保
護被覆層4の樹脂が硬化装(illoによって先に硬化
し、引続き緩衝被覆層3の樹脂が硬化するため、その、
硬化時の収縮によシ緩衝被覆層3が保護被覆層4から外
側に力を受けて、ガラスファイバ2と緩衝被覆層3の間
で剥離が生じるためと考えられる。
護被覆層4の樹脂が硬化装(illoによって先に硬化
し、引続き緩衝被覆層3の樹脂が硬化するため、その、
硬化時の収縮によシ緩衝被覆層3が保護被覆層4から外
側に力を受けて、ガラスファイバ2と緩衝被覆層3の間
で剥離が生じるためと考えられる。
本発明は上記の問題点に対処すべくなされたもので、良
好な伝送特性とともに緩衝被Ia層とガラスファイバの
密着性をも確保した元ファイバの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
好な伝送特性とともに緩衝被Ia層とガラスファイバの
密着性をも確保した元ファイバの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
本発明は線引されたガラスファイバの外周に光硬化性緩
衝被検用樹脂および保護被覆用樹脂を塗布した後、光照
射により該樹脂を硬化させて被覆層を形成する′″/l
/lフアイバにおいて、光照射直前の緩衝被覆用樹脂の
温度を保護被覆用樹脂の温度よりも高くして行なうこと
を特徴とした元ファイバの製造方法に関するものであシ
、光照射直前の緩衝被覆用樹脂の粘度を保護被覆用樹脂
の粘度と同等又はそれ以上にして行うことは、本発明の
特に好ましい実施態様である。
衝被検用樹脂および保護被覆用樹脂を塗布した後、光照
射により該樹脂を硬化させて被覆層を形成する′″/l
/lフアイバにおいて、光照射直前の緩衝被覆用樹脂の
温度を保護被覆用樹脂の温度よりも高くして行なうこと
を特徴とした元ファイバの製造方法に関するものであシ
、光照射直前の緩衝被覆用樹脂の粘度を保護被覆用樹脂
の粘度と同等又はそれ以上にして行うことは、本発明の
特に好ましい実施態様である。
一般に光硬化性樹脂の光硬化速度は温度の影響を受ける
もので、高温の方が速い。その理由は以下の様に考えら
れている。光硬化性樹脂は光重合によシ硬化し、そのメ
カニズムは、まず増感剤が元を吸収してラジカルを発生
し、該ラジカルが開始剤となって連鎖的に重合反応が進
む、この時ラジカルの発生および重合反応の速度は温度
に依存し、高温の方が速い。
もので、高温の方が速い。その理由は以下の様に考えら
れている。光硬化性樹脂は光重合によシ硬化し、そのメ
カニズムは、まず増感剤が元を吸収してラジカルを発生
し、該ラジカルが開始剤となって連鎖的に重合反応が進
む、この時ラジカルの発生および重合反応の速度は温度
に依存し、高温の方が速い。
本発明では、外周に二層の光硬化性樹脂液が塗布された
ガラスファイバが硬化装置内に導かれた時点において、
ガラスファイバに塗布された光硬化性樹脂液のうち緩衝
被積層となる内層は保護被積層となる外層より温度が高
い状態で元の照射を受ける。そこで、元の照射を受けた
直後まず比較的高温の内層の緩衝被覆層から硬化反応が
進み、比較的低温の外層の保護被積層の硬化反応は遅れ
る。このときの両層の間の温度差は使用する樹脂の粘度
特性、硬化特性や膜厚により異るため一概に限定できる
ものではなく、実験により最適値を求める必要があるが
、一応の目安を挙げると10〜80℃程度が適当である
。
ガラスファイバが硬化装置内に導かれた時点において、
ガラスファイバに塗布された光硬化性樹脂液のうち緩衝
被積層となる内層は保護被積層となる外層より温度が高
い状態で元の照射を受ける。そこで、元の照射を受けた
直後まず比較的高温の内層の緩衝被覆層から硬化反応が
進み、比較的低温の外層の保護被積層の硬化反応は遅れ
る。このときの両層の間の温度差は使用する樹脂の粘度
特性、硬化特性や膜厚により異るため一概に限定できる
ものではなく、実験により最適値を求める必要があるが
、一応の目安を挙げると10〜80℃程度が適当である
。
以上、述べた作用により、本発明によると硬化時の収縮
によシ緩衝被積層が保護被覆層から外側に力を受けるこ
ともなく、ガラスファイバと緩衝被覆層の間で剥離が生
じることはない。
によシ緩衝被積層が保護被覆層から外側に力を受けるこ
ともなく、ガラスファイバと緩衝被覆層の間で剥離が生
じることはない。
ただし、緩衝被覆層用樹脂が未硬化の状態でその外周に
保護被覆層用樹脂を安定に塗布するためには、緩衝被覆
用樹脂が比較的高温であっても保護被覆層用と同等又は
それ以上の粘度を持っていることが好ましい。
保護被覆層用樹脂を安定に塗布するためには、緩衝被覆
用樹脂が比較的高温であっても保護被覆層用と同等又は
それ以上の粘度を持っていることが好ましい。
本発明に用いる光硬化性樹脂としては、例えばウレタン
アクリレート系樹脂、エステルアクリレート系樹脂、エ
ーテルアクリレート系樹脂、エポキシアクリレート糸樹
脂、シリコンアクリレート系樹脂、シリコーン系樹脂等
が挙げられる。
アクリレート系樹脂、エステルアクリレート系樹脂、エ
ーテルアクリレート系樹脂、エポキシアクリレート糸樹
脂、シリコンアクリレート系樹脂、シリコーン系樹脂等
が挙げられる。
本発明は従来の二層塗布ダイスを用いて、予め温度を調
整した緩衝被覆層用樹脂及び保護被覆層用樹脂をダイス
に供給し、同時塗布する方法によってもよいし、以下に
説明する第4図の緩衝被覆層用および保護被良層用元硬
化性樹脂 ゛液の温度を個別に調整できるような装置
を用いてもよい。又、緩衝被覆層および保護被積層用樹
脂をタンデムに別々の装置によシ塗布して製造すること
も可能である。
整した緩衝被覆層用樹脂及び保護被覆層用樹脂をダイス
に供給し、同時塗布する方法によってもよいし、以下に
説明する第4図の緩衝被覆層用および保護被良層用元硬
化性樹脂 ゛液の温度を個別に調整できるような装置
を用いてもよい。又、緩衝被覆層および保護被積層用樹
脂をタンデムに別々の装置によシ塗布して製造すること
も可能である。
以下不発明を図面を参照して具体的に説明する。
二帰同時被項の方法は第2図に示すように、プリフォー
ム送り装は5と線引炉6からなる線引炉7においてグ)
ノアオーム8と加熱溶融し、線引きした元ファイバ2の
外周に、二層同時被りダイス9を用いて緩衝被覆層用光
硬化性樹脂液3′と保護層へ層用元硬化性樹脂液4′を
同時に塗布し、欠いて硬化装置中で光照射し工被覆層5
.4を硬化させることにより被積層6及び4を形成し、
キャプスタ711を経て巻取磯12によジ巻取る方法で
ある。この時用いる二層同時被層ダイス9は例えば第3
図に示すような構造であって、ガラスファイバ2を引き
通すと、緩衝被り層となる″yt、@!化性樹脂液3′
と保護被覆層となる光硬化性樹脂液4′が同時に、しか
も後者が前者の外側となるように塗布されるのである。
ム送り装は5と線引炉6からなる線引炉7においてグ)
ノアオーム8と加熱溶融し、線引きした元ファイバ2の
外周に、二層同時被りダイス9を用いて緩衝被覆層用光
硬化性樹脂液3′と保護層へ層用元硬化性樹脂液4′を
同時に塗布し、欠いて硬化装置中で光照射し工被覆層5
.4を硬化させることにより被積層6及び4を形成し、
キャプスタ711を経て巻取磯12によジ巻取る方法で
ある。この時用いる二層同時被層ダイス9は例えば第3
図に示すような構造であって、ガラスファイバ2を引き
通すと、緩衝被り層となる″yt、@!化性樹脂液3′
と保護被覆層となる光硬化性樹脂液4′が同時に、しか
も後者が前者の外側となるように塗布されるのである。
また第4図のように樹脂液温度調節装置を備えた二層被
接ダイスは不発明に用いて好適である。ファイバ2には
先ず緩衝被積層用光硬化性樹脂液3′が温度調節装置1
3で温度調整されて塗布された後に、温度調節装置14
で温度調整された保護被糧層用元硬化性樹脂液4′が塗
布される。
接ダイスは不発明に用いて好適である。ファイバ2には
先ず緩衝被積層用光硬化性樹脂液3′が温度調節装置1
3で温度調整されて塗布された後に、温度調節装置14
で温度調整された保護被糧層用元硬化性樹脂液4′が塗
布される。
またタンデム方式は第5図に示すように、緩衝被覆層用
樹脂塗布ダイス15と保護被覆層用樹脂塗布ダイス16
により光ファイバ2の外周に樹脂液を一層ずつ順に塗布
した後硬化装置10を用いて硬化させるものである。
樹脂塗布ダイス15と保護被覆層用樹脂塗布ダイス16
により光ファイバ2の外周に樹脂液を一層ずつ順に塗布
した後硬化装置10を用いて硬化させるものである。
実施例1
第5図の構造の二層同時塗布ダイスを用いて、第2図の
装置構成にお贋て、本発明により第1図の二層波相ファ
イバを作製した。石英系ン/グルモード光ファイバ用プ
リフォーム’1100m/分の線速で線引して外径12
5μmのファイバとし、これにU衝′40層としてはウ
レタンアクリレート先光硬化性樹脂(室温では約α2J
/cm”のエネルギーでほぼ完全硬化し、硬化後のヤン
グ率、はα2匈/−であるもの)の樹脂液温(T1)を
40℃、粘度(ηl)を2500 cpsとし友ものを
、ま之保護被徨層としてはエポキシアクリレート先光硬
化性樹脂(室温下では約11517cm”のエネルギー
でほぼ完全硬化し、硬化後のヤング率は60 ’に9/
wrm”であるもの)の樹脂液温(T1)を30℃、粘
度(η2)を2000cpsとした。硬化のための照射
エネルギーは、α15 J/crn”とした。硬化後の
層厚は緩衝層が35μm、保護層が25μmであった。
装置構成にお贋て、本発明により第1図の二層波相ファ
イバを作製した。石英系ン/グルモード光ファイバ用プ
リフォーム’1100m/分の線速で線引して外径12
5μmのファイバとし、これにU衝′40層としてはウ
レタンアクリレート先光硬化性樹脂(室温では約α2J
/cm”のエネルギーでほぼ完全硬化し、硬化後のヤン
グ率、はα2匈/−であるもの)の樹脂液温(T1)を
40℃、粘度(ηl)を2500 cpsとし友ものを
、ま之保護被徨層としてはエポキシアクリレート先光硬
化性樹脂(室温下では約11517cm”のエネルギー
でほぼ完全硬化し、硬化後のヤング率は60 ’に9/
wrm”であるもの)の樹脂液温(T1)を30℃、粘
度(η2)を2000cpsとした。硬化のための照射
エネルギーは、α15 J/crn”とした。硬化後の
層厚は緩衝層が35μm、保護層が25μmであった。
得られたガラスファイバと緩衝被覆層の間で剥離はなく
、信頼性の高い元ファイバが得られた。
、信頼性の高い元ファイバが得られた。
比較例1
実施例1において、樹脂液の温度をいずれも35℃(’
r1=T2=55℃)と変更した以外は同条件で行った
ところ、得られた元ファイバはガラスファイバと緩衝被
覆層の間で約10μmの剥離がみられた。
r1=T2=55℃)と変更した以外は同条件で行った
ところ、得られた元ファイバはガラスファイバと緩衝被
覆層の間で約10μmの剥離がみられた。
比較例2
実施例1においてT1を50 C−、+7+を1saa
QpB、Tりを30℃、η宜を2000 cpsと変更
した以外の条件は同じにして行ったが、均一な塗布は困
難であった。
QpB、Tりを30℃、η宜を2000 cpsと変更
した以外の条件は同じにして行ったが、均一な塗布は困
難であった。
実施例2
第4図の構造の温度調節装置付2層塗布ダイスを用いた
第2図の装置構成において、不発明により石英糸グレイ
ディラド型光7アイバを作製した。緩衝被覆層としては
ウレタンアクリレート先光硬化性樹脂(室温で約(L
15 J/m”のエネルギーで完全硬化し、硬化後のヤ
ング率は1115ψjzであるもの)、保護被覆層とし
てはウレタンアクリレート先光硬化性樹脂(室温でn
I J/m”のエネルギーで完全硬化し、硬化後のヤン
グ率は40 K9/saw”であるもの)を用いた。ダ
イスの温度調整装置の温度を内層用40℃(T、)、外
層用25℃(Tz)とした。このとき緩衝層用樹脂の粘
度(η1)は3500cps、保護層用樹脂液の粘度(
η2)は3000 cpsであった。
第2図の装置構成において、不発明により石英糸グレイ
ディラド型光7アイバを作製した。緩衝被覆層としては
ウレタンアクリレート先光硬化性樹脂(室温で約(L
15 J/m”のエネルギーで完全硬化し、硬化後のヤ
ング率は1115ψjzであるもの)、保護被覆層とし
てはウレタンアクリレート先光硬化性樹脂(室温でn
I J/m”のエネルギーで完全硬化し、硬化後のヤン
グ率は40 K9/saw”であるもの)を用いた。ダ
イスの温度調整装置の温度を内層用40℃(T、)、外
層用25℃(Tz)とした。このとき緩衝層用樹脂の粘
度(η1)は3500cps、保護層用樹脂液の粘度(
η2)は3000 cpsであった。
硬化装置の照射エネルギーはα2 J/α2で線引速度
は150m/分とした。
は150m/分とした。
得られた元ファイバはガラスファイバと緩衝被覆層の間
で剥離はなく、伝送特性も良好であった。
で剥離はなく、伝送特性も良好であった。
比較例6
実施例2において、設定温度をいずれも30℃(’rl
+=’i’!=50℃)と変更した以外は同じ条件で行
ったところ、得られた元ファイバは、ガラスファイバと
緩衝被位層の間に剥離が与られ気密性に間mがあった。
+=’i’!=50℃)と変更した以外は同じ条件で行
ったところ、得られた元ファイバは、ガラスファイバと
緩衝被位層の間に剥離が与られ気密性に間mがあった。
実施例6
第5図に示すタンデム方式の構成において、本発明によ
り元ファイバを作製した。用いた樹脂はいずれも実施例
2と同じでお夕、緩衝被覆用樹脂の温度(T1)は40
℃、粘度(+71)は3500cps、保護被覆層用樹
脂の温度(T3)は50℃、粘度(η、)は2000
cpsとし、硬化装置の照射エネルギーはα2.r/c
m”s線速は150m/分とした。長手方向に均一なフ
ァイバが得られ、7フイバの伝送特性は良好で、ガラス
ファイバと緩衝被積層間の剥離はなく強度も良好であっ
た。
り元ファイバを作製した。用いた樹脂はいずれも実施例
2と同じでお夕、緩衝被覆用樹脂の温度(T1)は40
℃、粘度(+71)は3500cps、保護被覆層用樹
脂の温度(T3)は50℃、粘度(η、)は2000
cpsとし、硬化装置の照射エネルギーはα2.r/c
m”s線速は150m/分とした。長手方向に均一なフ
ァイバが得られ、7フイバの伝送特性は良好で、ガラス
ファイバと緩衝被積層間の剥離はなく強度も良好であっ
た。
比較例4
実施例3において、’rl= 45℃1. ’h =2
100cps、T2=25℃、 η2=2800 c
ps と変更した以外は同じ条件で行ったところ、樹
脂の均一な塗布はできなかった。
100cps、T2=25℃、 η2=2800 c
ps と変更した以外は同じ条件で行ったところ、樹
脂の均一な塗布はできなかった。
以上説明した様に、本発明は線引された元7アイバの外
周に、比較的軟質の緩衝被覆層となる光硬化性樹脂液と
、さらにその外周に比較的硬質の保護被覆層となる光硬
化性樹脂液を塗布した後、該緩衝被積層となる光硬化性
樹脂液と、該保護被覆層となる光硬化性樹脂液の層の外
部から元を照射し、硬化して二層の被覆保護層を形成・
することによシ元ファイバを製造する方法において、緩
衝被覆層となる樹脂液の塗布時の温度を保護被覆層とな
る樹脂液の塗布時の温度に比べて高くすることを特徴と
しているため、元の照射を受けた時、内層の緩衝被覆層
が外層の保護被覆層より早く硬化し、硬化時の収縮のた
めにガラスファイバと緩衝被覆層の間で剥離を生じるこ
とはなく、液密性1強度および信頼性優れた元ファイバ
の製造を可能とするものである。
周に、比較的軟質の緩衝被覆層となる光硬化性樹脂液と
、さらにその外周に比較的硬質の保護被覆層となる光硬
化性樹脂液を塗布した後、該緩衝被積層となる光硬化性
樹脂液と、該保護被覆層となる光硬化性樹脂液の層の外
部から元を照射し、硬化して二層の被覆保護層を形成・
することによシ元ファイバを製造する方法において、緩
衝被覆層となる樹脂液の塗布時の温度を保護被覆層とな
る樹脂液の塗布時の温度に比べて高くすることを特徴と
しているため、元の照射を受けた時、内層の緩衝被覆層
が外層の保護被覆層より早く硬化し、硬化時の収縮のた
めにガラスファイバと緩衝被覆層の間で剥離を生じるこ
とはなく、液密性1強度および信頼性優れた元ファイバ
の製造を可能とするものである。
第1図は不発明の方法で製造された元ファイバの断面図
である。第2図は本発明の実施態様を説明する図であっ
て、二層同時塗布による場合の装置構成を表す。第3図
は本発明に用いられる二層同時塗布ダイスの概略断面図
、第4図は不発明に用いられる温度調整装置を有する二
層同時塗布ダイスの概略断面図、第5図は本発明の別の
実施態様を説明する図であって、タンデム方式により一
層ずつ塗布する場合の装置構成を示す。
である。第2図は本発明の実施態様を説明する図であっ
て、二層同時塗布による場合の装置構成を表す。第3図
は本発明に用いられる二層同時塗布ダイスの概略断面図
、第4図は不発明に用いられる温度調整装置を有する二
層同時塗布ダイスの概略断面図、第5図は本発明の別の
実施態様を説明する図であって、タンデム方式により一
層ずつ塗布する場合の装置構成を示す。
Claims (2)
- (1)線引されたガラスファイバの外周に光硬化性緩衝
被覆用樹脂および保護被覆用樹脂を塗布した後光照射に
より該樹脂を硬化させて被覆層を形成する光ファイバの
製法において、光照射直前の緩衝被覆用樹脂の温度を保
護被覆用樹脂の温度よりも高くして行なうことを特徴と
した光ファイバの製造方法。 - (2)光照射直前の緩衝被覆用樹脂の粘度を保護被覆用
樹脂の粘度と同等又はそれ以上にして行なう特許請求の
範囲第1項に記載される光ファイバの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62148112A JP2547773B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 光フアイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62148112A JP2547773B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 光フアイバの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63315542A true JPS63315542A (ja) | 1988-12-23 |
JP2547773B2 JP2547773B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=15445516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62148112A Expired - Lifetime JP2547773B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 光フアイバの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547773B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022092089A1 (ja) * | 2020-10-29 | 2022-05-05 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ着色心線、光ファイバリボン、単心ファイバの集合体ケーブル、リボンケーブルおよびこれらの製造方法 |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP62148112A patent/JP2547773B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022092089A1 (ja) * | 2020-10-29 | 2022-05-05 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ着色心線、光ファイバリボン、単心ファイバの集合体ケーブル、リボンケーブルおよびこれらの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2547773B2 (ja) | 1996-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |